
J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.7 No.6
2023年11月号
【Special Topic】バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)を理解する
【Special Topic】バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)を理解する 今号のSpecial Topicは「バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)を理解する」近年,バンコマイシン耐性腸球菌(vancomycin-resistant enterococci : VRE)によるアウトブレイクが各地で散見されており,医療機関はたびたび苦慮しながらの対応となっています.今号では,VRE感染症をテーマとして包括的にご解説いただきました.ぜひ理解を深めていただければと考えます.また,忽那賢志先生による「日本全国感染症ケースカンファレンス道場破りシーズン2」が新連載として登場いたします.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.7 No.5
2023年9月号
【Special Topic】HIV/AIDS診療の黎明とこれから
【Special Topic】HIV/AIDS診療の黎明とこれから HIV/AIDS診療は新たな治療薬も登場し,いま,大きな変革期を迎えています.日本のHIV感染症診療・臨床研究を長年牽引してこられた岡 慎一先生をお招きし,HIV/AIDS診療の黎明期から現在までの道のり,今後の展望,ゼロエイズへの見通しについて,岩田健太郎先生と語っていただきました.HOT TOPICは「入院前の全患者にSARS-CoV-2スクリーニング検査を行う必要があるのか?」です.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.7 No.4
2023年7月号
【Special Topic】急増する非結核性抗酸菌(NTM)症にそなえよ
【Special Topic】急増する非結核性抗酸菌(NTM)症にそなえよ 近年,非結核性抗酸菌(NTM)症,なかでも肺NTM症の罹患者数は急速に増加しており,死亡者数ともに肺結核を上回りました.もはや稀な感染症ではなく,common diseaseとなりつつあります.今号では,急増するNTM症にそなえるため,疫学から現在の治療まで,最新の知見を踏まえ包括的にご解説いただきました.また,新連載「Youは何しに検査室へ?」がスタートします.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.7 No.3
2023年5月号
【Special Topic】膠原病と感染症―Pearls and Myths
【Special Topic】膠原病と感染症―Pearls and Myths 今号のSpecial Topicは「膠原病と感染症―Pearls and Myths」.膠原病と感染症は時としてその鑑別が難しく,また時として一方が他方を難治化させうる関係性を有しています.また近年治療薬の選択肢が増え飛躍的な進歩を遂げた一方,キャッチアップが難しい領域でもあります.今号では,膠原病科医の視点におけるロジックやpearlを非専門医に向けてわかりやすく解説します.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.7 No.2
2023年3月号
【Special Topic】保健行政側から見た新型コロナウイルス感染症対策の現状と今後
【Special Topic】保健行政側から見た新型コロナウイルス感染症対策の現状と今後 今号のSpecial Topicは「保健行政側から見た新型コロナウイルス感染症対策の現状と今後」
新型コロナウイルス輸入例が日本に入った2020年初めから,公衆衛生医師として保健所・東京都庁にて対策の第1線に立った関なおみ先生.今号では,保健行政がこれまで実施してきた感染症対から,COVID-19による感染症対策の変化と現状,そして今後の展望に至るまでを,わかりやすく御執筆いただきました.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.7 No.1
2023年1月号
【Special Topic】風邪と新型コロナとインフルエンザ
【Special Topic】風邪と新型コロナとインフルエンザ 今号のSpecial Topicは「風邪と新型コロナとインフルエンザ」.新型コロナウイルス感染症の流行により,より質の高いかぜ診療が求められるようになりました.今号ではいまだ動向が気になる新型コロナウイルス感染症や冬季の流行が心配されるインフルエンザの診かた・考えかたも交えながら,COVID-19時代のかぜ診療について系統的にご解説いただきました.また,2つの新連載「PROFESSIONALS総合内科×感染症科」「はじめて物語」もスタートします.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.6 No.6
2022年11月号
【Special Topic】バンコマイシンの開発からAUC-guided dosing に至るまでの経緯に触れてみよう
【Special Topic】バンコマイシンの開発からAUC-guided dosing に至るまでの経緯に触れてみよう 今号のSpecial Topicは「バンコマイシンの開発からAUC-guided dosing に至るまでの経緯に触れてみよう」.『抗菌薬TDM臨床実践ガイドライン2022』における大きな改訂ポイントの一つとして,投与設計がAUCベースになったことがあげられます.本号では,AUCベースに至ったプロセスからAUCベースでの用量調節の投与設計と解析ソフトの開発の経緯まで,包括的にご解説いただきました.さらに,岩田健太郎先生と石金正裕先生による特別対談「2022年の注目すべき感染症」も収載します.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.6 No.5
2022年9月号
【Special Topic】真菌とヒト
【Special Topic】真菌とヒト 今号のSpecial Topicは「真菌とヒト」.Candida aurisを発見・命名された槇村浩一先生に、真菌について広く概観していただきます.真菌による健康被害とその正しい管理のために知っておきたい知識が満載です.さらに,HOT TOPIC「サル痘総説 (2) 今回の流行で特徴的なこと」として前号に続き石金正裕先生に最新情報を解説していただきました.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.6 No.4
2022年7月号
【Special Topic】追悼:ポール・ファーマー
【Special Topic】追悼:ポール・ファーマー 今号のSpecial Topicは「追悼:ポール・ファーマー」.感染症対策・医療支援など幅広い分野での国際的なリーダーとして活躍してこられた医師・医療人類学者のポール・ファーマー氏が2022年2月22日にご逝去されました.今号では,ファーマー氏と交流の深かった先生方に思い出やエピソード,メッセージを御執筆いただきました.さらに,HOT TOPICとして「サル痘総説(石金正裕先生)」「小児の原因不明の急性肝炎(堀越裕歩先生)」も収載します.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.6 No.3
2022年5月号
【Special Topic】小児感染症専門医に訊く米国COVID-19事情
【Special Topic】小児感染症専門医に訊く米国COVID-19事情 今号のSpecial Topicは「小児感染症専門医に訊く米国COVID-19事情」.小児感染症専門医であり,米国CDCでもご活躍されている紙谷 聡先生と,岩田健太郎先生の特別対談が実現.COVID-19の現状や課題について各々の立場から語っていただきました.また前号に引き続き,特別企画「突撃! となりの新型コロナウイルスPCR検査[後編]」として,大学病院・専門病院編も掲載します.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.6 No.2
2022年3月号
【Special Topic】新型コロナウイルス感染症後遺症とその診療の実際
【Special Topic】新型コロナウイルス感染症後遺症とその診療の実際 今号のSpecial Topicは「新型コロナウイルス感染症後遺症とその診療の実際」これまでに集積された新型コロナウイルス感染症の後遺症の知見,後遺症診療の実際,具体的な症例の考察まで,包括的に解説していただきました.また,特別座談会「これからのCOVID-19診療,病院と地域の連携をどうすべきか?」では,最前線で診療に取り組む先生方に今後の課題や展望を語っていただきました.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.6 No.1
2022年1月号
【Special Topic】高病原性Klebsiella pneumoniae
【Special Topic】高病原性Klebsiella pneumoniae 近年,東アジアを中心に「高病原性Klebsiella pneumoniae」の症例が報告されています.2022年最初のSpecial Topicでは,本テーマについて原田壮平先生に本邦の症例を含め,疫学から最新情報まで包括的に解説していただきます.また特別企画として,全国8病院の先生方にCOVID-19入院体制についてご紹介いただいた「当院のCOVID-19診療体制」も収載します.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.5 No.6
2021年11月号
【Special Topic】新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異ウイルス(variants)
【Special Topic】新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異ウイルス(variants) 今号のSpecial Topicは「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異ウイルス(variants)」.今後の動向が注視されている本テーマについて,最新の話題から今後いかに対峙すべきかまで,峰 宗太郎先生に詳しく解説していただきました.また,Special Interview「新型コロナウイルス感染症 札幌・北海道の現状と感染症コンサルタント活動(岸田直樹先生)」も収載します.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.5 No.4
2021年7月号
【Special Topic】病原微生物の消毒をもう一度考える
【Special Topic】病原微生物の消毒をもう一度考える 今号のSpecial Topicは「病原微生物の消毒をもう一度考える」.新型コロナウイルス感染症の流行から1年以上が経った今,感染対策の基本でありながら最も有効な手段でもある消毒・滅菌について,改めて解説していただきます.HOT TOPICでは「抗菌薬供給状況」「ワクチン供給状況」として現在の供給状況一覧を収載します.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.5 No.3
2021年5月号
【Special Topic】3波を堪えたプラチナ戦士たちのコロナ戦記
【Special Topic】3波を堪えたプラチナ戦士たちのコロナ戦記 今号のSpecial Topicは『3波を堪えたプラチナ戦士たちのコロナ戦記』.新型コロナウイルス感染症診療の最前線に立つ岡 秀昭先生に,埼玉医科大学総合医療センターでの重症例のカンファレンスを公開していただきました.現場のリアルと最新情報をお届けします.また,矢野晴美先生へのSpecial Interview『ワクチン接種の現状と展望』も収載します.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.5 No.2
2021年3月号
【Special Topic】小児の細菌性髄膜炎
【Special Topic】小児の細菌性髄膜炎 今号のSpecial Topicは『小児の細菌性髄膜炎』.
ワクチンの導入により発症頻度は低下し,日常診療で遭遇する機会は減ったものの,早期診断・早期治療が重要であることは変わりがありません.今号では,実際に遭遇した際に見逃すことのないよう,診断から疫学,治療や予後まで系統的に解説していただきます.
また,「感染症カンファレンス実況中継」として『新型コロナウイルスへの対応~聖路加国際病院の1年間~』も収載します.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.5 No.1
2021年1月号
【Special Topic】新型コロナウイルス感染症と神経筋合併症
【Special Topic】新型コロナウイルス感染症と神経筋合併症 今号のSpecial Topicは『新型コロナウイルス感染症と神経筋合併症』.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)においては神経筋症状も高頻度に合併し,初発症状にもなりうること,また重篤で多彩な神経筋合併症も生じうることがわかってきています.今号では,これまでに明らかとなったCOVID-19の脳神経領域における最新情報を解説していただきます.また,いち早くWEBに公開された,岩田健太郎先生による『非専門家のためのCOVID-19診療(入院管理)の提案』も巻頭に掲載します.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.4 No.6
2020年11月号
2021年の対コロナ戦略を考える
2021年の対コロナ戦略を考える 新型コロナウイルスに振り回され続けた一年となってしまった2020年のラストを飾る今号のSpecial Topicは「2021年の対コロナ戦略を考える」.これまでのCOVID-19関連企画の総括として、6名のJ-IDEO編集委員がそれぞれの立場からCOVID-19の診断・治療戦略や今後の展望について徹底的に論じます.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.4 No.5
2020年9月号
【Special Topic】国内の動物由来薬剤耐性菌の現状
【Special Topic】国内の動物由来薬剤耐性菌の現状 今号のSpecial Topicは「国内の動物由来薬剤耐性菌の現状」.
薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン関連の取り組みが広く認知され,各所で推進されつつある現在,意外な盲点となっているのがヒト以外の生物に対する抗菌薬適正使用です.従来よりヒト医療において問題視されてきたグラム陰性桿菌およびグラム陽性球菌の薬剤耐性菌を保有する伴侶動物や食用動物が増加している現状について詳しく解説します.

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.4 No.4
2020年7月号
【Special Topic】ASTの市中病院での進め方
【Special Topic】ASTの市中病院での進め方
今号のSpecial Topicは『ASTの市中病院での進め方』
AST(antimicrobial stewardship team,抗菌薬適正使用支援チーム)は,治療効果の向上,耐性菌出現の抑制,副作用の防止などを目指し抗菌薬適正使用を支援する,医師・薬剤師・看護師・臨床検査技師ら多職種からなるチームです.
市中病院でASTが活動するにあたり,理想と乖離したさまざまな制約や限界があるのが現実です.今号ではそのような理想と現実の間で折り合いをつけながらASTを成功・定着させる方法やコツをQ&A形式で解説します.