高齢者リハビリテーション実践マニュアル 改訂第2版【電子版】
- 出版社
- メジカルビュー社
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2022/03/07
- ページ数
- 360ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥5,940 (本体¥5,400+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-7583-2073-3
- 印刷版発行年月
- 2022/03
- ご利用方法
- ダウンロード型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 3
- 対応OS
-
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています - 必要メモリ容量
- 46 MB以上
- ご利用方法
- アクセス型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら
この商品を買った人は、こんな商品も買っています。
概要
改訂にあたっては,各種疾患に関するガイドラインのアップデートを反映させ,またX線/CT/MRIによる疾患の重症度などの画像評価方法を追加。さらに訪問リハに必要な「生活期リハ」の内容を適宜追加した。
臨床現場はもちろん,学生にとっても参考になる充実の改訂第2版。
目次
1 高齢者リハビリテーションの概要 [宮越浩一]
超高齢社会
加齢による機能変化
高齢者への対応
2 情報収集とリハビリテーションプログラム [宮越浩一]
高齢者のリハビリテーション診療
情報収集の方法
リハビリテーション治療計画
リスク管理
3 廃用症候群 [宮越浩一]
基礎知識
練習の進め方
4 退院支援 [上村尚美]
はじめに
高齢者にとって退院支援がなぜ必要か
退院支援と意思決定
退院支援のプロセス
具体的な退院支援の方法
5 在宅における全身管理 [大川 薫]
在宅における疾患管理:頻度の高い疾患,重症な疾患
訪問診療導入時の情報収集
訪問診療で必要な問診と身体所見
導入時,生活期の臨床
緊急性の判断と入院治療のタイミング
在宅での応急処置
6 在宅におけるリハビリテーション [佐伯考一]
生活期の高齢者
生活期の高齢者リハビリテーション
訪問リハビリテーション
Ⅱ章 高齢者に多い疾患
1 脳卒中 [西田大輔]
はじめに
分類と管理
高齢者脳卒中の評価
合併症:脳梗塞,脳出血,くも膜下出血
治療の副作用
多発脳卒中による精神機能低下
2 神経変性疾患 [西田大輔]
はじめに
パーキンソン病とその周辺疾患の特徴
3 運動器疾患:大腿骨近位部骨折 [宮越浩一]
基礎知識
リハビリテーション治療計画
4 運動器疾患:変形性関節症 [宮越浩一]
基礎知識
高頻度に生じる変形性関節症
リハビリテーション治療計画
リスク管理
5 運動器疾患:変形性脊椎症 [宮越浩一]
基礎知識
リハビリテーション治療計画
6 動器疾患:脊椎圧迫骨折,骨粗鬆症 [宮越浩一]
基礎知識
リハビリテーション治療計画
7 呼吸器疾患:肺炎,慢性閉塞性肺疾患(COPD) [吉田明人]
基礎知識
高齢者の肺炎
COPD
呼吸リハビリテーション
8 心不全 [鶴川俊洋]
基礎知識
リハビリテーション治療計画
9 がん [宮越浩一]
基礎知識
リハビリテーション治療計画
10 糖尿病 [相田雅司]
基礎知識
リハビリテーション治療計画
生活期リハビリテーション
11 慢性腎臓病(CKD),腎不全 [鵜飼万実子]
基礎知識
多疾患併存(multi-morbidity),重複障害
CKDと運動
代表的な管理項目とリハビリテーションにおける注意点
透析患者への介入の注意点
CKDの生活期リハビリテーション
12 末梢動脈疾患(PAD) [小澤里恵]
基礎知識
リハビリテーション治療計画
生活期リハビリテーション
13 認知症 [宮越浩一]
基礎知識
リハビリテーション治療計画
14 せん妄 [宮越浩一]
基礎知識
リハビリテーション治療計画
Ⅲ章 高齢者のリハビリテーション治療
1 脳卒中,神経変性疾患 [田沼昭次]
脳卒中
高齢脳卒中患者の特徴
リハビリテーションの目的
リハビリテーションの役割
リハビリテーションプログラム
装具療法
神経変性疾患
高齢神経変性疾患患者の特徴:パーキンソニズムを中心に
リハビリテーションの目的
リハビリテーションの役割
リハビリテーションプログラム
2 運動器疾患:脊椎,四肢 [白石哲也]
はじめに
リハビリテーション評価
高齢者の運動器疾患に対するリハビリテーション
大腿骨近位部骨折のリハビリテーション
脊椎圧迫骨折のリハビリテーション
3 内部疾患:循環器,呼吸器 [岩﨑 円]
リハビリテーションの目的
リハビリテーションの目標の立て方
リハビリテーション評価
リハビリテーションプログラム
練習を進めるうえでの注意点
4 がん [奥山絵美]
リハビリテーションの目的
リハビリテーション評価
リハビリテーションプログラム
練習を進めるうえでの注意点
Ⅳ章 運動療法に関連する合併症管理
1 意識障害 [森 憲司]
意識障害の評価
意識障害の原因
意識障害と失神
意識障害と非失神疾患
意識障害が生じた際の対応
2 血圧変動,不整脈 [鶴川俊洋]
はじめに
血圧変動
不整脈
3 胸痛,呼吸困難 [佐藤 謙]
基礎知識
症状出現時の対応
症状出現時に必要な検査
循環器疾患
呼吸器疾患
4 悪心・嘔吐 [川上寿一]
悪心・嘔吐の機序
悪心・嘔吐を生じやすい病態
吐物の性状,嘔吐の出現時期
嘔吐への対応
嘔吐によって起こりうる合併症
5 腹部症状 [吉村芳弘]
はじめに
急性腹症へのアプローチ
生命にかかわる腹痛の鑑別方法と対応
練習中止の判断方法
6 めまい [永田智子]
はじめに
練習中のめまいへの対応
高齢者のめまいの特徴
めまいを伴う代表的な疾患
めまいに対するリハビリテーション
7 浮腫 [川上寿一]
はじめに
浮腫の原因と鑑別
重要な基礎疾患と対応
徒手的ドレナージ
8 水・電解質異常,熱中症 [川上寿一]
身体の恒常性
水分の代謝と水分摂取
脱水
気温の変動,熱中症,ヒートショック
血清電解質
Ⅴ章 高齢者に多い問題
1 低栄養,サルコペニア [吉村芳弘]
低栄養
栄養状態の評価
サルコペニアの評価と対応
経管栄養の適応と問題点
2 嚥下障害 [永田智子]
はじめに
障害の全体像
機能評価:全体像(5期モデルの紹介)と
高齢者の経口摂取再開と食事形態のステップアップ
摂食・嚥下のゴールの共有化と多職種地域連携
呼吸予備能の評価
嚥下障害の地域連携
介助者の問題と社会的ゴールの確認
経口摂取のみで栄養摂取できない症例へのチームアプローチ
まとめ
3 排尿障害 [宮越浩一]
基礎知識
排尿障害による問題
排尿障害の治療方法
練習の進め方
4 末梢神経障害 [宮越浩一]
基礎知識
末梢神経障害の診断
末梢神経障害を生じる代表的な疾患
練習の進め方
5 感染症 [宮越浩一]
基礎知識
感染症の治療
練習の進め方
6 転倒 [宮越浩一]
転倒により生じる問題
転倒の予測因子
転倒による外傷への対応
転倒により生じやすい外傷
7 薬剤による影響 [今井由里恵]
高齢者における薬剤に関する問題
頻度の高い薬物有害事象
薬物有害事象を減らすための対策
Ⅵ章 症例紹介
1 脳梗塞 [森 憲司]
入院時におけるリハビリテーション治療計画
その後の経過
まとめ
2 大腿骨頸部骨折 [宮越浩一]
入院時(手術前)におけるリハビリテーション治療計画
術後の経過
リハビリテーションプログラム(術後1週間)
カンファレンス(術後2週間)
まとめ
3 脊椎圧迫骨折 [藤井基弘]
はじめに
退院時におけるリハビリテーション治療計画
その後の経過
まとめ
4 肺炎 [永田智子]
はじめに
症例1のリハビリテーション治療計画
その後の経過
症例2のリハビリテーション治療計画
その後の経過
5 心不全 [鶴川俊洋]
入院時におけるリハビリテーション治療計画
その後の経過
カンファレンス
まとめ
6 がん [宮越浩一]
入院時におけるリハビリテーション治療計画
その後の経過
カンファレンス
まとめ