
運動療法と運動処方 第2版
身体活動・運動支援を効果的に進めるための知識と技術
根拠に基づく医療が求められている中,近年急速に集積されてきた運動療法のエビデンスを紹介し,運動療法の指導の実際について解説.運動療法指導に必須の運動生理学・生化学の基礎分野から,メディカルチェック,疾患別運動療法,運動種目別解説という構成で,各項目でトップレベルの研究者・臨床医が執筆.臨床医・研究者,健康運動指導士,理学療法士,看護師,栄養士など,現場のコメディカルスタッフにもおすすめの一冊.

臨床試験の計画・実施・報告 -食品の機能性のエビデンス-
機能性表示食品やトクホ(特定保健用食品)の開発担当者,これから臨床試験を計画されている方の必携図書。
機能性表示食品として実際に届出された臨床試験において,消費者庁の検証事業の結果,実施における問題点や,報告・記入の不備が多いことが明らかになっている。それらの結果も反映させながら,臨床試験を計画・実施・報告するための重要ポイントを解説。また,2021年 6 月 30 日に施行された「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(新倫理指針)」下で行われる臨床試験についてもわかりやすく解説している。

皮膚科の臨床 Vol.64 No. 7
2022年6月号
薬疹・薬物障害
薬疹・薬物障害
今月号の特集は「薬疹・薬物障害」です。免疫チェックポイント阻害薬によるirAEや,糖尿病薬による薬疹など,多彩な症例報告が集まっています。その他,症例報告やミニレポート,エッセイ憧鉄雑感やAckermanの『診断病理学の実践哲学を読む』,巻頭言など毎号好評の連載記事も,もちろん変わらず掲載されています。日々の診療に是非,お役立てください。

質的研究法:その理論と方法
“木原ライブラリー”最新刊!
若手からベテランまで、質的研究を理解、実践するための知識を凝縮
現代の質的研究の全体像の把握に必要な方法論(methodology)と方法(method)を網羅した解説書。著者自身の広汎な研究経験と2500を超える膨大な文献渉猟に基づき、豊富な事例と多様な見解を紹介。全4部にわたり、質的研究の哲学・厳密性・倫理、データの収集・分析法、文書作成法、質的研究の応用と最近の動向を、具体的事例とともに詳述。難解な学術用語は出来るだけ避け、初学者にも読みやすい。医学・看護・医療系、また人文・社会科学系の研究者に広く役立つ1冊。

熱、諍い、ダイヤモンド
西アフリカのエボラ対策は、新型コロナの写し絵だ
エボラウイルス病との闘いに関し、医師であり人類学者でもある著者ポール・ファーマーが医学的観点に加え歴史的・社会的背景も踏まえて著述。なぜ、西アフリカなのか? なぜ、ここまで深刻な問題になり、対応が難しいのか? 著者ならではの視点・手法で問題を徹底的に掘り下げ、根っこ(root cause)にまで深く入り込んでいく。著者を「完成された医師の理想像」と仰ぐ岩田健太郎先生による翻訳。詳細かつ示唆に富み、COVID-19等パンデミック対策の参考にもなる書。

がん治療の薬理学
がん治療薬を作用機序から解説します
進歩が著しい多種多様ながん治療薬に関し、複雑な作用機序と全体像について直感的にとらえられるイラストを多数用いて解説。従来からの細胞傷害性抗がん薬・ホルモン治療薬をはじめ、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬などすべての種類の抗がん薬を網羅し、レファレンスとしても有用。造血幹細胞移植やCAR‒T細胞療法についても解説。腫瘍内科医、血液内科医をはじめ、各診療科でがん治療に関わる医師、および薬剤師に最適。

血管糖尿病2011
●糖尿病研究と血管障害研究をつなぐVascular Diabetesの創生
●双方向性,話題性,先進性,スピード感をキーワードに,最新研究動向を解説
●「私が推す2010年のこの1報」:執筆者による最新論文の推薦と講評
●Annual Bookとして企画されたが,残念ながら2011年版のみの発行にとどまった

見えてきたグリニド
●“弱いSU薬”とも言われてきた速効型インスリン分泌促進薬グリニドは,インクレチン関連薬と持続血糖モニタリングCGMの登場を機に,SU薬とは明確に異なるインスリン分泌パターン改善薬としての優れた作用機構の一端が明らかになった
●本書は,発売から10年を経て,新たなポジショニングが見出されつつあるグリニドの作用機序から多彩な作用・使い方まで,順天堂大学代謝内分泌学教室の先生方に解説いただいた

見直されたレジン
●高脂血症治療薬として使用されてきた陰イオン交換樹脂(レジン)の新たな作用が明らかになり,高脂血症のみならず糖尿病治療への応用も視野に入ってきたレジンの最新のポジショニングを専門医がクリアに解説

インクレチン治療
●インクレチンの概念から期待される新薬とそのポジショニングまでを解説した初めての本格テキスト
●本書は,2010年以降の糖尿病治療を一変させたインクレチン薬のポテンシャルにいち早く着目し,GLP-1受容体作動薬やエキセンジン4などのいくつかのインクレチン薬の関連用語をも決定せしめた

メタボリックシンドロームにおける
高尿酸血症の意義とその管理
●メタボリックシンドローム概念の登場で,古典的には痛風の発症基盤として捉えられてきた高尿酸血症の意義が,大きく舵を切ることになった
●尿酸代謝異常の分子医学的側面の解説から治療・管理までをコンパクトにまとめた実践書

関節外科 基礎と臨床 Vol.41 No.7
2022年7月号
【特集】運動器慢性疼痛の病態と治療
【特集】運動器慢性疼痛の病態と治療

産婦人科の実際 Vol.71 No.6
2022年6月号
いま大きく変わりつつある子宮頸がんの診療
いま大きく変わりつつある子宮頸がんの診療
周産期、婦人科腫瘍、生殖・内分泌、女性ヘルスケアの4つの柱を中心に、臨床医に必要な知識や技術をわかりやすく丁寧に解説します。毎号充実した内容を提供し、産婦人科医の「あれ知りたい!」「これ知りたい!」「いま知りたい!」にお応えします。明日からの診療に即役立つプラクティカルな知識が満載です!

臨床放射線 Vol.67 No.6
2022年6月号
心アミロイドーシスの診断・治療
心アミロイドーシスの診断・治療
放射線科診療に関わる幅広い層に愛され続ける老舗雑誌!「画像診断」と「放射線治療」の両面から臨床に役立つ情報が充実。多数の診療例・症例を毎号掲載。特集・連載も勉強になると大好評。

医学のあゆみ281巻12号
ミトコンドリア病――病態解明を基盤とした治療薬開発
ミトコンドリア病――病態解明を基盤とした治療薬開発
企画:阿部高明(東北大学大学院医工学研究科生体再生医工学講座分子病態医工学)
・人類は体を大きくし,二足歩行をするためミトコンドリアというアルファプロテオバクテリア由来の共生体を細胞内に獲得し,莫大なATPを産生することで生物の頂点に立ったとされる.
・一方で,細胞内に獲得したミトコンドリアはATPを産生する過程で常に酸化ストレスを発生し,自分自身にダメージを与え,その延長に加齢の誘導と個体の寿命が決定される.
・本特集ではこれまでのミトコンドリア研究を踏まえ,医学・医療の面からヒトへの治療を目指している先生方に玉稿を賜り,“ミトコンドリア医療”の一助になることを願う.

2022-23年版 診療所事務職のための外来レセプトレッスン 基本(内科)
【未経験者の不安解消!明細内容が説明できる】
診療所外来のレセプト事務に必要なことだけを一冊に。どこに何を書くか・どこを確認するかの基本から、明細の内容を患者さんにどう説明するかまで、やさしいレッスンで学ぼう。レセプト事務がはじめての人も、一人事務職も、らくらくスキルアップ。2022改定反映版。

≪糖尿病ケア+(プラス)2022年夏季増刊≫
患者・家族から本当によく聞かれる 糖尿病のぎもんQ&A123
【患者・家族へのベストアンサーブック誕生!】
臨床現場でかならず出会う、糖尿病患者・家族が抱える病気、治療、生活の疑問・不安123個をピックアップ。外来指導経験の豊富な著者陣が、患者・家族に伝わりやすい答えかたと療養指導のポイントを自身の「秘伝」を交えて、ビジュアル満載で解説する。WEBダウンロード可能なシーン別の患者聞き取りシートもついた、学んで・使える糖尿病療養支援の必携書!

整形・災害外科 Vol.65 No.7
2022年6月号
整形外科におけるダイバーシティ
整形外科におけるダイバーシティ
整形外科領域における最新の臨床知見を紹介。整形外科医のみならず,リハビリテーション医,理学療法士など,幅広い読者層に好評。関連学会の動向も加味し,タイムリーなトピックを特集として毎号企画。また,読者からの投稿論文を編集委員が査読のうえ幅広く掲載(論究・臨床・手術・経験・症例)。年間に掲載される投稿論文の中から「整形・災害外科優秀論文賞」を贈呈。加えて,各種の連載企画やエッセイなど,読んで面白く,ためになるジャーナル。

消化器内視鏡検査・周術期管理の標準化ハンドブック
内視鏡検査・周術期管理の標準化は,内視鏡に纏わる診療,教育,研究のいずれの観点からも,必要不可欠なものであると考えております.本ハンドブックが,消化器内視鏡に携わるすべての医師,メディカルスタッフの日常診療の一助となり,ひいては患者,および,広く人類の福祉にも貢献することを願っております.

エビデンスに基づいた“ゲキアツ”集中治療
~その熱発どうするん?~
“とりあえず”“なんとなく”から脱却し“less is more”で“患者さん 1st”の発熱管理へ―.救急・集中治療や一般病棟での不明熱の診断がついたのち,その診断に合わせた適切な管理をどのように行うか解説.体温のモニタリング・管理方法,それぞれの疾患の発熱病態や有害事象などを会話形式でレクチャーしながら根拠となる知見やエビデンスを交え,ある程度自信を持って発熱・体温管理できるようになる一冊.