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総合診療 Vol.33 No.10

2023年 10月号

特集 〇×クイズ110問! 日常診療アップグレード Choosing WiselyとHigh Value Careを学ぼう

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2023/09

特集 〇×クイズ110問! 日常診療アップグレード Choosing WiselyとHigh Value Careを学ぼう ①独自の切り口が好評の「特集」と、②第一線の執筆者による幅広いテーマの「連載」、そして③お得な年間定期購読(医学生・初期研修医割引あり)が魅力! 実症例に基づく症候からのアプローチを中心に、診断から治療まで、ジェネラルな日常診療に真に役立つ知識とスキルを選りすぐる。「総合診療専門医」関連企画も。 (ISSN 2188-8051)

月刊、年12冊

≪新NS NOW 3≫

基本開頭術と頭蓋底開頭術

速く・美しい展開への道しるべ

菊田 健一郎 (担当編集)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2015/09

開頭は脳神経外科手術の根底にある技術で,これ如何によって術野の出血・手術時間・適切なアプローチなどが左右される。
オールカラー・ビジュアル・わかりやすい紙面が特徴の『新NS NOW』シリーズ No.3では,開頭術を取り上げ,皮切や体位・各種器具の使用法など術前の知識から,前頭・側頭・後頭の基本的な開頭術,蝶形骨近傍や錐体骨周辺など頭蓋底部の開頭術まで,若手脳外科医に必須の知識と技術を網羅。開閉頭に精通した新進気鋭の医師たちが,初歩から応用まで,頭部に切り込んでいく際に「なぜここでこうするのか」を丁寧に解説し,わかりやすく紹介。脳神経外科医専門医も,これから専門医をめざす医師も必読の1冊。

運動器の傷害と機能障害

その病態とメカニズム

沖田 実 (編集) 坂本 淳哉 (編集)

出版社:三輪書店

印刷版発行年月:2021/03

リハビリテーション医療における適切な介入戦略を選択・実践するうえで不可欠な“傷害の治癒”と“機能障害の発生”にかかわるメカニズムを整理

本書は、15章の構成としている。1章(総論)では、リハビリテーション医療の対象となる運動器の傷害ならびに機能障害の発生状況の実態を紹介し、傷害と機能障害の因果関係について解説している。続いて2章(炎症)と3・4章(疼痛)では、どのような組織が傷害を受けても共通して発生する症候をまとめており、これらの章は以後の10章までの内容を理解するうえでの基礎となる部分でもある。ただし、疼痛に関しては症候として発生するのみならず(急性痛)、それ自体が機能障害あるいは疾病に発展する(慢性疼痛)ことも解説しており、運動器の機能障害としての位置付けにもなっている。そして、5章~10章(創傷、靱帯損傷、腱損傷、骨損傷、末梢神経損傷、筋損傷)では、組織区分に基づき傷害の病態とメカニズムを解説している。なお、創傷は運動器の傷害には含まれないものの、熱傷と褥瘡といった創傷はリハビリテーション医療の対象であり、しかもその治癒過程のメカニズムは靱帯や腱、骨など、結合組織で構成される組織にも汎用・応用できることから、本書では取り扱っている。続いて11・12章(筋力低下)、13・14章(関節可動域制限)では、典型的な運動器の機能障害を取り上げ、その病態とメカニズムを解説している。そして、最後の15章(フレイル)では、高齢社会の到来によってリハビリテーション医療の対象患者の多くが高齢者であることを踏まえ、高齢者の健康問題の基盤にあるフレイルを取り上げ、これが運動器の傷害ならびに機能障害の発生に深く関与していることを解説している。加えて、学生の自己学修にも活用できるよう多くの章に共通する基礎的事項やメカニズムに関する最新知見などはコラムとしてまとめている。
本書は、未だに臨床で目にする旧態依然の対症療法的な介入戦略からの脱却を図り,“メカニズムを基盤としたリハビリテーション医療(Mechanism-Based Rehabilitation)”の実現に必要な知識を集約した一冊である。

チクチク療法の臨床

自然治癒力を引き出す

長田 裕 (著)

出版社:三和書籍

印刷版発行年月:2015/04

脳外科医が考案! 西洋医学の神経解剖と東洋医学の経絡の考えを融合させた新しい治療体系!!
“行列のできるクリニック”の膨大な治療症例とその治療理論を詳説!
チクチク療法は、西洋医学とも東洋医学とも違うメイド・イン・ジャパンの治療体系です。—副交感反応を呼び起こし自律神経を調整するチクチク刺激を、脳・脊髄につながる神経走行に着目した「デルマトーム理論」にもとづいた治療ポイントに加える—本年3月に一般向けの入門実用書として刊行し、売れ行き好調の『自分でできるチクチク療法』よりワンランク上の知見を求める読者のために、専門家のニーズにも応えられる内容として、難病を含む広汎な疾患に効果のあるこの治療法の治療症例を疾患別に数多く紹介、また、その治療理論を解説しました。
巻頭にチクチク療法の治療ポイント図解付き!

Hospitalist Vol.8 No.4 2020

2020年4号

特集:病棟管理

出版社:メディカル・サイエンス・インターナショナル

印刷版発行年月:2021/05

特集:病棟管理

事例で学ぶ

医療機関で起きる法的トラブルへの対処法

加古 洋輔 (他編集)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2024/09

弁護士×医療現場の専門家による法的トラブルQ&A!

病院、クリニックでは日々様々なトラブルが生じている。本書は具体的な事例を紹介しつつ、トラブルへの対処や予防の方法を、Q&A形式でわかりやすく解説する。弁護士の豊富な実務経験をもとに、医療現場の専門家の視点も加わり、最新の法改正やトピックにも対応。医療事故や労務管理のみならず、SNS、サイバー攻撃、医師の働き方改革など多岐にわたるテーマを取り上げている。医療現場のお悩み解決に役立つ一冊。

LGBTQ+の健康レポート

誰にとっても心地よい医療を実装するために

日高 庸晴 (著)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2024/08

特別ではなく、1人ひとりを大切にしたあたり前のケアを

国内でもセクシュアリティを取り巻く環境が徐々に変化している。しかし実際は、LGBTQ+当事者への偏見や戸惑いが存在し、世間の表向きの理解と現実のギャップは大きい。それは医療・教育現場も同様だ。そこで本書では、著者が長年にわたり行ってきた大規模調査データや当事者の語りをもとに、医療を必要としている当事者が戸惑うことなく受診できるための実装方法を解説した。調査データの一部を巻末資料として収載。

いたみの教科書

「疼痛医学」ダイジェスト版

一般財団法人 日本いたみ財団 (編)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2021/12

「いたみ」に出会ったら、まずはここから学ぶ

本邦初のテキスト『疼痛医学』のダイジェスト版。なかなか取れない「いたみ」を訴える患者さんと出会ったとき、「いたみ」の機序を知りたいとき、「いたみ」への対応を求められたとき、「いたみ」の今がザックリつかめるように編集しました。1日で通読できる、疼痛医学の超入門書。

≪神経心理学コレクション≫

音楽の神経心理学

緑川 晶 (著)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2013/09

認知症などの脳変性疾患や脳血管障害を原因として、歌唱、演奏、リズム、楽譜の読みなどが障害される神経心理学的症状「失音楽」や、歌唱などの音楽能力のみ残存した失語症など、臨床心理士である著者が遭遇した貴重な症例を紹介。さらに高齢者や自閉症児への音楽療法についても解説。音楽や脳科学に関するコラムも随所に散りばめられ、「人間にとって音楽とは?」という問いにさまざまな側面からアプローチする1冊。

その呼吸器診療 本当に必要ですか?

あるのかないのかエビデンス

倉原 優 (著)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2019/01

呼吸器領域の日常臨床で、正論だと思われている診療の常識に対し、果たしてその診療は本当に必要なものなのか、ひょっとしたら不要ではないのかといったグレーゾーンの29テーマをピックアップして、著者独自の切り口で論を展開している。エビデンスに基づき、終末期医療など様々な意見が共存するテーマについても現状の知見やデータを提示する。臨床現場で悩める若手呼吸器科医、レジデント、ジェネラリストに向け、今後の診療において進むべき道筋を照らす1冊。

そこが知りたかった!

精神科薬物療法のエキスパートコンセンサス

日本臨床精神神経薬理学会医学教育委員会 (編)

出版社:新興医学出版社

印刷版発行年月:2022/07

精神科医療のベースにして最重要ともいえる薬物療法だが、日々の臨床において多くの医師が処方や治療の困難に悩まされているのではないだろうか。

本書はそのような悩みに応えるべく、治療に戸惑う場面でありながらも、良質なエビデンスが不足している61の臨床場面について日本臨床精神神経薬理学会が専門医に対して行った調査結果を示すとともにそのような結果に至った理由などを含めた詳細な分析や先行するガイドライン、メタ解析なども紹介している。

具体的には、
 ・多くの医師が遭遇し、治療の難しさを感じやすいと思われるうつ病23、双極性障害19、統合失調症19 の計61に及ぶCQの設定
 ・9段階のリッカート尺度により各選択肢がエキスパートにどのような評価がされているかを一目でわかりやすいグラフのかたちで提示。それに対する分析・解説も付している
 ・各CQについて先行するガイドラインなどではどのような意見が記載されているかを示し標準とされる処方例や今回の調査結果との差異も理解できる
といった点が本書の特長となるだろう。

経験豊富な多数の専門医たちの実処方に直接触れることができるのは何にも増して心強さを感じられるはずである。
自身の処方と同じなのか、あるいは違いがあるのか、本書を読み解きながら多くを学んでいただき、今後の臨床に役立つ1冊としてほしい。

心エコー 2024年5月号

がん診療と心エコー

出版社:文光堂

印刷版発行年月:2024/05

がん診療と心エコー 特集は「がん診療と心エコー」.がん診療の基本/アントラサイクリン系薬剤による心毒性と心エコー診断/分子標的薬による心血管毒性の心エコー診断/がん免疫療法による心毒性と心エコー/がん関連血栓症の超音波診断のピットフォール/小児がんサバイバーの心エコー/がんサバイバーの周産期管理と心エコー/CTRCDのフォローアップのGLSの測り方のポイント 他を取り上げる.連載として症例問題[Web動画連動企画],[COLUMN]等を掲載.

解剖実習の手びき 第11版

寺田 春水・藤田 恒夫 (著)

出版社:南山堂

印刷版発行年月:2004/01

定評の解剖学実習書.豊富な図と説明的な図によって,実習のポイントをつかみやすい.実習室での質問が多い箇所については,構造の概念や解剖の手順を懇切に解説してある.また,近年の実習時間短縮にともない,その補習にも役立つように,解説をより詳しくした.

神経難病の病態・ケア・支援がトータルにわかる

中山 優季 (編著)

出版社:照林社

印刷版発行年月:2024/09

神経難病にはさまざまな種類があり、疾患ごとに経過や起こりうる症状が異なります。
そのため、看護においては、「疾患別」の視点、「症状別」の視点、そして「療養行程」の視点をあわせもつことが重要です。
長い経過のなかで変化していく療養生活課題(困りごと)にどう対応し、個々の生活歴や価値観などをふまえた「その患者さんにとって最善のケア」をどう提供するか、実践に基づいて具体的にわかりやすくまとめました。

快をささえる

難病ケア スターティングガイド

河原 仁志 (他編)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2016/07

2015年、42年ぶりの難病医療法。2016年、史上はじめての障害者差別解消法。難病当事者をとりまく社会環境が大きく動いている現代、医療者の知識・技術、そして目標を飛躍させよう。患者がみな快く暮らしてゆけるために、斯界の第一線で活躍する当事者・看護師・保健師・介護士・医師・セラピストたちがその知見、ノウハウを結集。入院療養と在宅ケアが互いに高めあう、新時代の難病ハンドブック。

がん看護 Vol.29 No.3

2024年5-6月号

がん看護キーワード15 ~がん看護実践の基本~

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2024/05

がん看護キーワード15 ~がん看護実践の基本~ がんの医学・医療的知識から経過別看護、症状別看護、検査・治療・処置別看護、さらにはサイコオンコロジーにいたるまで、臨床に役立つさまざまなテーマをわかりやすく解説し、最新の知見を提供。施設内看護から訪問・在宅・地域看護まで、看護の場と領域に特有な問題をとりあげ、検討・解説。告知、インフォームド・コンセント、生命倫理、グリーフワークといった、患者・家族をとりまく今日の諸課題についても積極的にアプローチし、問題の深化をはかるべく、意見交流の場としての役割も果たす。

いつもの服薬指導が劇的に変わる!添付文書の本当の読み方 統計学×臨床論文でここまでわかる

湧井 宣行 (著)

出版社:羊土社

印刷版発行年月:2024/04

「どのくらいで効き始めるの?」「副作用の強さは?」と聞かれて困ったことはありませんか?本書は,添付文書だけではわからない情報を,統計学と臨床論文から読み解く方法を伝授します.いつもの服薬指導が劇的に変わります!

新薬情報オフライン 新薬の特徴がよくわかる! 既存薬との比較と服薬指導のポイント

木元 貴祥 Key (編著)

出版社:金芳堂

印刷版発行年月:2024/02

累計1,200万PV超,薬剤師の間でも大変好評な人気WEBサイト「新薬情報オンライン」から新薬のオフライン版(書籍版)が登場.薬剤師として知っておきたい注目の新薬とその類薬との使い分けや比較,服薬指導を紹介.薬剤師でもありMRでの経験のある先生の視点等を盛り込んだ薬剤の特性をしっかり伝えた,わかりやすい内容で,読後,ここ2~3年の新薬情報が取得・整理でき,現場で活かせます.

内科初診外来 ただいま診断中!

鋪野 紀好 (著)

出版社:中外医学社

印刷版発行年月:2020/04

本書では、内科の初診外来におけるコモンな症候や症状で診断が想起できない場合、どのような戦略的アプローチを行うべきかについて、Semantic Qualifier, 解剖学的アプローチ、Pivot and Cluster Strategyなど、具体的な診断戦略を挙げながら分析的かつ、わかりやすく解説。他の成書ではあまり扱わないテーマや手法による診断推論も展開され、研修医のみならず、専攻医〜指導医レベルの医師にとっても実践的に役立つ書となっている。

Nursing BUSINESS(ナーシングビジネス)2025年2月号

2025年2月号

特集:看護管理者が知っておきたい人事考課・評価の基準と手順

出版社:メディカ出版

印刷版発行年月:2025/02

特集:看護管理者が知っておきたい人事考課・評価の基準と手順 チームケア時代を拓く看護マネジメント力UPマガジン

「管理」にしばられず、よりよい病院づくり、病棟運営を行うためには、マネジメント力、ビジネスマインドが必要です。
『ナーシングビジネス』は、看護師長、看護部長などの看護管理職者が現場で困っていること、知っておきたいことに応える情報を厳選してお届けします。
看護師長と看護部長が一緒になって目指すべきマネジメントのかたちを共有し、前進するための情報源として、ぜひご活用ください!

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