高齢者口腔がん治療ガイドライン 第1版【電子版】

- 出版社
- 金原出版
- 電子版ISBN
- 978-4-307-87141-9
- 電子版発売日
- 2025/06/16
- ページ数
- 184ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥5,500 (本体¥5,000+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-307-37141-4
- 印刷版発行年月
- 2025/06
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概要
口腔がんと診断された高齢者を対象に、(1)標準治療は可能か、(2)標準治療の施行基準、(3)標準治療が不可能な場合の治療、(4)予後規定因子について検討している。63個のCQで、手術・口腔再建・放射線療法・薬物療法・支持療法・緩和医療・リハビリテーション・がん救急・栄養治療・医療経済について、検証・考察している。
目次
1 『高齢者口腔がん治療ガイドライン』作成の経緯
2 『高齢者口腔がん治療ガイドライン』の概要
3 作成方法
4 推奨作成から最終化、公開までに関する事項
1 総論
総論
CQ1-1 高齢口腔がん患者に対する治療の目的は何か?
CQ1-2 認知症の疑いがある高齢口腔がん患者に対する治療の意思決定能力の把握とその対応をどうするか?
CQ1-3 高齢口腔がん患者のQOLは、どのように評価するべきか?
CQ1-4 高齢口腔がん患者の治療前評価に高齢者機能評価は有用か?
CQ1-5 高齢口腔がん患者に対して標準治療は可能か?
CQ1-6 高齢口腔がん患者の予後を規定する因子は?
2 手術療法(切除)
総論
CQ2-1 高齢口腔がん患者の術前評価に口腔機能評価は有用か?
CQ2-2 進行した高齢口腔がん患者に根治的手術の適応はあるか?
CQ2-3 高齢者の潜在的口腔悪性疾患は切除を行うべきか?
CQ2-4 高齢口腔がん患者の術後合併症は予測できるか?
CQ2-5 高齢口腔がん患者に対する術中評価は、手術時間、出血量だけでよいか?
CQ2-6 高齢口腔がん患者に対する適切な麻酔方法は何か?
CQ2-7 高齢口腔がん患者にERASプログラムは有用か?
CQ2-8 高齢口腔がん患者に、術前治療を行うことは有用か?
CQ2-9 根治不能な高齢口腔がん患者に対する、緩和的手術は有用か?
3 高齢者の口腔再建
総論
CQ3-1 高齢者の舌がん切除後欠損に対する再建に遊離組織移植は有効か?
CQ3-2 高齢者の口腔がん患者に対する下顎再建は有用か?
CQ3-3 高齢者の上顎部分切除に対する再建で皮弁移植は有用か?
4 放射線療法
総論
CQ4-1 高齢口腔がん患者に対する放射線療法の適応基準は何か?
CQ4-2 高齢口腔がん患者に対する強度減弱治療の適応基準は何か?
CQ4-3 高齢口腔がん患者に対する放射線療法効果は、非高齢患者と比較して異なるか?
CQ4-4 高齢口腔がん患者に対し、陽子線治療、重粒子線治療、中性子捕捉療法、定位放射線治療は有用か?
CQ4-5 高齢口腔がん患者に対し、小線源治療は有用か?
CQ4-6 高齢口腔がん患者に対する放射線療法では、非高齢者と比較して、放射線療法後の障害(早期並びに晩期)の頻度や重症度、回復能に違いはあるか?
CQ4-7 高齢口腔がん患者の再発に対して、放射線療法は有用か?
CQ4-8 高齢口腔がん患者の頸部リンパ節転移あるいは遠隔転移に対して、放射線療法は有用か?
CQ4-9 高齢口腔がん患者に対して、緩和照射は有用か?
CQ4-10 高齢口腔がん患者に対する放射線療法の中断または中止に、特有の因子はあるか?
5 薬物療法
総論
CQ5-1 口腔がんの薬物療法の適応・治療内容を年齢で一律に決定すべきか?
CQ5-2 高齢者口腔がんの放射線療法において、薬物療法の併用は有用か?
CQ5-3 高齢者口腔がんに対する超選択的動注化学放射線療法は有用か?
CQ5-4 高齢者口腔がんにおける薬物療法の適応の判断に、高齢者機能評価は有用か?
6 支持療法
総論
CQ6-1 高齢口腔がん患者における胃瘻栄養は経鼻栄養と比べて誤嚥性肺炎の低減に有効か?
CQ6-2 高齢口腔がん患者における周術期の口腔ケアは術後合併症の低減に有効か?
CQ6-3 高齢口腔がん患者への化学療法や放射線療法時における口腔ケアは合併症の低減に有効か?
CQ6-4 高齢口腔がん患者における化学療法、放射線療法に伴う口腔粘膜炎に対してステロイド製剤は有用か?
CQ6-5 高齢口腔がん患者における化学療法、放射線療法に伴う口腔粘膜炎に対して口腔粘膜被覆材は有用か?
7 緩和医療
総論
CQ7-1 高齢口腔がん患者に対する緩和ケアチームの介入は、QOL改善に有用か?
CQ7-2 高齢口腔がん患者の緩和医療における多職種連携は有用か?
CQ7-3 高齢口腔がん終末期患者の在宅緩和ケアは可能か?
CQ7-4 口腔がん患者の自殺予防に、緩和ケア介入は有用か?
CQ7-5 高齢口腔がん患者の口腔合併症(口腔乾燥、味覚障害、口腔真菌感染症、口腔粘膜炎など)に対する口腔ケア教育は有用か?
CQ7-6 高齢口腔がん患者の疼痛管理について、留意すべき点はあるか?
8 リハビリテーション
総論
CQ8-1 高齢口腔がん患者に対して、周術期のリハビリテーション治療(摂食嚥下療法)は有用か?
CQ8-2 放射線療法中・後の高齢口腔がん患者に対して、リハビリテーション治療(摂食嚥下療法)は有用か?
CQ8-3 頸部郭清が行われた高齢口腔がん患者に対して、術後のリハビリテーション治療(上肢機能訓練)は有用か?
CQ8-4 高齢口腔がん患者の顎欠損に対して顎補綴治療は有用か?
CQ8-5 高齢口腔がん患者に対するインプラント補綴治療は口腔機能の回復やQOLの向上に有用か?
9 がん救急
総論
CQ9-1 高齢口腔がん患者における気管切開の適応は?
CQ9-2 高齢口腔がん患者では、周術期せん妄にどのような対策が必要か?
CQ9-3 高齢口腔がん患者における血栓リスク対応はどうすべきか?
10 栄養
総論
CQ10-1 栄養評価は高齢口腔がん治療の予後因子として有用か?
CQ10-2 高齢口腔がん患者において術前の栄養状態は生命予後および合併症の発症に影響するか?
CQ10-3 高齢口腔がん患者において化学放射線療法前の栄養状態は治療成績や有害事象の発症、完遂率に影響するか?
CQ10-4 高齢口腔がん患者に治療前の栄養療法を行うべきか?
11 医療経済
総論
CQ11-1 切除可能な高齢口腔がん患者に、標準治療を行うことは、医療経済上有用か?
CQ11-2 高齢口腔がん患者に、術前治療を行うことは医療経済上有用か?
CQ11-3 高齢口腔がん患者にがん薬物療法を行うことは、医療経済上有用か?
CQ11-4 高齢口腔がん患者に高齢者機能評価を行うことは、医療経済上有用か?
CQ11-5 高齢口腔がん患者に対し、周術期口腔機能管理(口腔ケア)を行うことは、医療経済上有用か?
CQ11-6 高齢口腔がん患者に対し、術後早期回復(ERAS)プログラムを行うことは、医療経済上有用か?
CQ11-7 高齢口腔がん患者に対する在宅療養支援は、医療経済上有用か?
CQ11-8 高齢口腔がん患者に対する摂食嚥下リハビリテーションは、医療経済上有用か?
索引