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≪からみた看護過程≫

緊急度・重症度からみた

症状別看護過程 第4版

+病態関連図

井上 智子(他編集)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2023/10

必要な情報・知りたかったことがわかる! 症状別看護過程の決定版

実習でよく出会う62症状の医学の基礎知識とケアプランを掲載した症状別看護過程の決定版。第4版では医学情報と看護診断などのアップデートを行い、臨床現場に必要な知識を網羅しました。イラストやチャートを使ったビジュアルな医学解説と、ケアの流れやポイントだけでなく患者の全体像がみえる「病態関連図」で理解を深める看護解説。さらに観察やアセスメントと並行して対処すべき緊急対応もカバーした、実習必携の1冊です。

画像診断 Vol.46 No.8(2026年7月号)

【特集】CT撮像・造影プロトコル ―brush-up and the next― Part 2

出版社:Gakken

印刷版発行年月:2026/05

【特集】CT撮像・造影プロトコル ―brush-up and the next― Part 2 画像診断医向けのCT撮像スタートガイドであると同時に、CT室では診療放射線技師にも活用いただける特集!冒頭にCT撮像および造影プロトコルの一覧表を掲載。現場ですぐに参照できる“プロトコル集”。CT撮像の現状と、各検査プロトコルの要点が学べる!

≪ガイドライン≫

高齢者のがん薬物療法ガイドライン 改訂第2版

日本臨床腫瘍学会・日本癌治療学会(編)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2026/03

日本臨床腫瘍学会/日本癌治療学会の共編によるガイドラインの改訂版.加齢に伴う臓器・身体機能低下,認知機能低下,精神心理的問題,複数の併存疾患,ポリファーマシー,社会的機能低下,QOLの問題などにより,標準治療の確立が難しい?齢者のがん薬物療法の指針を示す.今版では,最新のガイドラインや薬剤の状況を反映し,既存のCQを見直すとともに,新たに泌尿器領域など6つのCQを追加.今後ますます重要性を増す高齢がん患者に対する薬物療法について,基本的な診療指針を示した一冊.

改訂第3版 外傷専門診療ガイドラインJETEC

戦略と戦術,そしてチームマネジメント

一般社団法人日本外傷学会(監修)

出版社:へるす出版

印刷版発行年月:2023/06

本邦外傷学の集大成
日本外傷学会は,外傷専門医を「緊急度・重症度の高い外傷に対して,限られた時間内に,横断的に検査や治療の優先順位を判断でき,外傷診療に精通したリーダーとなる医師」と定義しています。本書は,外傷専門医が備えるべき知識をまとめたガイドライン『JETEC』の改訂第3版です。外傷専門医・外傷専門医を目指す医師のみならず,外傷診療にかかわるすべての医師におすすめの一冊です。

プライマリケア医のための 腎臓診療フローチャート

谷口 智基(著)

出版社:中外医学社

印刷版発行年月:2026/04


TT&木戸れな先生と学ぶ,日常診療での腎臓疾患.
プライマリケアの現場で見逃されがちな“進行する腎機能低下”. 「症状がないから大丈夫かな?」そんな疑問を“早期発見フローチャート”で解決する一冊です._x000d_
eGFRの変化の読み取り方, CKDを早期に見つけるコツ, 専門医へ紹介するタイミングまでを会話形式でやさしく解説. 難解になりがちな腎臓病診療を, 明日から使える実践知としてまとめました. 忙しい外来でもフローチャートで一発解決! プライマリケア医・研修医におすすめの, 腎臓診療入門書です.

ザ・テキスト 食道・胃・十二指腸ESD

大圃 研(編)

出版社:金芳堂

印刷版発行年月:2021/11

好評を博した「ザ・テキスト大腸ESD」の続編、上部消化管編が堂々完成! 内視鏡のトッププロフェッショナルであるDr.大圃のESD手技を細かなテクニックに分解し、実症例をあげながら解説。食道ESD・胃ESDに加えて、全く新しい分野として十二指腸ESDに関してもボリュームを割き体系的に解説。大圃組が全力をあげて完成させた、上部消化管ESDテキストの決定版!

■本書の特色
●大圃組直系・少数精鋭による執筆で、一貫性のある“考え方を含めた流儀”を学ぶことができる。
●基礎・初級・中級・上級のレベル別かつ部位別に手技を解説。確実にステップアップできる。
●実際の経験症例を動画で提示。“明日の症例”に対する具体的なイメージトレーニングができる。事前にトレーニングすることができない偶発症についても、単純な対処方法のみならず、入院マネージメントまで、具体的なフローを詳細に記載し、反省点まで提示。
●症例動画にくわえテクニックに特化した動画を豊富に公開(約110本)。ポイントのみの抜粋ではなく、実際のテクニックをその前後から長めに収録し、一連の手技の中にその技がいかに組み込まれているのかを臨場感をもって視聴できる。
THE TEXT ESD Ver. Colon(ザ・テキスト大腸ESD)が発売されて、早2年が経ちました。大腸ESDの普及に伴って多くの大腸ESDに関する本が出版された時期でしたが、幸いにも好評をいただいているようです。そこでぜひ上部のESDに関しても執筆を、というお話を今回金芳堂の黒澤さんからいただきました。

ESDはまず上部消化管に関して普及が進み、同時にその手技を詳説した本も多く出版されてきました。ただ、大腸ESDに先んじて技術的な習熟を迎えたこともあって出版から時間が経っているものが多いことも事実です。私たちの一門は治療内視鏡に関しては全臓器を対象としてきました。その中で大腸ESDが習熟するにつれ、そこで培った手法が上部ESDに大きく反映されるようになりました。そのスタイルは上部ESDが中心であった過去とは大きく様変わりしています。また、最近では十二指腸のESDの施行施設も増えていますが、それに関して詳述した本はまだないのが現状かと思います。そこで、今一度古くて新しい、“上部のESDの今“というものをまとめることも意味があるのでは、と今回上梓するに至りました。

内視鏡技術に何が正解だと決める気は毛頭ありませんが、手技にスタイル・流派というものは厳然と存在し、それを存立基盤として個々の手技は成立していると思います。根底に流れるものに一貫性があってこそ、寄せ集めの共著とはならないと常々考えております。2000年代後半の手技の確立期に学んだ大森赤十字病院の千葉秀幸先生や東京大学辻陽介先生、2010年代に学んだ東京女子医大の野中康一先生、その後から今共に切磋琢磨している当院の村元喬先生・港洋平先生、志賀拓也技師に解説してもらいました。執筆は私の一門のみ、且つ少数精鋭であり、過去と融合した最新の我々の上部ESDスタイルの真髄を体現するに相応しいメンバーだと自負しております。また、全く新しい分野ですが十二指腸ESDに関してもボリュームを割いております。体系化された十二指腸ESDの項目は、それだけで一冊の本になるような読み応えのある内容です。

大腸のESDなど他臓器のESDから転用した技術、今の高周波をはじめとした周辺機器を用いた技術、新しい臓器でのESDの技術、この20年の進化の集大成として、あえて上梓した“古くて新しい上部ESD本”、ぜひ手に取りご活用いただければ幸いです。

ケースでわかるリウマチ・膠原病診療ハンドブック

的確な診断と上手なフォローのための臨床パール

萩野 昇(編)

出版社:羊土社

印刷版発行年月:2021/02

リウマチ・膠原病診療のバリエーションに強くなる実践書.膠原病はミミックが多彩,症状が様々で苦手という方にエキスパートのコツを伝授します.総論編,疾患編,ケース編の3パートで立体的に理解できます!

ダーモスコピー超簡単ガイド改訂第2版

田中 勝(著)

出版社:Gakken

印刷版発行年月:2020/04

ダーモスコピーの基本が,見開きページ構成で“超簡単”に理解できる!
初学者にとって必要十分な事項を網羅した簡単ガイド.
ダーモスコピー検査の際や,診療デスクに置いて活用できる.
白衣のポケットに入るサイズで,すぐに確認できる!

胸部CTの立体解剖 第2版

特典:Webで連続スライスが見られる

畠中 陸郎(著) 桑原 正喜(著)

出版社:金芳堂

印刷版発行年月:2026/04

呼吸器診療に携わる医師にとって、気管支や肺動静脈の立体的な解剖理解は、正確な読影や安全な手技に直結します。長年多くの医師に支持されてきた名著が、大幅な増補を加えて待望の改訂となりました。本書最大の魅力は、実画像を基に精緻に描き起こされた「模式図」です。レベル1〜40までの横断像をCT画像と対比しながら読み解くことで、複雑な肺構造の立体的関係が脳裏に深く刻み込まれます。【第2版の特長・改訂ポイント】・区域・亜区域、微細な「小葉の構造」の解説を新規追加・「リンパ節部位のCT読影基準」を最新の『肺癌取扱い規約 第9版(2025年)』にアップデート・【Web特典】CTと模式図の連続スライス画像がPCやスマホで閲覧可能!陰影の正確な局在診断から、進歩するVATSやRATS、気管支鏡検査(TBLB、TBNA等)の術前シミュレーションまで。呼吸器内科医・外科医、画像診断医の日常臨床を力強くサポートする必携の一冊です。

ラパコレを究める

技術認定を目指す標準手技,困難例を制すBailout手技(Web動画付)

森 俊幸(編) 梅澤 昭子(編)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2020/10

腹腔鏡下胆嚢摘出術(ラパコレ)は、外科医にとって入門的かつ応用力を問われる奥の深い手術である。本書は豊富な写真とWeb動画により、技術認定審査で重要なポイントを強調した標準手技と困難例への対処法を解説。非定型的な手術を余儀なくされる困難例に関しては、bailout(緊急回避)の判断と注意点、非定型的ラパコレ時のトラブルシューティングまでを網羅。一筋縄ではいかない事態に直面しても安全に手術を完遂する“引き出し”を増やせる、最高の指南書である。

読み方だけは確実に身につく心電図

米山 喜平(著)

出版社:羊土社

印刷版発行年月:2022/11

本書を手にした今日,心電図が読めるようになる!あらゆる心電図判読の軸となる判読法を紹介!続く40症例の心電図をその方法で読んでいくと,いつの間にか判読法が定着,そして強力になっていきます.

クイズで学ぶ画像診断「1手詰」 読影のキホンが身につく必修手筋101

木口 貴雄(著)

出版社:金芳堂

印刷版発行年月:2022/08

画像診断コンテスト世界チャンピオン(Radiology誌Diagnosis Please7年連続受賞)と詰将棋看寿賞作家の異色の師弟コンビによる、基本的な診断の手筋を学べる詰将棋(クイズ)形式の書籍が登場。

本書は、画像診断について楽しく学ぶことができるよう、詰将棋の「1手詰」を模した、即診断可能な問題で構成。初学者向けに基本に忠実で、臨床的に診断意義の大きい症例をPart1:頭部、Part2:頸部、Part3:胸部、Part4:腹部、Part5:骨軟部と部位ごとに、100症例以上掲載しています。

また、解答ページでは「診断への一手」として、画像診断に必要な覚えておきたい手筋(ポイント)を詳しく解説。診断結果の後に、臨床→画像所見→鑑別疾患など、診断内容のフォローも記載されているので、大いに役立つこと間違いなし。

医学生、研修医・放射線専攻医を始めとする初学者はもちろん、臨床医・開業医、読影補助を担う診療放射線技師など多くの方におすすめです。

序文
“画像診断と将棋は似ている” ― 将棋観戦が趣味の私が以前からそう思っていたところに、一人の青年が当院に臨床研修医としてやってきた。彼は有名なトップレベルの詰将棋作家で、将棋と画像診断の類似性についても深く共感され、後に放射線医学の門を叩いた。本書の共著者、山路大輔先生である。

画像診断が将棋なら画像診断クイズは詰将棋である。詰将棋は読みの力を鍛えるのに良い訓練と聞く。画像診断クイズも同様で、クイズ症例となった疾患の勉強だけでなく、画像所見の考え方や病態の理解、鑑別診断の知識等、多くのことを学ぶことができる勉強法である。画像診断クイズでの勉強が好きで、普段から自己研鑽に取り入れている私であったが、ある日突然書籍のアイディアを閃いた。抜群の詰将棋作成センスを持つ山路先生に画像診断クイズの問題を作ってもらい、それを私が解説・監修するような形式とすれば、良い画像診断クイズ集が作れるのではないかと。

画像診断の本は専門医向けから初学者向けまで数多くの書籍が存在するが、クイズ形式のものは少ない。特に普段から画像診断を生業としていないが画像に関わる方(医学生・研修医・他科臨床医・放射線技師など)向けの、楽しく勉強できるようなクイズ形式の書籍はほとんどない。

本書は、初学者向けに基本に忠実で、かつ臨床的に診断意義の大きい症例を用意し、難易度を抑えクイズ要素を加えることで、詰将棋で言う「1手詰」に近いニュアンスの即診断可能な問題で構成されている。また、自信がついてきた方向けにも、付録として上級者向けチャレンジ問題を用意した。繰り返し解いていただき基本の手筋を身に付けていただければ、画像診断の基本的考えを理解していただけると思うとともに、筆者にとってこの上ない幸せである。

最後に、共著を快諾し多くの部分を執筆して下さった山路大輔先生と、編集・出版にあたり大変お世話になった金芳堂の皆様に謝意を表します。

2022年初夏
木口貴雄

“詰将棋” - これは自分の趣味の1つです。共通の趣味をきっかけとして、初期臨床研修では師匠の木口貴雄先生に懇意にしていただきました。その際、先生の高い診断力を間近で見て、憧れ、いつしか放射線科医を志すようになりました。

“画像診断と将棋は似ている” - これは先生のお考えですが、中でも強調されたのが、画像診断にはクイズ性があり、画像診断クイズを解くことが大きな勉強法である点です。これは将棋に例えれば詰将棋を解くことに相当します。将棋で勝つためには相手の玉を詰ませる必要がありますが、そのためには基本的な詰みの形・手筋を覚える必要があり、1手詰や3手詰などの短手数の詰将棋を解けるようになることが目安になります。この基本をマスターすることで、より長手数の詰将棋が解けるようになり、実戦において詰みを見つけることができるようになります。画像診断も同様で、正しい診断のためには、まずは基本的な診断の形・手筋を習得する必要があります。基本的な症例の診断ができるようになることで、さらに難症例の診断に辿り着くことができるようになります。

先生のお考えを聞いてふと思いました。「画像診断においても基本的な診断の手筋を学べる詰将棋(クイズ)形式の書籍があったら面白いのではないか」と。このアイディアをお話しすると、先生も同様のお考えを持っておられ、意気投合。瞬く間に本書の構想が浮かび上がりました。

今回、幸運にも放射線科医として駆け出しの自分が、木口先生という世界的トップレベルの画像診断医との共著の機会をいただきました。それに見合う、それ以上の内容に仕上げるべく奔走させていただきました。

本書は医学生・研修医をはじめとした初学者、画像診断は専門ではないものの日常診療で画像と関わる先生方を主な対象としておりますが、本書をきっかけに画像診断の世界に少しでも興味を持っていただければ嬉しいです。

最後になりましたが、執筆および研究会でご指導いただいております木口貴雄先生と、出版に向けて尽力していただいた金芳堂の皆様に深くお礼申し上げます。

令和4年7月
山路大輔

MMT・針筋電図ガイドブック

園生 雅弘(著)

出版社:中外医学社

印刷版発行年月:2018/05

徒手筋力テスト(MMT)と針筋電図検査について同時に解説されており、神経内科医や脊柱・末梢神経外科医がこれらの検査法を用いて神経疾患や脊椎脊髄疾患の診断を行うために最適なガイドブック。針筋電図とMMTは密接に関係しており、特に神経生理検査の計画を立てる際の神経診察の中核はMMTである。各論では写真をふんだんに用い、各筋ごとに診察-検査の流れに沿って解説。この一冊で筋電図室での神経診察の習熟に大いに役立つ本となった。

≪Cブックス≫

医師バイト・外勤 超実践マニュアル

大野 哲生(著)

出版社:メディカ出版

印刷版発行年月:2022/10

【医師の多様化する働き方に対応する必携書!】医師がバイトや外勤で行う医療行為全般について、手順・実践ポイント・給与・勤務時間に至るまで網羅。医師が専門分野以外の診療に携わる際の質向上を目的として「わかりやすさ」「実践しやすさ」に徹底的にこだわった、“他にはない”1冊! 医師の働き方が多様化する時代、バイト・外勤のおともに。

〜所見を「読んで」「考える」〜

臨床医のための腎病理読解ロジック

乳原 善文(監修) 柴垣 有吾(監修) 上野 智敏(著)

出版社:中外医学社

印刷版発行年月:2018/06

腎臓に関わる臨床医が理想的に病理標本を読めるようになるためには,正しい用語で所見を描写し、患者の病態や
予後について考えることで「ただ見ていただけ」の読み方から脱却することが必要である.本書では臨床医として
腎病理の臨床と研究を極めた著者が,メカニズムから丁寧にわかりやすく解説した.病変の成り立ちから学び,所
見が意味するものを個々の患者ごとに考える力を身につけることができる一冊.

看護の力で患者を救う!

人工呼吸器集中レクチャー

井上 賀元(監修)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2025/11

患者の回復を支える人工呼吸器の管理とケア、この1冊で学べます!

人工呼吸器の役割は、直接病気を治すことではなく、病気が治るまで呼吸を保つこと。──だからこそ、合併症を起こさず、回復を支える看護・ケアが重要です。合併症予防やアラーム対応など人工呼吸器の管理とケアを、患者さんの生命予後を改善する視点から解説。略語や数字ばかりで一見難解なモードと設定も、臨床で必要な知識に絞って整理されているから、しっかり頭に入ります。SNSで人気の呼吸器ドクターひつじ、初の著書!

よくわかる骨粗鬆症診療の基本とTips

齋藤 琢(著)

出版社:三輪書店

印刷版発行年月:2026/04

骨粗鬆症診療を苦手から得意にしよう!

『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2025年版』を踏まえ、病態・治療薬・診療の基本、そして日常診療で役立つ実践のポイントを要点整理して、わかりやすく解説。
 骨粗鬆症診療に関わる医師から、研修医、骨粗鬆症マネージャーまで、骨粗鬆症の病態と診断、治療薬の使い分けのイメージがわいてくる、明日の診療・対応につながる一冊。

たんぽぽ先生の在宅医療パターンブック

永井 康徳(著)

出版社:日本医事新報社

印刷版発行年月:2026/06

本書は,筆者がこれまで経験してきたよくある在宅医療の事例を26のパターンに整理し,本人・家族・医療介護チームがどう関わるべきかという方針を,できる限りわかりやすく提示しています。
掲載している事例は,すべて筆者と患者さんやご家族とのやりとりも詳細に記載されています。パターンにまとめつつも,個別のケースに対する課題の抽出や,筆者ならではの考察がなされています。
在宅医の先生方はもちろん,看護師,介護士,ソーシャルワーカー,管理栄養士,言語聴覚士など,在宅医療で患者さん,ご家族とかかわるすべての医療従事者の方に,読んでいただけましたら幸いです。

本書「はじめに」より―― 一見,難しいと感じるケースでも,振り返ってみると以前に似たような場面を経験しているということは少なくありません。人の最善は一人ひとり異なり,本人の状況や思いを丁寧に汲み取りながら柔軟に対応することが大切なのは言うまでもありません。しかし,行き当たりばったりの対応を繰り返すのではなく,これまでの経験をひとつの「パターン」としてとらえ,支援者としての確固たる方針を持っておくことができれば,困難な場面でも落ち着いて,自信を持って関わることができます。

医療から行動経済学を再考する

アタマとこころと仕掛け

水野 篤(著者)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2026/04

「正しいと説明したのに,行動が変わらない」
「エビデンスを示しても,なぜか伝わらない」
現場で繰り返されるこの違和感を,相手の理解不足や意志の弱さで片づけていないだろうか。
本書は,それを「人間の意思決定の構造」として読み解く,行動経済学実践書である。

構成は大きく4段階。
第0章では,錯視などの身近な例を通して,私たちの認知がいかに容易に歪むかを体感する。
第1章では,価値・確率・時間といった数字ですら主観的に変形されることを,プロスペクト理論や現在バイアスを手がかりに整理する。
第2章では,選択肢の並べ方,社会規範,デフォルト設定など,意思決定が「文脈」に強く依存する構造を明らかにする。
第3章では,それらの理解を土台に,行動変容を促す「仕掛け(デザイン)」を体系化。説得に頼らず,再現性のある介入設計の枠組みを提示する。
最終章では,精密ナッジや実装科学といった最新の潮流にも触れ,個別最適化と社会実装の可能性を展望する。

本書の特徴は,「こころ(直感)」「アタマ(理論)」「仕掛け(設計)」という3つの視点を往復しながら理解を深める点にある。
直感で共感し,理論で整理し,構造として実装する——そのプロセスを通して,「説明しても伝わらない」という課題を,個人の問題ではなく,設計可能な,介入できる問題へと変える。

理論紹介にとどまらない,診断から介入設計,そして実装までを学び,意思決定支援と行動変容を,精神論ではなく構造として捉え直すための一冊。

こういうことだったのか!!CHDF・ECUM・PEトータルマネジメント

小尾口 邦彦(著)

出版社:中外医学社

印刷版発行年月:2023/11

「どうすれば急性期血液浄化を安定的に運転できるのか?」そのコツと知識を詰め込んだ.
血液浄化は威力のある治療方法である.一方で侵襲的であり,一見するとその複雑さに苦手意識を持つ者も多い.だからこそ,表面上の知識ではなく仕組みからしっかり学び,強みと弱みを理解する必要がある.本書は,「どうすれば急性期血液浄化を安定的に運転できるのか?」をテーマに,読者が思うだろう疑問にも丁寧に答えている.正しく,かつ大元の知識を身に付け,最大限のパフォーマンスを発揮するのに役立つ1冊である.

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