基礎から学ぶ楽しい学会発表・論文執筆 第2版【電子版】
- 出版社
- 医学書院
- 電子版ISBN
- 978-4-260-64651-2
- 電子版発売日
- 2021/06/14
- ページ数
- 240ページ
- 判型
- A5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥3,080 (本体¥2,800+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-260-04651-0
- 印刷版発行年月
- 2021/06
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概要
若手医療関係者や医療系学生に向けて、学会発表や論文執筆のコツを具体的に解説。学会選び、抄録・スライド・ポスターの作成、口演とポスター発表の違い、投稿雑誌選び、投稿規定の重要さ、編集委員会とのやりとり、やってはいけない「べからず集」など、実践的な情報が満載。「基礎から学ぶ」シリーズ第2作。隠れファンの多い脚注も一読の価値あり。新常態(ニューノーマル)となったオンライン学会に関する記載も拡充。
目次
第1章 はじめに
1 ごあいさつ/2 筆者の過去/3 本書のねらい(ターゲット)/4 本章の終わりに
第1部 研究の進め方
第2章 なぜ,研究を行うのか
1 まずは指導者を/2 そして準備/3 Research question/4 研究計画/
5 回収率/参加率/6 倫理的配慮/7 研究の実行/8 学会発表/論文執筆と投稿/
9 そして,次の研究/10 なぜ,学会発表/論文公表が必要なのか
第3章 研究を始める前に(日本語の修練と文献検索)
1 日本語を鍛える/2 学会発表や論文に使う日本語/3 見本とする文章/
4 日本語での論文執筆のお約束/5 明快な文章のコツ/6 役に立つ文献など/
7 文献検索,そもそもは……/8 日本語の文献検索/9 英語の文献検索/
10 究極の文献検索(芋づる式)/11 文献検索のコツ/12 書籍の検索/
13 インターネットのサイトは引用文献にできるか?/14 これだけは,やってはいけない
第4章 研究の進め方
1 倫理的配慮/2 研究の登録/3 利益相反(COI)/4 本章の終わりに
第2部 主要4部分の書き方,まとめ方
第5章 「緒言」
1 まずは学会発表や論文の構成から/2 「緒言」に何を書く(話す)か/
3 では,具体的には/4 Research question/5 「緒言」べからず集/
6 「考察」との関係
第6章 「方法」
1 科学と非科学を分けるもの:再現性/2 では,どのように書くか/3 具体的には/
4 When/5 Where/6 Who/7 What/8 Why/9 How/10 PECO/
11 計測単位/12 倫理問題/13 研究の登録/14 省略形/15 「方法」べからず集/
16 本章の終わりに
第7章 「結果」
1 投稿規定では/2 では,何を書くのか/3 まずは参加率から/4 次に対象者の属性/
5 大きなところから詳細部分へ/6 「結果」べからず集/7 本章の終わりに
第8章 「考察」
1 例によって投稿規定では/2 出だしはどうするか/3 次は,どうする?/
4 「考察」べからず集/5 「考察」を書くために研究を行う?/6 本章の終わりに
第9章 図表の作成
1 どこで使うか/2 図か表か/3 表の作成/4 図の作成/
5 Figure legends(図の説明文)/6 図表についての注意事項/
7 本章(本書)の図表について
第3部 学会発表
第10章 発表する学会を選ぶ
1 学会とは/2 学会に参加しよう/3 発表する学会を選ぶ大原則/
4 その他,配慮すべき事項/5 ウェブ開催/6 必要なハードウェアについての補足
第11章 学会発表演題申し込み(抄録作成)
1 演題募集に関する情報入手/2 演題申し込みの実際/3 共同演者を決める/
4 演題名を決める/5 抄録を書く
第12章 スライドの作成
1 スライドというけれど……/2 まずは,枚数/3 スタイル/4 使用するフォント/
5 全体の構成/6 抄録を書いたときと状況が変わっていたら/
7 細かな留意点(しかし,重要)/8 究極の文字化け対策/9 動画付きスライド/
10 音声付きスライド
第13章 ポスターの作成
1 内容よりもまず……/2 口演との大きな違い/3 ポスターに盛り込む内容/
4 ポスターだからこそ,できること/5 音声付き「ポスター」/6 本章の終わりに
第14章 発表原稿
1 その前に考えなければならないこと/2 原稿の量/3 文体/4 スライドとのリンク/
5 口演にメリハリをつけるために/6 口演のスタートは/7 ストーリー(流れ)/
8 原稿ができあがったら,予行演習会/9 余裕をもって
第15章 学会発表当日(前後を含めて)
1 会場の都市まで/2 発表当日の学会場まで/3 受付/4 発表前/
5 発表(口演の場合)/6 発表(ポスターの場合)/7 質疑応答/8 発表の後で/
9 ポスターの貼り逃げ/10 学会がウェブ開催の場合/11 座長を依頼されたら
第4部 論文執筆・刊行
第16章 さて,論文執筆(投稿雑誌を選ぶ)
1 なぜ,論文公表か?/2 論文公表の方法/3 では,投稿先としてどの雑誌を選ぶか/
4 インパクト・ファクター(IF)/5 本章の終わりに
第17章 論文執筆の前に(投稿規定を読む)
1 投稿規定の入手/2 投稿規定は掟/3 特に注意するべきこと(重要な点から順に)/
4 投稿規定以外の有用な情報
第18章 論文の構成
1 論文の構成/2 表題/3 短い表題(running title)/4 著者/5 連絡著者と連絡先/
6 抄録/7 キーワード/8 主要4部分(本文)/9 謝辞/10 利益相反(COI)開示/
11 引用文献/12 図の説明/13 本章の終わりに
第19章 編集委員会とのやりとり
1 投稿された論文の大まかな流れ/2 まず,投稿/3 投稿受領通知の受け取り/
4 第1回投稿に対する編集委員会の方針連絡受領/5 「掲載不能」だったら/
6 「意見に沿った修正原稿を再検討」/
7 「意見に沿った修正原稿を再検討」でも再投稿しない場合/8 査読の実情/
9 再投稿/10 初回査読で指摘されなかったことを指摘されたら/11 気持ちの問題/
12 採用通知/13 掲載料/14 著作権の譲渡/15 著者校正/16 別刷の申し込み
第20章 論文刊行の後
1 別刷の請求/2 共同研究の提案など/3 「編集委員会への手紙」への対応/
4 誤りに気づいたら/5 査読を依頼されたら/6 査読を引き受けたら/
7 ネット時代の査読/8 再査読/9 査読意見に対する編集委員会の修正/
10 「査読」べからず集
第5部 エピローグ
第21章 おわりに
1 まずは指導者を(再度)/2 なぜ研究や発表が必要なのか(まとめ)/
3 論文執筆の参考書籍
学会発表・論文執筆デッドセクション
所変われば……
書き言葉だけでなく
「国際公衆衛生学会」
調査研究支援研修
論文を書く順序
学会
隔世の感
利益相反の例
座長は大変
ハゲタカジャーナルの指標
投稿規定は結構面白い!
人名の表記
編集委員会も結構大変(だった)
著作権の新しいルール
統計手法:どれを使うか
循環器病予防セミナー
索引