
理学療法40巻11号
2023年11月号
協調運動障害患者に対する理学療法
協調運動障害患者に対する理学療法 協調運動障害をもたらすのは主に小脳の病変であり、その病態は複雑で、患者個々に応じた理学療法を展開する必要があります。
しかしながら、協調運動障害の理学療法に関するエビデンスが少ないため、理学療法の展開や日常生活活動指導でも苦慮することが多いものと思われます。
近年、その機序が画像診断、計算理論などによって解明されつつあることから、その機序の理解は理学療法における評価や治療に重要な示唆を与えてくれることが期待されています。
経験豊かな先生方にアプローチ考案の実例を自験例を挙げて述べていただき、効果的な理学療法展開の参考を目指します。

理学療法40巻10号
2023年10月号
がん患者の病期別緩和ケアにおける理学療法士の役割
がん患者の病期別緩和ケアにおける理学療法士の役割 日本での緩和ケアの対象者は「末期の悪性腫瘍または後天性免疫不全症候群に罹患した者」と疾患が限定されています。
がん患者の緩和ケアの課題は、①診断時、②治療期、③終末期の3期に分けられ、早期から維持期・末期までを対象に積極的に行われるようになり、
その中で緩和ケアチームの一員である理学療法士に対する期待は大きいと考えられています。
そこで本特集では、がん患者の緩和ケアにおける理学療法士の役割について、病期別に整理し、
理学療法士の関わり方の要点と具体的な理学療法のプログラムについて、事例を交えるなどして述べていただきました。

訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ
コミュニティケア Vol.26 No.2
2024年2月号
特集:新任訪問看護師の研修プログラム
特集:新任訪問看護師の研修プログラム
新任訪問看護師の定着には、計画的な研修の実施や学習支援が重要です。しかし多忙ゆえに、研修プログラムや教育体制の整備ができていない訪問看護ステーションも少なくないのではないでしょうか。
新任訪問看護師はキャリアが多彩であることから、経験の浅い分野について実践で学べるOJT(On the Job Training)が有用です。しかし、外部での集合研修やeラーニング等によるOff-JT(Off-The-Job Training)も欠かせません。
Off-JTで業務に必要な知識や技術を身につけた上でOJTを実施し、振り返りを行うなど、OJTとOff-JTを計画的に連動させることで、より効果的な学びとなります。
本特集では、〈総論〉でOJTとOff-JTを進めるに当たってのポイントなどを解説し、〈論考〉で既存の研修プログラムの活用法や、実際の導入の仕方などを紹介します。
また、既存のプログラムを自ステーションの特徴を踏まえてカスタマイズした研修プログラムや、独自の研修プログラムを用いて、研修・学習支援を行う4つの訪問看護ステーションから、その実際について述べます。

臨床画像 Vol.40 No.2
2024年2月号
【特集】特集1:FDG–PET検査におけるピットフォール集/特集2:遠隔画像診断の最新動向と未来予測
【特集】特集1:FDG–PET検査におけるピットフォール集/特集2:遠隔画像診断の最新動向と未来予測

哲学入門 第3版
身体・表現・世界というキーワードで,人間理解に必要な哲学と身体・世界,時間と他者,言葉と世界とのかかわり,自然と人間が生み出した科学と世界とのかかわりから,哲学への世界にいざなう,
不変かつ変化の激しい今に必要な自身の哲学の柱となる名著.

日本看護協会機関誌『看護』年間購読(2025年1月号~12月号:臨時増刊号含む計15冊)
日本看護協会出版会発行の日本看護協会機関誌『看護』の2025年の年間購読(電子版・12冊発行予定)になります。日本看護協会機関誌『看護』の内容は下記をご覧ください。 日本看護協会の重点政策・重点事業、全国各地の優れた看護実践等を紹介 特徴: 〇日本看護協会の重点政策・重点事業をわかりやすく解説 〇あらゆる場所で活躍する優れた看護の取り組みを紹介 〇経営・管理・教育にヒントが得られる事例報告

実験医学 Vol.42 No.3
2024年2月号
【特集】不妊の原因解明に挑む生殖細胞研究
【特集】不妊の原因解明に挑む生殖細胞研究 体細胞とは大きく異なる卵子や精子の形成・維持メカニズムの解明と,それらの人工的な制御への挑戦の最前線をご紹介.未来の生殖医療の礎がここに/スパコン「富岳」版のAlphaFoldで大規模タンパク質構造予測

小児看護2024年2月号
⼦どものけいれん対応;地域から病院までのシームレスな看護をめざして
⼦どものけいれん対応;地域から病院までのシームレスな看護をめざして 看護師への社会的な期待は病院やクリニックだけではなく、地域においても多くの場所で必要とされ、保育所、児童発達支援事業所、学校、放課後等デイサービス、病児保育など地域のさまざまな施設に広がり、各施設で看護師の役割への期待が高まっている。本特集では、2023年に改訂された『熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023』の最新の知識を解説しブラッシュアップするとともに、地域から病院までのさまざまな看護師の実践を紹介する。

小児科診療 Vol.87 No.2
2024年2月号
【特集】米国の小児医療・卒後教育の現状と臨床留学への手引き
【特集】米国の小児医療・卒後教育の現状と臨床留学への手引き
米国で活躍する小児科医が米国の小児医療,医学教育から留学準備,現地での生活までお伝えします.
留学希望者はもちろん,日本の小児医療をより良くするため尽力される先生方に役立つ一冊です.

産科と婦人科 Vol.91 No.2
2024年2月号
【特集】産婦人科診療ガイドライン産科編2023 改訂のポイント
【特集】産婦人科診療ガイドライン産科編2023 改訂のポイント
エビデンスに基づく標準的医療の実践と実行可能性を重視して作成された「産婦人科診療ガイドライン産科編」は今や産科の日常診療に欠かせない存在となっています.
今回は本ガイドライン2023のうち新たに加わったCQや改訂部分に注意を要するCQを取り上げ,ご解説いただきました.

新時代のヒトの代謝
代謝の全体像がすらすら読める 代謝学は変わった!
生化学と分子生物学の最新知識を融合し、現代的な視点でアップデートした新時代の代謝学の参考書。代謝の反応とシグナル伝達や遺伝子発現、エピジェネティクスがどのように結びつくのか、また代謝の時間制御や臓器相関、病気や運動、栄養、老化における役割を豊富な図でわかりやすく解説。エネルギー代謝の生化学的基礎から身近な代謝生理学まで、代謝の全体像が平易な文章ですらすら読める。生化学の授業の参考書のみならず、代謝を学び直したい研究者・医師にも役立つ。

生命科学者のためのDr.Bonoデータ解析道場 第2版
全パソコン対応でスグに使える ずっと使える
データ解析をはじめようか迷っているあなたへ
環境設定からコマンドライン操作まで本書でイチからマスターしよう!
ビッグデータの解析に欠かせないコマンドラインの実践書、待望の改訂。今版はMacのみならず、Windows、Linuxの各OSに対応。「実際に解析ができるようになる」ために、解析ソフトウェアのインストールから、解析用に用意されたダミーデータを使用したコマンドの打ち込みを行い、データ解析を丸ごと体験できる。よくある疑問や陥りがちな誤りにも言及された初学者からベテランまで必携の一冊。

医学のあゆみ288巻3号
CAR-T細胞療法の最前線――現状と残された課題
CAR-T細胞療法の最前線――現状と残された課題
企画:赤塚美樹(名古屋大学大学院医学系研究科分子細胞免疫学)
・世界初のCD19 CAR-T細胞が米国で承認され, T細胞が主要組織適合抗原非依存性に,抗体の特異性によってがん細胞上の抗原に結合し,直接傷害することが可能になり,抗体製剤の反復投与も不要となった.
・CAR-T細胞療法は,抗原を喪失した腫瘍細胞の出現により再燃をきたす.腫瘍微小環境を有するソリッドキャンサーに対する効果は限定的であり,CAR-T細胞調製の成否や所要時間の長さの課題もある.
・本特集では,CAR-T細胞開発の歴史から最新動向,CAR-T細胞療法の現状と課題,バイオマーカー,高品質のCAR-T細胞を供給するための体制構築などについてエキスパートが最新知見を紹介している.

看護学テキストNiCE
NiCE 感染看護学
患者の健康と権利を守り安全に看護を実践する
すべての看護実践の基盤となる「感染予防」の視点で,看護実践の考え方を学ぶテキスト.感染予防策をなぜ,どのように,いつ講じるのかなど,状況に応じて根拠を踏まえながら考える力を養うことを意識して編集.基礎看護学や専門基礎科目(微生物学,感染症学,免疫学)の既習知識のおさらいから,具体的な事例による感染看護の実際も解説.病棟や施設単位での感染管理についても学ぶことができる.

ポジショニング学 改訂第2版
体位管理の基礎と実践
安全・安楽な観点から体位を評価し,自然な体軸の流れを整えるポジショニングの「技」を「学問」としてとらえ解説した,医療専門職必携テキストの改訂版.改訂版ではスモールチェンジの概念を丁寧に解説するとともに,ポジショニングにおけるマイナス事象をそもそも起こさない超予防学的観点を随所に盛り込んだ.多くの写真や実際の症例を通じ,具体的なイメージを持って学ぶことができる.

検査と技術 Vol.52 No.2
2024年 02月号
若手臨床検査技師、臨床検査技師をめざす学生を対象に、臨床検査技師の「知りたい!」にこたえる総合誌。日常検査業務のスキルアップや知識の向上に役立つ情報が満載! 国試問題、解答と解説を年1回掲載。年10冊の通常号に加え増大号を年2回(3月・9月)発行。 (ISSN 0301-2611)
月刊、増大号2冊(3月・9月)を含む年12冊

総合リハビリテーション Vol.52 No.1
2024年 01月号
特集 リハビリテーションの医療経済学
特集 リハビリテーションの医療経済学 リハビリテーション領域をリードする総合誌。リハビリテーションに携わるあらゆる職種に向け特集形式で注目の話題を解説。充実した連載ではリハビリテーションをめぐる最新知識や技術を簡潔に紹介。投稿論文の審査、掲載にも力を入れている。雑誌電子版(MedicalFinder)は創刊号から閲覧できる。 (ISSN 0386-9822)
月刊、年12冊

臨床皮膚科 Vol.78 No.1
2024年 01月号
さまざまな症例や治療成績が全国から寄せられる原著系皮膚科専門誌。写真はオールカラーで、『臨床皮膚科』ならではのクオリティ。注目の論文は「今月の症例」として、編集委員が読み処のアドバイスを添えて掲載する。増刊号「最近のトピックス」は、知識を毎年アップデートできる定番シリーズ。 (ISSN 0021-4973)
月刊、増刊号を含む年13冊

臨床整形外科 Vol.59 No.1
2024年 01月号
特集 はじめたい人と極めたい人のための 超音波ガイド下インターベンション
特集 はじめたい人と極めたい人のための 超音波ガイド下インターベンション よりよい臨床・研究を目指す整形外科医の「うまくなりたい」「学びたい」に応える月刊誌。知らないままでいられないタイムリーなテーマに、トップランナーによる企画と多角的な解説で迫る「特集」。一流査読者による厳正審査を経た原著論文は「論述」「臨床経験」「症例報告」など、充実のラインナップ。2020年からスタートした大好評の増大号は選り抜いたテーマを通常号よりさらに深く掘り下げてお届け。毎号、整形外科医に “響く” 情報を多彩に発信する。 (ISSN 0557-0433)
月刊、増大号を含む年12冊

日本内視鏡外科学会雑誌 Vol.29 No.1
2024年 01月号
日本内視鏡外科学会の機関誌。1万5千人を超える学会員から寄せられた投稿論文を、厳正な審査を経て掲載している。2023年より、教育的な症例や独自の手技の工夫、術中合併症への対応症例、困難症例などを動画で紹介することを主眼として、「video articles」欄を新設。 (ISSN 1344-6703)
隔月刊(奇数月)、年6冊、電子版のみ