医学のあゆみ286巻13号
美容医療の現状における問題点と解決への取り組み
美容医療の現状における問題点と解決への取り組み
企画:朝戸裕貴(獨協医科大学形成外科学教室)
・近年,美容医療は分野の拡大や新医療機器の出現により,一般への普及も進む一方で,未承認の機器や製剤を用いた治療による重篤な合併症の出現も後を絶たず,医療安全上の問題も種々指摘されている状況である.
・美容医療によって外見を改善することは心理的好影響をもたらし,人々の生活をより豊かにすることに寄与していることは事実で,美容医療がより安全で安心なものとなることは,医療界全体にとって重要な意義を持つ.
・本特集では美容医療の現状分析と課題解決に向けた取組を,各専門家および関連学協会の立場から歴史的経緯も含め解説いただく.本特集が美容医療への理解を深め,安全安心な美容医療の推進につながれば望ましい.
ST CHECK!
言語聴覚士国家試験必修チェック2024最新対策版
分野別要点マスター
20年以上にわたり養成校で国試後に改訂を重ねながら使われてきたチェックリストをベースに,内容を整理しコンパクトで覚えやすい構成にリニューアル.言語聴覚士を目指す全ての受験者に推薦したい一冊.■2024年版の特長 ・過去5年分(第21回~第25回)の頻出キーワードをマークで表示 ・「出題基準」の大項目に準じた項目立て ・養成校の教員による効果的な学習方法の紹介
産科と婦人科 Vol.90 No.10
2023年10月号
【特集】血栓に強くなる―産婦人科診療に活かす最新知識―
【特集】血栓に強くなる―産婦人科診療に活かす最新知識―
血栓は産婦人科診療に深く関わります.たとえば,妊娠はVirchowの3徴のうち血流うっ滞と血液凝固性亢進を満たし,静脈血栓症のリスク因子であったり,がんも血栓のリスクを孕んでいたり,OC・LEPの副作用としても要注意です.
本号では,血栓の形成機序や関連薬剤の薬理,血栓・凝固系の診断と評価,血栓性素因,血栓がかかわる病態の管理,関連薬剤を使用する際の留意点など,基礎から臨床まで幅広くご解説いただきました.
小児科 Vol.64 No.9
2023年9月号
PICU―小児集中治療室の今
PICU―小児集中治療室の今
小児科医であれば誰でも、何らかの“小児集中治療”の経験はあるのでしょうが、NICUやICUとの異同も含めて、PICUは、実はイメージの湧きにくいテーマかもしれません。時の流れとともに変化するPICUの使命や課題、呼吸器・循環器・神経系など個々の専門領域や、多様な背景を持つ医師のキャリアなど、PICUに直接携わらない小児科医に知っていただきたいことをまとめました。
看護のための からだの正常・異常ガイドブック 第2版
全13章の構成で、人体の複雑な構造と機能、病気の仕組みを関連付けて理解することができる。今回の改訂では、新型コロナウイルス感染症のコラムを追加するなど、全ての内容について更新した。
看護学生のための精神看護技術 第1版
精神看護の基盤となる理論から、病院内で安定を促す看護、病院から社会への移行を整える看護、社会における自律を支える看護について、その援助に必要な理論と技術をまとめた。
IVナース認定プログラム 技能認定テキスト 第2版
京都大学医学部附属病院看護部で実施されている「静脈注射・輸液管理認定プログラム」の詳細をフルカラーで紹介。新人看護師から中堅看護師まで静脈注射・輸液技術の基本とコツが満載。
J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.7 No.5
2023年9月号
【Special Topic】HIV/AIDS診療の黎明とこれから
【Special Topic】HIV/AIDS診療の黎明とこれから HIV/AIDS診療は新たな治療薬も登場し,いま,大きな変革期を迎えています.日本のHIV感染症診療・臨床研究を長年牽引してこられた岡 慎一先生をお招きし,HIV/AIDS診療の黎明期から現在までの道のり,今後の展望,ゼロエイズへの見通しについて,岩田健太郎先生と語っていただきました.HOT TOPICは「入院前の全患者にSARS-CoV-2スクリーニング検査を行う必要があるのか?」です.
皮膚科の臨床 Vol.65 No.10
2023年9月号
薬疹
薬疹
豊富な症例論文と多彩な連載記事で目と心を養う皮膚科の専門誌。今回の特集テーマは「薬疹」です。Stevens-Johnson症候群,中毒性表皮壊死症(TEN),薬剤性過敏症症候群など,さまざまな薬疹の症例報告をまとめました。薬疹の“動向”を捉える一冊になっています。エッセイ『憧鉄雑感』などの人気連載も掲載中!
産婦人科の実際 Vol.72 No.9
2023年9月号
図解 産婦人科医のための臨床遺伝学必修知識Ⅱ
図解 産婦人科医のための臨床遺伝学必修知識Ⅱ
実臨床に役立つ知識や技術をわかりやすく丁寧に紹介する産婦人科医のための専門誌です。面白くてためになる,産婦人科の“実際”をお届けします。
今回の特集テーマは臨床遺伝学。臨床遺伝の分野は日進月歩に進化している一方で,産婦人科医が臨床遺伝に関する新しい知見を横断的に学ぶ機会は少ないのが現状です。本特集では,急速に進む遺伝情報の詳細化と分野の拡大に対応し,初学者でもすぐに診療につなげることができるよう図解でわかりやすく解説しました。
エキスパートナース Vol.39 No.12
2023年10月号
◆ナースのためのChatGPT講座
◆患者・家族の揺らぐ気持ちに寄り添う ナースができる終末期ケア
◆ナースのためのChatGPT講座
◆患者・家族の揺らぐ気持ちに寄り添う ナースができる終末期ケア
手術 Vol.77 No.10
2023年9月号
ラパコレを再考する─腹腔鏡下胆囊摘出術をマスターするために
ラパコレを再考する─腹腔鏡下胆囊摘出術をマスターするために
手術がうまくなりたい消化器・一般外科医のための専門誌。マニアックなほど深堀りした特集内容やビジュアルでわかりやすい手術手技の解説を特長とする。本号の特集テーマはラパコレ(腹腔鏡下胆嚢摘出術)。消化器外科領域で最も多く行われるベーシックな内視鏡外科手術であるが,症例によりその難度はさまざまで,ときにアドバンストな対応も必要になる。おさえておくべき内容を凝縮し,座右に置きたくなる構成とした。
≪臨床工学技術ヴィジュアルシリーズ≫
動画と写真でまるわかり!血液透析
臨床工学技士に必要な手技を,完全技士目線の動画と写真で解説するシリーズ第1弾!
「なぜその手技が必要なのか」を根拠に基づいて解説.
一連の手技を動画で,ポイントを写真で確認できる.
臨床工学技士対象「初」の技術本で,類書なし!
法医看護学
看護の業務拡大の一環として,在宅・施設などにおける看取りにおいて看護師が死亡診断業務の一端を担うことになり,その他,救急医療の現場などでは被虐待児・高齢者,性犯罪被害者への対応など看護師が必要とされる場面が多い.実際,このような社会的事案に対して看護師が活躍する場が増えており,被害者に対する心のケアや家族を亡くした人に対するグリーフケアをシームレスに行うことが求められる.本書はそれらの社会的事案に遭遇した際に看護師がどのように対応すべきかを概説した一冊.
卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌取扱い規約 臨床編 第1版補訂版
2015年の《臨床編 第1版》刊行後、WHO組織分類の改訂に伴い《病理編 第1版》(2016年)、《病理編 第2版》(2022年)が刊行された。それらの内容にキャッチアップするため、《臨床編 第1版》に部分的なアップデートを加えて《臨床編 第1版補訂版》として刊行する。
高異型度漿液性癌における原発巣決定の基準、また漿液性卵管上皮内癌(STIC)の分類を主として、「進行期分類」「診断」の項目が現状に即した内容に補訂された。
JOHNS39巻2号
副鼻腔炎診療は変わったか?
副鼻腔炎診療は変わったか?
ナーシング・ポケットマニュアル 精神看護学 第3版
実習や臨床で役立つ精神看護のハンディな手引き書の改訂新版
●精神看護の実践に必要とされる知識を厳選し,コンパクトな内容でまとめました.
●第3版では最新の知見に基づいて内容を見直し,「地域移行・地域定着支援」「リカバリー・ストレングスモデル」「地域包括ケアシステム」などについても記載しました.
ナーシング・ポケットマニュアル 基礎看護技術 第2版
看護技術の手順と根拠,応用例をコンパクトにまとめたポケットマニュアルの改訂版
●ヘンダーソンの14の基本的欲求を充足する日常生活行動を助けるための看護技術を軸に,援助に必要な知識と技術・根拠を網羅.
●看護技術を「準備→実施→実施時の留意点→観察ポイント」の順で解説し,援助の流れをイメージしながら学ぶことができます.
●基本的な看護技術だけでは対応しきれない場面での応用例や工夫,注意点を紹介する「こんな時どうする?」も豊富に収載.
J. of Clinical Rehabilitation 32巻10号
脊髄損傷者の褥瘡予防─リハ医が積極的に関与するために
脊髄損傷者の褥瘡予防─リハ医が積極的に関与するために
●脊髄損傷者(脊損者)の中で,特に問題とされるのが褥瘡(床ずれ)である.社会復帰を果たした脊損者に褥瘡が発生すると,その治療が長期化し,場合によっては職を失うこともある.
●また,褥瘡による長期療養が必要な状態に追い込まれることもあり,本人の生活活動や生命にも危険が及ぶことがある.
●本特集では,脊損者の医療に携わるリハビリテーション科医(リハ医)や,形成外科医,看護師,リハビリテーション専門職,管理栄養士など,さまざまな専門家が,褥瘡の予防や治療に積極的に関与するための情報を提供.それぞれの専門家が褥瘡の問題点や実践的な評価と対応策について解説した.
Medical Technology 51巻9号
てんかんA to Z
てんかんA to Z
●てんかんに関する昨今の動向として,2017年に国際抗てんかん連盟(ILAE)がてんかん発作とてんかん分類に関する新たな提言を発表し,2018年には日本神経学会が「てんかん診療ガイドライン2018」を発行している.
●本特集では,「てんかん A to Z」と題して,これらの新しい情報や知見に基づき,てんかんの知識・技術のアップデートと再定着を目指した内容をお届けします.
●まず総論として,てんかんの病態と診断・治療という基本事項について解説し,次にてんかんの具体的な臨床検査として,脳波検査にはじまり,CT,MRI,SPECT,PET,血液検査,尿検査,髄液検査,脳磁図検査について詳しく解説.また,抗てんかん薬(抗発作薬)の基礎知識についても掲載している.
