国立成育医療研究センター
小児臨床検査マニュアル 改訂第2版
臨床現場での優先事項の感覚を重視する点は改訂第2版でも継承しつつ,症候や疾患から考えうる臨床検査をよりコンパクトにわかりやすく記載しました.
取り上げる疾患や検査を時代に合わせて見直し,入れ替えを行い,整理しました.ルーチン検査は表形式でまとめてさらなる付録の充実をはかるとともに,検査値の羅列にとどまらない,検査オーダーのヒントが多く詰まったポケットマニュアルとなりました.
小児チック症診療ガイドライン
短期間で軽快,消失する軽症例から,生活に支障をきたすトゥレット症とよばれる重症例まで幅広い症状をもち,子どもの5~10人に1人は経験するありふれた疾患であるチック症.本書は日本で初のチック症診療ガイドラインであり,チック症診療に携わる一般小児科医,小児神経専門医,児童精神専門医はじめ,そのほかの医療従事者,教育関係者にも必携の1冊です!
理学療法39巻7号
2022年7月号
小児理学療法におけるフィジカルアセスメントのポイント
小児理学療法におけるフィジカルアセスメントのポイント 本誌37巻1号で取り上げた「疾患別理学療法におけるフィジカルアセスメントのポイント」は成人を対象としたものであり,本号はその小児版とも言えるものです.
小児の理学療法におけるフィジカルアセスメントは,小児の年齢や成長・発達状況を考慮しつつ,態や障害構造の把握,臨床推論,リスク管理を行い,根拠に基づいた適切な理学療法を提供する上で欠かすことのできない基本的かつ重要な臨床能力です.
本特集では,小児の臨床において見逃されがちなフィジカルアセスメントの重要性を再確認すること,すなわち,小児の臨床において関わることが多い代表的疾患と障害を取り上げました.
また近年,在宅医療への移行が進む重症心身障害児の訪問理学療法におけるフィジカルアセスメントのポイントについても述べていただきます.
理学療法39巻8号
2022年8月号
理学療法における代償運動の捉え方—抑制と活用の観点から
理学療法における代償運動の捉え方—抑制と活用の観点から 代償運動(compensatory movement)とは,機能障害が存在するため本来の動作や運動ができず,代わりの機能や方法を用いてその動作や運動を遂行しようとすることです.
本誌では19巻5号(2002年発行)において「代償運動」を取り上げており,20年が経過している今日,あらためて残存機能に着目して抑制するか活用するかの判断基準を示すことが重要であると考えられます.
そこで本特集では,「残存機能の捉え方」に着目して述べていただきます.「代償運動」について,抑制か活用かを臨床場面でどのように判断しているか示していただく中で基準のようなものを,その考え方とともに示していただきます.
理学療法39巻9号
2022年9月号
理学療法におけるエビデンスの作り方
理学療法におけるエビデンスの作り方 安全で効果的な理学療法を展開するための行動指針であるEvidence-based Practice(EBP)の考え方や具体的な実践方法については,2000年代以降,わが国の理学療法関連の学術大会,成書,ジャーナルなどでさまざまな啓発活動が進められてきました.
本誌においても,連載や特集を通して,理学療法におけるEBPの臨床実践を普及させていくための取り組みを展開してきました.
しかしこれらの取り組みの多くは「エビデンスの使い方」を基盤としたものでありました.
次のステップとして,理学療法におけるEBPの発展そして,新しいより効果的な治療法を創出していくためには,理学療法の臨床実践の結果を質の高い臨床研究として取り纏め,それを公表するための「エビデンスの作り方」に関する理解を深めていくことが課題となると思われます.
そこで本特集では,疾患別の理学療法におけるエビデンスの作り方に関する基本的事項として,標準化のために必要な評価項目(テンプレート),データ収集方法,データ解析方法,研究デザインなどについてできるだけ分かりやすく概説していただきます.
Heart View Vol.28 No.3
2024年3月号
【特集】LVADを理解し現状を知る
【特集】LVADを理解し現状を知る
利用者の“動き出し”を引き出すコミュニケーション
「動き出しは本人から」を実践する102の言葉
102の場面での具体的な声かけをもとに、利用者の言葉、表情、動き(=動き出し)を引き出すためのコミュニケーションについて解説した一冊。「動き出しは本人から」という、利用者主体の介護を行うためのかかわり方のポイントがわかる。
プチナース Vol.33 No.3
2024年3月号
◆看護のためのくすりの知識
◆令和版 看護学生の就活白書
◆看護学生のためのChatGPT講座
◆看護のためのくすりの知識
◆令和版 看護学生の就活白書
◆看護学生のためのChatGPT講座
臨牀透析 Vol.40 No.2
2024年2月号
血液透析患者の血圧を再考する
血液透析患者の血圧を再考する
透析患者の血圧は変動が著しい.透析中は除水が原因となり血圧は多くの場合低下するが,逆に上昇する場合もある.また,透析終了直後に思わぬ血圧低下や血圧上昇に遭遇することも多々ある.
手術 Vol.78 No.2
2024年2月号
外科医のための臨床研究入門
外科医のための臨床研究入門
Academic surgeonを目指すのであれば,医学の3本柱である「臨床・教育・研究」に励む必要がある。本誌は言うまでもなく手術手技の解説を得意とする臨床雑誌であり,手術教育など,若手外科医向けの論文収載にも努めてきたが,研究を主テーマとする特集は今回が初である。日常の臨床に追われ,dutyの処理に埋没しがちな若手外科医が,どのように「臨床研究」を進めればよいか……。超一流の執筆陣が指南する。
緩和ケア Vol.33 増刊
2023年6月増刊
【特集】まだできる! 難治性疼痛の緩和ケア
【特集】まだできる! 難治性疼痛の緩和ケア
いまや全国どの地域においても,がん疼痛に対してオピオイドを中心とした鎮痛薬やガバペンチン誘導体を中心とした鎮痛補助薬を投与することは普通に行われている。しかし,それだけではがん疼痛のすべてを緩和することはできない。いまよりも鎮痛の改善を目的とするならば,何か難治性疼痛向けの技術なり,アセスメントなり,スキルが必要ということになる。本増刊号では,「緩和ケア」誌ならではの,「普通の(まず行う,簡便な)方法では緩和できない」難治性疼痛への対応をまとめてみた。「がん疼痛がいまいちすっきりしない時」に頼りになる1冊となれば幸いある。
≪新OS NEXUS No.9≫
脊椎手術の合併症予防とトラブルシューティング[Web動画付]
「専攻医が経験すべき手術」を全20巻でほぼ網羅。メインの特集項目に加えて,手技の理解を深める解剖学的知識を示した「Anatomy Key Point」や,知っておくと有用な基本的手術・治療手技の紹介も毎号掲載し,専攻医として必要なスキルを漏れなくカバーできるシリーズ構成となっている。さらに前シリーズからの特徴である豊富な画像と精密なイラストに加えて今シーズンではストリーミング動画も配信し,静止画では伝わりづらい部分もよくわかる!
No. 9では脊椎手術の合併症予防とトラブルシューティングについてマスターしておきたい基本手技を解説する。
理学療法39巻10号
2022年10月号
感覚障害に対する理学療法アプローチ
感覚障害に対する理学療法アプローチ 感覚障害に理学療法を実施するには,その障害の状況を把握し感覚器への刺激や代償を活用する適切なアプローチを実施しなければなりません.
しかし,運動・動作の障害と感覚障害がどのような関係にあるか,感覚障害を正確に把握するためにどのような方法があるか,感覚障害を改善させるにはどのような方法が有効かなどについては,まだ不明な点も多いのが実情です.
そこで本特集では,感覚障害に対する理学療法アプローチの考え方,感覚機能および感覚障害の最新知見と理学療法アプローチへの応用について述べていただいた上で,表在感覚障害,深部感覚障害,固有感覚障害,平衡感覚障害を取り上げ,
理学療法アプローチについて述べていただきます.
理学療法39巻11号
2022年11月号
重複障害を有する患者に対する理学療法アプローチ
重複障害を有する患者に対する理学療法アプローチ 重複障害において理学療法の効果を引き出すためには,疾患別の概念だけでなく,リスク管理を徹底した上で目標設定や運動療法の内容を個別に判断する必要があります.
地域在住者の多くは,重複障害を持ちながら日々の生活を送っており,病期や場面によって理学療法の目標が異なります.
このことから,医療モデルから生活モデルまでの一連の流れを理解した上でQOLの高い生活を支援していくことが,
理学療法の重要な課題となります.
このような背景に鑑みて,重複障害を有する患者の障害構造を理解し,重複障害を有する患者のリスク管理の要点,病期別目標設定の要点について学ぶとともに,わが国の制度や文化を踏まえた社会状況を把握することが必要と考えられます.
そこで本特集では,重複障害患者の障害構造,重複障害患者のリスク管理,病期別目標設定について解説していただいたあと,事例を交えるなどして述べていただきます.
理学療法39巻12号
2022年12月号
外傷性脳損傷に伴う意識障害を有する患者の理学療法
外傷性脳損傷に伴う意識障害を有する患者の理学療法 外傷性脳損傷(traumatic brain injury)とは,交通事故や転倒などで外から頭に強い力が加わり,脳の組織が傷つくことによって起こる疾患であり,それにより筋力低下,痙縮,協調運動障害および運動失調,高次脳機能障害など多彩な症状と障害像を呈します.
外傷性脳損傷に伴う意識障害のある患者の最大限の機能回復のためには,「医師や看護師などとの連携」,「適切な理学療法評価」,「慎重なリスク管理」のもと,合併症による意識変容や二次障害の予防に向けた離床など理学療法による早期介入が不可欠です.
本特集では,外傷性脳損傷の診断・治療の概要と意識障害の理解のポイントについて述べていただいたあと,外傷性脳損傷に伴う意識障害を有する患者のチーム医療と理学療法士の役割,急性期から回復期までの理学療法評価と基本的な理学療法の進め方,意識回復のためのアプローチ,リスク管理と離床,立位・歩行トレーニングについて,本分野のエキスパートに述べていただきます.
「寝たきり」「要介護」にならない!しあわせな老後は、足の“貯筋”で決まる
寿命までに健康でいられない期間は男性8年,女性12年.
老後の「貯金」も大切ですが,高度化する医療に耐えうる身体も「貯筋」があってこそ!
健康に最期を迎える「貯筋」のための簡単エクササイズを,世界で活躍する運動療法指導士がお教えします!
麻酔Vol.73No.1
2024年1月号
麻酔科医にとっての悪心・嘔吐:その起源から治療まで
麻酔科医にとっての悪心・嘔吐:その起源から治療まで 我々はしばしば悪心・嘔吐に遭遇するものの、その本質について深く考えてこなかったのかも知れない。今回、起源や生理学的な基盤から説き起こし、様々な原因で生じる悪心・嘔吐に対する合目的な治療方法まで、第一線の先生方に執筆いただいた。学問的に興味深い内容から適切な治療薬の選択まで、包括的な知識が得られる特集になれば幸甚である。
形成外科 Vol.67 No.1
2024年1月号
動静脈奇形症例集(2)―顔面―
動静脈奇形症例集(2)―顔面― 動静脈奇形は治療に難渋する疾患の代表の1つだが,発症頻度は高くないため扱いに苦悩することになる。本特集では,その第2弾として「顔面の動静脈奇形の症例」を集めた。患者のアイデンティティである顔とその機能を保ちながら難治な動静脈奇形と対峙するのは困難を極める。全国の施設の専門家による様々な治療の選択肢を掲示した。
姿勢と動作 3版17刷
第1章 姿勢と動作の基礎知識
第2章 基本の姿勢
第3章 体位変換と移動、移乗
第4章 日常生活活動における姿勢と動作
理学療法40巻1号
2023年1月号
わが国の理学療法のこれからを展望するⅠ
わが国の理学療法のこれからを展望するⅠ わが国のリハビリテーション医学は、第二次大戦後、欧米から新しい医学として導入されました。
戦争で四肢を失った兵士への対応はわが国にとっても欧米にとっても共通の課題となり、また、戦後の急速に発展した産業の現場で発生した事故による脊髄損傷への対応や、ベビーブームの中で発生した脳性麻痺児への対応も大きなテーマとなりました。
そのような状況の中で1966年、リハビリテーション医学の現場で患者に直接関わる専門職として理学療法士が作業療法士とともに身分法化されました。
それから18年が経過した1984年に本誌が創刊され、2023年、ありがたいことに40周年を迎えます。
現在のわが国の医療をめぐる状況は人口減少に代表されるさまざまな課題に直面しており、今、そのような状況を踏まえて「わが国のこれからの理学療法を展望すること」は意義あることであると考えており、これからどのような取り組みを展開すべきかを考える機会としていただければ幸いです。
