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6 STEPでデザインする 看護シミュレーション教育【電子版】

野島 敬祐 (編著)

出版社
金芳堂
電子版ISBN
 
電子版発売日
2023/11/27
ページ数
142ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,740 (本体¥3,400+税10%)

印刷版ISBN
978-4-7653-1973-7
印刷版発行年月
2023/11
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
2
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
30 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

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概要

京都橘大学が定期的に行っているシミュレーション教育の実践方法などを伝える学内勉強会や外部施設向けのセミナーの内容を書籍化.シミュレーション教育ってどうやって進めればいいのか?苦手意識をもつ人でも魅力的で効果的な勉強会を企画・運営できるヒントやテクニックの秘訣を6つのステップを使って解説しており,シミュレーション教育や研修設計に携わったことがなくても企画・運営できるようになる1冊.

目次

第1章 シミュレーション教育をはじめよう
シミュレーション教育の基本的な知識
1.シミュレーション教育と医療教育
2.シミュレーション教育の良いところ
3.シミュレーション教育のタイプ
4.シミュレーション教育の基本的な一連の流れ
シミュレーション教育デザイン 6STEP

第2章 シミュレーション教育を準備しよう! ―企画編―
STEP1 シミュレーション教育の適正を確認する 〈実施まであと1か月〉
Basic
1.シミュレーション教育の必要性を明確にする
2.シミュレーション教育企画と学習効果の費用対効果を考える
Advance
3.シミュレーション教育のニーズを分析する
4.シミュレーション教育に参加する学習者の状況を明確にする
プラスα Instructional Designの構造モデル ADDIEモデル
STEP2 学習目標を明確にする 〈実施まであと3週間〉
Basic
1.学習課題からテーマに落とし込む
2.学習成果の目標分類を押さえておく
3.学習目標の設定からチェックリストを作成する
  プラスα ルーブリック評価利用時の注意点
4.シミュレーションの方法を決める
Advance
5.学習目標に、目標行動・評価条件・合格基準を定める
プラスα 教育の設計順序
STEP3 シナリオを作成する〈実施まであと3週間〉
Basic
1.学習目標到達に適した対象事例を作成する
2.患者事例の情報の整合性を図りながら情報を追加する
3.シミュレーションの流れを想定しながら微調整する
プラスα 知的技能のトレーニングの原則とコツ
4.シミュレーション・アウトラインを作成する
5.シミュレーション教育におけるアウトライン作成の必要性
6.シミュレーション教育におけるアウトライン作成の方法
Advance
7.デブリーフィングガイドを作成する
8.使えるデブリーフィングガイドを作成する
9.フレームワークの紹介
10.デブリーフィングガイドを使用する
11.シミュレーション教育で良質な学びを生み出す空間づくりを意識する
プラスα エンゲストロームの探究的学習におけるID論 深い学びを誘う学習サイクル
STEP4 事前学習を設定する〈実施まであと2週間〉
Basic
1.学習者のレディネスの差を埋める事前学習を検討する
2.効果的な事前学習として適切な分量と教材を選択する
Advance
3.シミュレーション教育への学習意欲を高めるための事前学習を検討する
STEP5 学習環境を整える〈実施まであと1週間〉
Basic
1.シミュレーションの実施場所、日時を決める
2.シナリオを実演するために必要かつ利用できる物品をリストアップする
3.協力者を募り、依頼する
4.勉強会の案内をする
Advance
5.学習原理の適切性のチェック
6.学習者が積極的にシミュレーションに取り組める工夫をする
プラスα 教育の公平性と質の担保
プラスα 観察学習理論(Bandura A)
STEP6 リハーサルを実施する〈実施まであと3日〉
Basic
1.準備したシミュレーション教育プログラムのリハーサルをしてみる
Advance
2.まずは自分たちでチェックしてみる αテスト
3.他の人に試してもらうβテスト
プラスα 教育に対する形成的評価
4.テストでの確認項目
プラスα シナリオ教材

第3章 シミュレーション教育を開催しよう! ―運営編―
シミュレーション教育の成功ポイント
1.始める前に
2.ブリーフィングセッション
3.シミュレーションセッション
4.デブリーフィングセッション
プラスα アイスブレイクとは?

第4章 シミュレーション教育を振り返えろう! ―評価編―
シミュレーション教育の評価をしよう
1.シミュレーション教育の評価の必要性
2.シミュレーション教育の評価のプロセス・目的・主体・対象・基準・方法の種類
3.シミュレーション教育における診断的・形成的・総括的評価
4.シミュレーション教育における学習成果
5.シミュレーション教育に教育実践・シミュレーションデザイン・研修・コース評価
6.組織評価

索引