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認知行動療法ケースブック【電子版】

主要疾患・実践領域の援助技法を学ぶ

日本認知・行動療法学会 (編)

出版社
金剛出版
電子版ISBN
978-4-7724-9750-3
電子版発売日
2025/10/06
ページ数
480ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥16,500 (本体¥15,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-7724-2127-0
印刷版発行年月
2025/09
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対応OS
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必要メモリ容量
58 MB以上
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概要

主要5分野(保健医療/教育/福祉/司法・犯罪/産業・労働)におけるCBTの中核技法・介入事例を網羅する実践的ケースブック。

目次

まえがき:戸ヶ﨑泰子・清水栄司
本書の読み方:岡島 義

第Ⅰ部 技法の変遷
1 認知行動療法におけるレスポンデント学習の役割の変遷:坂井 誠
2 認知行動療法におけるオペラント学習の役割の変遷:松見淳子
3 認知行動療法における認知理論の変遷―技法は変化してきたのか?:坂野雄二

第Ⅱ部 疾患の理解と介入
第1章 精神疾患
1 うつ病に対する認知行動療法:首藤祐介
2 双極症に対する認知行動療法:田中恒彦・甲田宗良
3 限局性恐怖症に対する認知行動療法:村山桂太郎
4 パニック症に対する認知行動療法:福井 至
5 社交不安症に対する認知行動療法:吉永尚紀
6 場面緘黙に対する認知行動療法:仁藤二郎
7 全般不安症に対する認知行動療法:吉田斎子・清水栄司
8 強迫症および関連症群に対する認知行動療法:原井宏明
9 心的外傷後ストレス症に対する認知行動療法:伊藤正哉
10 摂食症(神経性やせ症)に対する認知行動療法:成尾聰子
11 睡眠・覚醒障害群(不眠障害)に対する認知行動療法:岡島 義
12 物質関連症及び嗜癖症群(ギャンブル行動症)に対する認知行動療法:田中佑樹
13 統合失調スペクトラム症に対する認知行動療法:細野正人
14 パーソナリティ症(ボーダーラインパーソナリティ症)に対する認知行動療法:井合真海子
【コラム】エビデンスに基づく実践:国里愛彦

第2章 神経発達症・身体疾患・神経疾患
1 自閉スペクトラム症に対する認知行動療法:大島郁葉
2 注意欠如多動症に対する認知行動療法:温泉美雪
3 慢性疼痛に対する認知行動療法:酒井美枝
4 片頭痛に対する認知行動療法:本谷 亮
5 認知症に対する認知行動療法:森本浩志
【コラム】CBTの社会実装:高階光梨
【まとめ】エビデンスに基づく心理療法の重要性:丹野義彦

第Ⅲ部 主要5分野での実践
第1章 保健医療分野
1 医療分野の特徴と最近の動向:熊野宏昭
2 個人療法(抑うつを主訴とするケース):鈴木伸一
3 個人療法(不安を主訴とするケース):岡嶋美代
4 個人療法(身体愁訴を主訴とするケース):筒井順子
5 個人療法(リラクセーション):古川洋和
6 集団認知行動療法:松永美希
7 集団療法(ACT):大月 友
8 集団療法(マインドフルネス):伊藤義徳・山本和儀
9 入院治療:石垣琢麿
10 精神科リハビリテーション:佐藤さやか
11 アウトリーチ:今北哲平・谷口敏淳
12 がん医療:小川祐子
13 心疾患:市倉加奈子
14 糖尿病:巣黒慎太郎
15 小児医療:栁井優子
16 周産期医療:横山知加・岡津愛子
17 婦人科系疾患:大塚明子
18 高次脳機能障害:澤田 梢
19 認知症:橋本光平
20 健康行動の形成:百々尚美
21 ストレスマネジメント:三浦正江
22 行動リハビリテーション:山本淳一・大森圭貢
【まとめ】保健医療分野の段階的ケアにおける認知行動療法:清水栄司

第2章 教育分野
1 適応支援(不登校を含む):小野昌彦
2 学校支援(SWPBS):大対香奈子
3 非行行動・反社会的行動:杉山雅彦
4 学習支援:野田 航
5 移行支援:石塚祐香・石川菜津美
6 生徒指導(課題未然防止教育):小関俊祐
7 自殺予防:本田真大
8 緊急支援・災害支援:池田美樹
【まとめ】教育分野における認知行動療法の実装に向けて:戸ヶ﨑泰子

第3章 福祉分野
1 発達障害の幼児期事例:奥田健次
2 不安と発達の課題のある学齢期事例:吉岡真有梨・加藤志成・石川信一
3 発達障害の成人期事例:金澤潤一郎
4 発達障害のペアレントトレーニング:井上雅彦
5 認知症高齢者事例:竹田伸也
6 妊産婦のうつ・不安事例:日下部典子
7 自閉スペクトラム症児の親支援:岡島純子
8 社会的養護施設での被虐待児事例:瀧井綾子・伊藤大輔
9 保育園巡回のコンサルテーション:大橋 智
【まとめ】日本の福祉分野における認知行動療法の適用と貢献,そして未来展望:井上雅彦

第4章 司法・犯罪分野
1 総論:原田隆之
2 CRAFT:山本 彩・境 泉洋
3 嗜癖・アディクション:浅見祐香
4 犯罪被害:齋藤 梓
5 加害(性犯罪・攻撃行動):野村和孝
6 薬物使用:安部尚子
【まとめ】司法・犯罪分野におけるCBTのこれから:嶋田洋徳

第5章 産業・労働分野
1 職場のストレスへのCBT的アプローチ:中村 亨
2 ACTアプローチ―働く女性に対するオンラインACTの適用:藤本志乃
3 職場のストレスへの問題解決療法:本岡寛子
4 ストレスチェック後の支援:馬ノ段梨乃
5 復職支援(うつ病):田上明日香
6 復職支援(適応障害):水島秀聡
7 集団への介入:戸澤杏奈
8 組織への介入(職場環境改善):真船浩介
9 発達障害者への就労支援:千田若菜
10 精神障害者の就労支援:池田浩之
11 ワーク・エンゲイジメント向上の介入:小林由佳
【コラム】デジタル技術を活用したCBTと産官学連携の可能性:山本哲也
【まとめ】働く人を認知行動療法で支えるために大切なこと:金井嘉宏