
≪腫瘍病理鑑別診断アトラス≫
子宮体癌 第2版
腫瘍病理鑑別診断シリーズ「子宮体癌」,待望の第2版.近年,分子生物学的な知見の集積が進み,腫瘍組織分類や治療選択にも大きく影響を与えるなか,2020年にはWHO分類第5版,2022年には子宮体癌取扱い規約病理編第5版も発行された.そうした状況を踏まえ,子宮体部腫瘍病理のエキスパートが精選した病理写真とともに,定義や概念,診断上の要点を解説.診断を進める各過程での鑑別ポイント,免疫組織科学の活用法や,臨床との連携では欠かせない治療効果判定や病理診断報告書の記載法についても取り上げた.

≪非腫瘍性疾患病理アトラス≫
リンパ組織
リンパ組織の非腫瘍性疾患は日常的によく遭遇するが,所見がオーバーラップする,病変の本質が捉えにくい,そもそも病態が解明されていないなど,診断に苦慮することが多い.本書では,感染症や自己免疫疾患関連,反応性病変に加えて,腫瘍との境界病変,さらには菊池・藤本病や自己免疫疾患関連,IgG4関連疾患など幅広く取り上げ,その病変の捉え方を精選された大きな写真を多数用いて解説.診断の一助となることはもちろん,リンパ系非腫瘍性疾患の病理の世界を概観できる一冊.

≪非腫瘍性疾患病理アトラス≫
内分泌臓器
多くの病理医にとって非腫瘍性内分泌病変は遭遇する機会が少ないことを踏まえ,本書は,実践経験の少ない病理医を主対象とした.総論として各臓器の発生と正常構造,各論は下垂体,甲状腺,副甲状腺,副腎に分け,日常診療で遭遇しうる病態を網羅し,それらの形態学的変化を解説した.非腫瘍性内分泌病変の肉眼および組織形態を知ることができ,目の前の病変が果たして腫瘍か否か,腫瘍でないならどのような病態なのかを考えるうえでの一助となる.

消化器外科2023年4月号
若手に伝えたい手術のコツ
若手に伝えたい手術のコツ 手術がうまくなるためには、さまざまな能力や「手術のコツ」が必要である。したがって若手外科医は、先達の豊富な経験に基づく「手術のコツ」を会得することにより、より早く手術がうまくなることが可能になろう。
そこで本特集では、「若手に伝えたい手術のコツ」をテーマに各領域の手術(開胸腹・腹腔鏡下・ロボット支援下)におけるコツやpitfallなどについて、惜しみなく解説していただいた。

救急医学2023年4月号
トキシドローム;真実はいつもひとつ!! か!?
トキシドローム;真実はいつもひとつ!! か!? さながら“名探偵”のように、症候などから中毒原因物質を絞り込んでいくトキシドローム。症候と物質を丸暗記するだけでなく、真にトキシドロームを使いこなすために、各論解説はもちろんのこと、過去の実事例や解剖学的知識まで、しっかり学ぼう!

プチナース Vol.32 No.6
2023年5月臨時増刊号
ひとめでわかる病院内の図解、看護師さんへの報告や患者さんとのコミュニケーション事例、行動目標や行動計画の例など、実習で知りたい要素をみっちり解説。初めて病院に行く基礎看護実習から領域別実習まで、ずっと役立つ“きほん”の1冊です。
ひとめでわかる病院内の図解、看護師さんへの報告や患者さんとのコミュニケーション事例、行動目標や行動計画の例など、実習で知りたい要素をみっちり解説。初めて病院に行く基礎看護実習から領域別実習まで、ずっと役立つ“きほん”の1冊です。


形成外科 Vol.66 No.4
2023年4月号
特別企画 海外に行こう!
特別企画 海外に行こう! 日本の形成外科には世界最先端の分野が多くあるが,その歴史は浅い。形成外科の臨床の常識は,地域の人種構成や生活習慣および保険制度によって異なるが,文献を読むだけでは理解が難しく,海外に行って直接学ぶべきことはいまだ多い。国際的に活躍している形成外科の先生方に,海外で学んだ経験を語っていただいた。

入門 新呼吸療法
医師を対象とした呼吸療法の入門書。「呼吸療法とは」のタイトルからはじまる本書は、これから呼吸療法をはじめる医療者に読んでいただきたい書籍である。

慢性深部静脈不全の評価と治療~弾性ストッキングから静脈ステント治療まで
・2022年12月に薬事承認されたばかりの「静脈ステント治療」を基礎から解説しました。
・「評価スケール」から,弾性ストッキングによる「圧迫療法」,血管内ステント治療まで,深部静脈不全の診断・治療を完全網羅。
・エコー,静脈造影,CT……症例ごとに多彩な動画も盛り込んだ,「教科書」的な一冊です。

分担解剖学3 第11版
感覚器学・内臓学
わが国の解剖学教科書のスタンダード。
医学を修め、医術を会得するには必要不可欠な解剖学の知識を学習に便利なように要領よくまとめ、同時に詳細丁寧に辞典解説をした。

分担解剖学2 第11版
脈管学・神経系
わが国の解剖学教科書のスタンダード。
医学を修め、医術を会得するには必要不可欠な解剖学の知識を学習に便利なように要領よくまとめ、同時に詳細丁寧に辞典解説をした。

分担解剖学1 第11版
総説・骨学・靭帯学・筋学
わが国の解剖学教科書のスタンダード。
医学を修め、医術を会得するには必要不可欠な解剖学の知識を学習に便利なように要領よくまとめ、同時に詳細丁寧に辞典解説をした。

放射線健康リスク科学 基礎知識図解ノート
福島原発事故以降、小・中・高校でも「放射線教育」が実施されました。本書は医療における「放射線防護、災害医療、コニュニケーション」を図解でやさしく解説します。
「放射線と放射能の基礎」「放射線防護」「放射線の医学利用」「災害医療」「疫学データ」「リスクコミュニケーション」がフルカラー・図解でやさしくわかります。医療従事者はもちろん、放射線教育にかかわる方、放射線を正しく理解したい方にもオススメです。


jmedmook84 ジェネラリストはここを押さえる! 日常生活に潜む急性中毒24の対処法
急性中毒初期診療の「やるべきこと」「やってはならないこと」がわかりやすい!
OTC薬、次亜塩素酸、新型タバコ…遭遇頻度が高い24物質を掲載
日常診療での遭遇頻度が高い,24の物質による急性中毒の対処法をエキスパートが解説!
◆各起因物質の頁では,「治療法=やるべきこと」「やってはならないこと」「過去の常識,今の非常識」「専門医へ送る基準」等の共通項目を設定し,中毒診療の最新情報を厳選して読みやすくまとめました。
◆例えば,近年,社会問題化しているコデイン等によるOTC薬濫用による中毒や,新型コロナウイルス感染症流行により急増している次亜塩素酸による中毒,新型タバコ誤飲などについて解説するほか,非定型抗精神病薬・三環系四環系抗うつ薬の中毒では,過去に推奨されてきた催吐が現在は禁忌であることを指摘しています。
◆中毒診療は系統的な教育体系がないために苦手意識を持つ医師が多いですが,本書は,ジェネラリストにとって重要な初診時の“must”と“do not”をコンパクトに整理しています!

慈恵医大・猿田式 診療所で見極めるIBD診療
「診察室を出る患者さんに,希望を持って帰ってもらうには―」。
不安や不自由さを抱える患者さんに対する「慈恵医大・猿田式」の傾聴・診断のエッセンスを解禁。
●最新の知見,治療の選択肢・組み立てはもちろん,「逆紹介されてから」のノウハウもたっぷりと凝集。
●患者さんに寄りそっていく疾患だからこそ,診療所やクリニックの先生必読の1冊です。

急性期脳梗塞に対する血管内治療ーエキスパートはこうしている!
39本の動画付き!実際的な治療の流れとテクニックがわかる
■急性期脳梗塞の血管内治療における治療方針・手技について,全国のエキスパートがその考え方と具体的なテクニックを紹介。
■1章では治療方針を迷う症例,高難度の症例,特殊な症例としてそれぞれ頻度の高いケースを挙げながら,実症例をもとに,画像やイラストを交えて詳細に解説しています。
■2章では合併症の予防と対策を紹介する中で,豊富なアドバイスや注意点を共有。トラブル対処法の引き出しを増やし,デバイスや手技の知識をさらに深めることができます。
■手技に関する動画を39本掲載。経験豊富な臨床医が行っている実際的な治療の流れとテクニックを,臨場感をもって理解できる1冊です。

現場がエキスパートに聞きたいベーチェット病
日常診療の疑問に答える!
◆「原因不明の難病」であるベーチェット病。徐々に診療面での知見は集まっているとはいえ,日常診療での悩みどころも多いものです。
◆本書は,ベーチェット病の基礎から最新知見,執筆者たちの経験を丁寧に解説しています。
◆ベーチェット病診療をする上での疑問を解決するための1冊です。

高齢女性診療Q&A 患者さんからの質問に答えるためのエッセンス
高齢女性診療でよくある質問について、相手を安心させ、スムーズに診療をすすめるための回答がQ&A形式で分かります!
◆ポスト更年期(=更年期を過ぎた50代後半以降)の高齢女性には、高齢者特有の悩み、女性特有の悩みが存在します。
◆外来で高齢女性特有の悩み・不安を相談されたとき、どう答えれば分かりやすいか、その答えの根拠は何かを、最新のエビデンスを交えて解説しました。
◆高齢女性の診療、看護、介護、ケアの日常現場で役に立つ1冊です。