jmedmook95 プライマリ・ケアの理論と実践〈完全版〉【電子版】

- 出版社
- 日本医事新報社
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2025/03/31
- ページ数
- 240ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥4,180 (本体¥3,800+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-7849-6695-0
- 印刷版発行年月
- 2024/12
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- 対応OS
-
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- 同時使用端末数
- 1
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概要
◆ 本書の電子版(HTML版)では第1回〜第100回分も含めたすべての記事が閲覧可能!〈完全版〉でお届けします。
◆ 日常診療で活用できる知識から理論的な枠組みまで、プライマリ・ケア領域で押さえておきたい重要な話題を取り上げ網羅的に解説。
◆ 各現場で活躍する著者達の実践的な考えとリアルな思いが、見開きフルカラーの各項目に凝縮されています。
◆ プライマリ・ケアに真摯に向き合い、日々診療に励む多くの医師に送る渾身の1冊です!
目次
101 chronic care model 今後の研究や発展~CCMは多疾患併存に有効か? 具体的な介入方法は?(大浦 誠)
第2章:「明日から実践できる」こどものみかた
102 総論~過去と未来,個人と社会,すべてに手を差し伸べるのが小児医療(児玉和彦)
103 発熱~基本に忠実に,検査も治療も最小限に(木村武司)
104 鼻汁・咳嗽~Choosing wisely クスリはリスク お土産処方でDo No Harm!(継 仁)
105 嘔吐~嘔吐の鑑別は広く,でもcommon is common(一ノ瀬英史)
106 腹痛~たいてい便秘(症),でも時に地雷あり(北西史直)
第3章:多職種連携の必須知識 !
107 診療所看護~地域看護におけるプライマリ・ケア機能の重要性(松井美春)
108 歯科医師・口腔ケア~口腔機能はライフステージごとに関わり方がある(中根綾子,戸原 玄)
109 管理栄養士・栄養士~疾患治療の栄養指導から全人的な栄養支援への展開(奥村圭子)
110 薬局薬剤師~最適な薬物療法から安心の在宅療養提供まで幅広く支援(久保寺光徳)
111 訪問看護~医師と訪問看護の連携で回避可能な入院を減らしたい(吉江 悟)
112 理学療法士~実生活につながる理学療法の提供を!(宮田昌司)
113 作業療法士~多様な生活行為だからこそ多職種での支援が必要(宇田 薫)
114 言語聴覚士~豊かなコミュニケーションを支えます(内山量史)
115 鍼灸・マッサージ~情報共有により病院内や地域の開業施術所との連携が可能(長谷川尚哉)
116 医療ソーシャルワーカー~患者のニーズに共感し,自己決定を支援する(坪田まほ)
117 社会福祉士~当事者の主体性を重視するソーシャルワーク実践者(中澤 伸)
118 介護支援専門員~ケアプラン作成に重要な主治医意見書(小島 操)
119 介護従事者~信頼関係と本人中心という価値観の共有(金山峰之)
120 保健師~住民・社会を見て,つないで,動かしながら,予防的介入を実践(大澤絵里)
第4章:複雑困難事例
121 マルモ総論(バランスモデルの紹介)~「つなナラ」と「3つのポリ」を意識しよう(大浦 誠)
122 マルチモビディティのパターン評価~パターンに基づいた効果的・効率的なアプローチ(青木拓也)
123 ポリファーマシーをいかに減らすか~「減らす」ことはあくまで手段であり,目的ではない(矢吹 拓)
124 ポリドクターとの付き合い方~ケアの分断をいかに防ぐか(小坂鎮太郎)
125 ポリアドバイスにならないために~そのアドバイス,「事実」と「意見」が混ざっていませんか?(小川太志)
126 ポリプロブレムのまとめ方~個々の問題をドメインでまとめ,関係性に考慮して並び替えよう(佐藤健太)
127 社会的問題への介入 ─social vital signs~患者の健康の社会的決定要因を把握する方法(横田雄也,小松真成)
128 マルモ事例における意思決定ジレンマ~「正解」よりも「落としどころ」を(尾藤誠司)
第5章:臨床倫理
129 プライマリ・ケアにおける倫理的問題~倫理的問題はひとりで考えず多職種で相談しよう(太田 浩)
130 外来での倫理事例 ─ 意思決定支援~ラベリングのためではない,支援するために評価する(宮坂晋太郎)
131 在宅医療での倫理事例[1]~意思決定能力がありそうながん患者への未告知は許される?(日下部明彦)
132 在宅医療での倫理事例[2]~「落としどころ」を探るには(足立大樹)
133 地域の中での臨床倫理カンファレンス~臨床倫理カンファレンスの実践(金城謙太郎)
第6章:リハ×プライマリ・ケア
134 リハビリテーション医学とは〈総論〉~プライマリ・ケアとリハは切っても切れない(須田万豊)
135 ADL評価~ADL評価を基に機能訓練,環境調整を行い,QOL向上をめざす(原嶋 渉)
136 ICFで包括的にとらえる~生活機能は「生きることの全体像」(成瀬 瞳)
137 リハビリテーション処方とリスク管理~処方箋を活用したコミュニケーションとリスク管理(新谷可恵)
138 杖・歩行器・車いすの基礎知識~移動を知る,移動を診る(大野洋平)
139 外来でリハ科に紹介するポイント~外来で遭遇しやすい3つのパターン(松浦広昂,和田勇治)
140 在宅診療とリハ~在宅でもできるリハ/在宅だからこそできるリハ(望月 亮)
141 まちづくりとリハ~病院からまちに出て社会参加を処方しよう(清水愛子)
142 障害者支援を考える~持続可能な支援のために,私たちは何ができるだろう(鵜飼万実子)
第7章:不確実な問題への対処法
143 医療における不確実性〈総論〉~不確実な状況から“逃げず”に“受け入れる”(朴 大昊)
144 分析とネットワークにおける不確実性~診断と紹介での不確実性の扱い方のコツ(櫻井重久)
145 交渉とチームワークにおける不確実性~「ガチ対話」からの最適解(井上和興)
146 不確実性を教育と患者の視点から捉える~不確実性は学習者や患者と共有できる(遠藤美穂)
第8章:LGBTQの人々と医療
147 なぜ医療者がLGBTQについて学ぶのか~健康格差に対して医療者ができること(久保田 希)
148 性の多様性の基礎知識~SOGIを切り口に人間のありようをとらえ直す(金久保祐介)
149 医療者が個人でできること~すべての患者に多様な性に配慮したコミュニケーションを(坂井雄貴)
150 医療機関でできること~誰もがいられる場所であるために(山下洋充)
151 医療者がLGBTQについて学ぶその先に~DE&Iと医療(吉田絵理子)
第9章:子どもの発達障害
152 総論~発達障害診療はすべての子育て支援に通ず(一ノ瀬英史)
153 一般外来で診る子どもの発達障害〈前編〉~「寄り添う力」を身につけよう(小橋孝介)
154 一般外来で診る子どもの発達障害〈後編〉~関係者を「ねぎらい支える」(小橋孝介)
155 子どもへのアプローチ~子どもの行動に対する対処法のレパートリーを増やそう(小橋孝介)
156 発達障害に関連する制度の整理~各種制度の知識が,よりよい発達支援につながる(一ノ瀬英史)
第10章:健康の社会的決定要因
157 プライマリ・ケアにおける健康の社会的決定要因~患者の背景にあるSDHを見出す(飯塚玄明,長嶺由衣子)
158 健康の社会的決定要因のエビデンス~社会関係の欠如は1日15本の喫煙と同程度の早世リスク(長谷田真帆)
159 プライマリ・ケア現場でのSDHアセスメント~プライマリ・ケアの現場でSDHに立ち向かう(水本潤希)
160 臨床現場におけるSDHを考慮した診療と学習法~SDHの眼鏡をかけて患者理解を深める(武田裕子)
161 現代的SDHのトピックと対応法への示唆:社会的孤立~社会的孤立とプライマリ・ケアの質(青木拓也)
162 多次元的な貧困と健康支援~生活保護利用者のデータをもとに(西岡大輔)
163 ヘルスケアシステムにおけるプライマリ・ケア機能と健康格差〈前編〉
~プライマリ・ケア機能とプライマリ・ヘルス・ケア(長嶺由衣子)
164 ヘルスケアシステムにおけるプライマリ・ケア機能と健康格差〈後編〉
~エビデンスから見るプライマリ・ケア機能と健康格差の関連(長嶺由衣子)
第11章:Difficult patient encountersへの対応技法
165 総論 ~患者中心の医療と医療者自身のケアを向上させるために(鋪野紀好)
166 怒っている患者への対応~良好な患者-医師関係形成のために(武田慧里子,鋪野紀好)
167 悪い知らせの伝え方~SHAREプロトコルと共感的対応(横田雄也,鋪野紀好)
168 ノン・アドヒアランスへの対応~解釈モデル,両価性,社会経済的状況といった隠れた要因(飯塚玄明,鋪野紀好)
169 発達障害の傾向のある患者とのコミュニケーション~コミュニケーションが困難な理由に疑問を持ち,問いかけよう(鎌田 雄,鋪野紀好)
第12章:診療所における教育
170 遠隔教育(離島の医師同士による学習ネットワーク構築)~遠隔振り返りによる離島医師の学びの円滑化(黒田 萌,黒田 格,太田龍一)
171 初期臨床研修~診療所での初期臨床研修で大切なこと(藤原和成)
172 卒前高学年(長期滞在型臨床実習)~地域での教育こそ地域医療の鍵である(桐ケ谷大淳)
173 卒前中学年(地域包括ケアシステムの事例を通したフィールド実習)~ケースとコミュニティの両方の目線を育むインタビュー調査(松井善典)
第13章:学生の活動との関わり
174 大学と学生サークル ─ 序文・総論~将来の仲間を増やすために!(吉村 学)
175 大学と学生サークル ─ 現在進行形~もっと教員,もっと地域の関わりを!(吉村 学)
176 大学と学生サークル ─ スタートアップ~学生発 地域のほけんしつ活動(今西 明)
177 地域診療所と学生サークル ─ 再始動~サークル活動の効果と要点(藤谷直明)
178 学校を越えた出会いと学び ─ サードプレイスIPE/IPL~アイデンティティーと出会いの時間軸(大村裕佳子)
第14章:小児虐待
179 子ども虐待の今~子どもの心身の安全と権利を守り,決して取り残さない(丸山大地)
180 子ども虐待を疑う際のTips~虐待対応の第一歩は,子ども虐待に気づくこと(丸山大地)
181 子ども虐待を疑った後の対応~気づいた後は,関係機関につなぐ(丸山大地)
第15章:プライマリ・ケアとオンライン診療
182 オンライン診療でプライマリ・ケアを実践するための,6つの問いかけ~オンライン診療の,最新の提供ルールのまとめ(吉田 伸)
183 オンライン診療で,うまく診察・診断するコツ~患者と一緒に見せ方・映り方を工夫しよう!(堀越 健)
184 オンライン診療のトラブルシューティングとリスクマネジメント~オンライン診療を安全・適切に行うために(黒木春郎)
185 オンラインでつながる診療と服薬指導のニューノーマル~想定すべき薬局・薬剤師のニューノーマル(狭間研至)
186 第4の診療形態を得て,家族に広がるプライマリ・ケア~効率化だけではないオンライン診療の利点とは?(大橋博樹)
187 へき地・離島のオンライン診療~島全体にプライマリ・ケアを届けるために(陣内聡太郎,原田昌範)
188 デジタルヘルスとプライマリ・ケア~新たな技術を活用した次世代のプライマリ・ケアを考える(小林知貴)
第16章:2040年に期待するプライマリ・ケア
189 2040年に期待するプライマリ・ケア[1]~本章の紹介・導入(長嶺由衣子)
190 2040年に期待するプライマリ・ケア[2]~行政経験者の立場から~プライマリ・ケアが担う範囲(唐澤 剛)
191 2040年に期待するプライマリ・ケア[3]~看護の立場から(酒井郁子)
192 2040年に期待するプライマリ・ケア[4]~薬剤師の立場から(光本篤史)
193 2040年に期待するプライマリ・ケア[5]~リハビリテーション職の立場から(陣内裕成)
194 2040年に期待するプライマリ・ケア[6]~ソーシャルワーカーの立場から~地域の看取り時代におけるプライマリ・ケア(西出真悟)
195 2040年に期待するプライマリ・ケア[7]~経済学者の立場から(権丈善一)
196 2040年に期待するプライマリ・ケア[8]~日本プライマリ・ケア連合学会の立場から(草場鉄周)
第17章:編集委員より
197 メディカル・ジェネラリズム~人を癒すプライマリ・ケアの心臓部(加藤光樹)
198 自治体保健師との関わり~保健師と連携した地域へのアプローチ(三浦太郎)
199 AI時代に求められる医療者とは?~人間が本来持つ「人間らしさ」を見つめる(山本 祐)
200「越境」から考えるプライマリ・ケア~「後追い」からしぶとく始めること(宮地純一郎)
201 プライマリ・ケアの担い手をどう増やすか~社会のニーズに対応するために(喜瀬守人)
202 こんな感じで役立ちました! 私の連載活用術~様々な場面で役立つ珠玉の記事たち(福井慶太郎)