
Heart View Vol.25 No.9
2021年9月号
【特集】ペースメーカ外来よろづ相談
【特集】ペースメーカ外来よろづ相談

主観的感覚と生きづらさに寄り添う
精神科作業療法士が伝えたい臨床思考ケースブック
精神科リハビリテーションを担当する作業療法士をはじめとした看護師,公認心理士など医療職,精神保健福祉士など福祉職向けに,対象者の主観的感覚と「生きづらさ」に焦点を当てて現場での臨床思考を解説する書籍。
11のケースを対象者との臨床現場をイメージできる対話文とともに示しながら詳細に解説し,さらに臨床思考のポイントなどから日常遭遇する様々な事例にも応用できるように構成されている。

救急救命士国家試験対策Deru-Q 2021
要点整理のための正文集
救急救命士国家試験の既出問題から正しい記述の選択肢を出題頻度や重要事項で分類.国家試験対策のみならず授業の復習や自己学習でも活用できる.同じ内容や表現の文が重複しないように整理されており,単文で文意を正確に伝えられ表現に改められている.本書では,2020年3月に実施された第43回救急救命士国家試験問題の内容まで加えられており,厚生労働省が発表する統計データも2020年発表の数値にアップデートされている.

健康運動指導士試験 要点整理と実践問題 第3版
健康・体力づくり事業財団が認定する「健康運動指導士」の試験対策のためのテキスト.2020年度版の健康運動指導士養成講習会テキストの改訂内容に完全対応.各章ごとに「整理と暗記」と「予想問題」のパートに分けて解説.「整理と暗記」では,穴埋め形式による頻出項目の要点整理ができる.「予想問題」では,試験本番を想定した4択問題とその解説を掲載.試験に向けた日々の予習・復習から試験直前対策まで幅広く利用できる一冊.

必修 救急救命士国家試験対策問題集2021
これだけやれば大丈夫!
過去5年分の救急救命士国家試験問題(第39~43回)を整理し,昨年よりさらに詳細に加筆し,解説をアップデート.出題基準の掲載順に準じた問題分類(ジャンル別学習).A・B・C・D問題別の掲載(一般問題,必修問題,症例問題別学習).参照を【第10版】救急救命士標準テキストにアップデート.年々厳格化する国家試験を乗り切るだけでなく,より深く病態を理解する真の医療人を目指す全ての学生・研修生に推薦したい一冊.

皮膚病理のすべてⅢ 腫瘍性皮膚疾患
「パターン分類」を駆使して皮膚病理組織を読み解く〈皮膚病理のすべて〉シリーズ第3巻.本書では腫瘍性皮膚疾患にフォーカスをあて,第1巻で解説した「パターン分類」の理論を,実症例をもとに紙上で実演する.たった1枚の組織切片を材料に,エキスパートの頭の中で展開される思考プロセス─病理像の着眼点,パターン分類の適用,鑑別診断,臨床との相関,そして最終診断─その一部始終を豊富な大判写真でヴィジュアルに解説.

皮膚病理のすべてⅠ 基礎知識とパターン分類
皮膚の病理組織像をみるための基本的な知識から,パターン分類から診断に迫る理論を具体的かつ明確に解説.病理組織変化と臨床所見,ダーモスコピー像と病理組織像,生検の仕方と生検材料の扱い方,特殊染色と免疫染色,顕微鏡の取り扱い方など病理組織診断に必要な基本的な知識を余すことなく解説.皮膚病理教科書の絵合わせ診断ではなく,診断に到達するためのパターン認識の考え方が基本から学べる本格的な皮膚病理学教科書.

NICUベッドサイドの診断と治療
初心者が情報に惑わされないよう「こういう場合はこうする」としたプラクティカルな記述となっている。専門性の高いNICUにおいて、診療に携わる事を想定し作られた即戦力を育てるマニュアル。人気シリーズ待望の改訂版。

手 その機能と解剖
今迄に出版した各版をもう一度見直し、内容を統括し、その上で最近の知見を加えて第6版が作製された。
基本的な知識から治療の実践上知っておくべき手の機能と解剖の要点がまとめられている。この本を熟読して頂ければ、正常な手の進化の過程やその機能と解剖の知識を得られるばかりでなく、手の先天異常、損傷、病気などについてもある程度は学べるように配慮され、生きた手の機能と解剖が克明に説き明かされている。
また、多数の色刷りシェーマとカラー写真やX線写真で、明快に展開されているので、整形外科医、形成外科医はもちろん、ハンドセラピスト、理学療法士、作業療法士など幅広い読者層に対応する充実した内容を完備した。

効果的な治療薬選択のために
てんかんの薬物療法 改訂版
新薬ラコサミド、ペランパネルに加え、既存の抗てんかん薬に関するこの10年の知見を加筆した10年ぶりの改訂版。
新しい抗てんかん薬を適切に使用すれば70%の患者で発作が抑制されると報告されています。エキスパートの抗てんかん薬の特質、副作用、適切な使い方の理解を深め,治療効果が高まる1冊。

スペシャリストが教える認知症を合併している患者の診かた、関わりかた
認知症となったあとも円滑に通常の診療が受けられることをめざし、多職種、多診療科による専門家の工夫と知恵を結集!
京都式オレンジプランには「私は、体調を崩した時にはすぐに治療を受けることができ、具合の悪い時を除いて住み慣れた場所で終始切れ目のない医療と介護を受けて、すこやかにすごしている」というビジョンがあります。病気になったら適切な医療を受けたい。本書はこのビジョンを現実にしたいという熱意ある執筆陣によってまとめられました。どんな工夫が必要なのか、さまざまな職種、診療科のキーパーソンが、認知症のひとの身体疾患の診かたをわかりやすく解説しました。入院時から退院支援を始める視点は、職種を問わず知っておきたい

月刊/保険診療 2021年7月号
特集 “メンタルヘルス”緊急事態!~コロナ禍の医療機関のメンタルヘルスケア~
特集 “メンタルヘルス”緊急事態!~コロナ禍の医療機関のメンタルヘルスケア~
Part1 メンタルヘルスケア入門~いまこそ予防措置に目を向けるとき~/竹中晃二
Part2 医療機関のメンタルヘルスケア実践リポート~コロナ禍における医療スタッフメンタルヘルスケア~/埼玉医科大学病院
Part3 メンタルヘルス改善の6つのケーススタディ/寺岡征太郎,武用百子
Part4 メンタルヘルス自己チェックシート/松浦健伸
連載
厚生関連資料/審査機関統計資料
月間NEWSダイジェスト
介護保険/医学・臨床/医療事故NEWS
めーるBOX
■エッセイ・評論
プロの先読み・深読み・裏読みの技術/工藤高
NEWS縦断「介護サービスの生産性の向上」/武藤正樹
こうして医療機関を変えてきた!/姫野亜紀裕
■医事・法制度・経営管理
病院&クリニック経営100問100答「介護報酬改定の影響と施設運営の留意点」/沼田潤
医療事務Openフォーラム「データ活用で医学管理の算定もれを防ぐ7つの視点」/太田衛
かがやく!事務部門/札幌東徳洲会病院
■臨床知識
カルテ・レセプトの原風景【胆石症,胆嚢炎】胆嚢摘出術の適応/畑啓昭,武田匤弘
■請求事務
実践DPC請求Navi/須貝和則
パーフェクト・レセプトの探求/株式会社ソラスト・森岡秀一
点数算定実践講座/圓山研介(協力:小前貴志)
レセプト点検の“名探偵”/野中義哲
保険診療オールラウンドQA
読者相談室/杉本恵申
休載:日本の元気な病院&クリニック

休養学基礎
【科学的な休養を!健康指導に関わる方必読!】
世界的にも疲労度が高いとされる日本。新型コロナウイルス感染症により、人々はさらにストレス耐性が求められている。ストレス軽減に必要な事柄やそのメカニズム及び効果的な休養の取り方などについて、「休養」を科学的に体系化した良書である。健康指導に関わる全ての方々、健康志向の高い一般人必読の書。

地域外来医・専門医のための心不全診療実践マニュアル
【全集中で心不全を攻略する実践の書!】心不全診療に特効薬はない。心エコー学、放射線学、薬理学、症候学、大規模臨床研究、ガイドライン・政策、分子生物学、数理科学・AIを駆使した全方向からのアプローチが必要だ。心不全診療に精通し、首尾一貫した戦略をとる著者による、診療歴40年の経験と知恵が詰まった1冊。

Emer-Log別冊
救急検査ケースファイル
【診断予測ツールを正しく知る!使いこなす!】
EBMが重視される近年、救急の現場でも重篤な疾病の除外を目的に、診断予測のためのツールとしてCPRが活用されている。臨床でCPRの使い方を誤らないためには、原著を読み解き、研究内容を正しく解釈しなければならない。本書では症例をベースに、CPRの有用性と限界をリアルな救急診療の視点から解説する。

こころとからだにチームでのぞむ 慢性疼痛ケースブック
「こんなときどうすればよいのか」「他のひとはどうしているのだろう」慢性疼痛診療は困りごとの連続です。なくならない痛み、患者や家族との関わりかた、確信のないゴール設定、この介入は適当なのだろうか……。臨床実践に直結する定式化された方法がないなかで参考になるのはエキスパートによる症例のみ! 困ったときのヒントは読めば必ず見つかります。痛み診療の新時代へ踏み出そう。

看護管理 Vol.31 No.8
2021年8月発行
特集 中小規模病院看護管理者へのアウトリーチ型支援 めざす姿を描き,組織の中長期的な成長を支える
特集 中小規模病院看護管理者へのアウトリーチ型支援 めざす姿を描き,組織の中長期的な成長を支える 地域包括ケアシステムが推進される中,中小規模病院における質の高いケアへの期待は今後一層増すことが予測され,その実現に向けて絶え間ない看護管理実践が重要です。一方,中小規模病院の看護管理者への支援は,その資源が不足している実情があります。
近年,東京大学大学院看護管理学分野の研究室では,ミッションを基に組織変革をめざす看護管理についてさまざまな研究を推進しています。そして得られた知見に基づく臨床支援活動の一環として,東京都ナースプラザによる「看護職員定着促進事業(アウトリーチ型支援)」に参画しています。
この事業の特色は,単年度の特定の問題解決をめざすPDCAサイクルではなく,変革型のミッションマネジメントとして組織全体の成長を中長期的にめざす点にあります。
本特集では,事業の基盤となる概念と支援モデルを解説するとともに,支援を受けた病院での実践事例を紹介し,中小規模病院の看護管理者への支援環境づくりについて考察します。

訪問看護と介護 Vol.26 No.8
2021年8月発行
特集 新型コロナ「入院待機者」への自宅での対応 実践の「知」の記録
特集 新型コロナ「入院待機者」への自宅での対応 実践の「知」の記録 コロナ禍においては、新規感染者数が急速に増えたことで、受け入れ病床が逼迫する地域も出ています。
その中、陽性で症状があるために入院を要するものの、受け入れ先が見つからないことから自宅で待機しなくてはならない「入院待機者」、そしてそうした人々へのケアを在宅医療従事者が担う状況が生まれています。
この状況下における対応や、下支えする地域の仕組みなどに関する確立した方法論はなく、各現場が試行錯誤しながら最適解を探っているのが現状です。
本特集では、2021年6月に開催した公開座談会「新型コロナ入院待機者への自宅での対応」(『訪問看護と介護』編集室主催)の模様を再現。
当日語られた内容をさらにボリュームアップしてお届けいたします。

保健師ジャーナル Vol.77 No.8
2021年8月発行
特集 保健師活動の基盤となる「信頼」を得る
特集 保健師活動の基盤となる「信頼」を得る 保健師活動において重要とされる「信頼」。保健師は,住民や関係機関から「信頼」を得ているだろうか。また,組織内の関係職種からどのように「信頼」を得ているだろうか。本特集では,改めて「信頼」とは何か,信頼関係を構築するには何が必要かについて考える。

看護研究 Vol.54 No.4
2021年8月発行
特集 若手研究者が挑む 国際基準のエビデンス構築のための実験研究 徹底解説
特集 若手研究者が挑む 国際基準のエビデンス構築のための実験研究 徹底解説 研究の充実がますます欠かせない時代。看護とは? 研究とは? という原点を見つめながら、変わらない知を再発見し、変わりゆく知を先取りしながら、すべての研究者に必要な情報をお届けします。誌面を通して、看護学の知と未来をともに築きたいと考えています。 (ISSN 0022-8370)