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3か月でほぼ100%降圧する! 高血圧道場【電子版】

大石 充 (著)

出版社
日本医事新報社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2021/04/26
ページ数
168ページ
 判型
A5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥4,180 (本体¥3,800+税10%)

印刷版ISBN
978-4-7849-5990-7
印刷版発行年月
2021/03
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概要

優秀な薬はたくさんあるのに、なぜ患者さんの血圧コントロールができないのか…
3か月で確実に降圧する方法を伝授します!
・ガイドラインでよく見る「どのような患者さんの血圧をどこまで下げたらいいのか?」ではなく、「どのような患者さんに対してどのようにして血圧を下げたらいいのか?」を解説します。
・長年にわたり高血圧診療を行ってきた著者の“知識”と“手ごたえ”を凝縮。

目次

1 そもそも血圧と高血圧って?
 1.1 “血圧”と“高血圧”の歴史
 1.2 高血圧はどのようにして決められたのか?
 1.3 どの血圧が本当の血圧?
  トピックス(1) 血圧手帳は信用に値するか?
 1.4 正常血圧とは?
 1.5 低血圧とは?

2 血圧をどこまで下げるのか?
 2.1 降圧目標はいくつ?
  A 高血圧治療ガイドライン2019
  B 各ガイドラインの比較
 2.2 PCI術者やアブレーション術者こそ降圧療法を熟知せよ!
 2.3 Hypertension ParadoxとClinical Inertia
 2.4 高齢者は降圧しなくてもいい??

3 高血圧の病態
 3.1 血圧オーム(Ω)の法則
 3.2 体液貯留型
  A 夜間高血圧と体液貯留
  トピックス(2) 日本人や黒人はなぜ食塩感受性なのか?
  B インスリンと体液貯留
  C 高齢者の低ナトリウム血症
  トピックス(3) ヒトは何g食塩を摂取することができるのか?
 3.3 血管抵抗増加型
  A 血圧変動性と血管リモデリング
  B 血管リモデリングとRA系
 3.4 高血圧の発症・進展経過
  トピックス(4) なぜ,ヤノマミ族は血圧が上がらないのか?
 3.5 高齢者とHFpEF
 3.6 降圧モデルとしての糖尿病合併高血圧

4 薬理作用をおさえた降圧薬の使い方
 4.1 カルシウム拮抗薬(CCB)
  A 3つのCaチャネルとCaチャネルダブルブロック
  B 一酸化窒素(NO)を使った降圧
  C CCBは副作用がない薬か?
  トピックス(5) CCBは夜間頻尿誘導薬?
  D 大石流! CCBの使い分け
 4.2 利尿薬 66
  A 利尿の違い ― Na利尿と水利尿
  トピックス(6) 利尿薬は夜間頻尿治療薬?
  B マクラデンサで考える利尿薬の使い分け
  トピックス(7) 高山病対策に活躍する降圧薬
  C 利尿薬は副作用が多い薬?
  トピックス(8) 生活習慣病コントロールの基本は断捨離
  D サイアザイド系利尿薬を飲むと頻尿になる??
  トピックス(9) 夜間頻尿で降圧薬が選択できる??
 4.3 ARB/ACE阻害薬
  A RA系とは
  トピックス  RA系は狩りをするためのシステム?
  B COVID-19とRA系
  C 何を目的としてRA系阻害薬を使うのか?
  D 血管組織からみたARBとACE阻害薬の使い分け
  E 腎機能障害時のARB/ACE阻害薬の使い方
  F 大石流! ARBの使い分け
 4.4 β遮断薬
  A β遮断薬はなぜ第一選択薬とならないのか?
  B 脂溶性/水溶性とβ選択性/α遮断作用
  トピックス  β遮断薬は血圧を変動させる
  C β遮断薬を使いたくなる人
 4.5 α遮断薬
 4.6 アルドステロン拮抗薬
  A アルドステロン作用のメカニズム
  B MR関連高血圧
  C アルドステロン拮抗薬を使いたくなる人
 4.7 その他の降圧薬
  A 腎保護薬としての直接レニン阻害薬(DRI)
  B 将来性を感じるSGLT2阻害薬

5 症例
 病態プロファイリングの実例

6 難治性高血圧
 6.1 難 治性高血圧専門外来の経験 ― 難 治性高血圧は存在するのか?
 6.2 悪性高血圧
 6.3 知っておきたい二次性高血圧

7 特殊な高血圧(女性,子供,透析)
 7.1 若い女性の高血圧
  A 生活習慣病の若年化で増加した妊娠適齢期本態性高血圧
  B 授乳期高血圧
 7.2 小児の高血圧
 7.3 透析患者の高血圧

8 生活指導とアドヒアランス
 8.1 食事療法
 8.2 運動療法
 8.3 アドヒアランス

9 私の失敗事例
 9.1 隠れ認知症にだまされた一例
 9.2 CPAPをはねのける睡眠時無呼吸
 9.3 漢方は副作用のない薬ではない!

10 Hypertension ParadoxとClinical Inertiaに陥らないための治療計画
 10.1 降圧療法のPDCAサイクル
 10.2 自分なりのクリニカルパスを