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レジデントのためのリウマチ・膠原病教室【電子版】

中村 海人(著)

出版社
日本医事新報社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2025/11/24
ページ数
352ページ
 判型
B5変
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥4,950 (本体¥4,500+税10%)

印刷版ISBN
978-4-7849-0225-5
印刷版発行年月
2025/11
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1
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概要

「分かりやすさ最優先」で、とことん噛み砕いて説明しました。
この本は、できる限り分かりやすい表現で、噛み砕いて説明するように心がけました。分かりやすさを優先するために、厳密には不正確な記述になっている箇所もありますが、その点はご容赦ください。本書を通じて、皆さんのリウマチ・膠原病に対する解像度が上がって、少しでも景色が見えやすくなる助けになれればと願っています。(まえがきより)

目次

第1章 免疫学のキホン
免疫ってなに?
自然な免疫と、獲得する免疫
自然免疫のしくみ
獲得免疫のしくみ
免疫と病気のカンケイ

第2章 リウマチ・膠原病のキホン
[1] リウマチ・膠原病の分類
リウマチ・膠原病をグループに分けて整理しよう
関節炎のグループ
抗核抗体に関連する疾患のグループ
血管炎のグループ
その他のグループ
[2] リウマチ・膠原病の診断
リウマチ・膠原病をどうやって診断するのか
膠原病診断の4つのステップ
Step 1 どのように膠原病を「疑う」のか
Step 2 どのように膠原病に「迫る」のか
Step 3 どのように他の疾患を「鑑別」するのか
Step 4 どのように膠原病を「フォロー」するのか

第3章 診察のポイント
まず手を見てみよう
手の関節のおさらい
手指関節の診かた
肩関節の診かた
膝関節の診かた

第4章 検査の考え方
[1] 炎症マーカー
CRP ☞炎症マーカーの王様
赤沈 ☞CRPとの合わせ技で使おう
免疫グロブリン ☞液性免疫を覗く窓
補体 ☞玄人好みの渋いヤツ
[2] 抗核抗体
抗核抗体とは
抗核抗体陽性なら膠原病か?
どんなときに測定すべきか?
疾患特異的抗体

第5章 ステロイド
[1] ステロイドの使い方
ステロイドってなに?
ステロイド薬の種類
ステロイドの投与量
どのように減量するか?
[2] ステロイドの副作用
代表的な副作用を整理しよう
免疫抑制の副作用
代謝・内分泌系の副作用
副腎の副作用
骨・その他の副作用

第6章 関節痛の診かた
[1] 関節の構造
関節とその周囲の構造
[2] 関節痛の診かた
痛いのは関節か、関節外か?
関節痛は炎症性か、非炎症性か?
関節炎は急性か、慢性か?
関節炎は単・少数関節か、多関節か?
[3] 関節炎の鑑別
関節炎に名前をつけよう
単関節炎の考え方
関節穿刺と関節液検査
多関節炎の考え方

第7章 関節リウマチ
関節リウマチとは
[1] 関節リウマチの症状
関節症状
関節外症状
[2] 関節リウマチの検査
血液検査
単純X線
関節エコー
[3] 関節リウマチの診断
どうやって診断するのか
分類基準の使い方
[4] 関節リウマチの治療
関節リウマチの治療の考え方
リウマチ治療薬の分類
メトトレキサート ☞リウマチ治療の中心選手
従来型DMARDs ☞貴重なユーティリティプレーヤー
生物学的製剤 ☞リウマチ治療の頼れる切り札
分子標的治療薬 ☞新世代のエース
関節リウマチ治療のガイドライン
[5] 関節リウマチ類縁疾患
リウマチ性多発筋痛症の特徴
リウマチ性多発筋痛症の診断
リウマチ性多発筋痛症の治療
RS3PE症候群

第8章 脊椎関節炎
脊椎関節炎とは
[1] 体軸性脊椎関節炎
体軸性脊椎関節炎とは
体軸性脊椎関節炎の特徴
体軸性脊椎関節炎の診断
体軸性脊椎関節炎の治療
[2] 乾癬性関節炎
乾癬性関節炎とは
乾癬性関節炎の特徴
乾癬性関節炎の診断
乾癬性関節炎の治療
[3] その他の脊椎関節炎
反応性関節炎
炎症性腸疾患関連関節炎

第9章 その他の関節炎
変形性関節症
痛風
偽痛風
化膿性関節炎

第10章 抗核抗体に関連する疾患
[1] SLEの診断
SLEとは
SLEの特徴
SLEの診断
SLEの新分類基準
ループス腎炎
[2] SLEの治療
SLE治療の概要
ヒドロキシクロロキン ☞SLE治療の基礎薬
ステロイド ☞今も昔も治療の主役
免疫抑制剤 ☞もう1つの軸となる薬
SLE治療の実際
[3] 皮膚筋炎・多発性筋炎
皮膚筋炎・多発性筋炎の特徴
皮膚筋炎・多発性筋炎の診断
皮膚筋炎・多発性筋炎の分類基準
皮膚筋炎・多発性筋炎の治療
[4] 全身性強皮症
全身性強皮症の特徴
全身性強皮症の診断
全身性強皮症の分類基準
全身性強皮症の治療
[5] MCTD
混合性結合組織病
[6] シェーグレン病
シェーグレン病
[7] 抗リン脂質抗体症候群
抗リン脂質抗体症候群

第11章 血管炎
血管炎を整理しよう
[1] 大型血管炎
高安動脈炎
巨細胞性動脈炎
[2] 中型血管炎
結節性多発動脈炎
[3] 小型血管炎(ANCA関連血管炎)
顕微鏡的多発血管炎の特徴
顕微鏡的多発血管炎の診断
顕微鏡的多発血管炎の分類基準
顕微鏡的多発血管炎の治療
多発血管炎性肉芽腫症
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の診断
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の分類基準
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の治療
[4] 小型血管炎(免疫複合体性血管炎)
IgA血管炎

第12章 その他の膠原病
成人発症スティル病
ベーチェット病
IgG4関連疾患
TAFRO症候群

第13章 リウマチ・膠原病エマージェンシー
抗菌薬が効かない肺炎
急激な血小板減少・貧血と臓器障害
ステロイドで腎機能が悪化
急に見えなくなった
急に歩けなくなった
リウマチの悪化?
膠原病科医が飛び起きる瞬間