
実験医学 Vol.36 No.4
2018年3月号
【特集】再発見!MYCの多機能性 グローバル転写因子として見直される古典的がん遺伝子
【特集】再発見!MYCの多機能性 グローバル転写因子として見直される古典的がん遺伝子
がん遺伝子やiPS細胞誘導因子として知られるMYC.がんにおける働きのみならず,幹細胞維持や分化における働きなど多機能性をいかに制御しているのかが明らかに.転写制御機構から創薬標的の可能性までMYCの新しい姿をご紹介.

がん看護 Vol.23 No.2
2018年1-2月増刊号
がん疼痛マネジメント
がん疼痛マネジメント がんの医学・医療的知識から経過別看護、症状別看護、検査・治療・処置別看護、さらにはサイコオンコロジーにいたるまで、臨床に役立つさまざまなテーマをわかりやすく解説し、最新の知見を提供。施設内看護から訪問・在宅・地域看護まで、看護の場と領域に特有な問題をとりあげ、検討・解説。告知、インフォームド・コンセント、生命倫理、グリーフワークといった、患者・家族をとりまく今日の諸課題についても積極的にアプローチし、問題の深化をはかるべく、意見交流の場としての役割も果たす。

循環器疾患最新の治療2018-2019
最新情報と治療方針を整理し、簡潔にまとめた「最新の治療」シリーズの循環器疾患版。巻頭トピックスでは、「心構造疾患(structural heart disease)に対するカテーテルインターベンション」「心不全の新たなカテゴリー-heart failure with mid-range ejection fraction(HFmrEF)への対処」「PCSK9阻害薬による新たな脂質異常症管理」「がんと心疾患-腫瘍循環器学(onco-cardiology)とは」など注目のテーマを12題取り上げた。巻頭以外の項目も、循環器疾患を網羅しつつも最新の動向を踏まえて、それぞれ診断・検査から処方例を含めた標準的治療までを解説。巻末には薬剤一覧も収載。

超音波による乳がん検診の手引き
精度管理マニュアル
侵襲や被曝がなくリアルタイムで撮影・評価が可能な超音波検査による検診は、今後マンモグラフィとの併用検査として普及・拡大が期待される。本書は日本乳癌検診学会がまとめた、乳がん超音波検診に携わるすべての施設、医師ならびに、臨床検査技師(超音波検査士)が精度の高い超音波検査を実施できることを目的とした手引き書である。

病院総合診療科×診療所 病診連携ケースカンファ集
土曜日の紹介は嫌われる
診療所⇔病院総合診療科,紹介はするけれど,「培養とらずに抗菌薬投与して効かないときって紹介して大丈夫?」「土曜の紹介はやめて」など,モヤモヤしたことありませんか?本書ではそんな齟齬を解消するため,お互いの立場や考えを理解すべく,カンファ形式で診療所と総合診療科のスタッフが語り尽くします.

お母さんのアレルギー診療と子どもの発症予防
妊娠の準備から離乳食の進め方まで
アレルギーの症状は様々である為,多科にわたって日常診療で遭遇する可能性がある.特に,近年増加傾向にあり,母親になる女性は妊娠期の治療方法や子どもの発症予防にも関心をもちうる.本書はそのような患者からの相談にも適切に対応するため,幅広い臨床家に向けて実用的な知識をエビデンスベースにまとめたお勧めの一冊である.

訪問看護と介護 Vol.23 No.2
2018年02月号
特集 訪問時の交通安全対策 リスクマネジメントとしての取り組み
特集 訪問時の交通安全対策 リスクマネジメントとしての取り組み 利用者宅などへの「移動」が欠かせない訪問看護。訪問先で行なう予定のケアややりとりに気を取られ、移動中の注意が散漫になってしまう経験は誰もがあるのではないでしょうか。とくに、自動車に比べて自転車は、一般的にも安全対策が遅れがちといわれています。歩道を走る場合もあることから、歩行者を巻き込み「加害者」となる事故が増えており、さらに事故の「被害者」になって死亡する人も増加しているというデータもあります。移動中の訪問看護師が巻き込まれ、重篤な怪我を負う事故も起こっています。起こってしまってからでは遅く、起こる前に予防しなければいけないのは、医療事故も交通事故も同じ。利用者の安全だけでなく、スタッフの安全を守ることも管理者の重要な仕事です。見過ごされがちな「移動中」の安全対策について、とくに自転車に焦点を当ててまとめました。

看護管理 Vol.28 No.2
2018年02月号
特集 認知症ケアプロセスの可視化 「認知症ケア加算」がもたらした成果と展望
特集 認知症ケアプロセスの可視化 「認知症ケア加算」がもたらした成果と展望 2016年の診療報酬改定において「認知症ケア加算1・2」が新設され,加算の算定が各施設で進んでいます。この算定は日本老年看護学会が看護系学会等社会保険連合を通じて提出したデータが基礎資料となっており,病院における認知症のケアプロセスやチームアプローチを明らかにしました。本特集では,日本老年看護学会の協力のもと,「認知症ケア加算」が臨床現場にもたらした成果と課題を検証するとともに,さらなる認知症ケアの質向上と経済的評価を実現するための今後の展望を提示します。

理学療法ジャーナル Vol.52 No.2
2018年02月号
特集 低栄養/摂食嚥下機能障害と理学療法
特集 低栄養/摂食嚥下機能障害と理学療法 栄養状態を考慮した理学療法プログラムの立案が大切であることは,理学療法士にも定着してきているが,具体的な方法や手順は確立の途上にある.一方,対象者の高齢化,重症化は進み,摂食嚥下機能の低下が認められる方も多い.診療報酬の摂食機能療法の算定が可能な職種として理学療法士は指定されており,今後は摂食嚥下機能をよりいっそう理解し,理学療法士が行えるアプローチを標準化することが課題である.本特集では,低栄養と摂食嚥下機能障害に関する知識と技術を整理,理解し,理学療法士が適切なかかわりと実践が行えることを目的に企画した.

総合リハビリテーション Vol.46 No.2
2018年02月号
特集 脳卒中のリハビリテーション処方
特集 脳卒中のリハビリテーション処方 2000年に回復期リハビリテーション病棟の制度が創設され,脳卒中回復期における医学的リハビリテーションは少なくとも量的には整備されてきました.しかしその内容は千差万別であり,また急性期と生活期のリハビリテーションには課題が山積しています.本特集は,脳卒中のリハビリテーション処方に焦点を当て,リハビリテーション科専門医の立場から,処方箋(依頼箋)にどのようなことを記載して情報共有し,リハビリテーション計画を立案・推進すべきなのかを考えることを目的に企画しました.

臨床皮膚科 Vol.72 No.2
2018年02月号
-

BRAIN and NERVE Vol.70 No.2
2018年02月号
特集 知っておきたい神経感染症
特集 知っておきたい神経感染症 重篤な神経症候を引き起こす感染症の流行は社会的な問題となり得,近年のジカ熱のように原因となるウイルスの特定やワクチン,治療法の開発が求められる。本特集では近年のトピックであるエンテロウイルス,ジカウイルス,C 型肝炎ウイルスなどによって引き起こされる,まさに「知っておきたい」神経感染症について,病態や治療法,現状の課題を概説してもらった。

Cancer Board Square Vol.4 No.1
2018年2月号
特集 マインドフルネスを医療現場に活かす
特集 マインドフルネスを医療現場に活かす マインドフルネスとは、mind(こころ)とful(満ちた)とness(状態)から成る言葉です。厳密に一貫した定義は確立されていませんが、「『今ここ』の体験に気づき(awareness)、それをありのままに受け入れる態度および方法」と表現されています。マインドフルネスの発展には多くの人々が関与していますが、特にジョン・カバットジンが開発した「マインドフルネスストレス低減法」はマインドフルネスの臨床化に大きく貢献しました。そして脳科学や行動科学の分野では、多くのエビデンスが蓄積されつつあります。そこで本誌では、「マインドフルネスを医療現場に活かす」と題して、マインドフルネスの理論と実践を特集します。これからマインドフルネスを学ぶ方、マインドフルネスを既に実践されている方、マインドフルネスを教える方のすべての人のために。

胃と腸 Vol.53 No.2
2018年2月号
主題 IBDの内視鏡的粘膜治癒 評価法と臨床的意義
主題 IBDの内視鏡的粘膜治癒 評価法と臨床的意義 -

medicina Vol.55 No.2
2018年2月号
特集 デキる内科医の神経内科コンサルト
特集 デキる内科医の神経内科コンサルト 日常診療で神経疾患を疑う患者に遭遇することは少なくない。しかし、神経内科へコンサルトする前に、内科医はどこまで診察・検査を行い、鑑別を絞っておくべきなのだろうか。本特集では、ひときわハードルが高いと思われがちな神経内科へのコンサルトについて、症候・疾患別にそのポイントを解説。スマートなコンサルト法を身につけたい医師必見!

ガイドライン2015準拠
新生児蘇生法NCPR
もっと早く!人工呼吸を確実に成功させるためにできること
分娩室,手術室,NICU,新生児搬送用のドクターカー….新生児が蘇生を必要とする場面は突然訪れる!そんな時,蘇生に立ち会う医療従事者が誰であっても,遅延なく有効な人工呼吸を確実に成功させるためにできること・・・がこの一冊に詰まっている.

看護師のための不穏・暴力対処マニュアル [Web動画付]
医療現場で起こる不穏・暴力に備える1冊。精神科だけでなく一般診療科でも起こる可能性のある不穏や暴力について、事例とともに、豊富な動画と写真で対処手技をわかりやすく解説。その他、暴力に対する院内体制の構築やリスクアセスメント、身体拘束、薬物療法など、包括的な知識を身につけられる。

小児外科49巻7号
2017年7月号
【特集】新生児・乳児消化管アレルギー
【特集】新生児・乳児消化管アレルギー

うつ病リワークプログラムの続け方
スタッフのために
うつ病患者さんの職場復帰支援プログラムの研究と啓発を行っている医療機関ネットワーク“うつ病リワーク研究会”による「うつ病リワークプログラム」テキスト実践編.当該患者さんは果たしてうつ病(だけ)なのか?といった診断上の問題,患者さんの問題行動や連携など,実践で生じる「困った」への具体的対応と成功のためのポイントを解説.

“口から食べる”を支える
在宅でみる摂食・嚥下障害,口腔ケア
近年在宅医療においてもPEGを始めとする経管栄養の普及が目覚ましいが,患者の摂食・嚥下機能と施行されている栄養摂取方法のかい離がかなりの頻度でみられるという.
どんな時に,どのように機能評価を行い,また口から食べ,飲み込む力の維持と回復はどのようにするのかを様々な視点から解説した,在宅患者のQOL維持にも必須の一冊.