身体不活動症候群 Physical Inactivity Syndrome【電子版】
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- 出版社
- 金芳堂
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2024/12/20
- ページ数
- 284ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥7,920 (本体¥7,200+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-7653-2020-7
- 印刷版発行年月
- 2024/12
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- 対応OS
-
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- 同時使用端末数
- 1
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概要
目次
執筆者一覧
総論
総論1 安静が治療の時代は終わった
1.安静が治療の時代は終わった
2.1日で2歳も老化する!
3.本当に歩けないのか?—リハビリの効果
4.リハビリの新しい考え方
5.患者が歩けなくなる原因は医療従事者にある!
6.患者がリハビリを行えるかは医療従事者次第
総論2 廃用症候群(Disuse Syndrome:DS)
1.廃用症候群の定義と内容
2.廃用症候群になりやすい対象
総論3 身体不活動(Physical Inactivity:PI)
1.身体不活動の定義と実態
2.サルコペニア
3.フレイル
4.PIがもたらすサルコペニア,フレイルとその対策
総論4 不活動のレベルなどを知るための評価
1.評価の手順
2.評価の手順:第1ステップ(簡易な機能障害チェック)
3.評価の手順:第2ステップ(詳細な機能障害チェック)
4.評価の手順:第3ステップ(生活情報・日常生活機能チェック)
5.評価の手順:第4ステップ(栄養評価)
6.評価の手順:第5ステップ(運動機能評価)
7.判定基準・禁忌・中止基準・陽性基準
8.Ramp負荷試験中の生理学的応答とパラメータ
9.運動耐容能の規定因子
総論5 リハビリのパラダイムシフト
1.リハビリとは?
2.リハビリ・運動療法の種類
3.リハビリ・運動処方の原則:FITT-VP
4.内科治療で足りないことは?
5.医療従事者―患者関係の変化
6.歩けるようにするだけでは不十分
7.AIDE-SP2
8.「ことばセラピー」とAIDE-SP2
9.「ていねい」なリハビリの問題点
10.面倒・複雑なリハビリはリハビリ科専門医に相談を
11.「広く,早く,密に,そしてつなげるリハビリ」が今後の課題!
各論
各論1 筋肉
1 身体不活動症候群(PIS)への影響
1.身体活動における骨格筋の役割
2.内分泌器官としての骨格筋
3.サルコペニア・廃用性筋萎縮・ダイナペニア
4.身体不活動による骨格筋への影響
5.日常生活における骨格筋の活動
2 予防法,リハビリ・運動療法の実際と効果
1.骨格筋の質と量を保つ運動
2.レジスタンストレーニングの運動処方
3.トレーニングの分類と基本的な処方内容
4.レジスタンストレーニングの工夫
5.レジスタンストレーニングの動作特異性
6.有酸素運動の工夫
7.骨格筋電気刺激
8.栄養との組み合わせ
9.安全で効果的なトレーニングを行うために
10.レジスタンストレーニングの効果と限界
各論2 骨・関節
1 身体不活動症候群(PIS)への影響
1.骨・軟骨・関節の構造
2.荷重や関節運動がなくなると……?
2 予防法,リハビリ・運動療法の実際と効果
1.骨粗鬆症,拘縮の怖さ
2.骨を育てる―十分な栄養とメカニカルストレス―
3.高齢者に適した運動は……?
4.転倒を防ぐ
5.関節拘縮を作らない
6.未来の私のために―身体は刺激を待っている―
各論3 脳・神経
1 身体不活動症候群(PIS)への影響
1.脳・神経疾患における病態,症状とその経過について
2.脳・神経疾患の症状・障害と身体不活動症候群との関係性
3.代表的な身体症状と身体不活動症候群への影響
4.代表的な精神症状と身体不活動症候群への影響
2 予防法,リハビリ・運動療法の実際と効果
1.概論
2.脳卒中
3.頭部外傷
4.脊髄損傷
5.パーキンソン病(PD)
6.脊髄小脳変性症(SCD)
7.筋強直性ジストロフィー
8.線維筋痛症
9.慢性疲労症候群
10.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
11.痙縮
12.疼痛
13.有酸素運動の効果
各論4 循環器
1 身体不活動症候群(PIS)への影響
1.安静臥床および循環器治療に関する歴史
2.身体不活動症候群が循環器系に与える影響(急性変化)
3.身体不活動症候群が循環器系に与える影響(慢性変化)
2 予防法,リハビリ・運動療法の実際と効果
1.高齢心不全患者の増加(心不全パンデミック)
2.心臓リハビリの概要
3.予防法,リハビリ,運動療法の実際と効果
各論5 呼吸器
1 身体不活動症候群(PIS)への影響
1.廃用と身体活動性
2.COPDの身体活動性
2 予防法,リハビリ・運動療法の実際と効果
1.呼吸筋力の評価について
2.持久力運動について
3.呼吸リハビリについて
各論6 内分泌・代謝
1 身体不活動症候群(PIS)への影響
1.肥満
2.糖尿病
3.脂質異常症
4.クッシング症候群,サブクリニカルクッシング症候群
5.成長ホルモン欠乏
6.その他の内分泌疾患
2 予防法,リハビリ・運動療法の実際と効果
1.運動と糖代謝
2.運動時のエネルギー消費
3.糖尿病における運動療法の効果
4.運動療法の意義
5.運動療法の実際,注意点
6.脂質異常症に対する運動療法
7.肥満症に対する運動療法
各論7 血液
1 身体不活動症候群(PIS)への影響
1.血液の構造と機能
2.身体不活動症候群の身体や精神への影響
3.血液の有形成分に及ぼす身体不活動症候群の影響
4.血液の無形成分に及ぼす身体不活動症候群の影響
2 予防法,リハビリ・運動療法の実際と効果
1.酸素運搬能低下
2.血清アルブミン低下に伴う浸透圧維持機能の破綻
3.電解質や酸の排泄/吸収のインバランスによる酸塩基不均衡
4.血液凝固能亢進による深部静脈血栓症
5.高カルシウム血症
6.免疫機能低下
各論8 腎臓・尿路
1 身体不活動症候群(PIS)への影響
1.身体機能低下
2.身体不活動
2 予防法,リハビリ・運動療法の実際と効果
1.リハビリ・運動療法の実際
2.リハビリ・運動療法の効果
各論9 精神・心理
1 身体不活動症候群(PIS)への影響
1.精神・心理と身体不活動症候群との関係性
2.身体不活動症候群に関わる心理的問題
3.うつ
4.統合失調症
5.認知症
6.高次脳機能障害
7.身体拘束の影響
2 予防法,リハビリ・運動療法の実際と効果
1.概論
2.薬物療法とリハビリ
3.精神疾患に対するリハビリアプローチ
4.精神疾患に対する運動療法のエビデンス
5.運動療法と生活の質について
6.意思決定支援
各論10 子ども
1 身体不活動症候群(PIS)への影響
1.子どもにおける身体不活動症候群の影響
2 予防法,リハビリ・運動療法の実際と効果
1.子どもの頃の身体活動性は様々な健康関連指標と関連する
2.「毎日合計60分以上」は世界的なスタンダード!
3.日本の子どもを対象とした身体活動ガイドライン
各論11 青年・成人
1 身体不活動症候群(PIS)への影響
1.身体不活動症候群の<青年・成人期>への影響
2.<青年・成人期>における不活動,安静,寝たきりの要因と原因
3.<青年・成人期>における不活動,安静,寝たきりへの影響
2 予防法,リハビリ・運動療法の実際と効果
1.青年・成人期
2.リハビリ,運動療法(身体活動)の効果
各論12 高齢者
1 身体不活動症候群(PIS)への影響
1.日本の高齢化率は世界一!
2.平均寿命と健康寿命の差,ますます低下する高齢者の日常活動量
3.身体不活動症候群の「高齢者」への影響
2 予防法,リハビリ・運動療法の実際と効果
1.老化と身体活動との関係
2.高齢者特有のリハビリのポイント
3.リハビリおよび運動療法における高齢者向けのFITT
4.高齢者における身体活動とリハビリの効果
5.身体的・精神的健康を維持するための個別プログラムの必要性