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肩関節の極意 痛み編【電子版】

千葉 慎一 (著)

理学療法士ウェルケアわきた整形外科リハビリテーション部技師長理学療法士

出版社
運動と医学の出版社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2024/04/30
ページ数
182ページ
 判型
B5変
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥7,150 (本体¥6,500+税10%)

印刷版ISBN
978-4-904862-65-0
印刷版発行年月
2024/04
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1
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概要

【"限界点”を"通過点”に変える秘伝 第1弾!】
肩関節治療のスペシャリスト千葉慎一の待望の単著が発売!
“極意“シリーズ第1弾のテーマは『痛み』。
肩関節痛の痛みを発生させる4つの部位にフォーカスを当てて、それぞれの評価と治療の極意を余すことなく公開する。

■POINT①:肩関節の痛みを発生させる『4つの関節』について徹底解説
肩関節の痛みの多くが、肩甲上腕関節、第2肩関節、結節間溝、肩鎖関節の4つの部位に集約されています。本書ではそれぞれの病態や、原因を特定するための評価・鑑別方法や治療方法を分かりやすく説明しています。

■POINT②:『神経由来の痛み』についても深堀り解説
実際の臨床では、 戦術のつの関節以外の問題で肩の痛みを訴える症例も存在します。こうした症例の共通点として多いのが、痛みが比較的広範囲に存在していることや、動作によっては痛みの部位が異なったりすることが挙げられます。こうした場合は、まず「神経由来の痛み」が関与を疑います。本書の最終章ではこの『神経由来の痛み』について、各病態の評価・鑑別方法や治療方法を分かりやすく説明しています。

■POINT③:書籍内のQRから実技映像が観れる
本書には著者による21本の解説動画を視聴できるQRコードが多数用意されています。文章ではイメージしづらいニュアンスを映像で視覚的に理解することができます。

目次

目  次

序  文

第 1 章 肩関節の運動機能
1 ▶ 肩関節複合体
1)複数の関節で運動を形成している
2)肩関節の運動様式はピラミッド型の構造を形成している
2 ▶ 各関節の運動機能
1)肩甲上腕関節の運動
① 大結節の軌跡
② 肩関節屈曲の運動
③ 肩関節外転の運動
④ 烏口肩峰アーチから上腕骨の動きを考える
2)肩甲胸郭関節における肩甲骨の動き
① 肩甲骨面上における肩甲骨の動き
② 肩甲骨面上での上肢挙上における肩甲骨内外転の動き
③ 肩関節屈曲における肩甲骨の動き
④ 肩関節外転における肩甲骨の動き
⑤ 屈曲と外転を考える
3)肩鎖関節と胸鎖関節の運動
① 胸鎖関節における鎖骨の動き
② 肩鎖関節における肩甲骨の動き
③ 肩関節屈曲や外転に伴う鎖骨の動き
4)胸郭の動き
① 胸郭後面
② 胸郭前面
5)骨盤の動き
① 座位での動き
② 立位での動き
6)下肢の動き
① 股関節
② 膝関節
③ 足関節
3 ▶ 肩関節の3つの安定化機構
1)第 1 の安定化機構
2)第 2 の安定化機構
3)第 3 の安定化機構
4)安定化機構から病態と機能評価を考える
4 ▶ まとめ

第 2 章 肩関節の評価
1 ▶ 肩関節の評価におけるポイント
1)問診
2)病態評価
3)機能評価
4)肩関節の評価から治療までの流れ
2 ▶ 病態評価
1)病態評価の手順
2)肩鎖関節に対するストレステスト
① High arc テスト
② Horizontal arc テスト
③ Distruction テスト
3)第 2 肩関節に対するストレステスト
① Neer’s インピンジメントサイン
② Hawkins インピンジメントサイン
③ 水平内転インピンジメントサイン
4)肩甲上腕関節(関節包内)に対するストレステスト
5)結節間溝に対するストレステスト
① Speed テスト
② Yergason テスト
③ 私が行っている応用テスト
3 ▶ 各関節の機能評価
1)肩甲上腕関節の評価
① 回旋可動域の評価
② 回旋以外の可動域評価
③ 可動域評価に対する解釈
④ 筋力の評価
2)肩甲胸郭関節の評価
① 可動域の評価
② 筋力の評価
3)体幹の評価
① 可動域の評価
② 筋力の評価
4)鎖骨の評価(胸鎖関節の評価)
① 視診
② 可動性の評価
5)肩鎖関節の評価
6)下肢の評価
4 ▶ 機能評価の実際
5 ▶ まとめ

第 3 章 肩関節の治療
1 ▶ 治療にあたって
2 ▶ 急性期の治療と慢性期の治療
1)病期の把握
2)急性期の治療
3)慢性期の治療
3 ▶ 治療に必要な痛みの解釈
1)痛みの大別
2)関節・筋・腱の痛み
① 関節の痛み
② 筋の痛み
③ 腱の痛み
3)肩関節における関節、筋、腱の痛み
4 ▶ 4つの部位に対する治療
1)第 2 肩関節
① 治療目的
② 治療目標
③ 急性期〜インピンジメント症候群〜
④ 慢性期〜インピンジメント症候群〜
2)肩甲上腕関節
① 治療目的
② 治療目標
③ 急性期〜肩関節周囲炎〜
④ 慢性期〜肩関節周囲炎〜
3)結節間溝
① 治療目的
② 治療目標
③ 急性期の治療例〜上腕二頭筋長頭腱炎〜
④ 慢性期の治療例〜上腕二頭筋長頭腱炎〜
4)肩鎖関節
① 治療目的
② 治療目標
③ 急性期〜肩鎖関節損傷〜
④ 慢性期〜肩鎖関節損傷〜
5 ▶ 4つの部位に共通する治療
1)腱板機能の改善
① 直線的な動き
② 回旋の動き
③ 徒手的介入のポイント
2)肩甲骨機能の改善
① 肩甲骨の可動域を高める
② 肩甲骨の固定性を高める
③ 他関節から肩甲骨機能を高める
④ 他関節との協調性を高める
6 ▶ 日常生活動作指導のポイント
1)反対の肩や脇の下を触れる
2)結帯動作
3)結髪動作
7 ▶ 最後に

第 4 章 神経由来の痛み
1 ▶ 肩関節における神経由来の痛み
1)神経由来の痛みを疑う所見
① 明らかな炎症所見がない
② 痛みの場所が限局できない
③ 自動運動と他動運動で痛みが異なる
2)肩関節で押さえておくべき神経の基礎知識
① 腕神経叢とは
② 肩甲上神経とは
③ 腋窩神経とは
2 ▶ 3つの神経の解剖学的特徴と臨床との接点
1)腕神経叢の特徴と臨床との接点
① 腕神経叢の走行
② 腕神経叢の絞扼部位
③ 臨床との接点
2)肩甲上神経の特徴と臨床との接点
① 肩甲上神経の走行
② 肩甲上神経の絞扼部位
③ 臨床との接点
3)腋窩神経の特徴と臨床との接点
① 腋窩神経の走行
② 腋窩神経の絞扼部位
③ 臨床との接点
3
▶ 神経由来の痛みを伴う代表的な疾患
1)胸郭出口症候群(TOS)
① 斜角筋症候群
② 肋鎖間隙症候群
③ 過外転症候群
2)肩甲上神経障害
3)四辺形間隙症候群
4
▶ 最後に