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臨牀消化器内科 Vol.36 No.2

2021年2月号

IBD 診療のdecision making-専門医の選択

出版社:日本メディカルセンター

印刷版発行年月:2021/01

IBD 診療のdecision making-専門医の選択
 本号では,①潰瘍性大腸炎難治例の第一選択,②クローン病初期治療,③IBDの活動性モニタリング,④クローン病小腸画像検査,の四つのテーマについて,いくつか考えられる選択肢のなかからなぜそれを選択するのか? について,その選択肢の長所,短所なども踏まえつつ専門家に書いていただくようお願いした.(巻頭言より抜粋)

PMS(月経前症候群) 正しい知識をもつために

武谷 雄二 (著者)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2020/10

PMS(月経前症候群)/ PMDD(月経前不快気分障害)の根本的な原因を理解するための必須知識を,若年層を診療する産婦人科医に向けて解説。難解な内分泌・ホルモンなどの用語には図解や用語解説を巻頭につけ,わかりやすく読み物として理解できる。
第一人者により,婦人科医ならではの視点にて書かれた一歩進んだ“産婦人科読本”。

IBSの診かたでお困りですか? 内科外来診療術

田中 由佳里 (著)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2020/12

困っている患者さんが多いにもかかわらず、「病因が複雑」「確定診断が難しい」「機能性疾患ってよくわからない」といった理由でついつい避けてしまいがちな過敏性腸症候群(IBS)の診療をやさしく解説。日頃多数のIBS患者を診ている著者が、最新の情報を踏まえた病態生理から、診断の手順、薬剤選択の考え方、IBS患者との向き合い方など、実際の臨床で役立つtipsを読み物風に紹介する一冊。

救急・集中ケアにおける終末期看護プラクティスガイド

一般社団法人 日本クリティカルケア看護学会 (他監)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2020/12

急性期の終末期看護では、突然終末期におちいった患者が意思決定をしなければならない難しさや、短時間で患者や家族との信頼関係を築く必要があることなど、特有の悩みと困難さをともなう。患者・家族のQOL(Quality of Life)とQOD(Quality of Death)を向上させ、よりよい終末期看護を実践するために、看護師が実践する終末期看護の概念を多角的側面で整理し、臨床現場で活用できる具体的なケアを提案する。

医学のあゆみ267巻6号

生体リズムを基盤とした時間医薬科学の展開

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/11

生体リズムを基盤とした時間医薬科学の展開
企画:土居雅夫(京都大学大学院薬学研究科医薬創成情報科学講座システムバイオロジー分野)
・生体リズムの研究は,生体機能の周期的変動を扱う基礎と応用の学際的領域として発展してきた.体内時計を構成する物質が同定され,その機能破綻による疾病が明るみになるにつれ,医薬への応用が注目されている.
・創薬の展望としては,生体リズムの異常が影響を与える睡眠覚醒障害や体温調節障害のほか,体内時計が制御する被時計制御遺伝子群や,時刻を調節するインプット系シグナルを標的とした治療薬の開発が期待される.
・生体リズムの研究分野は時間情報を扱う学際的な領域であり,生理学のみならず,神経科学,創薬・臨床応用科学などの広範な分野を巻き込んで発展している.本特集では,体内時計を基盤とした最新の研究を紹介する.

医学のあゆみ267巻5号

第1土曜特集

臨床薬理学UPDATE

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/11

臨床薬理学UPDATE
渡邉裕司(浜松医科大学医学部臨床薬理学講座・臨床薬理内科,国立国際医療研究センター臨床研究センター長)
・臨床薬理学は日本では比較的新しい学問領域であるが,薬理学の知識に基づき,薬物治療の有効性と安全性を最大限に高め,個々の患者に最新・最良の治療を提供することをめざしている.
・これを実現するために,①臨床試験を実践しあらたな医薬品や医療技術を開発していくこと,②薬物動態や薬力学,遺伝的背景などの情報に基づき,個別化治療の水準を向上させることを大きな2つの柱としている.
・薬物治療の基本が理解されなければ十分な治療効果を得られないばかりか,有害作用さえ招く.本特集では,臨床薬理学・薬物動態学の基本から,臨床研究のデザイン・研究倫理まで最新のトピックを概説いただく.

医学のあゆみ267巻4号

AIは画像診断を変えるか?

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/10

AIは画像診断を変えるか?
企画:武田 裕(大阪大学名誉教授,滋慶医療科学大学院大学学長)
・画像診断では専門的な知識を持った医師が,撮影された画像をもとに特徴的な所見(特徴量)を抽出して記述し,その組合せによって,これまでの経験をもとに,画像を知的に処理して診断(病名)を導き出している.
・一般的には医師が画像診断において一人前になるには10年程度がかかるとされているが,現在の人工知能(AI)では,これをすべて自動化することで短期間での知識学習,画像診断が可能となってきている.
・本特集では,AIを用いた画像診断研究の実例を示しながら,実臨床への技術活用の可能性を探り,また,医療,とくに個別化医療に貢献できるビッグデータ利活用の課題も含め専門の先生方に概説いただく.

医学のあゆみ267巻7号

DDS(ドラッグデリバリーシステム)UPDATE

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/11

DDS(ドラッグデリバリーシステム)UPDATE
企画:松村保広(国立がん研究センター先端医療開発センター新薬開発分野)
・副作用を起こさずがん治療を行うためには,いかにがん細胞やがん組織へ無駄なく薬剤を分布するかが重要となり,この目標の達成のためにドラッグデリバリーシステム(DDS)の開発が必要となる.
・しかし,EPR効果で集積したDDSは間質に到達を妨げられてしまい,がん組織内で一様に分布しないことがわかっている.これを解決するために,がん間質ターゲティング(CAST)療法が注目を集めている.
・本特集では,がん,循環器疾患,感染症,成人病や遺伝子病などの各論のほか,DDS製剤の副作用や効果,医療経済におけるDDSの果たす役割についても,それぞれの専門の立場から論じていただく.

医学のあゆみ267巻9号

第1土曜特集

自己炎症性疾患――病態解明から診療体制の確立まで

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/12

自己炎症性疾患――病態解明から診療体制の確立まで
企画:西小森隆太(京都大学大学院医学研究科発達小児科学)
・自己炎症性疾患は炎症を主病態とする一連の疾患群である.当初,家族性地中海熱,高IgD症候群など少数の遺伝性疾患を対象にしたが,遺伝子解析技術の向上により,現在約30疾患にまで増加した.
・自己炎症性疾患の疫学調査・患者登録,診断体制の整備,診療ガイドライン作成,新規遺伝子の発見,iPS細胞・動物モデルを用いた研究により,病態解明,診療体制においてめざましい進歩がみられる.
・一方,標準的な治療法がいまだ樹立されていない疾患が存在し,これらの病態解明やそれに基づく創薬が期待されている.以上の背景をもとに,現在当分野でご活躍中の先生方に概説いただく.

医学のあゆみ267巻3号

性感染症UPDATE

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/10

性感染症UPDATE
企画:清田 浩(東京慈恵会医科大学葛飾医療センター泌尿器科)
・感染症は日々変貌しつつあり,性感染症(STI)もその例外ではない.淋菌感染症や性器クラミジア感染症は2003年頃より減少傾向にあるが,その一方で梅毒は急速に増加している.
・STIの原因微生物のうち,淋菌とマイコプラズマジェニタリウムの薬剤耐性化は近い将来の脅威となるであろう.また非淋菌性尿道炎の原因微生物には,従来知られていないようなものまで判明しつつある.
・本特集ではさらに,ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症の動向や,子宮頸癌ワクチンの普及が停滞している現状,性感染症情報をいかに広く正確に伝達すべきか,といった多くの課題も取り上げる.

医学のあゆみ267巻2号

最近の糖尿病の臨床研究――結果の解釈とこれから進むべき道

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/10

最近の糖尿病の臨床研究――結果の解釈とこれから進むべき道
企画:植木浩二郎(国立国際医療研究センター研究所糖尿病研究センター)
・糖尿病の新薬に関する大規模臨床試験において,心血管イベントを抑制するという報告がなされるようになってきた.しかし,これらの結果がわが国の診療現場にそのまま外挿できるのかは議論の余地がある.
・より臨床現場の実態に即したエビデンスを得るためには大規模レジストリーが必要であり,糖尿病においては,日本糖尿病学会と国立国際医療研究センターの共同事業としてJ-DREAMSが開始されている.
・本特集では,最近の大規模臨床研究をどのように解釈し日常臨床に活かすべきか,またガイドラインに取り入れるべきか,今後の臨床研究はどのようにあるべきかを,各分野で第一人者の先生方に解説いただく.

医学のあゆみ267巻11・12号

リピート病の病態機構UPDATE――RNA毒性とRAN翻訳

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/12

リピート病の病態機構UPDATE――RNA毒性とRAN翻訳
企画:河原行郎(大阪大学大学院医学系研究科神経遺伝子学)
・特定の塩基配列の繰返しの異常伸長により引き起こされる疾患群を,総称してリピート病とよぶ.1991年に球脊髄性筋萎縮症でCAGリピートの異常伸長が同定されて以来,リピート病は30種類程度まで増加した.
・RNA毒性は,リピートが翻訳領域にあっても発揮しうることから,リピート病に共通した病態機構となりうる.一方,RAN翻訳機構が発見され,これがさまざまなリピートで生じていることが報告されている.
・本特集では,RNA毒性とRAN翻訳の両面から,さまざまなリピート病の病態機構について最新の知見を踏まえて執筆いただく.また,病態の理解や技術の進歩により見えてきた治療戦略の展望も紹介する.

医学のあゆみ267巻13号

第5土曜特集

蛋白質代謝医学――構造・機能の研究から臨床応用まで

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/12

蛋白質代謝医学――構造・機能の研究から臨床応用まで
企画:田中啓二(東京都医学総合研究所理事長)
・遺伝子と蛋白質の関係を演劇にたとえると,前者は筋書きをつくる作家であり,後者は舞台で演ずる役者である.優れた筋書きと役者が揃わなければ演劇は成功せず,両者は不可分の関係にある.
・本特集では“蛋白質の一生”をキーワードに,蛋白質の合成・成熟・輸送・分解に深く関わる蛋白質を中心に解説いただき,蛋白質の品質管理とその破綻で引き起こされる疾病に関連した分子についても紹介する.
・また,蛋白質の動態を制御する技術の創出など,次世代の創薬に関係するトピックスにも言及している.個々の蛋白質の面白さを理解することによって生命の謎に迫ることを企図したので,存分に楽しんでいただきたい.

医学のあゆみ267巻8号

ncRNAの医科学と医療Ⅰ

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/11

ncRNAの医科学と医療Ⅰ
企画:林崎良英(理化学研究所科技ハブ産連本部予防医療・診断技術開発プログラム)
・DNAが遺伝情報を保存するハードディスクで,蛋白質がプリンターのような端末機器とするならば,ncRNAは遺伝子機能の発現をコントロールするCPUの役割を果たしており,遺伝子発現調節の要である.
・エンハンサーRNAをCAGE法で調べたことによって発見されたエンハンサーや,長鎖ncRNA(lncRNA)は,遺伝病や癌などの疾患の原因となる突然変異が最も集中した領域であることが判明している.
・現在もncRNAのうち98%の機能はまったく知られておらず,まさにncRNAは暗黒大陸であるといえる.本特集では,非蛋白コードRNA(ncRNA)の医科学分野や医療応用の新展開に焦点を当てる.

医学のあゆみ267巻1号

第1土曜特集

ロボット支援下手術の最前線

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/10

ロボット支援下手術の最前線
(企画:久米春喜/東京大学大学院医学研究科泌尿器外科学分野)
 ロボット支援手術は出血が少なく,視野が広く,操作性もよいため,その優位性が示さつつある.前立腺癌では癌の切除断端の陽性率が劇的に減り,尿禁制も早期に改善し,術後の腎機能低下が最小限に抑えられた.2018年4月には多くの手術でロボット支援手術が保険収載された.今後は泌尿器科だけでなく,ほかの診療科でもロボット支援手術が浸透していくものと考えられる.本特集では各分野のエキスパートの先生方から,ロボット支援手術の最新情報を概説いただく.

医学のあゆみ267巻10号

HTLV-1関連脊髄症――病態解明と治療の最新情報

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/12

HTLV-1関連脊髄症――病態解明と治療の最新情報
企画:山野嘉久(聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター病因・病態解析部門)
・HTLV-1関連脊髄症(HAM)は指定難病に認定されている難治性の疾患であるが,全国的な患者レジストリの構築により大規模データベースが完成し,その疫学的解析によって臨床像の詳細が明らかになってきた.
・これらの情報に基づいた予後不良因子の解明や,疾患活動性分類基準の確立も進み,難病における患者レジストリの重要性が示された.最近では,HTLV-1感染細胞を標的とした治療薬の開発研究も進んでいる.
・HAMは希少疾患であるため情報の入手が困難だが,基礎から臨床までHAMの情報を網羅する本特集が多くの臨床医や研究者,そして病気で苦しんでいる患者への有益な情報となることを願っている.

カラー写真で学ぶ 周産期の看護技術 第3版

櫛引 美代子 (著)

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2021/01

●初版発行から20年を超えて読み継がれる,ロングセラー好評書が待望の改訂!
●写真・イラスト満載で周産期看護技術が見える! イメージできる!
●「清潔法」「新生児黄疸の観察法」「授乳法」などを中心にアップデートし,図表・イラストもさらに見やすく刷新しました
●豊富な写真と図解で,周産期看護技術の手順や留意事項,ポイントをわかりやすく解説
●母性看護実習の自己学習や復習に最適です

カラー写真で学ぶ 妊産褥婦のケア 第2版

櫛引 美代子 (著)

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2014/09

妊産褥婦のケアに必須の看護技術を取り上げ,カラー写真で手順を図示し,ケアの原理や実施の際の留意事項,関連事項のポイントを記した手引き書.健康診査機器,胎児モニタリング,母児支援などに関する情報をアップデートした最新版.

医学のあゆみ266巻6・7号

精神疾患と妊娠・授乳

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/08

精神疾患と妊娠・授乳
(企画:松島英介/東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科心療・緩和医療学分野)
かつては精神疾患あるいは向精神薬の副作用によって妊孕性が低くなっていたが,近年は精神疾患患者に対するケアの向上や新しい向精神薬の使用によって,これまでより多くの患者が妊娠できる状況になってきている.本特集では,各向精神薬の妊娠・授乳に対する作用を取りあげ,臨床にとって必要な知識を確認するとともに,精神疾患をもった妊婦・授乳婦に対してどう対応したらいいかを取りあげ,単に向精神薬の作用だけでなく,精神疾患自体の妊娠や授乳への影響などについても加味して,精神疾患患者への取組みの実際を総合的に解説いただく.

医学のあゆみ266巻8号

老化の分子基盤

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/08

老化の分子基盤
(企画:黒尾 誠/自治医科大学分子病態治療研究センター抗加齢医学研究部)
 老化のメカニズムの研究は,これまでおもに酵母・線虫・ハエの寿命に影響を与える遺伝的および環境的要因の同定を中心に行われ,その知見がマウスや霊長類に敷衍されるという形で発展してきた.その結果,カロリー制限が種を超えて寿命を延ばす操作であることが明らかとなったが,必要な栄養素は摂取したうえでカロリーだけを半分近くに減らした食生活を生涯続けることは現実的ではない.つまり,現時点ではこれまでの研究の成果が実践的な抗加齢医学へと結実していないといわざるをえない.これからの老化研究では,高等動物に特有なメカニズムを同定し,あらたな治療介入点を探求することも重要であろう.本特集では,ヒトの老化を臨床医学的視点から俯瞰することとし,運動や食など,実践的な治療介入点を追求している諸先生方に最新の知見を概説いただく.

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