
眼科 Vol.64 No.4
2022年4月号
わかりやすい TRPイオンチャネルと眼疾患─2021年ノーベル生理学・医学賞関連企画─
わかりやすい TRPイオンチャネルと眼疾患─2021年ノーベル生理学・医学賞関連企画─
トピックス、診療のコツ、症例報告、どこから読んでもすぐ診療に役立つ、気軽な眼科の専門誌です。本号の特集は昨年のノーベル賞で一躍有名になったTRPチャネルと眼疾患に関する話題を、極力平易に解説いただきました。また、3歳児健診での弱視のスクリーニングとドライアイ診療に関する綜説は、いずれもすぐに役立つ内容です。その他、新しい硝子体器具の紹介や視神経の解剖の解説、投稿論文4篇を掲載。是非ご一読ください。

整形・災害外科 Vol.65 No.4
2022年4月号
肘関節鏡視下手術のテクニック
肘関節鏡視下手術のテクニック
整形外科領域における最新の臨床知見を紹介。整形外科医のみならず,リハビリテーション医,理学療法士など,幅広い読者層に好評。関連学会の動向も加味し,タイムリーなトピックを特集として毎号企画。また,読者からの投稿論文を編集委員が査読のうえ幅広く掲載(論究・臨床・手術・経験・症例)。年間に掲載される投稿論文の中から「整形・災害外科優秀論文賞」を贈呈。加えて,各種の連載企画やエッセイなど,読んで面白く,ためになるジャーナル。

関節外科 基礎と臨床 Vol.41 No.5
2022年5月号
【特集】上肢の麻痺と痛み
【特集】上肢の麻痺と痛み

臨床雑誌外科 Vol.84 No.4
2022年4月号
StageⅣ 胃癌の治療戦略Update
StageⅣ 胃癌の治療戦略Update 1937年創刊。外科領域の月刊誌では、いちばん長い歴史と伝統を誇る。毎号特集形式で、外科領域全般にかかわるup to dateなテーマを選び最先端の情報を充実した執筆陣により分かりやすい内容で提供。一般外科医にとって必要な知識をテーマした連載が3~4篇、また投稿論文も多数掲載し、充実した誌面を構成。

臨床雑誌内科 Vol.129 No.4
2022年4月号増大号
1ページでわかる内科疾患の診療ノート “あたりまえ”の中にある大事な視点
1ページでわかる内科疾患の診療ノート “あたりまえ”の中にある大事な視点 1958年創刊。日常診療に直結したテーマを、毎号"特集"として掲載。特集の内容は、実地医家にすぐに役立つように構成。座談会では、特集で話題になっているものを取り上げ、かつわかりやすく解説。

がん看護 Vol.27. No.3
2022年3-4月号
アピアランスケアUp to Date
アピアランスケアUp to Date がんの医学・医療的知識から経過別看護、症状別看護、検査・治療・処置別看護、さらにはサイコオンコロジーにいたるまで、臨床に役立つさまざまなテーマをわかりやすく解説し、最新の知見を提供。施設内看護から訪問・在宅・地域看護まで、看護の場と領域に特有な問題をとりあげ、検討・解説。告知、インフォームド・コンセント、生命倫理、グリーフワークといった、患者・家族をとりまく今日の諸課題についても積極的にアプローチし、問題の深化をはかるべく、意見交流の場としての役割も果たす。

年代別四肢骨折治療のアプローチ
骨や生活の特徴により,年代別で対処が異なる「四肢骨折」.年代別を切り口とすることで,経験の少ない若手医師が現場で素早く四肢骨折治療に対するアプローチができる仕立てとしており、写真やイラストでわかりやすく患者の特異性に応じた治療を学ぶことができる.保存療法・手術などの治療の選択肢を増やし,適切な治療選択をできるようにするための道標となる一冊.

正しい食事で健康になろう
日本消化器病学会からのメッセージ
「食に関する様々な疑問に対し,科学的根拠に基づいた正しい情報を提供する」ことを目的とした座談会「食と消化器病」の書籍化.毎回5~7名の医師・管理栄養士・料理研究家が,自らの専門知識を共有しながら,「食事とがん」「肥満にならない食事」といった気になる食事と疾患との関係性について,平易な言葉で深く掘り下げる.

医療情報技師能力検定試験過去問題・解説集2022
保健医療福祉分野の専門職や,医療情報システムの企画・運営管理職をめざす人のための医療情報技師能力検定試験対策の必携書.医療情報技師能力検定試験の2016~2019年度,2021年度の5年分の試験問題(約800問)と,そのすべての解答・解説を収載した.学習効率の高い試験対策本というだけでなく,参考書としても最適な一冊.

LiSA Vol.29 No.4 2022
2022年4月号
徹底分析シリーズ:心電図Basics/症例カンファレンス:病棟からの挿管要請/快人快説:麻酔回路って不思議 ここからいろいろなことがわかる
徹底分析シリーズ:心電図Basics/症例カンファレンス:病棟からの挿管要請/快人快説:麻酔回路って不思議 ここからいろいろなことがわかる

一目でわかる病態生理
日常診療の場でよく遭遇する症状・徴候・検査異常を39の項目に絞り込み,各々について発現するメカニズムを各項目ごとに図やイラストを中心とした見開き2頁のレイアウトで分かりやすく解説する最新のガイドブック。診断に役立つ「病態生理」が学べる書であり,臨床家からナース,学生まで幅広く役立つ内容である。

領域別 看護過程展開ガイド 第2版
看護過程と実習記録が本当によくわかる!
地域・在宅、成人(急性期・慢性期)、老年、小児、母性、精神の事例をもとに、各領域の特徴を踏まえた看護過程の展開をわかりやすく解説。アセスメントからサマリーまで、実習記録の書き方の実際がわかる。

J. of Clinical Rehabilitation 31巻4号
今後の回復期リハビリテーション医療はどうあるべきか!
今後の回復期リハビリテーション医療はどうあるべきか!
回復期リハビリテーション(以下リハ)病棟が誕生して20年以上が経過し,当初の目標であった6万床を大きく超え9万床以上となり,さらに増加している.一方,回復期医療の一端を担う地域包括ケア病棟も9万床を超えた.以前とは異なり,急性期病院は回復期リハ病棟(病院)を選べる時代になった.回復期リハ病棟の患者割合は,以前は脳血管系が多かったが,現在では整形外科系が逆転している.2020年度診療報酬改訂で急性期の治療が長期化したことに伴い,回復期への入院ができない患者の救済のため,発症から入棟までの期間が撤廃された.2022年度の改訂では,入棟時重症度割合が入院料1, 2では3割から4割へ引き上げられた.現在まだコロナ禍にあるが,多くの回復期リハ病棟で,COVID感染後の患者(廃用症候群)のリハを施行してきた.
回復期リハ病棟が過剰となる地域も出てきており,病院の質も大きな問題となっている.回復期リハ病棟にリハ医学会の会員がいない病院が3割以上存在し,100床当たりのリハ科専門医数は1人にも満たない.第三者評価として利用できるものは,公益財団法人日本医療機能評価機能による病院機能評価のみである.2022年度診療報酬改定で,入院料1,3ではこの評価を受けているのが望ましいと明記された.病院機能評価に,回復期リハに特化した高度・専門機能の付加項目が追加となり,これを取得した病院も存在する.
一方,2016年に診療報酬にアウトカム評価である実績指数が導入されたが,改定のたびに制度は変化し,対応に追われている.また,入院時にFIMを不適切に評価している病院が散見される.今後のことはわからないが,経営に難渋する病院がおそらく出てくるであろう.痙縮治療に効果があるボツリヌス治療は,療養型や地域包括ケア病棟で使用が許可されたが,一番使用を望んでいる回復期リハ病棟では,医療費を請求することができない.回復期リハ病棟では転倒率が高く,その対策は重要な課題である.最近では重症患者の入院が多くなり,急変するケースがしばしば認められる.また入院患者の高齢化により,併存疾患の管理が大変になっている.このため,入院患者の急性期病院への転送が増加している.また,勤務する医師の業務内容に変化がみられ,回復期リハ病棟と急性期病院との連携システムの構築が必要になってきている.COVIDの院内感染(クラスター)が多くの回復期リハ病棟で発生していることもあり,ICT(Infection Control Team)を中心とした感染対策も極めて重要な課題である.
今回の特集では,回復期リハ医療に精通している先生方に種々の課題や今後の展望等につき解説をお願いした.回復期リハ医療に従事している医師,メディカルスタッフだけでなく,リハ医療に携わるすべての人にとって有益な情報をもたらすと思われる.(編集委員会)

Medical Technology 50巻4号
自信をもって神経伝導検査を行うために
自信をもって神経伝導検査を行うために
本特集は「自信をもって神経伝導検査を行うために」です.神経伝導検査は難しい,苦手だという印象を抱いている方も少なからずいらっしゃるかと思います.初学者にも理解しやすいよう図や表を多用するなど,ビジュアルでわかりやすい解説をめざしました.(編集部)

臨床栄養 140巻4号
診療ガイドライン2021に学ぶ 食物アレルギーの最新知識
診療ガイドライン2021に学ぶ 食物アレルギーの最新知識
「食物アレルギー診療ガイドライン2021」の特徴は、①成人の食物アレルギーを専門とする各科の先生方に加わっていただき、小児~成人までの幅広い領域をカバーしたこと、②Minds準拠として患者団体、関連団体の外部委員に加わっていただき、作成過程を明確にして、経口免疫療法と食物経口負荷試験に関して4つのクリニカルクエスチョン(CQ)を設定して、システマティックレビュー(SR)に基づいて推奨を作成したこと、があげられます。
「食物アレルギー診療ガイドライン」は、2005年に日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会の総説をまとめたことにはじまり、2012年(発刊は2011年)、2016年と、5年ごとに成熟度を徐々に高めてきました。一方、2005年に厚生労働科学研究の研究班から出された「食物アレルギーの診療の手引き2005」は、小児科だけではなく、内科・皮膚科・耳鼻咽喉科の先生方を委員として作成され、2012年以降のガイドラインに多くを取り込んで融合を深めてきました。今回もその方針を堅持し、「食物アレルギーの診療の手引き2020」に加えて「食物アレルギーの栄養食事指導の手引き2017」、「食物経口負荷試験の手引き2020」とも調和を図っています。
今回、「食物アレルギー診療ガイドライン2021」において主要な章を執筆された先生方に、管理栄養士や栄養士の皆さんにわかりやすく解説をお願いしました。本特集が皆様の日常業務に役立つことを祈念しております。(編集部)

≪新篇眼科プラクティス 3≫
OCTとOCTAが,わかる!役立つ!
「日常臨床にすぐ役立つ」をコンセプトとした「新篇眼科プラクティス」.図版を効果的に示し,ビジュアルで直感的に理解できる「視る教科書」の第3巻.近年の眼科におけるOCT・OCTAの技術とその臨床応用の進歩は目覚ましい.本書では近年のOCTやOCTAの解析技術を正しく理解し,疾患の診断や治療に役立てられるように,各領域のエキスパートが豊富で美しい画像を用いてわかりやすく解説.基礎から応用まで,幅広く学べる一冊.

≪新篇眼科プラクティス 2≫
細隙灯顕微鏡の徹底活用
キミはどこまで見えているか
「日常臨床にすぐ役立つ」をコンセプトとした「新篇眼科プラクティス」.図版を効果的に示し,ビジュアルで直感的に理解できる「視る教科書」の第2巻.日々の診療に欠かせない細隙灯顕微鏡には,疾患ごとに使いこなすコツがある.限られた診療時間で,大事な所見を見逃さないために,達人が注目する「視かた」に焦点を当てた.また,メーカーごとの違いやスマートフォンを用いた撮影方法など,より良く「視える」をテーマにした.

眼病変一発診断100
一目で見抜く診断の要点
日常診療で,眼病変の第1印象から迅速かつ正確な診断名を導く「一発診断」の力を養うテキスト.本書は全項目が「症例ページ」「解説ページ」の2頁単位で構成,クイズのように考えながら学ぶことができる.疾患ごとに写真を大判で掲載しているため,通読後は前眼部のアトラスとしても活用可能.眼科医を志すレジデントから,日常診療を効率化したいクリニックの医師まで幅広い眼科医に向けた一冊.

診察室で見せて使う
子どもの疾患ビジュアルブック
体のしくみ・病気・検査がわかる
保護者や患児に,疾患・検査・手技などの説明をスムーズにするための患者説明用アトラス.1項目につき見開き2頁で,左ページには保護者が読んでも理解できる解説を,右ページにはその病気の典型的な写真や,病気のメカニズムや検査法の理解を助けるイラストを配した.[登園・登校について]の欄では,出席停止期間や学校生活の注意点などを記載.医療機関のみならず保育園や幼稚園,学校,ご家庭などに広く利用いただける一冊.

リウマチ・膠原病診療ガイド第2版
病態の理解と診断・治療のTips
リウマチ・膠原病の主要な疾患について,病態・病理をシェーマや写真で丁寧に説明しつつ,最新の各ガイドライン・診断基準に基づいて診断・治療を解説.2016年の初版刊行以来,リウマチ・膠原病の各ガイドラインが改訂されたが,本書では生物学的製剤やJAK阻害薬といった新薬など,最新のガイドラインに沿って記載をアップデート.また,各疾患とCOVID-19との関連性など,随所に内容をアップデートしている.