法医看護学
看護の業務拡大の一環として,在宅・施設などにおける看取りにおいて看護師が死亡診断業務の一端を担うことになり,その他,救急医療の現場などでは被虐待児・高齢者,性犯罪被害者への対応など看護師が必要とされる場面が多い.実際,このような社会的事案に対して看護師が活躍する場が増えており,被害者に対する心のケアや家族を亡くした人に対するグリーフケアをシームレスに行うことが求められる.本書はそれらの社会的事案に遭遇した際に看護師がどのように対応すべきかを概説した一冊.
卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌取扱い規約 臨床編 第1版補訂版
2015年の《臨床編 第1版》刊行後、WHO組織分類の改訂に伴い《病理編 第1版》(2016年)、《病理編 第2版》(2022年)が刊行された。それらの内容にキャッチアップするため、《臨床編 第1版》に部分的なアップデートを加えて《臨床編 第1版補訂版》として刊行する。
高異型度漿液性癌における原発巣決定の基準、また漿液性卵管上皮内癌(STIC)の分類を主として、「進行期分類」「診断」の項目が現状に即した内容に補訂された。
JOHNS39巻2号
副鼻腔炎診療は変わったか?
副鼻腔炎診療は変わったか?
ナーシング・ポケットマニュアル 精神看護学 第3版
実習や臨床で役立つ精神看護のハンディな手引き書の改訂新版
●精神看護の実践に必要とされる知識を厳選し,コンパクトな内容でまとめました.
●第3版では最新の知見に基づいて内容を見直し,「地域移行・地域定着支援」「リカバリー・ストレングスモデル」「地域包括ケアシステム」などについても記載しました.
ナーシング・ポケットマニュアル 基礎看護技術 第2版
看護技術の手順と根拠,応用例をコンパクトにまとめたポケットマニュアルの改訂版
●ヘンダーソンの14の基本的欲求を充足する日常生活行動を助けるための看護技術を軸に,援助に必要な知識と技術・根拠を網羅.
●看護技術を「準備→実施→実施時の留意点→観察ポイント」の順で解説し,援助の流れをイメージしながら学ぶことができます.
●基本的な看護技術だけでは対応しきれない場面での応用例や工夫,注意点を紹介する「こんな時どうする?」も豊富に収載.
J. of Clinical Rehabilitation 32巻10号
脊髄損傷者の褥瘡予防─リハ医が積極的に関与するために
脊髄損傷者の褥瘡予防─リハ医が積極的に関与するために
●脊髄損傷者(脊損者)の中で,特に問題とされるのが褥瘡(床ずれ)である.社会復帰を果たした脊損者に褥瘡が発生すると,その治療が長期化し,場合によっては職を失うこともある.
●また,褥瘡による長期療養が必要な状態に追い込まれることもあり,本人の生活活動や生命にも危険が及ぶことがある.
●本特集では,脊損者の医療に携わるリハビリテーション科医(リハ医)や,形成外科医,看護師,リハビリテーション専門職,管理栄養士など,さまざまな専門家が,褥瘡の予防や治療に積極的に関与するための情報を提供.それぞれの専門家が褥瘡の問題点や実践的な評価と対応策について解説した.
Medical Technology 51巻9号
てんかんA to Z
てんかんA to Z
●てんかんに関する昨今の動向として,2017年に国際抗てんかん連盟(ILAE)がてんかん発作とてんかん分類に関する新たな提言を発表し,2018年には日本神経学会が「てんかん診療ガイドライン2018」を発行している.
●本特集では,「てんかん A to Z」と題して,これらの新しい情報や知見に基づき,てんかんの知識・技術のアップデートと再定着を目指した内容をお届けします.
●まず総論として,てんかんの病態と診断・治療という基本事項について解説し,次にてんかんの具体的な臨床検査として,脳波検査にはじまり,CT,MRI,SPECT,PET,血液検査,尿検査,髄液検査,脳磁図検査について詳しく解説.また,抗てんかん薬(抗発作薬)の基礎知識についても掲載している.
臨床栄養 143巻3号
がん周術期栄養管理のいま―ERAS実践における工夫とその成果
がん周術期栄養管理のいま―ERAS実践における工夫とその成果
●2005年に北欧から提唱されたERAS(enhanced recovery after surgery;手術後の回復強化)プロトコールは,手術における安全性の向上,術後合併症の軽減,早期回復,在院日数の短縮,コスト低減を目的に開発された周術期の包括的プロトコールで,わが国の消化器領域の外科手術でも普及が進み,その成果が報告されています.
●栄養管理においては,術前の栄養状態を把握し栄養改善のための介入を行うことや,術後の早期経口摂取に向けた取り組みが柱となりますが,術前から術後まで多岐にわたるプロトコールを実践し早期回復を実現するためには,多職種からなるチームでの多面的なアプローチが不可欠です.
●本特集では,「がん周術期栄養管理のいま―ERAS実践における工夫とその成果」と題して,がん患者の周術期栄養管理の問題点や今後の展望,食道・胃・肝胆膵・大腸の各消化器癌における現状,immunonutritionやプレハビリテーション,ERAS における術後食のあるべき姿まで,各領域のトップランナーの執筆陣が最新情報をもとに解説しています.
医学のあゆみ286巻12号
AKI-to-CKD transition
AKI-to-CKD transition
企画:三村維真理(東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科)
・わが国の慢性腎臓病(CKD)の罹患数は超高齢社会に伴い増加の一途を辿り, 8人に1人の割合である.糖尿病を原疾患とするDKDだけでなく,長年の高血圧による腎硬化症,慢性糸球体腎炎の患者も増加している.
・CKDに対する新薬の実用化には,CKDをきたす病態の解明が不可欠である.糖尿病や高血圧を原疾患とするCKD症例だけでなく,急性腎障害(AKI)を罹患後にCKDを発症する頻度が有意に高いという報告もある.
・本特集では,それぞれの領域の専門家にAKI-to-CKDが引き起こす病態のメカニズムを紹介していただき,その理解を深めることで,日常診療で留意すべき点,考察すべき事項を学んでいく.
精神医学 Vol.65 No.9
2023年 09月号
特集 拡がり続ける摂食障害(摂食症) 一般化とともに拡散・難治化する精神病理にどう対処するか
特集 拡がり続ける摂食障害(摂食症) 一般化とともに拡散・難治化する精神病理にどう対処するか 時宜にかなった特集、オピニオンを中心に掲載。また、臨床に密着した「研究と報告」「短報」など原著を掲載している。「展望」では、重要なトピックスを第一人者がわかりやすく解説。 (ISSN 0488-1281)
月刊、増大号を含む年12冊
検査と技術 Vol.51 No.10
2023年 10月号
若手臨床検査技師、臨床検査技師をめざす学生を対象に、臨床検査技師の「知りたい!」にこたえる総合誌。日常検査業務のスキルアップや知識の向上に役立つ情報が満載! 国試問題、解答と解説を年1回掲載。年10冊の通常号に加え増大号を年2回(3月・9月)発行。 (ISSN 0301-2611)
月刊、増大号2冊(3月・9月)を含む年12冊
理学療法ジャーナル Vol.57 No.9
2023年 09月号
理学療法の歴史とともに歩む本誌は、『PTジャーナル』として幅広い世代に親しまれている。特集では日々の臨床に生きるテーマを取り上げ、わかりやすく解説する。「Close-up」欄では実践的内容から最新トピックスまでをコンパクトにお届けし、その他各種連載も充実。ブラッシュアップにもステップアップにも役立つ総合誌。 (ISSN 0915-0552)
月刊、年12冊
BRAIN and NERVE Vol.75 No.9
2023年 09月号
特集 妊娠と神経疾患
特集 妊娠と神経疾患 脳・神経を基礎と臨床から追究する、MEDLINE 収載雑誌。『脳と神経』 『神経研究の進歩』 の統合誌として2007年に発刊。時宜をとらえたテーマを深く掘り下げる「特集」、最新の動向をキャッチアップする「総説」や連載で神経学、神経科学の知見をわかりやすく紹介する。投稿論文も英語、日本語の両方で募集中。掲載論文はPubMedで検索が可能。日々の臨床に資するテーマをより深く掘り下げる増大号を年1回発行。 (ISSN 1881-6096)
月刊、増大号1冊を含む年12冊
転倒・転落防止パーフェクトガイド Web動画付
医療事故の2割以上を占める「転倒・転落事故」.
医療事故の多くは医療従事者不在時に起こります.
転倒・転落事故防止につながるリスクを適切なアセスメント,および物的対策について,第一線の臨床家がわかりやすく解説した1冊.
施設・在宅でも使える!
実験医学増刊 Vol.41 No.15
【特集】マルチオミクス データ駆動時代の疾患研究
【特集】マルチオミクス データ駆動時代の疾患研究 最新オミクス解析の概説と運用方法から多様な疾患研究の実例まで,マルチオミクスの可能性を詰め込みました!疾患研究の新たな突破口を模索中の方,これからオミクス解析を取り入れたい方にもおすすめの一冊!
よくわかるがん免疫療法ガイドブック 第2版
患者さんとご家族のために
新たな薬剤が複数登場し、次々とエビデンスが確立されているがん免疫療法のガイドブック改訂版。第1章では、イラストをまじえ分かりやすく易しい表現で、がん免疫療法のメカニズム、種類、有害事象(副作用)について解説。
第2章では、各がんに対する治療法や効果についてQ&A形式でまとめた。新設された第3章では、検査や病院選び、仕事、日常生活に関する質問集を収載。
がん免疫療法を受けるがん患者さんとそのご家族の必読書である。
ICUとCCU 2023年8月号
2023年8月号
特集:集中治療における輸液・電解質管理のアップデート
特集:集中治療における輸液・電解質管理のアップデート
新・日経DIクイズ BEST 100
2023年に創刊25周年を迎えた月刊誌「日経ドラッグインフォメーション(日経DI)」。
創刊号から続く人気連載「日経DIクイズ」から、確実に押さえておきたい100題を厳選して収載。
スタンダードな良問から新薬までを網羅しています。
炎上させない 介護トラブル対応パーフェクトガイド
新型コロナが5類に移行し、介護サービスの質が改めて問われています。
クレーム・事故対応に漏れはないか、再点検に最適の1冊です。
脳卒中リハビリテーション治療・支援のFirst STEP[Web動画付]
初めての臨床からわかる・できるステップガイド
PT・OT の初学者向けに,脳卒中回復のステージ理論や脳画像重視など,現在最新の情報に基づいて脳卒中リハを手がけるために必要な情報を厳選。
オールカラー紙面に写真やイラストを多用してビジュアルに解説し,デバイスの使い方や装具の装着などの様子を動画でも参照可能。
さらに「情報収集と情報発信」「施設間の情報共有の重要性」など,将来のキャリアパス形成に役立つ情報を紹介するコラムも満載。
“かゆい所に手が届く”実臨床で活きる一冊!
