小児科外来で診る 子どものこころプライマリ診療ガイドブック【電子版】
- 出版社
- 診断と治療社
- 電子版ISBN
- 978-4-7878-8175-5
- 電子版発売日
- 2024/09/13
- ページ数
- 312ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥5,280 (本体¥4,800+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-7878-2665-7
- 印刷版発行年月
- 2024/09
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-
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概要
初診から再診への診療イメージや神経発達症・心身症のプライマリ診療について症例提示した1・2部,主な疾患や検査などを解説した3部,具体的な治療プログラムを紹介した4部の4つの構成で,プライマリだからできる「子どものこころ診療」を解説.子どものこころ診療に関わる医師,看護師,心理士の「困ったとき」に役立つ1冊!
目次
子どものこころ診療のフローチャート
執筆者一覧
1部 症例から学ぶ プライマリ医が初診から再診につなげるコツ
Introduction 再診につなげるために
1 一般外来で神経発達症の子を診療するにはどうしたらよいですか?
2 一般外来でも不登校の診療はできるでしょうか?
3 摂食症診療の経験が浅い自分が担当してよいのか不安です
2部 症例から学ぶ ライフステージに沿った診療
Introduction ライフステージに沿って診療する意義
A 乳幼児期(就学前)
1 夜泣きについて相談です[1歳]
2 ことばの遅れが気になります[3歳]
3 何でも思い通りにできないと怒ります[4歳]
4 緊張すると吃音が強くなります[4歳]
5 朝起きておへその周りを痛がりますが午後には回復します[4歳]
6 ダンスが苦手で登園をしぶります[5歳]
7 保育所の教室から勝手に出てしまいます[5歳]
8 好きなものしか食べません[5歳]
9 電車の音をこわがって乗れません[5歳]
10 寝ているときに急に走り出します[5歳]
11 頻繁にトイレへおしっこをしに行きます[5歳]
12 年長になりますが,おむつがまだ外れません[6歳]
B 学童期(小学校低学年)
1 小学生になっても母親から離れられません[7歳]
2 小学校入学後にチックがひどくなりました[7歳]
3 学校で落ち着きがなくよく怒られます[7歳]
4 宿題に時間がかかってます.やる気の問題ですか?[7歳]
5 小さい頃から運動や細かい作業が苦手でした[8歳]
6 大人に過度に近づく一方,友だちとのケンカが絶えません[8歳]
7 家族以外の人がいるときに話すことができません[8歳]
8 嘔吐を契機に食べられなくなりました[8歳]
9 おなかが痛くて遅刻がちです.勉強も遅れてきました[9歳]
10 爪噛みがやめられません[9歳]
11 耐えられないほどの頭痛,何とかしてあげたいです[9歳]
12 おねしょを気にして宿泊学習に行きたがりません[9歳]
C 思春期(小学校高学年~中学生)
1 ゲームばかりしていて,やめさせようとすると暴れます[10歳]
2 髪の毛を抜くのが止められず,登校をしぶっています[11歳]
3 登校できず,ふさぎ込んでいます[12歳]
4 何をいっても食事を食べてくれません[12歳]
5 すぐにおなかが痛くなって何もできないので心配です[13歳]
6 出かける前の確認がやめられず学校に行けません[13歳]
7 トイレに頻繁に行くようになり最近はこもることが増えました[13歳]
8 友だちから孤立し辛くて風邪薬を大量に飲んでしまいました[14歳]
9 友人トラブルで不登校になったら生活リズムも崩れました[14歳]
10 朝起きられず,不規則な生活が治りません[14歳]
11 ゲームばかりで昼夜逆転生活です[14歳]
12 落ち着いていたてんかん発作が最近増えています[15歳]
13 たくさん食べては吐いています[15歳]
3部 解説編
Introduction 疾患の理解のために
A 神経発達症
1 神経発達症の基礎知識
2 神経発達症診断の“悩ましさ”
3 神経発達症の診断意義とは
4 発達外来でよく使用する検査
5 神経発達症の併存症の考え方
6 鑑別すべき重要な器質的な疾患
7 神経発達症の主な薬物療法
8 療育の意義と療育にかかわる専門職
9 ソーシャルスキルトレーニング
10 ペアレント・トレーニング
B 心身症
1 子どもの心身症とは
2 ストレスの生理的反応と対応
3 心身症の心理療法
4 外来でも使用できる心理検査
5 心身症の診断と治療の進め方・考え方
6 心身症の問診のコツ
7 子どもの摂食症とは
8 神経性やせ症および神経性過食症
9 回避・制限性食物摂取症
10 制限型摂食症のプライマリ診療での身体治療
11 神経性やせ症の心理療法
12 起立性調節障害
13 過敏性腸症候群
C 注意が必要な精神疾患と諸問題
1 一般診療で役立つ6つのポイントと思春期のメンタルヘルス
2 うつ病
3 不安症・強迫症
4 睡眠障害
5 ゲーム行動症
6 不登校
7 虐 待
8 マルトリートメント
9 自 傷
10 機能性神経症状症/変換症
D 連携・福祉
1 学校との連携
2 成人移行支援
3 支援のための制度や診断書
4部 子どものこころ診療センターで行っている治療プログラム
Introduction 多職種協働で診療する意義
1 摂食症の入院治療
2 神経性やせ症への家族をベースとする治療(FBT)
3 元気☆生活プログラム
4 ゲーム行動症に対する介入と治療プログラム
5 チック症の心理療法-リモート&グループCBIT-
6 院内学級-病院のなかのたまり場-
7 わかばプログラム-子どもと一緒にのびのびプログラム-
8 神経発達症の子どもへのグループ音楽療法
9 言語療法で行うメタ認知トレーニング
10 トラウマへの心理治療
11 子どもの認知行動療法
12 グループによるペアレント・トレーニング
付録
略語一覧
参考図書
索引