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中小病院・診療所のためのChatGPT&生成AI超実践ガイド【電子版】

助永 親彦 (著)

隠岐広域連合立隠岐病院 麻酔科

出版社
メディカ出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2025/06/18
ページ数
224ページ
 判型
A5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,960 (本体¥3,600+税10%)

印刷版ISBN
978-4-8404-8826-6
印刷版発行年月
2025/06
ご利用方法
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同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
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※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
60 MB以上
ご利用方法
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同時使用端末数
1
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※導入・利用方法の詳細はこちら

概要

【組織の「困った!」をAIで補うノウハウ集】人材・予算・ITインフラ等、リソースが足りない中小医療機関特有の課題を生成AIでフォローし、AX(AIトランスフォーメーション)で解決するための実践書。業務効率化のための個人の活用法はもちろん、「費用不足」「現場の抵抗感」「既存システムとの統合問題」「法的リスクの懸念」など、組織で導入するにあたっての具体的な課題を乗り越える方法も、著者の実践からわかりやすく解説している。

目次

・まえがき
・著者紹介/自作アプリ紹介

【序章 離島の小病院のチャレンジ~生成AIがもたらす変革~】
■『Dr.コトー診療所』のような医療を想像したあなたへ
■はじめに
■本書のねらい

【第1章 中小規模医療機関における生成AIによる改革 ~AXの可能性~】
■デジタルトランスフォーメーション(DX)の整理と現状
■AXとは何か ─AIによる医療現場変革の可能性
■まとめ

【第2章 個人で始める生成AI活用術 ~医療現場の最前線でワクワクしよう~】
■個人レベルでの生成AI活用がもたらす価値とメリット
■導入準備:ChatGPTを“とりあえず”スタートさせるための超具体的ガイド
■プロンプト作成のカギ ─“7R プロンプト”を知ろう
■まずはここから! 業務効率を高める活用アイデア
■より詳しく! 個人で始める際のリスクマネジメント
■まとめ:まずはワクワクして使ってみよう
■今後の展望

【第3章 中小規模医療機関での生成AI活用事例 ~成功への道筋~】
■成功事例が示す“可能性”と“共通ポイント”
■GPTsとRAG
■事例1:会議・委員会運営の効率化 ─議事録作成の自動化と活用
■事例2:医療安全管理の強化 ─インシデントレポート分析サポート
■事例3:SNS投稿サポート ─看護師確保対策活動への活用
■成功要因のまとめ ─隠岐病院事例からみる導入のヒント
■まとめ:次章へのブリッジ

【第4章 AIトランスフォーメーションプレイブックを参考にした実践ガイド ~導入ステップの詳細~】
■生成AIによる医療機関の変革フレームワーク
■ステップ1:パイロットプロジェクトでの成功体験
■ステップ2:社内AIチームの構築
■ステップ3:職員リテラシーの底上げ
■ステップ4:AI活用戦略の構築
■ステップ5:社内外のコミュニケーション戦略
■まとめ:今後へのロードマップ

【第5章 組織導入の障壁と克服方法 ~現実に直面する課題への戦略~】
■エピソード1:費用問題
─「年間600万円!? とても払えない……」と暗礁に乗り上げる中小病院
■エピソード2:専門人材不足
─「AIを入れたはいいけど、誰がわかるの?」と戸惑う院内スタッフ
■エピソード3:現場の抵抗感
─「忙しくて無理!」と悲鳴を上げるスタッフたち
■エピソード4:既存システムとの統合
─「電子カルテとはつながらない?」と途方に暮れるIT担当
■エピソード5:法的リスクと規定再整備
─「Teamプランなら安全?」と思い込んでいた罠
■5つのエピソードを通じた主要な学び
■まとめ
─“5つの壁”を乗り越える鍵は、小さく始めて周囲を巻き込むこと

【第6章 生成AIリテラシーの育成 ~イノベーター理論を用いた戦略~】
■なぜ生成AIリテラシーが必要なのか
■イノベーター理論とキャズム理論 ─医療機関での導入をどう広げるか
■少人数でも実践できる院内研修 ─隠岐病院の月1回講義
■外部リソースの活用 ─Courseraや松尾研などのオンラインコンテンツ
■裏技? ChatGPT自身に“使い方を聞く” ─生成AIを教師役にする方法
■教育・研修を成功させるためのヒント
■イノベーター理論を活かしたリテラシー展開計画
■まとめと次章への展望

【第7章 特別対談:医療×生成AI ~中小病院はこう変わる!~】
■①瀬尾龍太郎先生との対談:生成AIが変える医療のかたち
 ―現場を支え、働き方を見直すヒントに
■②福家良太先生との対談:ノーコード・ローコードで始める現場改革

【第8章 中小規模医療機関が創る医療の未来 ~生成AIと人間の新しい共存~】
■人間らしさへの回帰  ─「ラクになる」だけではない理想形
■四象限モデル:単純/複雑・創造性×Compassionの必要性
■Compassionを求められない業務を最小化し、“人間らしさ”を極大化する
■事務職員の未来像:デスクワーカーからエッセンシャルワーカーへ
■中小規模医療機関が創る“AI時代の医療環境”のビジョン
■まとめ:人間らしさへの回帰が、医療を持続可能にする

【終章 個人から組織、そして未来へ ~中小規模医療機関が主導する医療変革~】
■はじめに:2024年12月からその数ヵ月間で感じたAIの激変
■小さく始め、大きく育てる ─本書の全体を振り返る
■第7章での対談:具体例から見えてきた新たなヒント
■2025年以降のAIエージェント時代に備える ─いま動く意義
■私のライフワークとしてのイノベーション促進
■AIが医療を冷たくするのではなく、人間らしくする
■結び:今こそ一歩を踏み出そう

・引用・参考文献