糖尿病治療ガイド2024
本書は日本糖尿病学会が総力を挙げて編集・執筆したガイドブックで,コンパクトな1冊ながら,糖尿病診療の基本的な考え方から最新情報までをわかりやすくまとめた,充実した内容となっている.内科医はもとより,他科の医師,医療スタッフなどにもご好評いただき,広く活用いただいている.今回の改訂でも,GIP/GLP-1受容体作動薬の追加をはじめ,2024年10月現在の最新の内容となるようアップデートしている.
ここが知りたい! 糖尿病診療ハンドブック Ver.6
大リニューアル! 本当に知りたかった知識をコンパクトにまとめました
最新にして最良の『糖尿病診療ハンドブック』.「合併症を起こさないように,万が一起きたら早めに専門医へ」とモットーに,一気に読めるコンパクトな書籍として大リニューアル.高齢化問題を意識した糖尿病学のアップデートをフォローするのはもちろんのこと,クリニカルイナーシャ(clinical inertia)の視点や医療サポート体制,患者支援についての内容も充実しております。糖尿病診療にかかわる全医療者にお勧めできる一冊です.
糖尿病診療ガイドライン2024
5年ぶりの改訂により最新のエビデンスを反映し,日本における糖尿病診療の指針を示したガイドラインの2024年版.今改訂においてもClinical Question(CQ)形式を踏襲し,作成手順・基準は 『Minds診療ガイドライン作成マニュアル2020』を参考とした.国内外問わず,精査された多くのエビデンスを盛り込み,糖尿病専門医だけでなく,糖尿病患者を診るすべての医師にとって必携の一冊.
妊婦の糖代謝異常 診療・管理マニュアル 第3版
妊婦に携わるすべての医療従事者,糖尿病を診察する医師達に正確な情報を提供するため,日本糖尿病・妊娠学会がまとめた管理マニュアル。各項目は2〜4頁のClinical Questionに回答する形式で解説され,読みやすく理解しやすい記載となっている。また各項の文献には,エビデンスレベルを掲載。
改訂にあたっては,文献の刷新に伴う内容の変更,および「産婦人科診療ガイドライン 産科編2020」や「糖尿病診療ガイドライン2019」の内容を踏まえ,わが国の現状に即した取捨選択を行いながら反映させることなどを中心にアップデートを行い,すべての原稿が査読を経て掲載されている。
小児・思春期糖尿病コンセンサス・ガイドライン2024
日本糖尿病学会と日本小児内分泌学会による小児・思春期糖尿病に関するガイドラインの改訂版.今版では国際小児思春期糖尿病学会(ISPAD)のガイドラインや『糖尿病診療ガイドライン』との整合性を図りつつ,小児・思春期糖尿病の診断・治療,患児・家族支援や移植・再生医療,ケアについてCQ・Q形式で明確な指針をまとめた.小児科医,一般内科医および糖尿病に携わるメディカルスタッフに必携の一冊.
内分泌代謝・糖尿病内科領域専門医研修ガイドブック
日本内分泌学会と日本糖尿病学会が総力を結集し,新専門医制度(機構認定専門医)のカリキュラムに準拠した研修ガイドブック!専門医試験対策だけではなく,日常診療に役立つ知識を凝集.2018年以降に内科専門医研修を開始した医師で,サブスペシャリティとして内分泌代謝・糖尿病領域の専門医を目指す医師に必携の書であるとともに,内分泌代謝・糖尿病領域の知識の継続的な維持・向上にも最適の1冊.
研修医のための輸液・水電解質・酸塩基平衡 改訂2版
輸液・水電解質が1冊で基本から実際の治療までよくわかる
輸液・水電解質・酸塩基平衡が1冊で基本から実際の治療までよくわかる.臨床で役立つ水電解質・酸塩基平衡の基本を本格的にわかりやすく解説する決定版入門書が待望の大改訂!知っておくといい症例や経験的知見を大幅に増やし,まるで指導医が横にいるような充実感にパワーアップ.病態生理から治療まで,最新のエビデンスと経験的知見を伝授!急いでいるときはこれだけ見れば対応できる「電解質異常クイックリファレンス」つきでいざというときに頼りになる,研修医はもちろん救急外来や入院病棟でも大活躍の必携書.
もう迷わない!外来インスリン療法マスターブック 改訂第2版
GLP-1受容体作動薬、配合剤も含めたマネージメント
外来インスリン導入のコツから一歩進んだ知識までがマスターできる実践的な書籍の改訂版.今改訂では,インスリン導入に関する内容のほか,現在では広く使われるようになったGLP-1受容体作動薬,インスリンとGLP-1受容体作動薬の配合剤の使い方も盛り込み,臨床現場で糖尿病注射療法を行うのに役立つ内容へとアップデート.インスリン導入を始めたい方はもちろん,導入で困っている方,一歩進んだインスリン療法を目指したい方にもおすすめ.
糖尿病専門医研修ガイドブック 改訂第9版
日本糖尿病学会専門医取得のための研修必携ガイド
日本糖尿病学会「糖尿病専門医研修カリキュラム」に準拠したガイドブックの改訂第9版.「2 型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム」に基づいた経口血糖降下薬の第一選択薬の選定,イメグリミンや経口GLP-1受容体作動薬などの新薬,持続グルコースモニター,カーボカウント,血糖コントロール情報などを更新.日本糖尿病学会が総力を結集したスタンダードテキスト.糖尿病専門医を目指すすべての医師必携の書!
インスリン療法マニュアル 第5版
インスリン療法の基本から応用まで,実地診療に即しコンパクトにまとめたマニュアル.第4版(2008年)以降の進歩を踏まえ,インスリン製剤の種類と選び方・組み合わせ方,強化インスリン療法など各種インスリン療法の実際,持続皮下インスリン注入療法(CSII)の具体的な方法,小児や妊婦など様々なケースにおけるインスリン療法,副作用への対応など,内容を大幅にアップデート.最新のインスリン療法の実際を,丁寧に解説した一冊.
レジデントのための糖尿病・代謝・内分泌内科ポケットブック 第2版
糖尿病はもとより代謝・内分泌疾患まで含めた幅広い領域の診療のエッセンスを,コンパクトにまとめたハンディーサイズの実践マニュアル.
第2版では,全体を見直して初版発行後約4年間での新薬やガイドライン改訂に対応したほか,「インスリン療法の実際」や代謝・内分泌の記載を一層充実.知っていると役立つコラムも随所に挿入しているが,新たに多くのコラムを追加.
インスリンポンプ療法マニュアル 改訂第3版
CSII療法・CGM・SAP療法導入・管理の手引き
インスリンポンプ療法の実際書として広く活用されているマニュアルの改訂第3版。改訂第2版以降の進歩(インスリンポンプ新機種の導入、CGMの普及、SAP療法の普及、日本糖尿病学会によるカーボカウント新基準の発表など)を盛り込んだ。糖尿病治療に関するデバイスの発展を反映し、糖尿病診療に携わるすべての医師・医療スタッフ必携の一冊。
チャートでわかる糖尿病治療薬処方のトリセツ
未来を護るベストチョイス!
近年飛躍的に選択肢が広がり、各治療法に関する科学的根拠の蓄積も進む糖尿病の薬物療法について、各薬剤の基礎知識を押さえつつ、合併症・併存疾患の有無や高齢者等、患者さんの病態や状況に応じた処方のノウハウが学べる実践書。第1部では項目ごとにわかりやすいチャートを図示し、治療選択の考え方が視覚的に理解できる。第2部では一歩進んだ診療内容について専門医の視点から解説。いずれも単なるガイドライン等の基本事項を超えた著者ならではの診療のコツが随所に散りばめられている。
小児・思春期1型糖尿病の診療ガイド
主に小児糖尿病診療を専門としない実地医家を対象に、小児・思春期における1型糖尿病診療のノウハウを平易にまとめた、日本糖尿病学会・日本小児内分泌学会による書籍。両学会編著による『小児・思春期糖尿病コンセンサス・ガイドライン』の内容をもとに、要点を簡潔な箇条書きとしており、実臨床においてすぐに活用できる。
病棟血糖管理マニュアル 第2版
理論と実践
本書は病棟患者の血糖管理を行う医師のためのマニュアルである。まず理論編で血糖管理の考え方を「理解」する。そのうえで20の練習問題や、筆者が経験した14の臨床症例を通じて、理論を実践で「使える」レベルにまで引き上げる。今回の改訂では症例を増やし、糖尿病診療情勢の変化に対応して資料編を大幅追加した。必要インスリン量の計算に使うEXCEL表のダウンロード特典つき。血糖管理を行うすべての医師必携の一冊である。
血糖だけにこだわらない!糖尿病治療薬の考え方・使い方
◆年々複雑化する糖尿病治療薬の考え方をばっちり整理! 2022年に発表され2023年10月に改訂された「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム」の最新データに準拠しました。
◆薬剤そのものの説明はもちろん、糖尿病の合併症・併存症の予防まで含めてどのように使っていくかを解説。さらに、糖尿病患者が妊娠したら? 小児にはどう対応を? 感染症に罹ってしまったら?と、様々なパターンへの対策も盛り込みました。
◆これを読めばもう、「とりあえず血糖を下げておけばいいか……」なんて目先の治療にとらわれることはなくなります。糖尿病治療にあたっている先生にこそ読んでいただきたい1冊です。
ちょっと困った背景を持つ糖尿病の診かた 基本をクリアしたすべての糖尿病診療医へ捧げる
常診療で出合うちょっとレアな糖尿病や、少しややこしい合併症の症例に対してあなたはいつもどう対処していますか? 現状、ガイドラインで標準化されていないために、絶対にこうすべきであるという答えはありませんが、その道のエキスパート達が具体的な診療法について丁寧に解説します。
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序文
糖尿病治療の目標は合併症の発症や進行を抑制することですが、実臨床では既に進行してしまった糖尿病合併症を持つ患者さんや、血糖コントロールを困難にする併存症を持った患者さんも少なくありません。また生活背景を含め様々な理由で薬物療法が十分に強化できない場合もあります。使いやすくて有効性の高い糖尿病治療薬が続々と登場し、薬物療法のアルゴリズムも整備されてきている現状においてもなお、治療方針に悩まされる糖尿病患者さんに出会うことは少なくありません。
このような難しいケースに対してどうアプローチするか、当然のことながら明確なガイドラインは存在せず、こうするのが一番であるという答えがあるわけでもありません。実臨床の場ではそれぞれの患者さんの背景や病態に応じて、各先生方の豊富な経験に基づき工夫をして治療にあたっておられることと思います。時には妥協もしながら、患者さんにとって最善と思われる治療方針を個別に考えなければならないのが糖尿病診療の難しさですが、こういう場面こそ糖尿病診療医の腕の見せ所であり、大きな醍醐味でもあると思います。
本書では、このような「合併症が進行してしまった糖尿病患者さん、誰もが治療に困る背景を持つ糖尿病患者さん」に対して、現時点でのエビデンスを可能な限り踏まえつつも、第一線でご活躍の先生方によるいわば「エキスパート・オピニオン」をお示しいただき、実臨床で具体的にどのような治療を選択するべきか、ベスト・プラクティスを一冊に集約しました。
糖尿病患者さんのより良い未来のために、本書が先生方の日常診療のお役に立てることを願っております。
≪シリーズGノート≫
患者さんに合わせた糖尿病治療ができる 血糖管理と薬剤選択の大原則
処方の基本、副作用、特殊な病態、予防など、かかりつけ医の疑問に答えます
患者の病態やライフスタイルに合った糖尿病薬の選択や調節,地域連携,在宅管理,患者指導のコツなど,血糖管理で困らないためにかかりつけ医が必ず知っておきたいことを集めました!
血糖管理のための糖尿病治療薬活用マニュアル
近年の糖尿病治療は,新薬の登場により選択肢が増え血糖コントロールの改善が期待される一方で,処方が複雑になり新たに臨床での難しさが生じている.本書では,大きな転換を迎えている糖尿病治療を取り巻く現状で,一般内科医など,非糖尿病専門医が安全・安心に血糖管理を行えるよう,治療薬の使い方をエキスパートが解説.治療薬ごとの使い方や病態に応じた実際の治療法,薬剤の相互作用など,日常診療での疑問に応える一冊.
教科書やガイドラインではわからない!糖尿病薬物療法の裏ワザ、豆知識
糖尿病専門医として臨床経験豊富な著者が糖尿病治療薬の各薬剤について、その作用機序、適応となる患者、患者に応じた使い方などをわかりやすく解説。著者自身の経験や臨床研究に基づく、教科書やガイドラインには載っていない薬剤の使い方や知識が満載。専門医はもちろんのこと、非専門医も知っておきたい処方内容を紹介する。臨床現場で糖尿病治療薬の選択に自信がもてるようになる一冊。