誤嚥性肺炎の包括的アプローチ 診断・治療から,栄養管理・呼吸リハ・嚥下リハ・口腔ケアまで
●多職種で攻略!誤嚥性肺炎の治療・マネジメント
●高齢者に発症する誤嚥性肺炎は抗菌薬のみで治療することは困難で,リハビリテーションや栄養管理,嚥下訓練,口腔ケアなどを適切に組み合わせ,多くの職種がかかわって包括的に治療に取り組む必要があるが,各職種間の相互理解も不十分なのが実状である.
●本書では,誤嚥性肺炎のきっかけとなる嚥下障害の治療と,リハビリテーションや栄養療法について,理学療法,作業療法,看護ケアなどそれぞれのエキスパートがやさしく解説している.
●職種の相互理解を深め,より効果的な誤嚥性肺炎の治療・マネジメントの可能性を追求する一冊である.
まるごと図解 摂食嚥下ケア
さまざまな診療科における摂食嚥下障害のケアを、イラストや図解でわかりやすく解説。
脳血管障害、認知症、頭頸部がんなど、疾患別のポイントも満載。
嚥下障害診療ガイドライン 2018年版(DVD付)
6年ぶりの大改訂で、アルゴリズム、総論やCQなど、全編にわたって大幅にアップデートされた。
2012年版の「耳鼻咽喉科外来における対応」という枠を外した、嚥下障害の総合的診療指針が完成した。解説項目は最新の内容に更新し、基礎知識のブラッシュアップに効果的。CQ数は11から14に増え、より細かく診療に対応できるような問題設定がなされた。
付録動画では、嚥下内視鏡検査・造影検査動画がみられる。総合的かつ実践的なガイドラインに仕上がっている。
見える!わかる!摂食嚥下のすべて改訂第2版
メディカルスタッフを対象に,摂食嚥下ケアに必要な解剖や嚥下5期の知識,アセスメント,障害の原因を探る質問,適切な食事などがわかる!
臨床動画65本用いて解説.
COVID-19の対応,別冊でレシピ集も収載!
医療・看護・介護で役立つ嚥下治療エッセンスノート
超高齢社会を迎え、医療・看護・介護の現場で今後ますます必要とされる嚥下治療。
本書は、嚥下障害の定義、咽頭・喉頭の構造、誤嚥のメカニズムなどの医学的な基礎を踏まえ、実際の検査や治療、日々のケアまで具体的に解説しました。
食事介助、歯科診療、嚥下訓練、栄養管理など、各職種の専門性を活かしたチーム医療を進めるうえで知っておきたい知識も満載。
摂食嚥下障害看護スタンダード
エビデンスに基づく科学的ケアとエキスパートの看護スキルを網羅した新シリーズ「スタンダード・ケア」シリーズの第3弾。
フレイルやサルコペニアなど低栄養が問題になる中で、最も効果のある栄養補給手段は「口から食べる」ことです。
さまざまな要因で口から食べることができない方々に対しては、適切な嚥下アセスメントを行い正しい嚥下訓練を行う必要があります。
それらをトータルに行う摂食嚥下障害看護は、患者さんの「生きる」を支える看護の原点と言えるでしょう。
嚥下状態の評価から、実際に現場で行う間接訓練・直接訓練の実際をわかりやすく解説しました。
今日からできる!
改訂版 摂食嚥下・口腔ケア
●急性期~リハビリテーション期まで、患者状態を維持・向上させるために、ナースが留意したいことを、くまなく解説。
●患者さんや家族の「食べたい」「食べてもらいたい」を支え、対応できるようになるための1冊。
●患者さんの状態に応じた摂食嚥下ケアや、効果的に取り入れられる口腔ケアについて、最新の知見を加えた改訂版。
脳神経内科疾患の摂食嚥下・栄養ケアハンドブック 患者・家族とケアスタッフのための手引きとQ&A
脳神経内科疾患患者の摂食嚥下障害・栄養障害のギモンが解決!
日本神経摂食嚥下・栄養学会編集の食のケアのハンドブック!
●脳神経内科疾患の患者さんは摂食嚥下障害・栄養障害を合併することが多く,食形態や食のケア(姿勢や食具など)・嚥下訓練・栄養管理など,食のQOLを維持するために長期にわたるかかわりが必要不可欠である.
●本書では,日本神経摂食嚥下・栄養学会編集による「急性期あるいは診断時から,回復期・維持期・在宅療養・介護施設へのケアの連携」「患者側とケアスタッフ側の知識の共有」を目的に,摂食嚥下のみならず栄養管理の具体的な対応方法をわかりやすく示した.
●また,脳神経内科疾患の患者会に患者の立場から聞きたいこと・どうしたらよいか困っていることを挙げていただき,「現場で気になる疑問」をQ&AやWeb動画でまとめた.
今日からできる 高齢者の誤嚥性肺炎予防
●高齢者のケアに関わる全スタッフに役立つ一冊!誤嚥性肺炎のリスクを早期発見するノウハウが満載!
●施設や病院などで,高齢者の日常生活の状態(食事時の覚醒状態,姿勢,むせなどの様子)から,摂食嚥下障害におちいるリスクを早期発見するためのノウハウを満載した一冊!
●用語の説明やポイントとなる部分について,わかりやすく平易な表現で解説しているため,摂食嚥下障害に関わる医療職だけでなく,介護職まで広く活用してもらえる内容.
看護ケアのための摂食嚥下時の誤嚥・咽頭残留アセスメントに関する診療ガイドライン
看護研究成果を臨床実践に還元することを目的に作成された日本看護科学学会による初のガイドライン.Minds診療ガイドライン作成マニュアル2017に準拠.病院・療養施設・在宅の場で重要な摂食嚥下時の誤嚥,咽頭残留のアセスメントや看護ケアについて,臨床上の疑問をCQ(clinical question)で表し,それぞれのエビデンスと推奨度の強さを提示した.誤嚥性肺炎を予防する標準的な摂食嚥下ケアを導く1冊.
東京都健康長寿医療センター方式
おいしく食べたい食べさせたい
誤嚥が心配な人が安心して食べられるケア
口から食べることは、高齢者の生活の質(QOL)を高める、免疫機能を高める、健康維持に重要な役割を果たしている腸管細菌叢を健全に保つなど効果があります。
本書は、東京都健康長寿医療センターで長年培ってきた誤嚥のリハビリテーションに関する経験と工夫を、わかりやすい文章と動画15分で解説。
病気や加齢により嚥下機能の低下した高齢者が、安心して口から食べられるポイントやコツが満載です。
栄養指導を行う看護師、介護スタッフ、誤嚥が心配な高齢者のご家族の方にお薦めです。
おかあさんのレシピから学ぶ 医療的ケア児のミキサー食
障害をもつこどものQOL向上に伴い,胃ろうや経鼻栄養等で栄養を摂取しているこども達の食事の在り方について注目が集まっている.本書は,実際にこどものミキサー食を作っているお母さんのレシピを紹介.すでにミキサー食を導入している施設や学校の取り組みも盛り込んだ.胃ろうのこどもに関わる医療者・ご家族に活用してもらえる書籍である.
KTバランスチャートエッセンスノート
食べる力を高めるための包括的評価がこれでできる!KT(口から食べる)バランスチャート(KTBC)を用いた評価と支援のポイントをぎゅっと凝縮。評価基準となる13の視点それぞれについてイラストが加わり、視覚的な理解が深まります。加えて、第3章ではさまざまな事例を用いたワークシートを掲載。ケースに合わせた評価・アプローチを繰り返し学べます。はじめてKTBCを学ぶ方から、もう一度ポイントをおさえたい方まで、幅広い層におすすめしたい1冊。
多職種で取り組む食支援
急性期から看取りまで 僕なら私なら「こう食べていただきます!」
患者の食支援を進めるための多職種連携ガイドブック.執筆陣には全国各地で活躍しているキーパーソンのほか,領域のトップランナーたちが結集.胃ろうの適応や地域における食支援,災害時の救援活動などあらゆる角度から食支援について取り上げている.あなたの周りにいる頼りになる人がみつけられる1冊!
口から食べる幸せをサポートする包括的スキル 第2版
KTバランスチャートの活用と支援
「口から食べる」ために不足している部分を補い、強みや可能性を引き出すための包括的評価と支援スキルをあわせた「KT(口から食べる)バランスチャート」の信頼性・妥当性の検証を経た決定版を第2版に収載。13項目それぞれの評価方法とステップアップのための支援スキルに関する記述が充実し、活用事例もすべて新たなものに。高次脳機能障害や認知機能が低下した人へのアプローチも含めた食事介助スキルも豊富な写真で解説。
口から食べる幸せをサポートする包括的スキル
KTバランスチャートの活用と支援
臨床実践から生まれた「KT(口から食べる)バランスチャート」での包括的な評価をもとに、摂食嚥下障害者がなるべく早期に口から食べる幸せを取り戻すための支援技術をわかりやすく解説。13項目から成る「KTバランスチャート」は、簡便かつ実践的で、患者の持つ強みを活かしつつ弱い部分のステップアップをはかるためのツールとなる。経口摂取への移行だけでなく、経口摂取維持に向けた継続的な評価としても活用できる。