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てんかん専門医ガイドブック 改訂第2版【電子版】

日本てんかん学会 (編)

出版社
診断と治療社
電子版ISBN
978-4-7878-8203-5
電子版発売日
2024/11/28
ページ数
468ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥9,900 (本体¥9,000+税10%)

印刷版ISBN
978-4-7878-2417-2
印刷版発行年月
2020/12
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2
対応OS
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1
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概要

2017年の国際抗てんかん連盟の分類に依拠し,概念や分類,病因,診断,検査,治療などの総論から,新生児から高齢者までの各年代別の重要なてんかんや遺伝子研究結果に基づく特殊てんかんの最新知識,外科治療などを解説した各論,さらには妊娠,運転,生活支援についても具体的に紹介.
てんかん専門医に必要な知識をできるだけ偏らず,かつ過不足なく編集.さらに過去の専門医試験50問を厳選し解説も収載した,専門医試験を受験する医師のみならず,てんかん診療にかかわるすべての医師必携のガイドブックです.

目次

カラー口絵
刊行によせて(改訂第2版)
刊行によせて(初版)
序文(初版)
序文(改訂第2版)
編集委員・執筆者・編集協力者一覧(改訂第2版)
編集委員・分担執筆者一覧(初版)
略語一覧


Ⅰ 総 論
第1章 てんかんの疫学・分類
 1.概念・定義・有病率・発生率
 2.分類 (1981年,1989年,2017年の比較)
第2章 てんかんの病因・病態生理
 1.てんかん原性と伝播
 2.てんかんの責任遺伝子と遺伝子診断
  ①チャネロパシーとしてのてんかん責任遺伝子
  ②その他のてんかん発作を呈する神経疾患の遺伝子変異(脳形成異常・PME)
  ③遺伝子診断の可能性と問題点
 3.てんかん原性の病理
 4.病因分類(2017年ILAEてんかん分類)
 5.発達性てんかん性脳症
第3章 てんかんの診断
 1.新生児
 2.小児
 3.成人
 4.高齢者
 5.精神症状の診断
 6.焦点起始発作の発作症候・側方徴候
 7.全般起始発作の発作症状
 8.てんかんにおける突然死(SUDEP)
第4章 てんかんの検査
 1.臨床神経生理
  ①脳波・脳磁図の原理と解釈
  ②正常脳波と発作間欠期脳波
  ③睡眠関連てんかんと睡眠障害―成人
   睡眠関連てんかんと睡眠障害―小児
  ④小児の脳波とその異常
  ⑤発作時ビデオ脳波
  ⑥頭蓋内脳波記録
  ⑦脳磁図解析と焦点局在推定
  ⑧経頭蓋磁気刺激
 2.神経画像
 3.機能画像
 4.神経心理
 5.変性・代謝疾患,急性症候性発作,失神
第5章 てんかんの治療
 1.薬物治療
  ①抗てんかん薬の吸収・代謝・排泄・TDM
  ②抗てんかん薬の代謝と副作用に関連する遺伝子
  ③初発発作の薬物治療
  ④薬物治療の終結
  ⑤身体疾患治療薬や他の薬剤との相互作用
  ⑥抗てんかん薬の作用機序と副作用
 2.小児・思春期てんかんの薬物治療
 3.小児の特殊治療(ACTH,ケトン食など)
 4.成人てんかんの薬物治療
 5.妊娠適齢期てんかん患者の薬物治療
 6.高齢者てんかんの薬物治療
 7.合併する心因性非てんかん発作,精神症状の治療
 8.てんかん重積状態における診断と救急治療
  ①けいれん性てんかん重積状態の診断と薬物療法―小児
   けいれん性てんかん重積状態の診断と薬物療法―成人
  ②非けいれん性てんかん重積状態
  ③脳炎によるてんかん重積状態
  ④その他の急性病態
 9.外科治療総論
  ①てんかん外科治療の適応
  ②切除外科,遮断外科,緩和的外科治療
 10.医療連携・体制・社会生活
  ①職種,専門医,診療科,施設間の連携
  ②倫理,医療支援カウンセリング
  ③医療・福祉サービス
  ④てんかん患者の社会参加とリスク管理
  ⑤自動車運転に関する説明指導
  ⑥てんかんに関連する法律
  ⑦生活の質(QOL)
  ⑧てんかんの移行診療

Ⅱ 各 論
第1章 新生児・乳児てんかん
 1.熱性けいれん
 2.年齢依存性てんかん性脳症
  ①大田原症候群
  ②West症候群
  ③Lennox-Gastaut症候群
 3.新生児てんかん
  ①自然終息性家族性新生児てんかん・自然終息性新生児発作
  ②症候性新生児発作
 4.乳児てんかん
  ①Dravet症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん)
  ②乳児ミオクロニーてんかん
  ③ミオクロニー脱力発作を伴うてんかん
第2章 小児てんかん
 1.中心・側頭部に棘波を示す小児てんかん(CECTS)
 2.Panayiotopoulos症候群,Gastaut型小児後頭葉てんかん
 3.睡眠時持続性棘徐波(CSWS)を示すてんかん性脳症
 4.Landau-Kleffner症候群(Acquired epileptic aphasia:後天性てんかん性失語)
 5.小児欠神てんかん
第3章 青年期てんかん
 1.若年欠神てんかん
 2.若年ミオクロニーてんかん
 3.全般強直間代発作のみを示すてんかん
 4.反射てんかん
 5.視覚誘発てんかん
第4章 焦点てんかん
 1.側頭葉てんかん
 2.前頭葉てんかん
 3.頭頂葉てんかん
 4.後頭葉てんかん
第5章 遺伝子異常等によるてんかん・特殊てんかん
 1.先天性代謝異常症
 2.進行性ミオクローヌスてんかん(PME)
 3.染色体異常
 4.最近定義された遺伝子異常によるてんかん症候群
 5.Rasmussen症候群
 6.皮質下起源のてんかん(視床下部過誤腫など)
 7.外傷後てんかん
 8.神経皮膚症候群に伴うてんかん
第6章 外科治療・特殊治療
 1.内側側頭葉てんかん
 2.新皮質てんかん
 3.腫瘍関連てんかん
 4.脳梁離断術
 5.大脳半球離断術
 6.迷走神経刺激療法
 7.その他の植込型電気刺激療法
 8.焼灼術
 9.経頭蓋磁気・電気刺激
第7章 てんかんでみられる精神症状と心理学的課題
 1.知的発達症,自閉スペクトラム症
 2.思春期・成人における発達障害
 3.発作周辺期精神病
 4.発作間欠期精神病
 5.てんかんの精神医学的・心理学的側面
 6.抗てんかん薬による精神症状

Ⅲ てんかん専門医試験(過去問解説)
 Q1~Q50

索引