「緩和ケアにやりがいなんて、あるんですか?」
人と人が振動するとき、そこに人間が生まれる
陸の孤島のような、地方の療養型病院での緩和ケア――。そこには拍手もなく、賞賛もない。
「いま、この人の前で何ができるのか」を問い続ける日々のなかで感じた葛藤、迷い、怒り、無力感、そしてただ祈るしかなくなる瞬間――。
患者や家族とのエピソードを綴った物語は、次第に著者の内的な時間と交差して影響しあい、かつて覗いた“深淵”をはじめとする過去につながっていく――。
人はなぜ人の前に立ち続けるのか、静かに考え直すきっかけを提示する。
――緩和ケアにやりがいなんて、本当にあるんですか?
希望をつなぐ人
パラスポーツに生きるアスリートたちの軌跡
世界の第一線で戦ってきたパラアスリートたちが、次の世代に伝え、手渡したものは何か。
パラアスリートたちの〝継承〟を描いたノンフィクション。
様々な要因によって障害を負った選手たちは、どのように現実と向き合い、自らの人生を切り開いていったのか。
その生きざまを通して、可能性を見つけ、夢や目標をもつことの大切さや、想いを託すこと、受け継いでいくことの意味を問う、著者渾身のノンフィクション。
歩行再建ガイド
感覚と運動をつなぐ実践アプローチ
「動作分析はできるのに、歩行再建がうまくいかない」そんな悩みを持つ療法士と対象者さんのための新しいガイド
歩行再建の秘訣は、「歩行=歩く」というフレームを外すこと
「感じかた」からアプローチする、「頑張って歩かない」歩行のリハビリテーション
ポイントは、お尻と足裏の感覚、その人の「感じかた」を知ることです。
座る、立つ、片脚に乗る――その一つひとつのなかで、対象者さんが「どこを感じられていないのか」を、視診・触診・問診を通して見つけていき、その「感じかた」に介入することが、歩行の変化へとつながっていきます。
その見つけかたから介入まで、「座位~立位相」「立脚相」「遊脚相」へと着実にステップアップできるように、写真とイラストを用いてシンプルかつ丁寧に、わかりやすく紹介しています。
本書にしたがって仮説~検証を繰り返すことで自然に臨床力がアップします。
対象者さんが「ふたたび自分らしく歩く」ために、「歩くことより、感じることから。感じることから、歩くことへ」と進んでいく新しい歩行のリハビリテーションです。
医療を超えたクロストークで辿り着いた新しい自分
皮膚科医の病気をめぐる冒険
髪の毛を抜くことがやめられない、
毎日薬なんて飲めない、
皮膚の下に虫がいるんです、
と訴える患者さんにどう向き合いますか?
気鋭の皮膚科医である大塚篤司先生が
臨床の現場でエビデンスではこたえがでない難しい場面について
医療、診療科の枠を超えたスペシャリスト7人とクロストーク。
「患者と医師の新しい関係」を考える特別な冒険にでます。
実はほとんど整形外科!
フローチャート芸術医学漢方薬
己を削って努力を続けるアーティストを漢方薬で支えたい。
身体機能の極限に挑むアーティストの身体、痛み、精神的苦悩に
医療チームもあらゆる手立てで援護します。
本書では、西洋医学にプラスαの漢方薬を加えてアーティストを支える漢方薬を伝授します。
アーティスト自身が本書で主治医に相談する、薬局で漢方薬を入手して対応することもできる
わかりやすい記載も魅力。Amazon3冠を獲得した『フローチャート整形外科漢方薬』の第二弾!
精神科医、田中伸一郎先生も加わりパワーアップした最新刊。
家族と支援者のためのひきこもりサポートプログラム
ひきこもるこころとつながるための全6回
関わり方に迷う家族と支援者へ。心理教育をもとに,ひきこもりの構造や子どもの心理,関わり方まで具体的に伝える6回プログラム。
理学療法 43巻3号
【特集】地域理学療法における要介護高齢者の評価の再考
【特集】地域理学療法における要介護高齢者の評価の再考 地域における要介護高齢者への理学療法では,対象者の背景要因が多様で,評価指標の選択に迷うことがある.そこでICFに基づき,心身機能・活動・参加などの推奨評価指標を体系化した「コアアウトカムセット」の整備が進められている.本特集では,介護保険領域での実践を踏まえ,身体機能・認知機能・活動・参加・QOL・介護負担感における評価指標の活用方法や留意点を解説し,臨床技能向上を支援する.連載は「理学療法士のための心電図のミカタ」第3回,「究める!運動器画像:臨床活用講座」第3回を掲載.
看護 Vol.78 No.8
2026年6月臨時増刊号
総特集:リーダーシップについて考えよう
リーダーシップについては、1940年代からさまざまな理論が提唱・研究されてきており、看護においてもそれらが広く活用されてきました。近年は、シェアード・リーダーシップの考え方に代表されるように、職位や権限によらず発揮されるものと認識されつつあり、臨床現場においても、管理職に限らず、若手や中堅の看護職を対象としたリーダーシップ研修が増加してきています。しかし、その認識が十分に浸透しているとは言えません。
一方、看護を取り巻く状況は、健康課題の複雑化、人々のニーズの多様化、単身世帯や高齢者のみの世帯の増加、少子高齢化による生産人口の減少などのように大きく変化し、さまざまな課題が山積しています。看護職にも少ない人員でそれらの課題に対応することが求められているのです。そのためには、若手から看護管理者まで一人ひとりの看護職が自身の能力開発や看護の質向上に取り組む必要があります。
そこで注目したいのがリーダーシップ――リーダーシップを開発し、効果的に発揮することで、さまざまな課題解決への道筋が見えてくるのではないでしょうか。
本総特集では、未だ認識が十分ではない“すべての看護職によるリーダーシップの発揮”に向けて、そのヒントとなるよう、さまざまな理論について概説した上で、看護部長や看護師長、主任、スタッフがそれぞれの役割に応じて発揮しているリーダーシップの実際を紹介します。さらに、継続教育や看護基礎教育におけるリーダーシップ開発の必要性やあり方も示します。
本総特集が、リーダーシップの発揮に向けて一歩を踏み出す手助けとなることを願っています。
看護 Vol.78 No.7
2026年6月号
特集:日本看護サミット2025 ウェルビーイング時代における看護職の働き方革命
2026年2月5日、日本看護協会は「日本看護サミット」を開催しました。本サミットは、2年に一度、看護のトップリーダーが集い、看護の政策課題と解決に向けた戦略を議論・検証・提言する場です。今回は、「ウェルビーイング時代における看護職の働き方革命」をテーマとし、2040年を見すえた医療・看護を取り巻く社会状況を踏まえ、質の高い看護サービスを維持・強化するためには、看護職自身のウェルビーイングの向上が不可欠であることが共有されました。
本特集では、当日のプログラム内容を紹介するとともに、制度の動向や取り組み事例を通して、ウェルビーイングを重視した多様で柔軟な働き方への視点を提示します。
訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ
コミュニティケア Vol.28 No.2
2026年春号
特集1:コミュニティに生きる2−−「その人らしく生きる」を支える その人をみる 訪問看護師の技術
訪問看護師は、利用者の病状だけでなく生活環境や家族状況、その人の暮らしや価値観まで含め、総合的に捉えながら日々支援を行っています。本特集では、そうした日常の実践の中で積み重ねられているアセスメントや判断、ケアの組み立てをあらためて言葉にし、在宅の現場で何を見て、どのように考え、支援につなげているのかを具体的な事例を通して紹介します。「その人らしく生きること」を支える看護の実際と、その思考の流れをたどります。
特集2:訪問看護ステーションの成長サイクル2ー 成長期 理念経営を実践するための組織マネジメント
訪問看護ステーションは、利用者数や人員の増加とともに成長期へ移行する中で業務内容や対象者が多様化し、意思決定やサービス提供の判断がより複雑になります。本特集では、この時期に直面しやすい「利用者と紹介ルートの拡大」「人材採用と定着」「DX活用と業務の仕組み化」「組織づくりとリーダー育成」「経営管理と環境変化への対応」といった課題に求められる論点を示します。あわせて、ビジネスフレームワークの視点から経営実践の要点も整理します。
JOHNS42巻7号(26年7月号)
耳鼻咽喉科とフレイル
耳鼻咽喉科とフレイル
小児看護2026年7月号
こどもの病気が性機能に与える影響
こどもの病気が性機能に与える影響 本特集では性機能や性の多様性に関する基礎知識、こどもの性機能に影響を及ぼす疾患や手術、こども・家族への支援のヒントを紹介する。性的指向、性自認、性分化疾患など、性に関することの社会的な認知が広まり、妊孕性温存療法が日々進化を遂げるなかで、心や身体と同様に成長していくこどもの「性」に対して、継続的に寄り添うための1冊。
眼科 Vol.68 No.6
2026年6月号
前眼部感染症の基本と将来の展望
前眼部感染症の基本と将来の展望
今号の特集は「前眼部感染症の基本と将来の展望」です。日常よく診る前眼部感染症について、押さえておくべき歴史的事項から基本の診察法、最新の検査法までを5名のエキスパートの先生方から丁寧に解説いただきました。明日からの診療にとても役立つ内容です。綜説では近い将来実装が見込まれる新たな技術・医療機器として「スマートコンタクトレンズ」を取り上げております。好評の連載や貴重な投稿論文ともどもご一読ください。
産婦人科の実際 Vol.75 No.6
2026年6月号
女性器の機能とアピアランスを考える
女性器の機能とアピアランスを考える
臨床に役立つ知識や技術をわかりやすく丁寧に紹介する産婦人科医のための専門誌です。面白くてためになる,産婦人科の“実際”をお届けします。女性器の形態および機能に関する問題・悩みは語られにくく,多くの女性が適切な相談先を得られないのが現状です。近年では多様な治療が導入されている一方で,その安全性や有効性は必ずしも確立しておらず,一般女性のみならず医療者にとっても判断が難しい領域となっています。本特集では,女性器に特有の諸課題を形態学的・機能学的観点から整理し,産婦人科医が特に知っておきたい解剖学の基礎,医学的適応と整容的希望の見極め,エビデンスに基づく治療選択,そして倫理的配慮の実践などについても詳述します。
産科と婦人科 Vol.93 No.7
2026年7月号
【特集】ここまで進んだ!婦人科疾患の低侵襲手術
【特集】ここまで進んだ!婦人科疾患の低侵襲手術
「低侵襲手術」はどこまで進んだのか?
産婦人科領域においても悪性および良性腫瘍に対する低侵襲手術(minimally invasive surgery:MIS)が広く導入されています.
本特集では婦人科領域におけるMISの最前線を一挙に解説!
MISの適応となる疾患への術式,エビデンス,課題,今後の展望など,いまこそ知っておきたい重要テーマを国内で多くのMISの経験がある先生方にご解説いただきました.
これからの婦人科手術を考えるうえで必携の一冊です.ぜひご一読ください.
増補新版 サイエンス・オブ・ヨガ
英国発、世界50万部のベストセラー『サイエンス・オブ・ヨガ』が、
情報改訂と新規ページの追加を経て再登場。
ヨガを学ぶなら持っておきたい決定版です!
●解剖学、生理学の観点からヨガをくわしく解説。
●ハイクオリティなCGで、ヨガのポーズの動きと効果が見えてくる!
●最新の研究データにもとづいて情報を更新。
●上半身・腰・下半身・疾患別・メンタルヘルスなど、目的別の治療シークエンスを新たに収録!自分に合ったヨガが見つかり、仕事や日常生活にも活用できます。
Monthly Book ENTONI (エントーニ ) No.324 (2026年6月号)
【特集】嗅覚診療のこれから-検査とリハビリテーション-
【編集企画】森 恵莉(東京慈恵会医科大学講師)
【特集】嗅覚診療のこれから-検査とリハビリテーション-
【編集企画】森 恵莉(東京慈恵会医科大学講師)
社会的関心が高まる嗅覚障害に対し、検査の変遷と課題、リハビリテーションの実践を第一線の専門家により解説しました。
現場に役立つ知見とともに、これからの嗅覚障害診療の指針を示す一冊です。
主治医の邪魔はしません
フローチャート産業医漢方薬
どんな職場の「困った!」にも漢方薬が役に立ちます。
西洋医学的診断は主治医に任せて、困った症状や健康管理に漢方薬を紹介しましょう。
眠気を催さない漢方薬は働く人にも重宝です。
自分のクリニックで処方してもOK! 薬局購入を勧めてもOK!
忙しい労働者ならオンライン受診も喜ばれます。
産業医を入り口に、最短で漢方薬の使い方を上達しよう。
症候学から見極める認知症
いまこそ、症候学!
疾患修飾薬が承認され、認知症診療が劇的に変わろうとしている。
この流れのなかで認知症の薬物療法、非薬物療法は、より早期からの介入が求められることとなった。
これまで以上の精微な症候学の知識と最新バイオマーカーを組み合わせた正確な診断が求められている。
バイオマーカーを的確に用いるためにも、症候学の知識は欠かすことができない。
また、症候学は妄想や攻撃性といった派手な症候の裏に隠された本人の思いや苦悩を読み解く鍵となる。
診断されたあとも適切なケアを継続していくうえで欠かせないものである。
麻酔 Vol.75 No.6
2026年6月号
術後を見据えたフレイル患者の周術期管理~麻酔科医ができること、やるべきこと~
術後を見据えたフレイル患者の周術期管理~麻酔科医ができること、やるべきこと~ 超高齢社会、その最前線で麻酔科医に何ができるのか。“フレイル”は、単なる術前リスクではなく、術後せん妄、機能低下、要介護化を防ぐ鍵として、周術期医療の中心概念となりつつあります。本特集では、術前評価からプレハビリテーション、術中管理、早期回復支援までを第一線の専門家が詳説。患者の「術後の人生」を守るための知と戦略を凝縮した特集です
