卵巣がん・卵管癌・腹膜癌治療ガイドライン 2025年版【電子版】

- 出版社
- 金原出版
- 電子版ISBN
- 978-4-307-80159-1
- 電子版発売日
- 2025/07/17
- ページ数
- 281ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥4,290 (本体¥3,900+税10%)
- 特記事項
- 『卵巣がん・卵管癌・腹膜癌治療ガイドライン 2020年版』の改訂版です。
- 印刷版ISBN
- 978-4-307-30159-6
- 印刷版発行年月
- 2025/07
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概要
遺伝学的検査の活用、高齢患者の薬物療法、再発患者の手術、緩和ケアにおける留意点、治療後の生活指導、維持療法中・後の再発などの実践的なCQ・BQを新設し、計52のCQ・BQが収載された。
卵巣がん治療の最前線を見逃さないための必携ガイドライン。
目次
フローチャート1 卵巣癌・卵管癌・腹膜癌の治療
フローチャート2 再発卵巣癌・卵管癌・腹膜癌の治療
フローチャート3 境界悪性卵巣腫瘍の治療
フローチャート4 悪性卵巣胚細胞腫瘍の治療
フローチャート5 性索間質性腫瘍の治療
■本ガイドラインにおける基本事項
I 進行期分類
II リンパ節の部位と名称
III 組織学的分類
IV 治 療
V Oncofertility
VI 緩和ケア
■第1章 ガイドライン総説
■第2章 卵巣癌・卵管癌・腹膜癌
総 説
CQ01 I期からIIA期と考えられる患者に対して,staging laparotomyは勧められるか?
CQ02 術前にIIB期以上と考えられる患者に対して,primary debulking surgery(PDS)は勧められるか?
CQ03 Primary debulking surgery(PDS)でsuboptimal surgeryとなった進行例に対して,interval debulking surgery(IDS)は勧められるか?
CQ04 進行例に対して,primary debulking surgery(PDS)の代わりに術前化学療法(NAC)+interval debulking surgery(IDS)を行うことは勧められるか?
CQ05 術前に完全切除が困難と考えられる患者に対して,診査腹腔鏡や針生検は勧められるか?
CQ06 IIB期以上と考えられる患者に対する初回手術で,骨盤・傍大動脈リンパ節郭清は勧められるか?
CQ07 Interval debulking surgery(IDS)でリンパ節腫大がない場合に,骨盤・傍大動脈リンパ節郭清の省略は勧められるか?
CQ08 妊孕性温存を希望する患者に対して,妊孕性温存治療は勧められるか?
CQ09 卵巣癌患者に対して,開腹手術の代わりに低侵襲手術は勧められるか?
BQ01 術前評価,術中所見で良性・境界悪性・悪性の推定が困難な患者に対して,術中迅速病理診断を行うことは勧められるか?
CQ10 BRCA1あるいはBRCA2病的バリアント保持者に対して,リスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)は勧められるか?
CQ11 患側病変のみ摘出し,卵巣癌または卵管癌と判明した患者に対して,進行期決定手術を省略することは勧められるか?
CQ12 初回薬物療法前の卵巣癌患者に対して,遺伝学的検査を行うことは勧められるか?
CQ13 初回薬物療法を行う場合,どのようなレジメンが勧められるか?
CQ14 初回化学療法としてパクリタキセルとカルボプラチン併用療法(conventional TC療法,dose-dense TC療法)を施行できない場合に,どのようなレジメンが勧められるか?
CQ15 I期患者に対して,術後化学療法の省略は勧められるか?
CQ16 組織型別に化学療法のレジメンを変更することは勧められるか?
CQ17 進行例に対して初回化学療法を行う場合,腹腔内化学療法は勧められるか?
CQ18 初回手術とその後の化学療法により奏効が得られたHRD陽性/またはそれ以外の患者に対して,それぞれどのような維持療法が勧められるか?
CQ19 手術と初回化学療法により奏効が得られず腫瘍が残存した場合,どのような治療が勧められるか?
CQ20 高齢患者に対して, 薬物療法の減量や省略は勧められるか?
BQ02 治療中・治療後の緩和医療において留意すべき点は?
CQ21 治療後の生活指導において留意すべき点は?
CQ22 治療後に再発発見のための定期的な検査は勧められるか?
CQ23 経過観察中に無症状でCA125が上昇した場合,治療は勧められるか?
CQ24 卵巣癌治療中や治療終了後にホルモン補充療法(HRT)は勧められるか?
CQ25 化学療法による過敏性反応(HSR)が生じた場合,同一あるいは同系統の薬剤の投与は可能か?
CQ26 卵巣癌患者に対して,がん遺伝子パネル検査は勧められるか?
■第3章 再発卵巣癌・卵管癌・腹膜癌
総 説
CQ27 プラチナ製剤抵抗性再発の薬物療法において,どのようなレジメンが勧められるか?
CQ28 プラチナ製剤感受性再発の薬物療法において,どのようなレジメンが勧められるか?
CQ29 化学療法が無効であったプラチナ製剤抵抗性再発に勧められる治療は?
CQ30 ベバシズマブによる維持療法中・維持療法後の再発に対して,どのようなレジメンが勧められるか?
CQ31 PARP阻害薬を含む維持療法中・維持療法後の再発に対して,どのようなレジメンが勧められるか?
CQ32 再発患者に対して,手術療法は勧められるか?
CQ33 悪性消化管閉塞に対して,手術療法,薬物療法は勧められるか?
CQ34 腹水貯留に対して,薬物療法,腹水ドレナージは勧められるか?
CQ35 手術適応のない再発患者に対して,放射線治療は勧められるか?
■第4章 境界悪性腫瘍
総 説
CQ36 患側付属器摘出術後または腫瘍核出術後に境界悪性腫瘍と判明した場合,追加手術は勧められるか?
CQ37 妊孕性温存を希望する境界悪性腫瘍患者に対して,妊孕性温存治療は勧められるか?
CQ38 境界悪性腫瘍患者に対して,術後化学療法は勧められるか?
CQ39 境界悪性腫瘍治療後は,長期間の経過観察が勧められるか?
CQ40 境界悪性腫瘍治療後の再発に対して,手術は勧められるか?
■第5章 胚細胞腫瘍・性索間質性腫瘍
総 説
CQ41 妊孕性温存を希望しない悪性卵巣胚細胞腫瘍患者に対して,どのような術式が勧められるか?
CQ42 妊孕性温存を希望する悪性卵巣胚細胞腫瘍患者に対して,妊孕性温存治療は勧められるか?
CQ43 悪性卵巣胚細胞腫瘍患者に対して,術後化学療法は勧められるか?
CQ44 悪性卵巣胚細胞腫瘍の再発患者に対して,薬物療法,手術療法,もしくは放射線治療は勧められるか?
BQ03 悪性卵巣胚細胞腫瘍患者に対するBEP療法で注意すべき有害事象は?
CQ45 悪性卵巣胚細胞腫瘍患者に対するBEP療法終了後に完全寛解が得られない場合,追加の化学療法は勧められるか?
CQ46 妊孕性温存を希望しない性索間質性腫瘍患者に対して,どのような術式が勧められるか?
CQ47 妊孕性温存を希望する性索間質性腫瘍患者に対して,妊孕性温存治療は勧められるか?
CQ48 性索間質性腫瘍患者に対して,術後化学療法もしくは術後放射線治療は勧められるか?
CQ49 性索間質性腫瘍の再発患者に対して,薬物療法,手術療法,もしくは放射線治療は勧められるか?
■第6章 資料集
I 略語一覧
II レジメン一覧
III 日本婦人科腫瘍学会ガイドライン委員会業績
IV 既刊の序文・委員一覧
索引