写真でみる乳幼児健診の神経学的チェック法 第10版【電子版】
- 出版社
- 南山堂
- 電子版ISBN
- 978-4-525-98462-5
- 電子版発売日
- 2022/10/03
- ページ数
- 346ページ
- 判型
- 四六倍
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥6,380 (本体¥5,800+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-525-28850-1
- 印刷版発行年月
- 2022/10
- ご利用方法
- ダウンロード型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 2
- 対応OS
-
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています - 必要メモリ容量
- 58 MB以上
- ご利用方法
- アクセス型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら
この商品を買った人は、こんな商品も買っています。
概要
目次
I.これからの乳幼児健診
1 母子保健施策の理念と「健やか親子21」
2 子育て支援の中心的役割
3 乳幼児健診の質の向上とチームアプローチ
4 施行者からみたこれからの乳幼児健診
5 受ける側からみたこれからの乳幼児健診
6 低経済成長時代の乳幼児健診
7 公的乳幼児健診の意義の自覚
8 子どもはどのようにして育つか:子どもの発育に必要なふれあいと関係性
9 「健やか親子21(第2次)」における重点課題
10 乳幼児健康診査における今後の変更点
11 改訂版身体診察マニュアル
II.子どもの発育を理解するために必要な理論
1 心理社会的発達理論(エリクソンの説)
2 情緒の発達(ブリッジスの説)
3 マズローの欲求5段階説
III.健康指向の健診の実際
1 身体発育の解釈
2 発達の解釈
3 境界児の解釈
4 機能訓練,療育の考え方の再考
5 生活のリズム
IV.要支援家庭の早期発見と対応
1 要支援家庭とは
2 不適切養育(虐待)の早期発見と対応
V.育児支援の実際
1 育児支援とは
2 育児支援効率化のための階層化
3 支援に必要なコミュニケーション技法と態度
4 育児相談
5 育児不安への対応
6 発達に問題がある児の家族への対応
7 新生児訪問と「こんにちは赤ちゃん」事業による家庭訪問
8 医療・福祉,NPOとの連携
VI.心の健康のチェックと対応
1 乳幼児の発達過程
2 乳幼児の心の発達の概要
3 乳幼児の心の発達チェックと対応
4 対 応
5 心の発達と社会性・耐性の発達の評価
第2部 乳幼児健診に必要な医学的知識
I.配偶子病(染色体異常)
II.遺伝病
III.胎児に影響を及ぼす因子
1 感染症
2 薬物および化学物質
3 母親の疾病と栄養障害
4 放射線
5 重症妊娠高血圧症候群
6 喫煙,アルコール
7 臍帯,胎盤の異常
IV.低酸素性虚血性脳症
V.低出生体重児と子宮内発育遅滞
VI.アプガースコアとその意味
VII.脳障害のときにみられやすい新生児期の症状
VIII.無症状性神経学的異常の診断
1 在胎週数の評価
2 新生児の行動および反応による評価
3 泣き声
4 哺乳力
5 微細発作
IX.新生児期における神経学的異常と予後
1 脳障害の可能性のある因子あるいはハイリスク因子
2 脳障害のときにみられやすい症候および症状
3 神経学的異常所見
4 脳性麻痺と新生児期の頭部エコー所見
第3部 乳幼児健診に必要な発達神経学的知識
I.神経の発達
1 脳の構造のあらまし
2 神経の発達
3 脳の発達,その可塑性と敏感期
4 発達における神経細胞・シナプスの過剰産生,消失とその意義
5 子どもの発達に影響を与える因子
II.姿勢の発達
1 腹臥位
2 這い這い
3 仰臥位
4 座 位
5 水平抱き
6 立 位
III.反射の発達
1 脊髄反射
1)把握反射
2)magnet reaction
3)逃避反射
4)交差性伸展反射
5)踏み直り反射
6)歩行反射
2 脊髄・橋レベルの反射
1)Moro反射
2)対称性および非対称性緊張性頸反射
3)緊張性迷路反射
3 その他の原始反射
1)乳探索反射
2)吸引反射
4 中脳レベルの反射
1)頸の立ち直り反射
2)視性立ち直り反射
3)迷路性立ち直り反射
4)頭への身体の立ち直り反射
5)身体の立ち直り反射
6)Landau反射
7)パラシュート反射
5 皮質レベルの反応
1)傾斜反応
2)四つ這い平衡反応
3)座位の平衡反応
4)ホッピング反応
IV.神経の発達と行動発達
1 行動発達
2 乳幼児の心の発達
第4部 神経学的発達チェック法
I.基本事項
1 乳幼児健診の目的と意義
2 正常発達の評価
3 乳幼児健診におけるkey ageの条件とその設定
4 乳幼児健診におけるローリスク児とハイリスク児にみられやすい疾患
5 各月齢別チェックリストの作成
6 母子手帳の利用の仕方
II.各月齢別のチェックポイント
1 1か月児のチェックポイント
2 2か月児のチェックポイント
3 3~4か月児のチェックポイント
4 5か月児のチェックポイント
5 6~7か月児のチェックポイント
6 8か月児のチェックポイント
7 9~10か月児のチェックポイント
8 11か月児のチェックポイント
9 12か月児のチェックポイント
10 1歳3か月児のチェックポイント
11 1歳6か月児のチェックポイント
12 3歳児のチェックポイント
13 就学児のチェックポイント
III.正常発達の個人差と種々のパターン
1 正常発達の個人差
2 個人差の診断
3 正常な個人差と境界児との相違
4 発達における個人差の幅
5 発達の個人差のいろいろ
第5部 発達の遅れの原因と診断
I.乳児期における脳障害の早期診断
1 脳障害児の概念とその臨床症状
2 脳性麻痺的脳障害児と知的障害的脳障害児
3 脳性麻痺的脳障害児の診断(ZKS)
4 知的障害的脳障害児の早期診断
5 重症心身障害児の早期診断
II.脳性麻痺(CP)の診断
1 姿勢の異常
2 反射の異常
3 筋トーヌスの異常
4 Vojta法
5 CP診断の時期
III.知的障害の診断
1 周囲に対する関心が鈍い
2 手を伸ばして物をつかまない
3 運動発達の遅れと反射の成熟の遅れ
4 幼児期
IV.フロッピーインファントの診断
1 筋トーヌスの診かた
2 症 例
3 フロッピーインファントの特徴
4 フロッピーインファントの原因と分類
V.言葉の遅れ
1 言葉の獲得
2 言葉の遅れの原因
3 言葉の遅れの鑑別
4 言葉の遅れへの対応
VI.発達障害の診かた
1 発達障害とは何を指すのか?
2 自閉スペクトラム症の診かた
3 注意欠如・多動症(ADHD)の診かた
4 限局性学習障害の診かた
VII.視力障害,聴力障害の診かた
1 視覚スクリーニング
Column:フォトスクリーナーの登場
2 難聴のスクリーニング
Column:新生児聴覚検査の導入とあゆみ
第6部 5歳児健診の実際
I.5歳児健診の実際
1 5歳児の診察
2 インタビューについて
3 5歳児健診の実施体制
4 5歳児発達相談
5 ちょっと気になる子へのアドバイス
II.5歳児健診から学校保健への橋渡し
1 事後相談体制
2 学校保健における発達障害
III.就学時健康診断マニュアル
1 就学時健康診断マニュアル(平成29年度改訂)について
IV.神経学的微徴候の診かた
1 神経学的微徴候の検査法
2 随意運動発達検査
第7部 事後措置
I.乳幼児健診のシステム
1 健診の時期
2 一次健診の流れ
3 健診の判定結果
II.事後措置
1 フォローアップの大切さ
2 事後措置の流れ
索 引