医療現場の会話は、なぜ噛み合わない【電子版】

- 出版社
- メディカ出版
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2026/06/18
- ページ数
- 160ページ
- 判型
- A5判
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥2,970 (本体¥2,700+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-8404-9142-6
- 印刷版発行年月
- 2026/07
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- 対応OS
-
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概要
目次
・推薦のことば(守上佳樹)
・序文
【part1 行動経済学という考え方~自己紹介に代えて~】
■1 はじめに:著者の正体
・私の“医師”としての働き方
■2 行動経済学の入り口
・行動経済学を知ったきっかけ
・不思議な響き
■3 リバタリアン・パターナリズム
・リバタリアン(リバタリアニズム)
・パターナリズム
・リバタリアンっぽいパターナリズム
■4 「選択のアーキテクチャー」と「状況の力」
・両者の定義
・両者の違い
■5 医療現場における複雑なコミュニケーション
・特殊性
・情報の非対称性
・患者自身の意思決定の要請が強く働く
■6 “行動経済学”“リバタリアン・パターナリズム”がなぜ役立つのか
・心の中のリトル・ノージック
・リトル・ノージックへの配慮
[column 1]行動経済学は「最強」なのか?
[column 2]リバタリアン・パターナリズムのベクトル
[column 3]パターナリズム回帰のパラドクスの正体
【part2 医療現場の“あるある”コミュニケーションエラー事例集】
〈先入観編〉
■事例1 “ブロック”違い
・言語情報を視覚情報で補う
・どの口が言ったか問題
・ステレオタイプ的認知
・「認識のさかだち」を利用する
・ステレオタイプにはまらないように注意する
・ポータブルトイレ? ポータブルレントゲン?
■事例2 何の確認?
・確認によるコミュニケーションエラー
・曖昧性のトラップ
・付加疑問文と付加命令疑問文
・疑問文が命令文として機能する
・「確認→命令」
・敬語・丁寧語の使用がおすすめ
・職場のカルチャーにする
〈聞き間違い・情報不足編〉
■事例3 入院病棟はC病棟? それともD病棟?
・“3代目スケバン”スペシャル
・目覚まし型ナッジと幻惑型ナッジ
・熟慮支援型ナッジと選択促進型ナッジ
・“3代目スケバン”スペシャルの2つの限界
■事例4 「あと少し」って何分? 何秒?
・「あと少し」の幅
・「あと少し」の問題点
・アンカリング効果の活用
・「ナニかあれば、ご連絡ください」の問題点
■事例5 待たされてイライラ
・待たされることを嫌う医療者
・オートマチックなコミュニケーション
〈連絡・確認の欠落編〉
■事例6 待たせてヒヤヒヤ
・行為者-観察者バイアス
・顔を合わせる機会の設定
・立ち話ブリーフィング
■事例7 性別と名前
・名前による推定の難しさ
・ICUにおける部屋分け
・ショートカットを防ぐための機能
〈人間関係編〉
■事例8 不思議な外来語
・医療現場の「ジャーゴン」
・「仲間」であることを確認するための道具
・不明確性の原理
・「エッセンいきましょか~~」
・宮さんの愛すべき作法
・帰ってきたディアベ
・普段からのコミュニケーションがキモ
■事例9 板挟みになった看護師
・論争無意味の推定
・指揮系統の混乱
・ホワイトナイト作戦
[column 4]推定の話
■事例10 採血は誰の仕事か?
・話し合うべきテーマを一つに絞る
・それぞれの「研修医像」の違い
・「抽象」と「具体」を取り違えることの危うさ
・価値基軸の必要性
・話し合って意味があるかどうかも考える
・相手を責める理由を後から足すとよくない
[column 5]「説得」は、リバタリアニズムかパターナリズムか?
[column 6]スタハノフ運動の気持ち悪さ
[column 7]スタハノフ運動っぽいもの
[column 8]Power to the Edge
【part3 もっと詳しく!本書に出てきた用語解説】
■1 3代目スケバン
■2 ホワイトナイト
■3 キャス・サンスティーン
■4 リチャード・セイラー
■5 ロバート・ノージック
■6 リバタリアニズム
■7 メダパニ
■8 行為者-観察者バイアス
■9 コア・カリキュラム
【part4 大・ど・ん・で・ん・返し!】
■1 強制を強制と見せかけない
■2 “せっかちモード”と“じっくりモード”
■3 医療現場のコミュニケーションの主体
・伝言ゲームの連なり
・一つの目的に向かって連動する
■4 自身のルール作りへの参加
■5 ナッジを過信しない
・索引
