プレコンから授乳期・産後までのくすりの使い方【電子版】

- 出版社
- メジカルビュー社
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2026/05/19
- ページ数
- 644ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥8,800 (本体¥8,000+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-7583-2451-9
- 印刷版発行年月
- 2026/05
- ご利用方法
- ダウンロード型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 3
- 対応OS
-
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています - 必要メモリ容量
- 36 MB以上
- ご利用方法
- アクセス型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら
概要
妊娠前(プレコン)から産後・授乳期までの期間全体を通したシームレスな薬物療法の考え方を,ガイドラインや文献に基づいて詳しく解説!
目次
1適切な周産期薬物治療・カウンセリングの提供に向けて 小原 拓・酒井隆全
① 周産期医療を取り巻く急激な社会構造の変化
② 臨床現場における「不安」と「エビデンスの欠如」
③ 日本独自の課題:添付文書と国際基準の乖離
④ カウンセリング体制の広がりとエビデンスの創出
⑤ 本書の構成軸:専門知の統合とシームレスなケア
⑥ おわりに
2産科診療の基礎 鈴木俊治
① 産科診療で留意するポイント
② 妊娠中のからだの変化のポイント
③ 産科診療の流れ
④ 産科診療/産科学とは
3妊娠中・授乳中の使用に注意が必要な医薬品 酒井隆全
① 本項の位置づけ
② 妊娠中に回避・厳重管理すべき医薬品
③ 授乳中に注意を要する医薬品
④ まとめ
4周産期薬物治療のベネフィット・リスクバランスの考え方 小原 拓
① 周産期医療における薬物治療の現状
② ベネフィット・リスクバランスの評価
③ おわりに
5周産期薬物療法の情報源 森 千与
① 周産期薬物療法にかかわる情報源
2章 妊娠前の医薬品使用
1プレコンセプションケアの重要性 三戸麻子
① プレコンセプションケアとは
② プレコンセプションケアの実際
③ 持病のある人のプレコンセプションケア
④『 プレコンセプションケア医療者用マニュアル』
2プレコンセプションケアにおける婦人科疾患の重要性 柴田綾子
① 子宮頸がん・子宮頸部異形成
② 子宮筋腫
③ 子宮内膜症・子宮腺筋症
④ 卵巣腫瘍
⑤ まとめ
3妊娠計画時の薬剤選択 宋 美玄
① はじめに
② ベースラインリスクを理解したうえでの薬剤情報の評価
③ 薬剤の胎盤通過と胎児曝露
④ 妊娠時期による影響の違い
⑤ 長期間体内に残留する薬剤への注意
⑥ 慢性疾患における具体的調整方法と薬剤選択
⑦ 妊娠期薬剤リスク評価に用いられる主な国際基準
⑧ 医薬品添付文書の取り扱いと臨床判断
⑨ SDMの重要性
3章 妊娠中の医薬品使用
1妊娠と薬物動態の変化 刈込 博
① はじめに
② 胎盤
③ 胎児薬物療法
④ まとめ
2妊娠初期の薬剤使用におけるベネフィット・リスク評価 山根律子
① はじめに
② 妊娠時期と薬剤の影響
③ 妊娠初期のベネフィット・リスク評価
④ ベネフィット・リスク評価の根拠
⑤ 総合的評価の意義
3妊娠中期・末期の薬剤使用におけるベネフィット・リスク評価 岩佐千尋
① 妊娠中期・末期における薬剤使用の意義と課題
② 妊娠中期の薬剤使用のベネフィット・リスク評価
③ 妊娠末期の薬剤使用のベネフィット・リスク評価
④ 妊娠中期・末期における薬剤選択の判断軸
⑤ まとめ
4妊娠中に使用可能な薬剤 中島 研
① 法的な規制
② ガイドライン
③ 妊娠と薬情報センター
④ まとめ
4章 授乳中の医薬品使用
1授乳と薬物母乳移行の基礎 登美斉俊
① はじめに
② 乳腺を介した乳汁の産生と薬物移行
③ 受動輸送
④ 単純拡散を介した乳汁移行に影響する因子
⑤ 能動輸送
⑥ トランスサイトーシス
⑦ 相対的乳児投与量
2授乳中の薬剤使用のベネフィット・リスク評価 植松和子
① はじめに
② 母乳育児の重要性
③ 産後の母児に対する医薬品の有効性
④ 母乳育児中の医薬品の安全性
⑤ 母乳育児に影響する母児の所見
⑥ 授乳中慎重に検討すべき医薬品の情報
⑦ おわりに
3授乳中に使用可能な薬剤 齊藤順平
① はじめに
②「 授乳中に使用可能な薬剤」とは
③ 医療用医薬品添付文書:新記載要領の記載の活用
④ おわりに
5章 疾患別各論
1本章を読むうえでの補足事項 小原 拓・酒井隆全
① 本章における薬剤の選定
② 本章における医薬品情報の示し方
2—A高血圧:ガイドラインに基づく疾患の概要と治療方針 目時弘仁
① 疾患の概要
② 薬物療法
③ 妊娠段階ごとの注意点
2—B高血圧:降圧薬 小原 拓
① 周産期における降圧薬7種の薬理と安全性
3—A糖尿病:ガイドラインに基づく疾患の概要と治療方針 内倉友香・杉山 隆
① 疾患の概要
② 妊娠糖尿病
③ 糖尿病合併妊娠におけるプレコンセプションケア
④ 糖代謝異常合併妊娠に対する妊娠中の管理
⑤ 分娩後の管理と評価
⑥ おわりに
3—B糖尿病:糖尿病治療薬 永井絵里子
① 周産期における糖尿病治療薬3種の薬理と安全性
4—A気管支喘息:ガイドラインに基づく疾患の概要と治療方針 山本貴和子
① 喘息の概要
② 喘息の治療の進め方
③ 思春期喘息・移行期医療
④ 喘息と妊娠
4—B気管支喘息:気管支拡張薬 小澤秀介
① 周産期におけるβ2刺激薬4種の薬理と安全性
4—C気管支喘息:抗アレルギー薬 山崎香織
① 周産期における抗アレルギー薬5種の薬理と安全性
4—D気管支喘息:吸入副腎皮質ステロイド 岩澤春奈
① 周産期における吸入副腎皮質ステロイド薬4種の薬理と安全性
5—A頭痛(片頭痛と緊張型頭痛を中心に):ガイドラインに基づく疾患の概要と治療方針 山田和男
① 疾患の概要と疫学
②『 頭痛の診療ガイドライン2021』
③ 妊娠・授乳と片頭痛
④ 妊娠・授乳中の片頭痛治療
⑤ 妊娠・授乳中の頭痛に関するその他の臨床上の要点
⑥ 一次性頭痛と遺伝要因
5—B頭痛:解熱鎮痛薬 佐藤寛子
① 周産期における解熱鎮痛薬6種の薬理と安全性
5—C頭痛:片頭痛治療薬 杉浦あゆみ
① 周産期における片頭痛治療薬の4種の薬理と安全性
6—A感染症:薬物療法の指針 山岸由佳
① はじめに
② 敗血症
③ 血管内留置カテーテル関連血流感染症
④ 発熱性好中球減少症
⑤ 呼吸器感染症
⑥ 尿路感染症
⑦ 女性性器感染症
6—B感染症:抗菌薬 鈴木秀明
① 周産期における抗菌薬5種の薬理と安全性
6—C感染症:抗真菌薬 山本優希
① 周産期における抗真菌薬4種の薬理と安全性
6—D感染症:抗ウイルス薬 山本優希
① 周産期における抗ウイルス薬5種の薬理と安全性
6—E感染症:ワクチン 磨田真理子
① 周産期におけるワクチン7種の薬理と安全性
7—A精神疾患:ガイドラインに基づく疾患の概要と治療方針 菊地紗耶
① 疾患の概要・疫学
② 向精神薬の選択方針
③ 妊娠段階ごとの注意点
7—B精神疾患:抗うつ薬・気分安定薬 赤阪未来
① 周産期における抗うつ薬・気分安定薬5種の薬理と安全性
7—C精神疾患:抗不安薬・睡眠薬 西村あや子
① 周産期における抗不安薬・睡眠薬(ベンゾジアゼピン系および非ベンゾジアゼピン系薬剤)5種の薬理と安全性
7—D精神疾患:抗精神病薬 森田真樹子
① 周産期における抗精神病薬5種の薬理と安全性
8—Aてんかん:ガイドラインに基づく疾患の概要と治療方針 望月仁志・宇川義一
① ガイドラインと疾患の概念
② 妊娠前の注意点
③ 妊娠中の注意点
④ 出産時・産褥期の注意点
⑤ 産後(乳幼児期)の注意点
8—Bてんかん:抗てんかん薬 宮原芽久美
① 周産期における抗てんかん薬4種の薬理と安全性
9—A甲状腺疾患:ガイドラインに基づく疾患の概要と
治療方針 吉原 愛
① バセドウ病
② 甲状腺機能低下症
③ おわりに
9—B甲状腺疾患:甲状腺疾患治療薬 松岡順子
① 周産期における甲状腺疾患治療薬4種の薬理と安全性
10—Aリウマチ性疾患:ガイドラインに基づく疾患の概要と治療方針 津田竜広・津田さやか・斎藤 滋
① 疾患の概要・疫学
② 関節リウマチの治療方針
③ 関節リウマチと妊娠
④ 関節リウマチと周産期合併症
⑤ 挙児希望女性に対する抗リウマチ薬選択
⑥ 妊娠・授乳期における各種抗リウマチ薬の選択
10—Bリウマチ性疾患:生物学的製剤 菱沼加代子
① 周産期における生物学的製剤5種の薬理と安全性
10—Cリウマチ性疾患:免疫抑制薬 三木陽介
① 周産期における免疫抑制薬5種の薬理と安全性
10—Dリウマチ性疾患:全身性副腎皮質ステロイド 村岡香代子
① 周産期における全身性副腎皮質ステロイド5種の薬理と安全性
11—Aがん:プレコンセプションケアの一環としての妊孕性温存 鈴木 直
① はじめに
②『 癌治妊孕性ガイドライン2024』の構成と特徴
③ 小児・AYA世代がん患者の妊孕性温存の主な対象
④ プレコンセプションケアとしての妊孕性温存
⑤ 妊孕性に影響する治療(性腺毒性)
⑥ JSCOの性腺毒性分類
⑦ おわりに
11—Bがん:ガイドラインに基づく乳がんの概要と治療方針 島貫裕実子・下村昭彦
① 妊娠と乳がん
② 疾患の概要
③ 治療薬選択
④ 妊娠段階ごとの注意点
⑤ まとめ
11—Cがん:抗がん薬 土屋雅美
① 周産期に頻用される抗がん薬の薬理と安全性
12—A漢方:ガイドライン・エビデンスの実情と解釈 大澤 稔
① 妊娠と漢方薬(生薬)の概要
② 海外の主要ガイドラインでの現状
③ 東北メディカル・メガバンク計画三世代コホート調査
④ 母子リンク・レセプトデータベース
⑤ 妊娠中の伝統医薬使用に関するエビデンス
⑥ 総合レビュー(ハーブ全般)からみた今後の解析計画
⑦ まとめ
12—B漢方:漢方薬
① 妊娠・授乳中における漢方薬評価の基本的考え方 香西祥子
② 周産期における漢方薬6処方の薬理と安全性 香西祥子・大澤 稔
③ まとめ 香西祥子
6章 臨床への応用
1カウンセリングの基礎 三浦寄子
① カウンセリングの目的
② リスクコミュニケーション
③ カウンセリングの基本手順
④ コミュニケーションの留意点
2妊娠中の医薬品使用に関する情報提供 三浦あす美
① 患者状況の把握:問診
② 妊娠中の医薬品使用を考えるうえでの前提知識
③ 医薬品に関する情報提供
④ 情報の医療者間での共有
⑤ 患者の意思決定支援とプレコンセプションケアの視点
3授乳中の医薬品使用に関する情報提供 畠山史朗
① 授乳婦の医薬品使用に関する問題点
② 薬剤師に期待される役割
③ 情報提供の実践
④ おわりに
4保険薬局における対応 川名三知代
① 地域の薬局が担う新たな使命
② プレコンセプション期の支援体制と制度的基盤の確立
③ 医療用医薬品の提供にかかわる役割
④ 要指導・一般用医薬品の提供にかかわる役割
⑤ 地域の薬局が担う新しい役割
⑥ 今後の課題
5病院における対応 平澤裕美子
① はじめに
② 妊婦・授乳婦の安全な薬物療法
③ 妊娠・授乳期の薬物療法に関する相談外来と多職種連携
④ 周産期カンファレンスへの参加
⑤ 母親教室での役割
⑥ 薬剤師の専門性:妊婦・授乳婦専門薬剤師/薬物療法認定薬剤師
⑦ 妊娠・授乳期における情報共有と啓発活動
