改訂第6版 救急診療指針【電子版】
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概要
日本救急医学会監修のもと,救急診療のスタンダードを網羅した本書は,救急科専門医筆記試験の参考図書にも指定されており,名実ともまさに「救急医のバイブル」です。
項立ては前版同様,日本救急医学会が示す救急科領域の専門研修カリキュラムを基本にしつつ,現代の救急医に求められる要素をしっかりとカバーし,かつ最新の知見や推奨を反映するよう,全面改訂・大幅増補を行いました。救急診療に求められる医療体制等の総論的知識から,症候論や疾患領域別の詳細な各論,救急手技・処置の手順まで,大ボリュームの2分冊ですべてを集約した書籍は唯一無二。
救急科専門医を目指す方はもちろんのこと,救急医学/救急医療の臨床・教育・研究に携わるすべての方へお届けする,必携書です。
目次
1.救急医療と救急医学
2.医療計画と救急医療
3.救急医療と地域医療
4.救急科専門医に求められる知識・技能・態度
Ⅱ章 病院前救急医療
1.病院前救護体制
1-1.病院前救護の成り立ち
1-2.救急救命士制度
1-3.メディカルコントロール
2.病院前診療体制
2-1.ドクターカー
2-2.ドクターヘリ
Ⅲ章 心肺蘇生
1.心肺蘇生法の原理
2.心肺蘇生のガイドライン
3.成人の救命処置
4.小児の蘇生
5.新生児の蘇生
6.妊産婦の蘇生
7.心停止後症候群の病態と集中治療
Ⅳ章 初期診療と鑑別診断
1.救急初期診療の理論
2.救急初期診療の実際
2-1.院内トリアージ
2-2.気道の評価と初期対応
2-3.呼吸の評価と初期対応
2-4.循環の評価と初期対応
2-5.中枢神経の評価と初期対応
2-6.体表・体温の評価と初期対応
3.電解質異常
4.酸塩基平衡異常
5.心電図検査の基本
6.救急画像診断の基本
7.超音波検査の基本
8.救急薬剤使用の基本
9.輸液療法の基本
10.輸血療法の基本
11.救急症候
11-1.意識障害
11-2.めまい
11-3.頭 痛
11-4.けいれん
11-5.運動麻痺,感覚障害
11-6.失 神
11-7.胸 痛
11-8.動 悸
11-9.高血圧切迫症・緊急症
11-10.呼吸困難
11-11.咳,痰
11-12.喀 血
11-13.吐血,下血
11-14.腹 痛
11-15.悪心,嘔吐
11-16.下痢,便秘
11-17.腰痛,背部痛
11-18.尿閉,乏尿,無尿
11-19.血 尿
11-20.発熱,高体温
11-21.咽頭痛,嚥下時痛
11-22.倦怠感,脱力感
11-23.異常な皮膚所見
11-24.精神症候
Ⅴ章 疾患領域別の救急診療
1.中枢神経系疾患
2.末梢神経系疾患,神経筋接合部疾患
3.循環器系疾患
4.呼吸器系疾患
5.消化器系疾患(消化管)
6.消化器系疾患(肝胆膵)
7.腎・泌尿器系疾患
8.代謝・内分泌系疾患
9.血液・免疫系疾患
10.内因性の筋・骨格系疾患
11.外因性の筋・骨格系疾患
12.皮膚科領域
12-1.蕁麻疹・血管性浮腫を呈する疾患
12-2.薬 疹
12-3.中毒疹
12-4.水痘・帯状疱疹
12-5.皮膚細菌感染症,褥瘡,疥癬
13.眼科領域
14.耳鼻咽喉科領域
15.婦人科領域
16.産科領域
17.感染症
17-1.敗血症
17-2.緊急対応を要する感染症
17-3.新興感染症,再興感染症
18.外 傷
18-1.重症多発外傷の蘇生戦略
18-2.頭部外傷
18-3.顔面・頸部外傷
18-4.脊椎・脊髄損傷
18-5.胸部外傷
18-6.腹部外傷
18-7.骨盤外傷
18-8.四肢外傷
19.熱傷・凍傷
19-1.熱傷診療の基本
19-2.広範囲熱傷
19-3.気道損傷
19-4.化学熱傷
19-5.低温熱傷
19-6.凍 傷
19-7.電撃傷,雷撃傷
20.急性中毒
20-1.中毒診療の基本
20-2.中毒原因別の対応
21.環境障害
21-1.熱中症
21-2.偶発性低体温症
21-3.気圧障害(減圧障害,圧外傷)
22.溺 水
23.異 物
24.刺咬症
Ⅵ章 患者背景を考慮した救急診療
1.小 児
1-1.小児救急診療の要点
1-2.小児に特有の疾患・病態
2.妊産婦
2-1.母体救急総論
2-2.妊産婦の救急疾患
3.高齢者
4.精神疾患患者
5.自殺企図者
6.担がん患者
7.免疫不全患者
8.犯罪被害者
9.生活困窮者
10.長距離搬送を要する患者
Ⅶ章 救急手技・処置
1.気管挿管
2.輪状甲状靱帯穿刺・切開
3.気管切開
4.胸腔ドレーン挿入
5.酸素療法
6.非侵襲的陽圧換気(NPPV)
7.侵襲的陽圧換気(IPPV)
8.気管支鏡検査
9.動脈穿刺,観血的動脈圧測定,動脈シース挿入
10.中心静脈カテーテル挿入
11.電気ショック
12.緊急ペーシング
13.心嚢穿刺,心嚢開窓術
14.肺動脈カテーテル挿入
15.IABP実施・管理
16.ECMO導入・実施
17.蘇生的開胸術
18.大動脈遮断用バルーンカテーテル挿入
19.処置時の鎮痛・鎮静
20.全身麻酔
21.腰椎穿刺
22.腹腔穿刺
23.関節穿刺
24.消化管内視鏡検査
25.胃管挿入,胃洗浄
26.SBチューブ挿入
27.イレウス管挿入
28.創傷処置(汚染創の処置)
29.骨折整復・固定
30.脱臼整復
31.筋区画内圧測定
32.減張切開
33.腹腔洗浄
34.緊急IVR
35.頭蓋内圧測定
36.腹腔(膀胱)内圧測定
37.急性血液浄化療法
Ⅷ章 重症患者管理と集中治療
1.救急医療における集中治療
2.重症度評価の指標
3.侵襲から臓器障害に至るメカニズム
4.代表的な臓器障害へのアプローチ
4-1.神経集中治療管理
4-2.ARDSと呼吸管理
4-3.急性心不全と循環管理
4-4.AKIに対する腎代替療法
4-5.腹腔内圧管理とIAH/ACS
4-6.凝固線溶管理とDIC
5.体温管理
6.栄養療法
7.鎮痛・鎮静,せん妄管理
8.早期リハビリテーション
Ⅸ章 災害医療
1.災害医療総論
2.災害医療におけるトリアージ
3.DMAT
4.マスギャザリングに対する医療支援
5.CBRNEテロ・災害
6.爆 傷
7.事態対処医療
8.緊急被ばく医療
9.健康危機管理
Ⅹ章 救急医療の質の管理
1.救急医療の質の評価
2.外傷診療の質の評価・管理
3.レジストリー
4.救急部門の管理・運営
5.救急医療におけるチーム医療
6.成人教育
7.医療費と保険制度
Ⅺ章 医療安全
1.救急医療と医療安全
2.院内迅速対応システム(RRS)
3.インシデント報告
4.医療事故調査制度
5.医事紛争
Ⅻ章 感染管理
1.感染予防策
2.救急外来部門における感染対策
3.職業感染対策
XIII章 医療倫理
1.医療倫理と臨床倫理
2.臨床現場における「尊厳」の意味
3.臨床倫理と課題対応
4.インフォームド・コンセント
5.救急医療に関する意思表示への対応
6.医療資源の公正配分
7.臨床研究
7-1.研究倫理
7-2.臨床研究法
XIV章 人生の最終段階における医療
1.人生の最終段階における医療に関するガイドライン・指針
2.人生の最終段階における緩和ケア
3.患者・家族ケア
4.脳死と脳死下臓器提供
5.心停止後臓器提供
XV章 救急医療と医事法制
1.異状死と検死
2.個人情報保護
3.医師の法的義務(届出・守秘義務)
4.暴力・虐待行為に関する法制度