
総合診療医に挑戦 画像deクイズ
雑誌『Modern Physician』の大人気連載がついに書籍化。クイズ数は倍以上の大幅増! プライマリ・ケアでまれにしか遭遇しない、見て知っておくとすぐ診断に直結する画像が満載です。総合内科の医師たちが毎日の診療で熱心に集め続けてきた中から厳選しました。診断のポイントや疾患概念などの解説が、解答とともに出題頁のすぐ裏に書かれているので、1クイズごとに即チェックして、効率よく学べます。空き時間に気軽にチャレンジできるのがうれしい、すべて5択形式の問題です。研修医向けの初級編から、ベテラン医も意外と苦戦の上級編まで、レベル別にまとめた計52問、あなたは何問正解できるでしょうか? さあ、今すぐLet’s try!

LiSA Vol.26 No.8 2019
2019年8月号
徹底分析シリーズ:JSA PIMSと新専門医症例登録/症例カンファレンス:血液透析中重症AS患者の大腿骨頸部骨折手術/異国交流インタビューin English:鎮静の安全性を高めるために Dr. Charles Coteに聞く②
徹底分析シリーズ:JSA PIMSと新専門医症例登録/症例カンファレンス:血液透析中重症AS患者の大腿骨頸部骨折手術/異国交流インタビューin English:鎮静の安全性を高めるために Dr. Charles Coteに聞く②

臨床婦人科産科 Vol.73 No.8
2019年08月発行
今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!漢方診療の新しい潮流をふまえて
今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!漢方診療の新しい潮流をふまえて -

ユーモアを生きる
困難な状況に立ち向かう最高の処方箋
2500名を看取った医師が臨床でみてきたユーモアと笑い
――ユーモアがなければ、人間は生きていけない、そのくらい「ユーモア」や「笑い」は大切なのである。朝起きてから夜寝るまで「1回も笑わない」という生活をしている人は、ほとんどいないと思う。どこかで、私たちは笑っている。ユーモアや笑いというのは、人間の生活に欠かすことのできない、非常に重要な役割をもっているのである(本文より抜粋)。
筆者の経験した看取りの場面、川柳、学術研究等のさまざまな視点から、人が生きるうえで不可欠なユーモアや笑いを紹介。本書を手に、つらい局面も、ユーモアや笑いで乗り越えてほしい。

プライマリ・ケア臨床でみる 腰痛・手足しびれ診療最前線
〝痛み・しびれ″に関わる診療科のエキスパートたちが診療の極意を披露 !
痛みは原始的な情動体験であり、日常生活において人々に与える影響は計り知れない。またしびれの訴えも多いことは周知のとおりである。本書では、劇的に発展してきた疼痛の基礎研究に基づく、痛み診療の最新知見を織り込みながら、現場で重要となる問診・診察や画像診断を中心とした診断など、診療に必要な知識を網羅的に解説した本である。執筆陣は整形外科、脳神経内科・外科、麻酔科・ペインクリニック、血管外科、総合診療科など横断的構成となっており、その道のエキスパートたちがわかりやすく診療の極意をまとめている。「痛み・しびれ」診療に悩む現場の羅針盤的となる1冊。

12人の医院経営ケースファイル
私たちはどうやって経営トラブルを乗り越えて理想のクリニックを創ることができたか
開業医の先生方の大半は経営学やマネジメントについて深く学ばないまま開業に踏み切るため、経営トラブルに遭遇するとその対応に苦慮し、そして疲弊してしまいます。
そこで本書では、医院経営を軌道に乗せることに成功した十二人の先達が「自分がはまったトラブル事例」「転機となった取り組み」を惜しみなく公開することで、これから開業する方や現在医院運営に苦戦している院長先生の理想のクリニックづくりをサポートします。

J-COSMO Vol.1 No.3
2019年8月号
【Special Topic】ハザマを考える
【Special Topic】ハザマを考える 臨床医の世界に新たなCommon Senseを提供する『J-COSMO(ジェイ・コスモ)』1巻3号.
ジェネラリスト・スペシャリストの垣根を越えて,臨床現場で活躍するすべての医師を応援する連載中心の医学雑誌です.
臨床はもちろん,教育・研究そして医師のキャリアプランなどにも及ぶ連載の総数は(Special Topicを含めて)34本.
今号からは,患者さんの心に寄り添う事の大切さを説く新規連載「わたしのきもち」(担当:山田悠史,井上杏乙)もスタートです!

脱力系コミックエッセイ 重症筋無力症とほほ日記 改訂版
見えない病気がよく見える !
ある日突然力が入らなくなる“ナンビョウ”になったオイラの日常はまさに脱力系 ! &「とほほ」の連続だった。
MG発症から入院・病気の進行・呼吸不全を経て、治療とリハビリを経験し、執筆ができるまでに回復した著者の「とほほ」な日常をありのままに描いたコミックエッセイ。著者が日夜感じている重力の重さとは裏腹に、ライトに読みやすく仕上がっています。
一見しただけでは難病患者に見えない日常生活の不都合、病気や症状に対する患者目線での気づき、入院生活のホンネ…。医療従事者や家族が、患者さんと接するうえでのヒントがもりだくさん! 本書で、見えない病気への理解を深めよう !
案外この本の中に超高齢社会を生きる私たちに共通の課題やヒントがあるかも。

≪シリーズ生命倫理学 15≫
医学研究
ある観点から、生命倫理は、「医療倫理」と「医学研究の倫理(研究倫理)」の大きく2つに分けることができます。その観点とは、言い換えれば、「医療と研究の違いは何か?」ということです。 この2つの本質的な違いは、それを行う行為にあります。医療の目的は、患者によい結果をもたらすことであるのに対し、研究には、患者にとってかならずしも良いことをなすという目的は存在しません。研究における患者のリスクは、医療行為に比べて一般に大きく、研究には強い倫理的介入が求められます。 人を対象にした研究のみならず、動物実験においても倫理性の確保が必要なように、人々の幸福に影響を及ぼすものであれば、研究倫理の適用範囲に含まれます。本書はこのような観点で、今日の研究倫理があつかう領域を網羅するように構成されています。

≪シリーズ生命倫理学 14≫
看護倫理
看護師は、患者やその家族、医師との人間関係の中で、日々複雑かつ困難な倫理的問題に巻き込まれており、倫理に基づいた看護を実践することが求められている。また、状況の変化とともに看護師に求められる役割や責任も変わりつつあり、今後わが国の文化に根ざした看護倫理を構築することが課題となっている。

≪シリーズ生命倫理学 13≫
臨床倫理
臨床倫理では、生命の始まりから終わりまでのあらゆる時期の問題を取り扱う。疾患横断的であり、安楽死や中絶など社会的に大きな注目を集める問題や、日常的に医療現場で起きている倫理問題を対象とする。同時にプロフェッショナリズム(専門職意識)や人間性の問題も守備範囲とし、職業倫理や徳倫理にも深く関わる。医療専門職・医療系学生に対する倫理教育活動も大きな役割のひとつになる。本書では、医療現場の比較的日常的な倫理問題と事例を取り上げつつ、現時点での臨床倫理関連領域の最前線について紹介・解説する。

≪シリーズ生命倫理学 12≫
先端医療
本巻のテーマ「先端医療」の中心をなすのはゲノム遺伝子医療と再生医療であり、それらに関連する生殖補助医療、移植医療、脳神経科学、臨床医工学を含めて、医学研究の前線=フロンティアに位置する分野では、世界各国で熾烈な研究開発競争が繰り広げられている。それぞれの分野の現状と課題を整理しつつ、法規制および倫理・社会的諸問題について検討する。

≪シリーズ生命倫理学 11≫
遺伝子と医療
遺伝学と遺伝子技術がもたらす倫理問題は、生命倫理学にとって重要なテーマとなっています。 研究が本格化し、心筋梗塞や糖尿病、高血圧症など誰もがかかるかもしれないありふれた病気に目が向けられるようになったことで今やすべての人が遺伝医療と向き合わざるを得なくなりました。遺伝病は自分には関係ないと思っていた人も含めて、遺伝医療の恩恵とリスクが身近なものになる時代がやってきています。

対話のことば
オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得
私たちは家庭、学校、職場、地域など、さまざまな人とかかわりながら暮らしています。そのなかで起こる誤解やすれ違い、衝突は、時に人を追い詰め、深刻な問題に発展させてしまうことがあります。このような問題を解消する方法のひとつに「対話」があります。本書では、問題を解消する力をもつ対話として実績のある「オープンダイアローグ」をもとに、対話の心得を30の「ことば」で紹介しています。

新生児医療から療育支援へ
すべてのいのちを育むために
看護師、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理士、保育士など、療育に関わるすべての専門職必携!!
NICUを退院し、在宅生活をはじめる子どもとその家族が安定した生活を送るためには、発達に合わせた適切な療育が重要です。
本書は、重度障害児が出生してから就学までに必要となる療育支援・ケアサービスの実際などをビジュアルに解説!
就学児から成人までを対象とした既刊『写真でわかる重症心身障害児(者)のケア アドバンス』を補完する1冊です!

腎臓ナビ
腎臓が好きになる 総合診療のためのガイドブック
これまで「腎臓はとっつきにくい」「腎臓はわかりにくい」と,「腎臓病学」を敬遠していた皆さんに本書をお届けします.
腎臓は全身のホメオスターシス維持のために大変重要な役割を果たしており,腎臓に関連する基礎知識と基本的な臨床的スキルの習得は,専門領域を問わず,すべての臨床医が身につけなければならい基本です――(松尾清一先生推薦文より).しかし,腎臓のダイナミックな動きは,循環器や消化器のようにはよく見えません.そして,医学教育の中で細かく分断されてしまっている知識に埋没し腎臓の役割がぼやけてしまい,腎臓を嫌いになっている学生は多いです.
この“基本”を身に着けるためには,いま一度,これまでの知識を総合的に統合する必要があります.本書は,“見えにくい”腎臓をドラマの舞台へ引っ張り出し,その機能と役割を可視化していきます.その手法が本書独特の「イマジネーション手法」です.
本書を読むと,“腎臓君”の苦労が理解でき,共感できるようになります.文句も言わずにひたすら他の臓器のために働いている“腎臓君”がいとおしくなってきます――(今井裕一先生推薦文より).

関節外科 基礎と臨床 Vol.38 No.8
2019年8月号
【特集】橈骨遠位端骨折治療Update
【特集】橈骨遠位端骨折治療Update

Heart View Vol.23 No.8
2019年8月号
【特集】診療に活かす臨床検査活用術! 知っていますか こんなこと,あんなこと
【特集】診療に活かす臨床検査活用術! 知っていますか こんなこと,あんなこと

臨床画像 Vol.35 No.8
2019年8月号
【特集】FDG-PETの最近の進歩とこれからの展開
【特集】FDG-PETの最近の進歩とこれからの展開

脊髄病理学
900点以上の画像とともに病理を学べば、脊椎脊髄診療は発見に満ちている !
脊椎脊髄疾患は、日常生活動作に重大な影響を与えます。医学の進歩により、診断所見、分子・遺伝子レベルでの病態の把握、治療法の開発が進み、これらを総合的に理解して脊髄の変化を正確に捉えることが求められています。しかし現在まで脊髄の病理に特化した専門書はないのが現状です。われわれは剖検時、「発生から老化まで」を合言葉に、人生において生じてくるさまざまな脊椎脊髄疾患の病態の理解のため、ほぼ全例で脊髄の検索を行ってきました。脊髄はその全長を脊柱管に囲まれ、慣れないと剖検において採取することが困難であり、神経病理を専門としない一般病理の分野では検索することが少ない臓器です。本書では上部頸髄から馬尾に至るまで、硬膜を破らず、後根神経節を含めて採取する脊髄採取方法について、初心者にもわかりやすいように紹介しています。脊髄の検索では、頭蓋内病変、脊柱管を構成する椎骨とその周囲組織、全身臓器の病変との関連で行う必要があり、単に脊髄を採取するだけでは疾患の正確な理解ができないことに留意すべきです。
本書は三輪書店が刊行している「脊椎脊髄ジャーナル」で好評をいただいた連載カラーアトラス「脊髄の病理」に約8年間にわたって掲載された内容を基本として作成しました。
脊髄の病理の理解は、脳神経内科、脳神経外科、整形外科、小児神経科、放射線科、病理科の医師のみならず、医学部の学生、患者の看護、リハビリテーションにかかわる看護師、理学療法士、作業療法士などの方々にも必要です。本書が脊椎脊髄疾患の臨床、病理、基礎研究に携わる方々に参考になれば、著者として大変うれしく思います。