ステップアップ基礎看護技術ノート 第2版
基礎看護技術を効率よく理解するための基礎的な問題集の改訂第2版。
「なぜなんだろう?」を考えた外科医の生活
著者の前作『「なぜなんだろう?」を考える 外科基本手技』の姉妹編.本書では基本手技にとどまらず,薬剤・器具の使用法から言葉の使い方,論文執筆や学会参加,指導のしかた・されかたまで、外科医や研修医が遭遇するさまざまな“外科医あるある・医師あるある”を「なぜ」の視点で語っている.医師としての仕事・日常とはどのようなものかを知り,再発見できる一冊.
続 医師が知っておきたい法律の知識
~医療トラブルを回避する対策~
医師による医師のための医事法の実践的な解説書 第2弾.医師であるかぎり,医療訴訟に巻き込まれる可能性は常にあると考えるべきであり,医療に関する法律の知識を身に付けることは力になる.第2弾では,第1弾の応用編として,脳死・臓器移植, 生殖補助医療, 救急医療など,実際の医療現場で遭遇する可能性のある法的問題や医療トラブルを取り上げて解説した.
練達PTタケトミの
からだの動きの診かた ポイントとコツ
実践理学療法評価
著者の武富教授は,日本で最初の理学療法士のひとり.その絶えざる臨床経験の蓄積と理学療法の学問的研鑽に基づいて,理学療法の核心となる“評価”のすべてを集約した実践書.からだの動きのどんな変化も見逃すことのない鋭い観察力を養うために欠かせない知識や診かたのポイントやテクニック,コツ,解釈を詳しく紹介.“評価に始まり評価に終わる”理学療法の神髄が凝縮された1冊.
フレイルサポート医のための疾患治療マニュアル
超高齢社会の日本で注目が集まる「フレイル」の全体像を理解し,実際に診断・治療していくための知識を集約した一冊.総論は,フレイルの定義や評価法,食事・運動療法,地域資源の活用などの基本をおさえる.各論は,フレイルと関連する25の疾患・老年症候群を網羅し,5つのQ&Aに沿って,フレイルの発症リスク,フレイルを併発した際の治療の注意点を整理する.巻末付録は,「かかりつけ医用 後期高齢者の質問票対応マニュアル」.
平山病
-発見から半世紀の歩み- 診断・治療・病態機序
著者が発見した疾患「平山病」.本疾患に関する,著者一連の臨床成績と病態研究の集大成ともいうべき文献的価値の高い1冊.日々遭遇する症例,一例一例への詳細な検討が本症発見の契機であった.あらためて「臨床」の重要性を思い起こさせてくれる.臨床医が臨床の中で見いだした疾患.その発見から今日までの歩みを綴る.
胆と膵 2022年8月号
2022年8月号
特集:膵臓の発生・生理・解剖から膵炎・膵癌の病態解明に至る最新の知見
特集:膵臓の発生・生理・解剖から膵炎・膵癌の病態解明に至る最新の知見
泌尿器外科 2022年8月号
2022年8月号
第36回 前立腺シンポジウム記録
第36回 前立腺シンポジウム記録
消化器内視鏡34巻2号
【特集】胃癌内視鏡診断の最新ムーブメント―H. pylori陰性胃癌のすべて
【特集】胃癌内視鏡診断の最新ムーブメント―H. pylori陰性胃癌のすべて
周産期医学52巻2号
【特集】母体救急医療・母体救命の進歩
【特集】母体救急医療・母体救命の進歩
JOHNS38巻2号
【特集】ここまで進化した補聴器と人工内耳診療
【特集】ここまで進化した補聴器と人工内耳診療
小児免疫性血小板減少症診療ガイドライン 2022年版
日本小児血液・がん学会による公式ガイドライン.出生直後から成人までに血小板のみの減少から出血症状を呈する疾患は,造血器腫瘍,感染に伴うもの,遺伝性疾患まで実に様々である.本ガイドラインは,小児と成人における免疫性血小板減少症の病態と治療の相違点を明確に示し,正しい診断と適切な治療法の選択ができるよう記載されている.専門医のみならず,小児科や一般内科の現場で活用しやすい包括的かつ実践的な1冊.
押さえておきたい臨床統計の勘所 入門から実践的アプローチまで
統計が苦手な方も,まずは初級の39項目!
臨床統計を理解する上で押さえておくべきポイントを,初級,中級,上級の3段階にレベル分けしてまとめた医学統計コラム集
本書はこんな方にお勧めします
□ 臨床統計学を基礎から学びたい方
□ 健康関連企業で働き,統計学に興味がある方
□ 医療系大学で統計学を学ぶ学部生,大学院生
□ 臨床研究に携わっている研究者
高血圧 変わる常識・変わらぬ非常識 臨床高血圧の125年
2021年は,コロトコフの聴診による血圧測定法が発明された1896年から125年目にあたります。現在では,高血圧は心血管病の最大のリスクであることが判明していますが,実は近年まで,血圧は高い方がよいとされていた事実もあります。当時は常識と考えられていたことも今では非常識。降圧薬の開発にもさまざまな試行錯誤がありました。本書では,臨床高血圧の125年を振り返り,時に厳しく時にユーモアを交え,研究の道のりと最新情報をわかりやすく解説しています。現在の「常識」があれば救えたかもしれない国内外の大物政治家の話や,日本人研究者の知られざる貢献についても数多く紹介しています。
事実を正しくみるという信念を貫いてきた桑島 巖氏が,臨床高血圧研究の物語に満ちた125年をわかりやすく解説しています。各時代の研究者たちがそれぞれに真摯に治療に向き合う姿に敬意を払いつつ,どこに誤りがあったのかを考察。コラムも多く記載されており,楽しみながら高血圧について学べる1冊です。
高血圧診療に携わる方から学生の方,また医学史に興味のある方にもおすすめです。
I・ADL 作業療法の戦略・戦術・技術 第3版
大好評書「ADL」が、より広範囲で実践的な生活を捉えた「I・ADL」へとバージョンアップ
人が日常生活を営むには、食事、排泄、着脱衣、入浴、移動などの基本的ADLに加え、買い物や洗濯、電話、薬管理、金銭管理、趣味活動などといった、より応用的動作・活動が必要となる。この応用的生活関連の動作を「I・ADL(Instrumental Active Daily Life)」と呼ぶ。つまり、I・ADLには生活に関わるさまざまな作業が含まれる。その内容・活動・多様性を考えると、対象者が望むI・ADLを行う作業療法士とは、生活に即した支援・機能向上を専門とする作業療法士にほかならない。
そこで本書は、I・ADLに必要な戦略・戦術・技術について、第Ⅰ章に「さまざまな生活態様に対しての作業療法の有効性」、第Ⅱ章に「患者から生活者へと再起するための作業療法」、第Ⅲ章に「各疾患に対しての生活基本動作・能力強化の作業療法」、第Ⅳ章に「各生活項目における能力・動作回復の作業療法」、第Ⅴ章に「より良い作業療法を行うための方法論」といった実践に用いられる作業療法を、最前線で活躍中の臨床家に豊富な図表を用い、手に取るよう分かりやすく解説してもらった。さらに、従来のDVDに「摂食・嚥下」「吸引・吸痰」「更衣」「入浴」を盛り込み、初学者からベテランまで学べる充実した内容となっている。 明日からの臨床をより素晴らしいものへと高めることができる至高の一冊である。
アフリカで老いを生きる
看護師・助産師として人々と共に
「老後はアフリカで過ごすと決めていた。エイズ孤児たちの成長を見守り、エイズ患者さんと農業をし、時々、お産の介助をする。こんな生活をしたいと思っている」(「老後はアフリカで」より)
40年来アフリカと関わり続けてきた著者が、ついにアフリカを本拠地とする決意をする。なぜに、アフリカはこうも著者を惹きつけるのか、そのすべてが本書に詰められている。心からの笑いがあり、悲しみを感じ、感動をいだくようないのちの重さに対する根源的交流がそこにはある。医療の原点ともいえるものがあり、人間として、助産師として、看護師としての役割が待っているのである。
『これは本当のアフリカのお話です-大好きで、いとおしいあなたへ』とともに、閉塞感に燃えつきそうになりそうな医療スタッフの心を支える珠玉のエッセー。
これは本当のアフリカのお話しです
大好きで、いとおしいあなたへ
著者は、1970年代から8年間、旧ザイールで助産師として国際協力活動に参加し、1993年にNGO団体「アフリカ友の会」を結成、以来長年にわたり、エイズが蔓延する中央アフリカ共和国において、ケアと感染予防、エイズ孤児救済などの活動に取り組んできた。
多くの人々が貧しさゆえに命を落としていく厳しい現実のもと、ひたすらエイズ患者さんの命に寄り添い、支援活動を続けるなかで、いのちの重さに対する人としての根源的交流が書籍として結実した。
食べられない生活が続いているのに、冗談を言い、歌や踊りがすぐに始まる、底抜けに明るいアフリカの人々。いのちに寄り添うケアが、死と隣り合わせの日常風景の中であたたかく展開される。
臨床画像 Vol.38 No.9
2022年9月号
【特集】特集1:絶対苦手分野にしない 頭蓋底周辺の画像診断/特集2:若手医師に知ってもらいたい 放射線学的検査の被ばく管理
【特集】特集1:絶対苦手分野にしない 頭蓋底周辺の画像診断/特集2:若手医師に知ってもらいたい 放射線学的検査の被ばく管理
OCTアトラス 第2版
今や眼科診療に不可欠の検査機器となったOCT(optical coherence tomography:光干渉断層計)画像を存分に盛り込んだカラーアトラス、待望の改訂第2版。初版の方針を踏襲し“アトラス”としてのビジュアルな紙面づくりを意識しつつ、OCT angiographyをはじめここ10年での進歩を踏まえて画像・記述を全面的にアップデートした。
医学のあゆみ282巻9号
計画的セレンディピティが医学・創薬を革新する!
計画的セレンディピティが医学・創薬を革新する!
企画:合田圭介(東京大学大学院理学系研究科化学専攻,カリフォルニア大学ロサンゼルス校工学部生体工学科,武漢大学工業化学研究院)
・セレンディピティ(serendipity)とは素敵な偶然の出会いや予想外の発見を意味する造語であり,科学における発見の歴史を繙くと,セレンディピティが実際に起きた事例は多々みつかる.
・本特集では,科学(特に医学,創薬分野)における“計画的セレンディピティ(planned serendipity)”をテーマとする.
・医学・創薬におけるセレンディピティを計画的に創出する技術およびその技術を用いて実際にセレンディピティに至った事例や現在進行中の研究プロジェクトについて,国内の複数のオピニオンリーダーに寄稿していただく.