
医師1年目からの わかる、できる!栄養療法
患者にあわせた投与ルートや輸液・栄養剤の選択など、根拠をもって実践するためのキホン
その栄養処方,本当に適切ですか?投与経路の決定,栄養剤・輸液の組立て方,段階的な増減量など症例をまじえ解説.なぜそうするか?どう実践するか?がわかれば自信をもってできる!臨床にでたらまず読むべき1冊

フローチャートで出来る!
小児輸液のトリセツ
脱水でグッタリしている子どもが救急外来に来たとき、是正輸液療法を行えばたちどころに具合が良くなる..輸液療法は魔法のようなツールである。ところが多くの小児科医療の現場では、誤った輸液療法が漫然と行われている。それは「輸液療法をきちんと勉強していない」ためである。実は小児の輸液療法において求められることは次の4つしかない。「1.脱水の評価 2.輸液製剤の選択 3.輸液の投与量 4.輸液の投与速度」である。この4つのポイントさえ理解すれば、すべて脱水の子どもたちを適切に治療できる。
本書は小児輸液のエキスパートの考え方をフローチャートに凝縮し、輸液療法を開始してから終了するまで、一連の流れをひとつひとつ解説していく。本書の示すとおりに沿っていけば、誰でも簡単に正しい輸液療法を行うことができるようになる。臨床で知りたいことがすぐわかる! 小児トリセツシリーズ第3弾。「トリセツ」で小児科医療はもっと面白くなる。

小児栄養のトリセツ
小児トリセツシリーズ第7弾。子どもは食べることで栄養を摂取し、成長していく。疾患によって栄養障害が起こった場合には、基礎疾患の治療とともに子どもの成長をサポートするための栄養管理が必要である。また、器質的な疾患によらない栄養障害も小児では問題になりやすい。乳幼児期や学童、思春期の「食べない・食べられない・食べすぎる」悩みは医学的なアプローチだけでなく、栄養学的な視点を加えることで解決に導けることも多い。
本書は小児医療に携わる人がはじめて栄養について学ぶための「トリセツ」である。

≪ガイドライン≫
サルコペニア・フレイルに関する栄養管理ガイドライン2025
日本臨床栄養学会/日本サルコペニア・フレイル学会の共編による,サルコペニア・フレイルに関する栄養・食事のガイドライン.サルコペニア・フレイルの予防・治療に中心的な役割を果たす栄養・食事に関するエビデンスを国内で初めてガイドラインとしてまとめた.

日本臨床栄養代謝学会 JSPENテキストブック
『一般社団法人日本静脈経腸栄養学会静脈経腸栄養テキストブック』の改訂版。本書はNSTの一員として栄養管理に携わるすべての医療者を対象に、解剖から生理、生化、経腸栄養、静脈栄養、さらには各病態における栄養管理まで臨床栄養学の知識と実際を、最新の機器や製剤も含めて詳しく解説。NST専門療法士の認定試験や認定医試験のテキストとしてだけでなく、臨床栄養に関わる者すべてが広く活用できる成書である。

病態栄養専門管理栄養士のための病態栄養ガイドブック 改訂第8版
日本病態栄養学会による「病態栄養専門管理栄養士」認定のための教育セミナー指定テキスト.今改訂では目次構成の大幅な見直しを行い,『臨床に必要な基礎知識』の章を新設し,「日本人の食事摂取基準」,「GLIM基準」,「リハビリテーション」,「健康医療データの活用」,「医療安全」など日常臨床に直結する項目を追加した.その他にも「腸内細菌と栄養」,「症例報告の書き方」の項目などを追加し,より使いやすい書籍を目指した.

日本臨床栄養代謝学会 JSPENコンセンサスブック①
がん
日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)が総力を挙げてお届けするコンセンサスブックの第一弾。がんに対する栄養療法の知識を網羅。「総論」パートで基本知識を、Q&A形式の「臨床疑問」パートではベッドサイドで役立つ実践的な知見をわかりやすく紹介。初めて臨床栄養を学ぶ人にも、専門性を高めたい人にも最適な1冊。

エキスパートが教える輸液・栄養剤選択の考え方
メディカルスタッフが知りたかった『なぜ?』
メディカルスタッフの現場の「なぜ」がわかる!持ち運びサイズで病態ごとの栄養・経路切り替えの基準を解説し,実際の処方例も交えて輸液・栄養剤選びの実際の考え方が身につく一冊!

パズルで紐解く病態別栄養療法
●病態・栄養・薬剤・検査値の知識が結びつく栄養療法の実践書!
●すぐにできる栄養評価のコツや低栄養を見逃さないための視点・思考スキルを伝授!
●これからの成人の低栄養診断基準:GLIM基準に対応!
患者の栄養状態は、疾患の治療、回復、悪化防止と密接に関わっているため、その評価は適切な栄養療法を実施するうえで重要です。栄養療法を適切に行うためには、基本的な知識に加え、患者のさまざまな所見から問題点を抽出し、それぞれに対するアプローチを考えるトレーニングが求められます。
本書は、病棟で遭遇する栄養療法がカギを握る悩ましい疾患・病態について、質の高い実践的な症例を用いて問題点を抽出したのち、エキスパートとともにパズル形式で解決策を導きだす構成で、栄養評価や問題解決のための思考プロセスを惜しみなく解説します。さらに、非専門医・薬剤師もすぐに実践できるようGLIM基準を用いた栄養評価のコツも伝授。栄養療法を一通り学んだけれど、いま一つうまくいかない、いつもの栄養療法を見直したい医療者に手に取っていただきたい栄養療法の実践書です。

栄養療法ドリル
評価・指示の出し方から病態の考え方までまるっとわかる100問
研修医が引っかかりがちな「栄養療法」のドリルが登場!生化学や栄養状態の評価などの基本編と,症例ベースで病態別の栄養療法を考える実践編の二部構成で,問題を解けば解くほど治療戦略を考える力が身につく!

カテーテル関連血流感染症
CRBSIの予防と対策
●本書は,輸液・静脈栄養の管理不良に伴って起こる「カテーテル関連血流感染症:CRBSI」の予防と対策に特化した実践マニュアルです
●本書の特徴:基本解説 + 症例写真 + カテ問答
・基本解説:エビデンスに基づくガイドラインを土台にしたCRBSIの予防・対策の基本解説。各章の冒頭と章末に要点を箇条書きで書き出し,理解を助けます。さらに巻末には,各章の要点をサマリーとして再掲し知識整理に役立てられるように工夫されています。
・症例写真:300点超の圧倒的な数のカラー写真による具体的で的確な解説。著者が関わった数多くの症例の写真だけでも160点以上,さらには関連機器の写真や図表もふんだんに掲載し,具体的で的確な解説になっています。
・カテ問答:内容の理解を助ける工夫として,井上先生の通称「ゼン先生」と著者の旧知の看護師である山田看護師との対話(問答)形式で,面白可笑しく時に脱線しながら掘り下げた解説が随所で展開されます。
●以下は,プロローグより抜粋した著者の本書執筆に対する思いです。
・カテーテル管理とは,維持期間中にも,合併症なく,目的とする期間,カテーテルを使用することで,特に感染対策は徹底して行われなければならない。
・CRBSIは血流感染の要因として非常に重要であるが,感染対策の専門家の方々は,あまりCRBSI予防対策には興味がない,そんな印象を持っている。偏った考え方と言われるかもしれないが。
・また,感染管理認定看護師は,その教育課程で,どこまでCRBSI予防対策について学んでいるのだろう,そんな思いもある。叱られるのは間違いないが。CDCガイドラインについての勉強しかしておられないのではないだろうか。本当に叱られるであろう。
・そんな思いを持って,日本式のCRBSI予防対策を完成させたいと願いながら,この領域で活動している。

治療に活かす!栄養療法はじめの一歩
“なんとなく”行っていた栄養療法に自信がつく!「疾患治療に栄養が大切なのはなぜ?」「経腸栄養剤の違いと選び方は?」など基本的な考え方から現場で役立つ知識まで自然に身につく医師のための入門書

小児臨床栄養学 改訂第2版
日本小児栄養消化器肝臓学会編として,初版からのアップデートに加え,栄養評価・食事指導の実際や診療報酬制度など,小児のNST活動に役立つ実践的な内容を盛り込みました.「スポーツと栄養」,「小児の在宅栄養管理」など新規項目も充実!小児栄養の教科書として,小児科医,栄養士,看護師ほかメディカルスタッフだけでなく,小児の発育に関わる保健師,教育・保育従事者の方々にもぜひ活用していただきたい1冊です.

メディカルスタッフのための栄養療法ハンドブック 改訂第3版
臨床栄養に必要な知識・データをポケットサイズに凝縮.今改訂では,各種ガイドラインや経腸栄養剤等の最新知見を反映した.解剖・生理,代謝,各種栄養素,スクリーニングとアセスメント等をコンパクトに解説した「準備編」,現場で必要となる経腸・静脈栄養,病態栄養等を網羅した「実践編」の二部構成とし,巻末付録には輸液一覧表,各種評価ツール,食事摂取基準を掲載.チーム医療に携わる全スタッフで共有すべき情報を簡潔にまとめた充実の一冊.

レジデントのための食事・栄養療法ガイド
医学部では教えてくれない臨床栄養の入門書。
病棟ですぐに役立つ栄養療法の基礎知識をまとめました!
◆ 医師となり、初めて患者さんを担当すると直面する多くの課題を解決する一冊!
◆ 種々の病態に応じて食事療法、経腸栄養、静脈栄養を実践するための知識を分かりやすく解説しました。

病態栄養専門医テキスト 改訂第3版
認定専門医をめざすために
日本病態栄養学会の病態栄養専門医研修カリキュラムに準拠した,オフィシャルテキスト.栄養および栄養補給法に関する基本的な解説のほか,代表的な疾患・症候について病態栄養を中心に説明し,栄養・食事療法と薬物療法との関係が理解できるよう構成.専門医の資格取得をめざす医師,実地臨床でチーム医療に携わり病態栄養学の知識を深めたいと考えている医師にも最適な一冊.

薬剤師のための栄養療法管理マニュアル
患者の症状や疾患に応じた最適な栄養療法を進める時の心強い相棒!
薬剤師が知っておきたい栄養療法の知識をコンパクトにまとめたマニュアル。総論は経腸栄養、末梢栄養、中心静脈栄養について「投与法」「薬剤との相互作用・配合変化」「アセスメント」のポイントを解説。各論は下痢、便秘、肝疾患、腎疾患、悪性腫瘍など主要な22の症状・疾患について、「栄養管理」「食事療法」「薬物療法」の各ステップの介入ポイントを提示。患者の症状や疾患に応じた最適な栄養療法を進める時の心強い相棒!

日本臨床栄養代謝学会 JSPENコンセンサスブック③
リハビリテーション/在宅/小児/摂食嚥下/周術期・救急集中治療
リハビリテーション/在宅/小児/摂食嚥下/周術期・救急集中治療における臨床栄養の決定版!
日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)が総力を挙げてお届けするコンセンサスブックの第3巻。「総論」パートで基本知識を、Q&A形式の「臨床疑問」パートではベッドサイドで役立つ実践的な知見をわかりやすく紹介。「リハビリテーション」「在宅」「小児」「摂食嚥下」「周術期・救急集中治療」における栄養管理・栄養療法について解説。初めて臨床栄養を学ぶ人にも、専門性を高めたい人にも最適な1冊。

日本臨床栄養代謝学会 JSPENコンセンサスブック②
肺疾患/肝疾患/腎疾患
肺・肝・腎疾患に対する臨床栄養の知識を1冊に!
日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)が作成したコンセンサスブック、待望の第2弾。肺・肝・腎疾患に対する栄養管理・栄養療法の知識を網羅。「総論」パートで基本知識を、Q&A形式の「臨床疑問」パートではベッドサイドで役立つ実践的な知見をわかりやすく紹介。初めて臨床栄養を学ぶ人にも、専門性を高めたい人にも最適な1冊。

三ツ星シェフへの道 「経静脈栄養」実践GUIDE
経静脈栄養って,面白いですか?
「難しい」「苦手だ」と思っている医療従事者も多いかもしれません.でもそれは,臨床栄養について学ぶ機会や興味をもつ機会が今まで少なかったからです.本書を読めば,臨床栄養や経静脈栄養はさほど難しくなくなるはずです.
臨床現場での栄養管理は,療養生活を乗り越えるエネルギー・活力や,疾患や侵襲的治療によって生じた創傷部を治癒する材料のほか,日常生活を支える強い筋肉や骨をつくる材料を得るために必須のファクターです.もし,それが,それぞれの患者の生活・状態や今後のロードマップを満足に考慮していない,愛がなく,不十分なものだったらどうなるでしょう? 臨床現場にはいまだ医原性低栄養が生じやすい素地があり,それによる回復の遅れや治療強度の不足は,患者にとって大きな損失になります.そうならないためにも,経静脈栄養の管理法や輸液製剤の選びかた・組み合わせかたを楽しく学びながら,臨床栄養の実践に必要な“意識”と“知識”を身につけましょう!
輸液の1滴に栄養と愛をこめて….さあ目指そう,経静脈栄養の三ツ星シェフを!