
たったこれだけ!医療統計学 第3版
「細かいことは気にしない、ほんのわずかなことさえ理解していれば何とかなる」というコンセプトのもと、統計学が苦手な医師と臨床経験豊富な医学統計学者という2人の著者により書かれた統計学のテキスト、待望の改訂版。
どのように統計解析を行うかではなく、「なぜその検定法が用いられたのか、解析結果をどのように解釈するのか」に焦点を絞り、臨床論文を読むために必要な概念や手法に特化した簡潔で読みやすい内容になっている。
今回の改訂では、「統計手法の使用頻度によるランク付け」は2019~2020年の医学雑誌に基づき再評価、「最近の主要医学論文に見る使用例」の文献も変更。また「29.統計手法の選び方」が新たに追加された。

ポケット版 不整脈非薬物治療ガイドライン(2018年改訂版/2021年フォーカスアップデート版)
「不整脈非薬物治療ガイドライン」2018年改訂版と2021年フォーカスアップデート版を統合し,コンパクトにまとめたポケット版。
多忙な日常診療の合間に手軽に活用できるよう,図表を中心にわかりやすく編集されています。

救急現場における精神科的問題の初期対応
PEECガイドブック 改訂第2版
多職種で切れ目のない標準的ケアを目指して
PEECガイドブック、6年ぶり待望の改訂版!
多職種チームで救急現場の精神科的問題に挑む
【本書の概要】
・自殺未遂者の多くが救急医療機関に搬送されている現状を受け、日本臨床救急医学会では、2007年に「自殺企図者のケアに関する検討委員会」を立ち上げ、テキストの作成と講習会を開催してきました。こうした活動のなかで、その必要性から、アルコールや薬物依存患者、混迷状態の患者やトラブルを起こす患者への対応などにも範囲を広げ作成されたものが本書です。
・本書は、救急現場で精神科医のいない状況でも、精神科的症状を呈する患者へ、安全で患者にとっても安心な“標準的”初期対応ができるためのガイドブックであり、「PEEC(ピーク)」とよばれる同教育コースのテキストにあたります。
【対象】
・救急医(研修医を含む)、看護師、精神科医、ソーシャルワーカー、臨床心理士、救急救命士、PEECコースに参加するあらゆる対象職種
【特徴/ポイント】
・初版発行から6年の間に読者よりいただいたご意見を参考に、最新の知見も取り入れて100ページを超える増補改訂を行いました。
・多職種によるチーム医療の推進を重視し、各職種にとっての「PEEC」を解説しました。
・救急隊員や救急救命士が直面する精神症状の評価とトリアージについても取り上げました。
・災害時のメンタルヘルスケアとDPAT(災害派遣精神医療チーム)についても、新たなケースシナリオを加えるなどして言及しました。

妊産褥婦メンタルケアガイドブック
自殺企図、うつ病、育児放棄を防ぐために
妊産褥婦と子どもを支える方へ
多職種連携・協働して、妊産褥婦の心に寄り添い、命を救うために
・メンタルケアの最新エビデンス、多職種連携・協働の方法、9つの事例等を詳述。
・産婦人科医、小児科医、精神科医、救急医、看護師、助産師、保健師、公認心理師(臨床心理士)、ソーシャルワーカー、救急隊員など、多職種連携・協働して、心の悩みを相談できず、一人で悩んでいる妊産褥婦を支え、母子の命を救うために。
・全国展開している「PEECコース」、「J-MELSアドバンスコース」の副読本。

消化器外科2021年5月号
術後合併症管理を極める
術後合併症管理を極める 消化器外科手術において、合併症は一定の頻度で発生する。術後合併症をうまく管理し、後遺症なく経過させるかは、外科医の腕の見せどころといえる。本特集では各臓器別のエキスパートの先生方に、合併症管理のエッセンスを解説していただいた。

救急医学2021年5月号
セルフディフェンス;人の命は救えても、自分自身を守れるか!?
セルフディフェンス;人の命は救えても、自分自身を守れるか!? 救急医があらゆる場面、あらゆる観点から“わが身を守る”術を特集。臨床現場での法的側面を含めた安全確保はもちろんのこと、イレギュラーな患者対応からハラスメントや暴力行為への対処まで、救急医療にかかわるさまざまな“危険地帯”を取り上げて、それぞれに注意しなければならないポイントや具体的な対応法・予防法をご紹介します。

別冊整形外科 No.79 骨・軟部腫瘍のマネジメント(その1)
骨・軟部腫瘍の領域ではさまざまな進歩がみられる.診断技術,がんゲノムに基づいたprecision medicineの取り組み,粒子線治療をはじめとした放射線治療,新しい分子標的治療,さらには免疫療法の取り組みも始まっている.本号は(その1)として,診療体制,基礎研究,診断,および治療総論について取り上げた.骨・軟部腫瘍の治療は,他診療科,他職種,多施設の協力が必須であり,病診連携やキャンサーボードなど各施設の特色のある取り組みを紹介した.また,がんゲノム医療やリキッドバイオプシーなど最先端の情報も取り上げている.

Heart View Vol.25 No.6
2021年6月号
【特集】心不全集中講座 多様化する心不全をどう診てどう対処するか
【特集】心不全集中講座 多様化する心不全をどう診てどう対処するか

月刊/保険診療 2021年4月号
特集 “適応疾患”の大研究~診療報酬点数表の「適応疾患」完全解説~
特集 “適応疾患”の大研究~診療報酬点数表の「適応疾患」完全解説~
Part1 「傷病名」分類 ― 総まとめ/監修:東條尚子
Part2 診療報酬点数表・適応疾患一覧表
Part3 「適応疾患」がポイントとなるレセプト16事例/佐藤達哉,柏倉夏枝,長面川さより,須貝和則
視点 終末期医療の倫理とルール ― 尊厳死と鎮静を容認しつつ安楽死だけ禁止することはできるか/有馬斉
連載
厚生関連資料/審査機関統計資料
月間NEWSダイジェスト
介護保険/医学・臨床/医療事故NEWS
めーるBOX
■エッセイ・評論
プロの先読み・深読み・裏読みの技術/工藤高
NEWS縦断「後発品企業の闇と後発品80%時代」/武藤正樹
こうして医療機関を変えてきた!/姫野亜紀裕
■医事・法制度・経営管理
病院&クリニック経営100問100答「院内の教育体制の立て直し」/浅海正幸
医療事務Openフォーラム「日本医療秘書実務学会~第11回全国大会報告~」/田中伸代
かがやく!事務部門/藤田医科大学病院
■臨床知識
カルテ・レセプトの原風景【腎障害】腎機能障害への対応/伊藤陽子,武田匤弘
■請求事務
実践DPC請求Navi/須貝和則
パーフェクト・レセプトの探求/株式会社ソラスト・高塚康弘
点数算定実践講座/大西正利(協力:西脇正義)
レセプト点検の“名探偵”/秋山貴志
保険診療オールラウンドQA
読者相談室/杉本恵申
休載:日本の元気な病院&クリニック

マンガでわかる薬物動態学
マンガでとってもわかりやすく、イチから薬物動態学を解説。
すべての医療従事者、必読の1冊!
マンガでわかりやすく、イチから薬物動態学を解説した書籍です。
薬物動態学は、おくすりが体内でどのような動きをして、変化していくかを把握するための学問で、薬剤師の方はもちろん、医師、看護師の方々、リスクアンドベネフィットの高い医薬品の処方や、患者さんの服薬管理に携わる方々にとって欠かせない重要な知識です。しかし、数式が多用されることなどもあり、他の医学/薬学領域と比べても、理解しづらい一面があります
本書は、数式を可能な限り減らして、かわりに概念的な理解を助けるようなたとえ話を織り交ぜることで、入門書として平易に解説することに努めました。今後、ますます高度・複雑化する薬剤治療に携わる、これからの医療従事者の皆さんにとって必読の1冊です。

外科病理学 第5版
1984年刊行の初版より絶大なる支持を得ている『外科病理学』,14年ぶりの第5版改訂.「実用性を重視した病理診断医の座右の書」という初版からのコンセプトを守りつつ,現在の病理診断の標準を示すべくWHO分類,取扱い規約などに沿って最新の内容にアップデート.また,第4版まではモノクロ印刷であったのをフルカラー印刷とし,病理写真をカラー掲載した.病理専門医資格取得のためにも役立つ,すべての病理診断医必携のテキスト.

臨床検査ガイド 2020年改訂版
これだけは必要な検査のすすめかた・データのよみかた
臨床検査ガイドの決定版.日常臨床におけるプラクティスの変化や新規検査の導入・旧検査の改廃等,最新情報を盛り込み前版よりさらにわかりやすく,使いやすく改訂.各項目の冒頭に「デシジョンレベルの表」「基準値の表」を設け,「検査によって何がわかるか」「どういうときに検査するか」「測定上の注意」「異常値が出る疾患」「予想外の値が得られた場合にはどうするか」「保険適応の条件」など,見やすく整理し解説を施した.

高齢者の循環器診療Q&A
快適な人生を過ごしてもらう診療のツボ
高齢社会を迎え循環器診療を必要とする高齢患者数が急増している.多くの合併症を有する高齢者の慢性心不全患者に対し,どのような治療を行えばよいのか.本書は高齢者の心血管疾患の特徴や診断,病態の評価,治療目標など,現場が抱える悩みに,エキスパートが自らの意見を交えアドバイスを送る一冊.循環器専門医,プライマリケア医,老年医,および高齢者を介護するメディカルスタッフに向け,Q&Aスタイルで読みやすくまとめた.

Dr. 葛西の
基礎から学ぼう 医療レーザー脱毛入門
クリニックスタッフ応援テキスト
レーザー脱毛の基本的な理論や知識から,実際の施術方法まで,見やすくわかりやすく,楽しく紹介する入門書.「レーザー脱毛と光脱毛の違いは?」など,施術者の皆さんが知りたかった知識と技術を,2人のキャラクターが語るスタイルを交えながら親しみやすく紹介する.経験豊富な著者ならでは切り口で,施術のコツやコラム欄なども充実.施術者自身のスキルアップとクリニック全体のレベルアップに必ず貢献する一冊.

一からわかる循環器腎臓病学
CKD合併心血管疾患治療のノウハウ
超高齢社会となり慢性腎臓病(CKD)を合併する心血管疾患患者が増えている.近年の心腎症候群 cardiorenal syndrome(CRS)という概念の導入で,心臓と腎臓の密接な連関は日常診療においても重要な領域となっているが臨床エビデンスは少ない.本書は今まであまり触れられてこなかったCKD合併心血管疾患の疫学,病態,機序,診断,リスク層別化,治療について,執筆陣のエキスパートオピニオンを盛り込み,現時点でのスタンダードの確立を目指した一冊.

臨床循環器学
“これ一冊で循環器学の全てがわかる”,スタンダードを抑えつつ進歩の波に呑まれない,循環器学の教科書が誕生!病態の知識,診断・治療法を始めとして,糖尿病・慢性腎臓病などの多臓器疾患の合併や,成人先天性心疾患・腫瘍循環器学などの新たな領域まで幅広く網羅し,実臨床に活かせるプラクティカルな視点での解説も盛り込んだ.循環器学を志す全ての人へ,循環器学を総合的・体系的に学べる必携の一冊.※一部電子書籍では表示できない図表(P.660 表11-H-3)を含みます.

イラストで理解する呼吸器外科手術のエッセンス
呼吸器外科手術における開胸・胸腔鏡の両手技で必要な局所解剖と全体解剖を学べるテキスト。著者による1,000枚以上の立体的、リアルなカラーイラストで、呼吸器外科手術のエッセンスを理解するための一冊。呼吸器外科手術の基本的な概念や論理的な理解、手術のエビデンスや手技の実際から、トラブルに対するリカバリーショットまでを習得できる、最高の指南書である。

医学のあゆみ277巻6号
医療従事者のための感染予防――COVID-19流行を機会に見直す自分と仲間を守る職業感染予防技術
医療従事者のための感染予防――COVID-19流行を機会に見直す自分と仲間を守る職業感染予防技術
企画:吉川 徹(独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所,職業感染制御研究会副理事長)
・職業性感染症は一般集団においても起こりうる感染症が,職業性のばく露を受けた特定の個人や集団において発生したものである..
・本特集では,血液媒介病原体,空気・飛沫感染病原体の基本的事項を整理するとともに,ワクチン,曝露後予防のための薬剤投与,職業感染防止のための標準予防策・感染経路別予防策,サーベイランスなどについて議論する.
・さらに,COVID-19流行を機にクローズアップされた職業感染・健康危機管理対応,個人防護具(PPE)の使用方法,労災補償の仕組みや災害統計の実態を含め,自分と仲間を守る職業感染に関わる知識と技術を確認したい.

医道の日本 Vol.73 No.9
2014年9月号
岐路に立つマッサージ業界
岐路に立つマッサージ業界 街を歩けば「整体」「カイロプラクティック」「リフレクソロジー」などの看板にいくつも遭遇する。
なかには、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を有さない者が施術にあたっている店舗も少なくない。
追い討ちをかけるように、昨年10月に総務省の「日本標準産業分類」が改訂され、「リラクゼーション業(手技によるもの)」が新設。
今年4月から施行されることになり、リラクゼーション業のさらなる台頭が不安視されている。
そんななか、「無資格者が増えるのは、有資格者を養成する学校数が足りないからだ」として、あマ指科の設立を申請する動きが出てきた。
長らく「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」の第19条で規制されてきた、あマ指科の新設を認めるべきか、否か。
マッサージ業界の今後も含めて、識者たちにさまざまな角度から意見を述べてもらった。

医道の日本 Vol.73 No.8
2014年8月号
腰痛
腰痛 鍼灸マッサージ治療院を訪れる患者の病態として、
最も多いと言われる「腰痛」。
今月号の巻頭は臨床家必読の腰痛大特集をお送りする。
腰痛に対する最新情報や、さまざまな手技によるアプローチ法、
そして、鍼灸治療のテクニックなどを取り上げたので、
腰痛治療のナビゲーターとして、日々の臨床に活かしてほしい。