
緩和ケア Vol.35 No.1
【特集】語られてこなかった間欠的鎮静のいま
「終末期における鎮静(セデーション)」といえば「持続的な深い鎮静」または「調節型鎮静」をイメージすることが一般的に多い。しかし一方で,おもに夜間にぐっすりと眠ってもらい,昼はしっかりと起きてもらうこと,などを目的とした「間欠的鎮静(レスパイト・セデーション)」の用いるべき場面やその意義については,臨床では多くの場面で用いられることが多いにもかかわらず,あまり語られてこなかったことも事実である。
なぜあえて間欠的鎮静を選択する場面があるのか? その臨床的意義はどこにあるのか? など,あまり特集されることがない間欠的鎮静について,緩和ケア臨床家が知っておくとよい知識や実践をまとめた。

小児科 Vol.66 No.2
小児循環器 最近のトピックス
今号の特集テーマは「小児循環器 最近のトピックス」。循環器の専門的な話はちょっと……という方もいらっしゃると思いますが、子どもを聴診するときに心に留めていただきたい不整脈や、学校心臓健診で指摘されることもある心疾患、今後小児にも適応が待たれる抗心不全薬など、最新のトピックスのうち、小児科医に知っておいてほしい話題を選んで解説しました。

チャイルドヘルス Vol.28 No.3
【特集】みんなで取り組む5歳児健診
2024年度から 5歳児健診 の公費助成が開始されました.
健診やフォローアップの実際を様々な職種の先生にご執筆いただいた本特集で,5歳児健診の理解を深めましょう!

医学のあゆみ292巻9号
神経変性疾患の分子病態解明と治療法開発
企画:勝野雅央(名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学,同臨床研究教育学)
・今われわれは,神経変性疾患が治療可能な疾患になるという時代の転換期の真っただ中にいる.
・アルツハイマー病,筋萎縮性側索硬化症(ALS)や家族性ALS に対する医薬品が,2023~2024年の2年間で相次いで承認された.この2年に限らず,2015年にALS に対してエダラボンが承認されて以来10年足らずのうちに,数多の神経変性疾患・神経筋疾患に対する疾患修飾療法が次々と実用化され,名実ともにゲームチェンジが起きている.
・こうした目まぐるしい治療法開発の背景に,病態解明の進展があることは言うまでもない.本特集では,神経変性疾患の病態・治療に関する研究の進歩を紹介し,今後を展望する.

脊椎脊髄ジャーナル Vol.38 No.3
■特集
これだけは避けたい!脊椎脊髄手術の重篤な合併症とその対策

作業療法ジャーナル Vol.59 No.3
■特集
行政の作業療法士の仕事

看護管理 Vol.35 No.3
特集 看護師長と副看護師長のコラボレーションで全員が活躍する病棟チームをつくる! 社会の変化を的確にとらえながら、看護管理者として直面するさまざまな問題について解決策を探る月刊誌。看護師長を中心に主任から看護部長まで幅広い読者層に役立つ情報をお届けします。 (ISSN 0917-1355)
月刊、年12冊

臨床検査 Vol.69 No.3
今月の特集1 亜鉛と銅/今月の特集2 感染性心内膜炎 「検査で医学をリードする」をキャッチフレーズに、特集形式で多領域をカバー。臨床検査にかかわる今知っておきたい知識・情報をわかりやすく解説する。「今月の検査室への質問に答えます」など連載企画も充実。年2回、時宜を得たテーマで増大号を発行。 (ISSN 0485-1420)
月刊、増大号2冊(4月・10月)を含む年12冊

耳鼻咽喉科・頭頸部外科 Vol.97 No.3
特集 必携! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の指定難病 目のつけ処が一味違う耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門誌。「こんなときどうする!?」などの臨床的なコツの紹介から、最新の疾患概念を解説した本格特集まで、硬軟とり混ぜた多彩な企画をお届けする。特集2本立ての号も。「Review Article」欄では研究の最前線の話題をわかりやすく解説。読み応えのある原著論文も多数掲載。 (ISSN 0914-3491)
月刊、増刊号を含む年13冊

臨床婦人科産科 Vol.79 No.2
今月の臨床 分娩管理のABC 入院から産褥まで 産婦人科臨床のハイレベルな知識を、わかりやすく読みやすい誌面でお届けする。最新ガイドラインの要点やいま注目の診断・治療手技など、すぐに診療に役立つ知識をまとめた特集、もう一歩踏み込んで詳しく解説する「FOCUS」欄、Web動画を用いて解説する記事もある。毎春に刊行する増刊号は必携の臨床マニュアルとして好評。 (ISSN 0386-9865)
月刊、合併増大号と増刊号を含む年12冊

呼吸器ジャーナル Vol.73 No.1
特集 あらためて考える 肺癌周術期治療 課題とこれから 呼吸器専門医を目指す若手の呼吸器内科医・研修医を主な対象とした季刊誌。 臨床に役立つ最新の知見を、第一線で活躍する経験豊かな執筆陣が解説する。 (ISSN 2432-3268)
年4冊刊(2月・5月・8月・11月)

公衆衛生 Vol.89 No.3
特集 新型インフルエンザ等対策政府行動計画改定の解説 地域住民の健康の保持・向上のための活動に携わっている公衆衛生関係者のための専門誌。毎月の特集テーマでは、さまざまな角度から今日的課題をとりあげ、現場に役立つ情報と活動指針について解説する。 (ISSN 0368-5187)
月刊、年12冊

臨床泌尿器科 Vol.79 No.3
特集 シン・泌尿器科当直医マニュアル 〈入院編〉 泌尿器科診療にすぐに使えるヒントを集めた「特集」、話題のテーマを掘り下げる「綜説」、そして、全国から寄せられた投稿論文を厳選して紹介する。春に発行する書籍規模の増刊号は、「外来」「処方」「検査」「手術」などを網羅的に解説しており、好評を博している。 (ISSN 0385-2393)
月刊、増刊号を含む年13冊

胃と腸 Vol.60 No.2
主題 大腸鋸歯状病変を見直す 消化管の形態診断学を中心とした専門誌。毎月の特集では最新の知見を取り上げ、内科、外科、病理の連携により、治療につながる診断学の向上をめざす。症例報告も含め、消化管関連疾患の美麗なX線・内視鏡写真と病理写真を提示。希少疾患も最新の画像で深く学べる。年2回増大号を発行。 (ISSN 0536-2180)
月刊、増大号2冊を含む年12冊

精神医学 Vol.67 No.2
特集 若者の自殺対策 精神保健の専門家としてリスクをどう捉えて対応するか 精神医学領域のさまざまなテーマを毎号特集形式で取り上げ、第一線の執筆陣による解説をお届けする。5月号は増大号として領域横断的なテーマや、1つのテーマを幅広い視点から掘り下げる充実の内容。日々の臨床から生まれた「研究と報告」「短報」など原著論文も掲載している。 (ISSN 0488-1281)
月刊、増大号を含む年12冊

周産期医学2024年54巻増刊号
周産期の画像診断 第3版

腎と透析2024年97巻増刊号
腎疾患の診断と治療 最前線

小児内科2024年56巻増刊号
小児臨床検査2024

消化器内視鏡2024年36巻増刊号
スキルアップ内視鏡診療

社会保険旬報 №2956
《動向》 『薬機法等改正案を国会に提出 規制見直しへ―零売原則禁止など盛り込む』
政府は2月12日、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)等改正法案」を閣議決定し、国会に提出した。改正法案は厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会(福井次矢部会長)の1月10日の議論のとりまとめをうけたもので、「医薬品等の品質及び安全性の確保の強化」等の4つの柱を掲げている(図1)。主な改正事項として、医療用医薬品のいわゆる「零売」を原則禁止とし、やむを得ない場合のみ販売を認める。濫用リスクがある医薬品については分類や販売方法を見直し、より実効性のあるものとする。知事が薬局機能を認定する制度に健康増進支援薬局を追加する。後発医薬品安定供給確保および革新的新薬実用化のための基金を創設する。
政省令への委任事項は残されているものの、医薬品・医療機器の規制の新たな大枠が固まった。改正法が成立すれば、早ければ令和7年秋ごろから段階的に施行する。