
画像診断 Vol.32 No.11
2012年臨時増刊号
読影レポートのエッセンス-common disease診断の要点と表現のコツ-
読影レポートのエッセンス-common disease診断の要点と表現のコツ- 全身の幅広い領域にわたり最低限知らないと困るcommon diseaseを取り上げ,疾患に関する知識のエッセンス,読影レポートを書く際の必須ポイント,具体的症例における画像とレポート例をまとめた.画像診断に対する考え方を深められる一冊.

画像診断 Vol.32 No.4
2012年臨時増刊号
この画像を見たらほぼ決まり!-パターン認識からのアプローチ-
この画像を見たらほぼ決まり!-パターン認識からのアプローチ- この所見をみたらほぼこの診断で決まり,あるいはかなり鑑別診断を絞り込める,画像が特徴的なcommon diseaseを全身にわたって取り上げた.症例は見開きにて提示,決め手となる所見や解説も簡潔にまとめ,すぐ理解できるようにした.日常臨床に役立つ1冊.

画像診断 Vol.32 No.14
2012年12月号
【特集】消化管救急疾患の画像診断
【特集】消化管救急疾患の画像診断 消化管救急疾患においてMDCTは初期診断,病態把握,治療方針決定に大きな役割を果たすようになった.そのため,放射線科医も熟知しておく必要がある.その代表的な消化管救急疾患,消化管穿孔,消化管出血,消化管閉塞,腸管虚血,急性虫垂炎などを取り上げ,シェーマなどふんだんに使い,わかりやすく解説した.

画像診断 Vol.32 No.13
2012年11月号
【特集】年齢別特徴をふまえた脳神経画像診断-小児から成人まで-
【特集】年齢別特徴をふまえた脳神経画像診断-小児から成人まで- どの領域の画像診断でも,患者の年齢というのは鑑別診断を挙げる際に欠かせない重要な因子である.本特集では,脳腫瘍,外傷,感染症,脳炎・脳症,脱髄性疾患,先天代謝疾患,脳血管障害など,脳神経疾患の各領域における好発疾患を,年齢別の特徴を考慮して解説した.

画像診断 Vol.32 No.12
2012年10月号
【特集】アミロイドーシスの画像診断update
【特集】アミロイドーシスの画像診断update 全身の臓器や組織にアミロイドが沈着することで機能障害を来すアミロイドーシスは近年,基礎的・臨床的研究が進み,2010年には「アミロイドーシス診療ガイドライン2010」が発表された.それをふまえ,画像診断医が知っておくべき本疾患の最新知識を,総論と臓器別の臨床所見に分けて紹介した.

画像診断 Vol.32 No.10
2012年9月号
【特集】血管腫・血管奇形の最前線-ISSVA分類に基づいた診断と治療戦略-
【特集】血管腫・血管奇形の最前線-ISSVA分類に基づいた診断と治療戦略- 体表の血管腫・血管奇形は全身のあらゆる部位に発症し,その発生部位により診療科は多岐にまたがり,疾患概念と治療法に混乱がみられる.しかし近年,ISSVA分類に基づき本疾患を診断し,治療方針を決定することが国際的に標準化しつつある.そこで,この分類を広く関連各科(形成外科,放射線科,皮膚科など)に紹介するべく,解説した.

画像診断 Vol.32 No.9
2012年8月号
【特集】肝細胞癌治療の現状と画像診断
【特集】肝細胞癌治療の現状と画像診断 近年の撮像法の進歩により,肝腫瘍や肝血管系の詳細な血流情報の評価,解剖情報,肝細胞機能からの診断が可能となった.また肝細胞癌に対するラジオ波焼灼療法,肝動脈化学塞栓術などの局所治療により,治療効果は向上している.さらに分子標的薬治療や肝移植なども選択可能となった.本特集では,肝細胞癌治療の現状と問題点に焦点を当てて解説した.

画像診断 Vol.32 No.8
2012年7月号
【特集】知っておきたい呼吸器疾患のガイドライン
【特集】知っておきたい呼吸器疾患のガイドライン 近年,臨床系の学会から診療ガイドライン,診療の手引き,取扱い規約などが発行され,臨床ではある程度これらに準拠して診療が行われており,放射線診断医もその概要を把握しておく必要がある.そこで本特集では,呼吸器関連学会のガイドライン8点について,画像診断的側面を中心に,その要点を解説した.

画像診断 Vol.32 No.7
2012年6月号
【特集】おさえておきたい脊椎・脊髄画像診断の基本
【特集】おさえておきたい脊椎・脊髄画像診断の基本 脊椎・脊髄は,骨軟部放射線と神経放射線の2つの分野にまたがる領域で,重要な割には取り上げられる機会は少ない.しかし,日常の読影では目にしていることが多いはずであり,依頼目的外の所見を拾えるのは放射線科医しかいない.本特集では,脊椎・脊髄をまだあまり得意としていない放射線科医が知っておくとよい基本を解説した.

画像診断 Vol.32 No.6
2012年5月号
【特集】advanced MRI/CTの臨床応用と近未来
【特集】advanced MRI/CTの臨床応用と近未来 “advanced MRI/CT”は,従来と異なる技術や装置を用いて,これまでの画像コントラストと異なる情報を抽出し,生体評価や病態の性状評価を行う手法である.情報を抽出するために,特殊な解析技術やアプリケーションが必要となることもある.これらの新たな撮影技術や装置,および解析技術などにつき解説した.

画像診断 Vol.32 No.5
2012年4月号
【特集】腹部のcommon diseaseの画像スペクトラム-良性疾患も多岐多彩-
【特集】腹部のcommon diseaseの画像スペクトラム-良性疾患も多岐多彩- 腹部・骨盤のよくある良性疾患の典型画像については解説書が多くあるが,これらの疾患は幅広い画像スペクトラムを示しうる.本特集では,このような良性疾患について,画像所見がいかに多岐多彩であるかを,各領域のエキスパートにわかりやすく解説いただいた.

画像診断 Vol.32 No.3
2012年3月号
【特集】泌尿器・婦人科画像診断step further-低侵襲治療時代の主治医の視点-
【特集】泌尿器・婦人科画像診断step further-低侵襲治療時代の主治医の視点- 泌尿器・婦人科領域の日常遭遇する頻度の高い疾患について,手術・治療手技を整理した上で,その手技に起因する合併症,手技を難渋させる異型・変異,病勢,鑑別などを,画像を中心に解説.特に腹腔鏡下,内視鏡下手術といった低侵襲治療の術前画像評価の際に,通常の開腹手術とは違う,あるいは追加すべき視点などを紹介した.

画像診断 Vol.32 No.2
2012年2月号
【特集】肺結核症と非結核性抗酸菌症
【特集】肺結核症と非結核性抗酸菌症 肺結核症と非結核性抗酸菌感染症は,胸部画像診断の中でいまだ重要な位置を占める.特に高齢者の難治性結核症や,免疫不全者の結核症は稀ではない.また結核症の診断の遅れによる重症化や二次感染も問題である.そこで本特集では,結核症,非結核性抗酸菌症の現状や画像診断について,病態に基づき基礎から理解できるよう解説した.

画像診断 Vol.32 No.1
2012年1月号
【特集】MRIアーチファクトの光と影
【特集】MRIアーチファクトの光と影 アーチファクトの視点からMRIの本質にせまる総論.MRIにはアーチファクトがつきもの,むしろアーチファクトそのものとされるが,立ちふさがるアーチファクトの影に真の情報が潜んでいることもある.そのような種々のMRIアーチファクトの成因,解消法,アーチファクトの積極的利用法と,診断上のピットフォールを解説した.

マンガでわかる
母乳育児支援ケーススタディ
母乳外来にて母乳育児支援に情熱を燃やす新米の「助産師山田さん」の奮闘物語!母乳育児中によくある乳頭痛や乳房トラブルなど全12ケースをとりあげて,マンガと対話形式の文でわかりやすく対応法を解説.写真も多く,目で見て理解できる.楽しく読み進めるうちに大事なポイントがわかること間違いなし!母乳相談のお困りごとにこの1冊!

ナースビギンズ
気づいて見抜いてすぐ動く 急変対応と蘇生の技術
急変を見抜き、心停止に陥らせないための適切な対応法を解説した実践書。「急変対応編」と「蘇生の技術編」の2部構成。「急変対応編」では急変プロトコールをベースに、急変時の重症度の見極めと対応の方策を、「蘇生の技術編」ではBLS,ALSの具体的手技を根拠を交えて解説。第3章の具体的な事例と対応例は、シミュレーション教材としても活用可能。院内の急変対応を要する場面でどのように考え行動すべきかを学べる看護師必読の一冊。

画像診断 Vol.36 No.14
2016年12月号
【特集】急性腹症の画像診断
【特集】急性腹症の画像診断 急性腹症は急激な腹痛を主訴とし,緊急手術などの迅速な初期対応が求められる疾患群であり,その原因は多岐にわたる.本特集では,急性腹症を呈しうる各種疾患の画像所見を実践に向けて解説.さらに,稀な疾患ではあるが特徴的な所見を呈する疾患などを具体的に提示する.救急の現場で役立つハンドブックとして必携の特集!

画像診断 Vol.36 No.13
2016年11月号
【特集】脳腫瘍WHO2016-読影のための実践講座-
【特集】脳腫瘍WHO2016-読影のための実践講座- 脳腫瘍分類WHO2016の改訂内容を含めた最新脳腫瘍特集! WHO2016では遺伝子診断を基盤として再編成,名称変更がなされたが,本特集では,読影に際して必要な脳腫瘍の臨床および病態,画像所見を,新分類とあわせて整理する.また,治療後の所見の変化,経過や鑑別すべき病変など,術後および放射線治療後の評価についても解説し,より実践的な知識が習得できる特集.

画像診断 Vol.36 No.10
2016年9月号
【特集】非腫瘍性消化管疾患の画像診断 -beyond barium study and endoscopy-
【特集】非腫瘍性消化管疾患の画像診断 -beyond barium study and endoscopy- 近年,消化管の画像診断は,バリウムによる二重造影法が衰退する一方で,FPDによる装置性能の向上や内視鏡診断の進歩がみられる. 本特集では非腫瘍性消化管疾患におけるCT,MRIの新しい撮影法や読影法,ヘルニアや炎症性疾患の鑑別に役立つ血管像の知識など,診断の基本から応用,また最近のトピックスまで幅広く解説する.

画像診断 Vol.36 No.9
2016年8月号
【特集】画像でみかける偶発的所見のマネジメント -あなたならどう書く?-
【特集】画像でみかける偶発的所見のマネジメント -あなたならどう書く?- 本特集では,読影時に依頼目的とは関係ない偶発所見を見かけた際,偶発病変を各領域のエキスパートがどのように記載しているかを,全領域にわたり提示する.偶発病変のマネジメントをどう報告するか,レポートする際の道しるべとなる特集!