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全身性強皮症診療ガイドライン 2025年版【電子版】

厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業 強皮症・皮膚線維化疾患の診断基準・重症度分類・診療ガイドライン・疾患レジストリに関する研究班 (編)

出版社
金原出版
電子版ISBN
978-4-307-80062-4
電子版発売日
2025/01/20
ページ数
229ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥4,400 (本体¥4,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-307-40062-6
印刷版発行年月
2025/01
ご利用方法
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2
対応OS
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必要メモリ容量
12 MB以上
ご利用方法
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同時使用端末数
1
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※導入・利用方法の詳細はこちら

概要

本ガイドラインは2017年発行「全身性強皮症・限局性強皮症・好酸球性筋膜炎・硬化性萎縮性苔癬の診断基準・重症度分類・診療ガイドライン」から全身性強皮症のみ独立させて改訂し、新版として刊行したものである。新たに骨関節病変と小児の2項目が追加され、CQ数は各項目で増減があり、全体として26個増えた。
診断基準・重症度分類は変更がないが、CQでは新規治療薬に関するエビデンスが記載されている。
全身性強皮症診療に関わるすべての医師必読の1冊。

目次

本ガイドライン作成にあたって
Clinical・Question一覧
略語一覧

1 診断基準

2 重症度分類
1.総論
2.皮膚
3.肺
4.消化管
5.腎
6.心臓
7.肺高血圧症
8.血管

3 診療ガイドライン
1.皮膚
皮膚硬化の診療アルゴリズム
CQ1 皮膚硬化によって生じる症状は何か?
CQ2 SScと鑑別を要する疾患は何か?
CQ3 皮膚硬化の判定にmodified Rodnan total skin thickness score(mRSS)は有用か?
CQ4 どのような時期や程度の皮膚硬化を積極的な全身療法の適応と考えるべきか?
CQ5 皮膚硬化に対して有用な外用療法は何か?
CQ6 皮膚硬化に対して光線療法は有用か?
CQ7 皮膚硬化に対して副腎皮質ステロイドは有用か?
CQ8 皮膚硬化に対してD-ペニシラミンは有用か?
CQ9 皮膚硬化に対してシクロホスファミドは有用か?
CQ10 皮膚硬化に対してメトトレキサートは有用か?
CQ11 皮膚硬化に対してその他の免疫抑制薬は有用か?
CQ12 皮膚硬化に対して免疫グロブリン大量静注療法は有用か?
CQ13 皮膚硬化に対してリツキシマブは有用か?
CQ14 皮膚硬化に対してトシリズマブは有用か?
CQ15 皮膚硬化に対してイマチニブは有用か?
CQ16 皮膚硬化に対してその他の薬剤で有用なものがあるか?
CQ17 皮膚硬化に対して血漿交換療法は有用か?
CQ18 皮膚硬化に対して造血幹細胞移植は有用か?

2.肺
間質性肺疾患の診療アルゴリズム
CQ1 SScの診断時に間質性肺疾患(ILD)のスクリーニングをすべきか?
CQ2 ILDの経過観察、治療効果の評価に有用な項目にはどのようなものがあるか?
CQ3 SSc-ILDの進行予測にはどのようなものがあるか?
CQ4 ILDに対するファーストライン治療にはどのようなものがあるか?
CQ5 ファーストライン治療でも進行するILDに対する治療にはどのようなものがあるか?

3.消化管
消化管病変の診療アルゴリズム
CQ1 胃食道逆流症の症状に対して生活習慣の改善は有用か?
CQ2 上部消化管蠕動運動低下に対して消化管機能調整薬は有用か?
CQ3 胃食道逆流症に対してプロトンポンプ阻害薬(PPI)、ボノプラザンは有用か?
CQ4 上部消化管病変の症状に対して六君子湯は有用か?
CQ5 胃食道逆流症に対して手術療法は有用か?
CQ6 上部消化管の通過障害に対してバルーン拡張術は有用か?
CQ7 上部消化管の通過障害に対して経管栄養は有用か?
CQ8 小腸内細菌異常増殖症(SIBO)に対して抗菌薬は有用か?
CQ9 腸の蠕動運動低下に対して食事療法は有用か?
CQ10 腸の蠕動運動低下に対して消化管機能調整薬は有用か?
CQ11 腸の蠕動運動低下に対してオクトレオチドは有用か?
CQ12 腸の蠕動運動低下に対して大建中湯は有用か?
CQ13 腸の蠕動運動低下に対してパントテン酸は有用か?
CQ14 腸の蠕動運動低下に対して酸素療法は有用か?
CQ15 腸管囊腫様気腫症に対して酸素療法は有用か?
CQ16 腸の蠕動運動低下に対して副交感神経作用薬は有用か?
CQ17 重篤な下部消化管の通過障害に対して手術療法は有用か?
CQ18 重篤な下部消化管病変に対して中心静脈栄養は有用か?
CQ19 胃前庭部毛細血管拡張症(GAVE)に対して内視鏡治療は有用か?
CQ20 腸の蠕動運動低下に対してエロビキシバットは有用か?
CQ21 腸の蠕動運動低下に対してポリエチレングリコールは有用か?
CQ22 腸の蠕動運動低下に対してラクツロースは有用か?
CQ23 腸の蠕動運動低下に対してリナクロチドは有用か?
CQ24 腸の蠕動運動低下に対してルビプロストンは有用か?

4.腎
腎病変の診療アルゴリズム
CQ1 SScの腎障害には強皮症腎クリーゼ(SRC)以外の病態も存在するか?
CQ2 SRC発症を予測する因子にはどのようなものがあるか?
CQ3 SRC発症を予防する薬剤は何か?
CQ4 副腎皮質ステロイドはSRC発症のリスク因子となりうるか?
CQ5 カルシニューリン阻害薬はSRC発症のリスク因子となりうか?
CQ6 SRCの重症度や予後を決定する因子は何か?
CQ7 SRCに対してアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬は有用か?
CQ8 SRCに対してアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)は有用か?
CQ9 ACE阻害薬に治療抵抗性を示すSRCに対して有用な治療薬は何か?
CQ10 SRCに対して血液透析は有用か?
CQ11 SRCに対して腎移植療法は有用か?

5.心臓
心臓病変の診療アルゴリズム
CQ1 SScにおける心臓の拡張障害の頻度はどの程度か?
CQ2 SScに伴う心臓病変にはその他にどのようなものがあるか?
CQ3 SScに伴う心臓病変の血清学的指標にはどのようなものがあるか?
CQ4 SScに伴う心臓病変を検出するための検査にはどのようなものがあるか?
CQ5 SScに伴う心臓病変に有用な治療法はあるか?

6.肺高血圧症
肺高血圧症の診療アルゴリズム
CQ1 SScにおける肺高血圧症(PH)の成因と頻度はどのようになっているか?
CQ2 SScによる肺動脈性肺高血圧症(SSc-PAH)をきたすリスク因子にはどのようなものがあるか?
CQ3 SSc-PAHのスクリーニングに有用な検査にはどのようなものがあるか?
CQ4 SSc-PAHの予後を規定する因子にはどのようなものがあるか?
CQ5 右心カテーテルを施行する基準は何か?
CQ6 PHの鑑別に生食負荷試験は有用か?
CQ7 SSc-PAHに対して支持療法は必要か?
CQ8 SScに伴うPH・に免疫抑制療法は有用か?
CQ9 肺動脈圧が境界域高値(21〜24・mmHg)、あるいはWHOFC・I・度の症例に対して薬剤介入するべきか?
CQ10 WHOFC・II度のSSc-PAHの治療に用いる薬剤は?
CQ11 WHOFC・III度のSSc-PAHの治療に用いる薬剤は?
CQ12 WHOFC・IV度のSSc-PAHの治療に用いる薬剤は?
CQ13 SSc-PAHの治療目標は何か?
CQ14 Group・2・PHに対して肺血管拡張薬は有用か?
CQ15 間質性肺疾患に伴うPH(ILD-PH)に対して肺血管拡張薬を使用すべきか?
CQ16 SSc-PAHやILDに対して肺移植は有用か?
CQ17 SSc-PAHに対してバルドソロンメチルは有用か?

7.血管
血管病変の診療アルゴリズム
CQ1 血管病変の出現を予測する指標は何か?
CQ2 血管病変の予防・改善に対して生活指導は有用か?
CQ3 血管病変に対してカルシウム拮抗薬は有用か?
CQ4 血管病変に対して抗血小板薬あるいはベラプロストナトリウムは有用か?
CQ5 血管病変に対してプロスタグランジン製剤は有用か?
CQ6 血管病変に対してアンジオテンシン変換酵素阻害薬、アンジオテンシン?受容体拮抗薬は有用か?
CQ7 血管病変に対して抗トロンビン薬は有用か?
CQ8 血管病変に対してエンドセリン受容体拮抗薬は有用か?
CQ9 血管病変に対してホスホジエステラーゼ5阻害薬は有用か?
CQ10 血管病変に対して可溶性グアニル酸シクラーゼは有用か?
CQ11 血管病変に対して高圧酸素療法は有用か?
CQ12 皮膚潰瘍・壊疽に対して手術療法は有用か?
CQ13 血管病変に対して交感神経切除術は有用か?
CQ14 血管病変に対して神経ブロックは有用か?
CQ15 血管病変に対してスタチンは有用か?
CQ16 皮膚潰瘍・壊疽に対して有用な外用剤は何か?
CQ17 血管病変に対して有用な治療法にはその他にどのようなものがあるか?
CQ18 皮膚石灰沈着に対して有用な治療法にはどのようなものがあるか?

8.骨関節
骨病変の診療アルゴリズム
CQ1 SSc患者に骨密度評価は有用か?
CQ2 SScに伴う骨粗鬆症に対して活性型ビタミンD製剤は有用か?
CQ3 SScに伴う骨粗鬆症に対してカルシウム投与は有用か?
CQ4 SScに伴う骨粗鬆症に対してビスホスホネート製剤は有用か?
CQ5 SScに伴う骨粗鬆症に対してPTH製剤は有用か?
CQ6 SScに伴う骨粗鬆症に対して抗RANKL抗体、抗スクレロスチン抗体は有用か?
関節病変の診療アルゴリズム
CQ7 SScの関節症状にはどのようなものがあるか?
CQ8 関節炎を示すSSc患者に対してSSc特異的抗体以外の自己抗体の測定は有用か?
CQ9 SScの関節炎に対してメトトレキサートは有用か?
CQ10 SScの関節炎に対して生物学的製剤は有用か?
CQ11 SScの関節炎に対して副腎皮質ステロイドは有用か?
CQ12 SScの関節炎に対してJAK阻害薬は有用か?
CQ13 SScに合併する関節リウマチに対してメトトレキサートは有用か?
CQ14 SScに合併する関節リウマチに対して生物学的製剤は有用か?
CQ15 SScに合併する関節リウマチに対してJAK阻害剤は有用か?
CQ16 SSc患者に関節可動域、関節機能の評価を行うことは有用か?
CQ17 SScの関節可動域低下に対して作業療法・理学療法は有用か?

9.リハビリテーション
リハビリテーションの診療アルゴリズム
CQ1 SScの機能障害や生活の質(QOL)を示す評価尺度にはどのようなものがあるか?
CQ2 手指拘縮の予防や改善に対してリハビリテーションは有用か?
CQ3 SScに伴う間質性肺疾患や肺高血圧症による心肺機能障害に対して呼吸リハビリテーションや心臓リハビリテーションは有用か?
CQ4 SScの皮膚硬化による開口制限や仮面様顔貌に対してリハビリテーションは有用か?
CQ5 SScの骨格筋の障害に対してリハビリテーションは有用か?
CQ6 生活指導は有用か?

10.小児
小児の診療アルゴリズム
CQ1 小児SScの診断に成人の診断基準は有用か?
CQ2 小児SScの頻度はどのくらいか?
CQ3 小児SSc・に特徴的な病態は何か?
CQ4 小児SScの重症度および予後は成人と異なっているか?
CQ5 小児SScの治療に用いられる薬剤は何か?
CQ6 移行期の小児SScの診療における留意点(ステロイドによる成長障害、公費負担制度、進学、就労など)は何か?

索引