たったこれだけ!医療統計学 第3版
「細かいことは気にしない、ほんのわずかなことさえ理解していれば何とかなる」というコンセプトのもと、統計学が苦手な医師と臨床経験豊富な医学統計学者という2人の著者により書かれた統計学のテキスト、待望の改訂版。
どのように統計解析を行うかではなく、「なぜその検定法が用いられたのか、解析結果をどのように解釈するのか」に焦点を絞り、臨床論文を読むために必要な概念や手法に特化した簡潔で読みやすい内容になっている。
今回の改訂では、「統計手法の使用頻度によるランク付け」は2019~2020年の医学雑誌に基づき再評価、「最近の主要医学論文に見る使用例」の文献も変更。また「29.統計手法の選び方」が新たに追加された。
交通外傷
メカニズムから診療まで
わが国の交通事故での死者数は過去最低を更新しているが、負傷者数は年間50万人前後と、相当数にのぼる。本書は、受傷のメカニズムと医学、事故の統計や法規、安全対策などを系統的に解説。医師・看護師、保険調査員、法曹や警察官、自動車技術者など、交通事故に関わる全ての人に。
学生のための法医学 第7版
はじめて法医学を学ぶ学生を対象に執筆,編集した教科書の改訂7版.初版から受け継がれた編集方針は変更せず,昨今の医学教育の変化に対応できるようアップデートした.医学教育の改革に伴い,医学教育モデル・コア・カリキュラムが改訂され,医師国家試験や共用試験における法医学の重要性が高まっている.7版では医学教育モデル・コア・カリキュラムとの関連性を強調し,過去の試験問題も含めて解説を充実させた.また,急速な社会構造の変化や医療の進展に対応し,法医学の知識が在宅医療などでも重要であることを認識できる内容になっている.第一線で活躍する執筆者による,学生のみならず,臨床医をはじめ死因究明などに携わるあらゆる分野の方々にご活用いただける一冊.
明快解説
医師のための法律と訴訟
医療と法律には密接な関係がある。それにもかかわらず医師は,大学医学部において医療に関する法律や医療訴訟について学ぶ機会が少ない。昨今の医師は常に医療訴訟の恐怖にさらされているといっても過言ではないが,日常診療に忙しい医師は法律については素人であり,いざというときの備えがないままということが多い。
本書は医師であり弁護士でもある著者がわかりやすく解説した,医療訴訟についてのテキストブックであり,医師が医療訴訟に対峙しなくてはならないときでも慌てないようにするための一冊となっている。
法医学 第4版
真実を見る.いのちを考える法医学!
社会情勢のさまざまな変化により,死亡の原因究明に法医学が期待される場面が増えています.2020年から世界的に多数の死者が出ているCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の法医病理学的な記述も含めた最新の情報と,医学生が学ぶうえで必要とされる法医学の歴史と今後の課題について,グラフや写真を使い,コンパクトにまとめて解説しています.また,巻末には関連法規をまとめて収載しており.学生だけでなく検死と関わる方の参考書としても活用できる一冊です.
事例でわかる死亡診断書・死体検案書記載の手引き
●好評書「事例による死亡診断書・死体検案書記載のてびき」を最新の社会情勢に対応し,全面リニューアル!
●死因の種類とテーマ別に実際の記載例とその解説を33ケース収載.記載の仕方に注意が必要な事例を中心に様々なシチュエーションを網羅した.
●死亡診断書・死体検案書作成のための基本知識のほか,現場で判断に迷う異状死取り扱い・警察への届け出の基準についても事例に則して解説.
●法医,警察関係はもちろん医学生・歯学生・すべての臨床医必携の一冊!
死後画像読影ガイドライン 2020年版
死因究明等推進基本法では死因究明において死後画像を活用する有用性が記された。
本ガイドラインは、法医学・画像診断の各専門家が執筆し、より精度の高い死因究明のために解剖所見と画像所見との橋渡しを担うものである。
改訂にあたり、病院内死亡例への活用や個人識別に配慮し、関係するCQを新たに策定した。
法医学用語はコラムなどでわかりやすく解説しており、死因究明に係る人材の教育・資質向上に繋がる書籍である。
レジデント初期研修用資料 内科診療ヒントブック 改訂2版
「分からない」がヒントになる、治療への手引き
臨床経験が浅い研修医には、教科書どおりの検査結果が得られない場合など、次に何をすべきか分からない状況に遭遇することも多くあります。そのような「わからない」状況に陥った研修医向けに、患者を治癒に導くために必要な「こうすれば何とかなる」やりかたを提供する書籍です。症状を見て、積極的な絞り込みをかけるやり方を知識として集約。経験豊富な医師であればとっさにできる判断や手順をチャート化して紹介しています。
弁護医師®が斬る!
医療裁判ケースファイル180
臨床医を続けながら弁護士として活躍中の著者が,間違いだらけの医療裁判例を180ケース以上取り上げ,択一問題形式にまとめて解説を加えた.医療従事者必読の一冊!
うつ病の医学と法学
判例を症例報告として使用し,「法」「医」それぞれの見地を横断しながら「うつ病」についての論考を重ね,新たな視点を切り開く「医学と法学」シリーズ第二弾.
認知症等 意思決定能力低下患者の診療における法的問題への処方箋
■意思決定能力の低下した患者さんのインフォームドコンセントをめぐり,のちのち問題にならないための対応を解説。
■法律的に無駄な行動をとらず,過不足なく対応するための考え方を解説しています。
■事例解説は実際のケースをもとに再構成。よくあるパターンを集めました。
■医療安全,病院法務ご担当者にもおすすめです。
≪カラーイラストで学ぶ 集中講義≫
医事法学・法医学
学生にとって本当に必要な医事法学・法医学の知識をオールカラーでわかりやすく解説。イラスト・写真が多いビジュアルな紙面構成により,覚えるべきポイントが目に飛び込んでくるため,試験対策に最適。
検死ハンドブック 第3版
本書は著者の実務経験を踏まえ,現場ですぐに役立つ情報を要領よくまとめている.見やすい図表を用いて,できる限り箇条書きにしているのも特長である.改訂3版では法改正と,時代に即した細かな注意点を見直した.異状死体の検案に係わる方々のハンドブックとしておすすめする.