
臨床栄養 142巻1号
ヘルス・フードテックの未来展望―栄養・食の課題解決に挑み健康社会をつくる
ヘルス・フードテックの未来展望―栄養・食の課題解決に挑み健康社会をつくる
フードテックとは,Food(フード)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせてつくられた言葉で,世界的な食糧不足・飢餓問題に対応する持続可能な食糧供給の実現や,食品産業における生産性の向上,健康志向や環境志向といった個人の多様なニーズを満たす豊かな食生活の実現など,食にかかわるさまざまな課題を最先端の技術を活用して解消し,食の可能性を広げていくことが期待されています.近年,フードテック分野への関心が急速に高まる中,世界におけるフードテックへの投資額は年間2兆円を超えるともされ,環境負荷の高い食肉に代わるたんぱく質供給源の開発や,計画生産が可能な植物工場,フードロボットによる調理,ICTを活用したスマート農業,フードロスや食品廃棄の削減につながる配送・物流におけるICT活用など,多岐にわたる領域で実用化に向けた研究開発が行われています.
本特集では,フードテックのなかでも健康や疾患予防といったヘルスケアともかかわりの深いテーマを中心に,各分野の最新の取り組みについてトップランナーの先生方にご解説いただきました.最新テクノロジーが拓く栄養・食の未来に向けて,本特集が将来展望の一助となりますと幸いです.(特集にあたって)

Medical Technology 51巻1号
心エコー図検査アップデート―ガイドライン+α
心エコー図検査アップデート―ガイドライン+α
現在,心エコー図検査の計測はほとんどの施設において,米国心エコー図学会(ASE)や,欧州心血管イメージング協会(EACVI),日本循環器学会,日本心エコー図学会などのガイドラインをもとに行っているものと思われます.このようにガイドラインに沿って計測することで標準化を図る一方で,検査の現場においては,効率化も考慮する必要があります.
そこで本特集では,まず1章で心機能評価の現状をご紹介いただいた後,続く2章でエキスパートの先生方が実臨床でガイドラインをどのようにとらえ,心機能評価項目を活用しているのかをご解説いただきます.そして最後の3章では,計測の実際とあわせレポートもご紹介いただきます.ぜひご一読下さい. (編集部)

≪「看護管理」実践Guide≫
この国の医療のかたち
医療政策の動向と課題
「病院看護管理者のマネジメントラダー 日本看護協会版」では、病院看護管理者に必要な「政策立案能力」を、「看護の質向上のために制度・政策を活用及び立案する力」と定義しています。また、「認定看護管理者カリキュラム基準」においては、「ヘルスケアシステムの構造と現状を理解できる」「保健医療福祉の政策動向を理解し、それらが看護管理に与える影響を考えることができる」などの到達目標が示されました。
それらの能力の基盤となるのは、医療制度・政策に関する動向を情報収集し、課題意識をもつことですが、そのためにご活用いただけるのが本書です。
第1部では、2006年医療制度構造改革以後の医療の動向を概説します。続く第2部では、「地域医療構想」「患者負担論」「働き方改革」「看護業務の効率化」「コロナ禍と医療」等々……中長期的な医療政策を考えるにあたって鍵となるテーマについて、最新のデータを基に解説し、「通説」とは一味違った視点を提供します。また、テーマごとに示された「問題提起」を読者自身が検討することで、さらに考察が深まります。
自学自習用に、あるいは研修等の参考図書としてもお勧めです!

≪「看護管理」実践Guide≫
看護管理者のための医療経営学 第3版
働き方改革と医療機関の健康経営
本書は、看護管理者のために、医療制度と経営理論の基礎知識をわかりやすく解説するものです。さらに、ケーススタディの解説を通して、具体的な病院経営戦略の立て方・組織マネジメントに関するヒントを示します。
第3版では、近年の医療制度改革の動向、特に医療従事者の働き方改革や看護業務の効率化、医療機関における健康経営といった事項を中心に、大幅な加筆がなされています。
自学自習を助ける「試験問題」「参考資料・文献解題」「Glossary(基本用語集)」も収載した充実の一冊です。

≪シリーズ【看護の知】≫
「わざ」を伝える
臨床の場では、学校で教えられた「看護技術」とは異なる、現場で培われた巧みな「わざ」が存在する。しかしそれは、組織の正式な伝達の場(カンファレンスなど)では、あえて伝えるほどのことではないとみなされている。では、そのような「わざ」はどのような場で、どのように他者に伝わっていくのだろうか。本書は知性と感性あふれた病棟のエスノグラフィーである。日常の中に埋め込まれた看護の知の発見と、その伝達方法を追うユニークな探究が始まる!

≪シリーズ【看護の知】≫
「いつもと違う」と感じ、思わず行う行為は実践の知なのか
看護師ならば誰もが、患者の様子になんとなく「いつもと違う」と感じ、それと同時に、状況を詳細に精査し判断するまでもなく、最善を目指して思わず行動したことがあるだろう。その行為には「その看護師固有の知が埋め込まれている」と考えた著者は、実践の「知」をめぐる探究を始め、確信を得た──看護の知はEBNだけではない。日々の実践の中に、自分でも気づかないようなたくさんの小さな知が集積しているのだと。

≪シリーズ【看護の知】≫
いかにして患者の「気持ちいい」は生まれるのか
患者の「気持ちいい」体験は明確に説明することができないもので、それゆえ看護師はその体験を漠然と了解し、これまで患者の視点で探求されてきませんでした。ケアの場における患者の「気持ちいい」体験を、患者の語りを通して本人の視点でとらえ直すことで、病いを生きている患者にとって、「気持ちいい」とはどのような意味をもつものかの理解を深め、今後の「気持ちいい」ケアのあり方を考えます。

≪シリーズ【看護の知】≫
亡くなった子どもと「共に在る」家族
子どもを亡くした女性と家族を医療者はどのように支援できるのか。
死産や新生児死亡を経験した女性に対して、医療者は積極的にその体験について聞くことをためらいがちです。しかし女性の本当の想いを知らずして、必要な支援を提供することはできません。女性の語りを通して、センシティブな話題ゆえにこれまで浮き彫りにされてこなかった世界を知ることで、喪失を体験した女性にかかわる上で求められる有用な示唆を得ることができるでしょう。4人の女性の体験をフッサールの現象学を用いて解釈・考察した博士論文を、研究者だけでなく、臨床現場の方にも読んでいただけるよう、読み物として再構成しました。

できる薬剤師はバイタルサインをどうみるか
超高齢社会の到来,医師の働き方改革などの影響を受け,継続的な患者フォローや薬効の評価など,チーム医療における薬剤師の役割は転換期を迎えている.この新たな役割を果たすためには,バイタルサインを測定し,患者状態をアセスメントする能力が欠かせない.では,薬局薬剤師が患者のバイタルサインを測るとき,一体どこをみて,何を考えればいいのだろうか.本書は,薬局薬剤師のあり方に一石を投じた『薬剤師のためのバイタルサイン』(2010年)の改訂新版として登場.これからバイタルサインにふれる読者に向け,測定手技から薬学的視点でのアセスメントを解説し,令和の時代に求められる新たな薬剤師の姿を伝える一冊.

医学のあゆみ284巻2号
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)研究における最新知見――感染経路,病態,予防,治療
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)研究における最新知見――感染経路,病態,予防,治療
企画:西條政幸(札幌市保健福祉局保健所医療政策担当部長,国立感染症研究所名誉所員)
・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者が日本ではじめて確認されたのが2012年12月,正式に公表したのは2013年1月のことである.
・日本国内外のSFTSの疫学,マダニに咬まれて感染する事例以外に,ネコやイヌもSFTSVに感染するとSFTS様症状を呈し,かつその感染ペットから飼い主や獣医師などが感染することがある.
・病態・病理と抗ウイルス薬(ファビピラビル)による抗ウイルス療法や開発されたワクチンの有効性,SFTSVの自然界における存在様式が解明されつつある.

月刊/保険診療 2022年12月号
特集 “SWOT分析”で経営を見直す!
特集 “SWOT分析”で経営を見直す!
Part1 SWOT分析とは何か/小松大介
Part2 【鼎談】SWOT分析で医療経営をどう見直すか/河野秀一,北原一憲,立花雅男
Part3 SWOT分析による経営改善事例
1 SWOT分析による経営戦略事例/網代祐介
2 薬剤部門におけるSWOT分析による業務実績への効果/金田昌之
3 経営戦略策定と効果的なSWOT分析/柴田雄一
特集Ⅱ 最新時事NEWS総まとめ
視点 サイバー攻撃にどう備えるか/深津博
連載
厚生関連資料/審査機関統計資料
月間NEWSダイジェスト
介護保険/医学・臨床/医療事故NEWS
年間総目次
めーるBOX
■エッセイ・評論
TREND /塩田祥大,田中大地
プロの先読み・深読み・裏読みの技術/工藤高
NEWS縦断「第8次医療計画と在宅医療」/武藤正樹
BSCを最大活用する12メソッド/髙橋淑郎
組織をつくる6枚の設計図~人を育て,続く組織をつくる~/原麻衣子
■医事・法制度・経営管理
病院&クリニック経営100問100答「会議を効果的に行うには」/小松大介
かがやく!事務部門/公立森町病院
■臨床知識
カルテ・レセプトの原風景【虫垂炎】虫垂炎に対する治療の考え方/畑啓昭,武田匤弘
■請求事務
実践DPC請求Navi/須貝和則
パーフェクト・レセプトの探求/株式会社ソラスト・坂井田晃
レセプト点検の“名探偵”/野中義哲
点数算定実践講座/圓山研介(協力:小前貴志)
保険診療オールラウンドQA
読者相談室/長面川さより
休載:日本の元気な病院&クリニック,医療事務Openフォーラム,こうして医療機関を変えてきた,医療事務View

医学・生物学研究者のための
Powerful Vocabulary 2[パワフル・ボキャブラリー]
さらに深く英語で表現するための形容詞・副詞活用講座
“Powerful Vocabulary (動詞編)”の続編である本書では,形容詞と副詞を扱っている。
文章に彩りを与える“形容詞・副詞”は,正しく使えば英語論文を読みやすく魅力的なものとする。また,的確な形容詞・副詞は論文の骨子を強固なものとし,意味を限定して誤解を招きにくくする。豊富な例文と語源を掲載した“形容詞・副詞”の決定版である。巻末には「接頭辞・接尾辞」を網羅した付録つき。

間質性膀胱炎・膀胱痛症候群
間質性膀胱炎・膀胱痛症候群の患者さん向け解説書!
前半部分は「病気の概要」、後半部分は「よくある質問とその答え(Q&A)」となっております。この病気の基本的な知識を網羅した書籍です。患者さんやその家族、関わる方々には病気の原因、診療内容、生活上の注意点などを十分理解していただき、治療にお役立てください。治療指針を示す上で、医療従事者方々にもぜひ、ご一読いただきたい一冊です!

診断と治療 Vol.111 No.1
2023年1月号
【特集】知っておきたい肝胆道疾患診療の最近の話題
【特集】知っておきたい肝胆道疾患診療の最近の話題 肝胆道疾患に関するガイドラインのポイントや最近の話題など,一般内科医の先生もおさえておきたい最新の動向がわかる特集です.

≪ナーシングビジネス2022年秋季増刊≫
事例に学ぶ ポイントを押さえた収益性の高い病棟づくり
【実例をもとに経営改善のヒントが見つかる!】コロナ補助金の打ち切り、先の見えない物価上昇、電気料金の高騰。病院経営が難しくなるなか、看護部として経費削減と収益性向上で経営に寄与する具体策を紹介する。

≪眼科ケア2022年秋季増刊≫
眼鏡処方おたすけ帖
【現場でよく出会うケースを網羅した実践書!】眼鏡処方の基本から患者さんの訴えに合わせた眼鏡処方、疾患別の眼鏡処方まで、めがね忍者が秘伝の眼鏡処方術をあなたにレクチャー!患者さんが満足する快適な眼鏡を作るためのノウハウが満載の一冊!

≪消化器ナーシング2022年秋季増刊≫
決定版! ぜんぶ知りたい肝・胆・膵
【この1冊であなたも肝胆膵マスターに!】解剖生理から疾患、ケアまで、肝胆膵にまつわるすべてを大きな図とともに解説。外科疾患・治療だけでなく、検査や内科疾患・治療などの知識も豊富に取り入れ、これを読むだけで「肝胆膵」を完璧に理解できる1冊。

臨牀透析 Vol.39 No.1
2023年1月号
糖尿病透析患者の全身管理を極める-専門医との連携を目指して
糖尿病透析患者の全身管理を極める-専門医との連携を目指して
糖尿病透析患者は全透析患者の約40 %を占め,その患者生命予後はほかの腎原疾患透析患者より悪い.糖尿病透析患者の合併症は多岐にわたる.重症化する前に専門医にコンサルトするタイミングを見逃してはならない.

医学・生物学研究者のための
Powerful Vocabulary[パワフル・ボキャブラリー]
英語表現を豊かにするための動詞活用講座
実際に英語論文を書くにあたって日本人が最も苦労するのは,動詞の使い方だと言われています。日本語には「○○する」という便利な用法があるために動詞の語彙が少なく,英語で書く場合にもdo+名詞,perform+名詞といった安易な表現に終始しがちです。そんな論文執筆者のために,本書は論文で多用される動詞約1,000語をピックアップし,語源・意味を解説した上で例文も提示しています。そして本書が優れているのは,単に日本語に訳したときの意味だけではなく,類義語の微妙な違いも随所で解説している点です。例えばsuggestとproposeは,日本語ではどちらも「提案する」ですが,英語ではsuggestは「自分の考えをそれとなく示すが,確固としたものがあるわけではないときに使う。これに対してもっと確固たる信念や根拠のあるとき,十分考えを練ったときにはproposeを使う。皆さんも結婚はやはり人生の一大事なので「プロポーズ」する(した)はず。」と,具体的な解説がなされています。論文を書くときの英語表現で頭を悩ませている読者の皆さんにぜひお薦めします。

救急医学2023年1月号
皮膚を診る/皮膚で診る;皮膚科医から救急医へのメッセージ
皮膚を診る/皮膚で診る;皮膚科医から救急医へのメッセージ 皮膚は口ほどに物を言う。皮膚に現れた救急病変のサインを見逃さず、素早く評価し、適切に対応するための知識・知見を、豊富な症例写真とともに皮膚科のエキスパートが徹底解説。救急科と皮膚科のコラボレーションで、より良い救急診療を!