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5年でマスター 消化器標準手術 改訂第2版

消化器外科専門医への道

桑野 博行(監修) 調 憲(編集)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2018/12

2006年の刊行以来長く好評をいただいていた『卒後5年でマスターする 消化器標準手術』の改訂版。
今回の改訂では、消化器外科専門医修練カリキュラムの中から新たに24の手術を追加し、腹腔鏡手術が増えている手術には解説を追記。手術の基本的な解説だけではなく、現在の消化器外科領域を代表する執筆陣が、手技のコツや助手のポイントなどを書き添えている。
他の教科書には載っていないknack & pitfallsも満載の本書を、ぜひ臨床の傍らに備えてご活用いただきたい。

腫瘍脳卒中学

Stroke Oncology研究会(腫瘍脳卒中学研究会)

出版社:中外医学社

印刷版発行年月:2025/03

国際的に重要度の高まる「腫瘍脳卒中」の本邦初の診療の手引き
がんと脳卒中はともに頻度の高い国民病であり,平均寿命の延伸に伴って両疾患を合併する患者さんに遭遇する機会が増えています.両疾患を併発された状況下での適切な診療の継続および脳卒中・リハビリテーション治療とがん治療継続で直面する制度的な難しさや,患者さんへのAdvance Care Planningについて,実際にどのように対応すべきかエキスパートが解説.
院内発症例の迅速な診療に必要なプロトコルなど実践的内容を含め,がん診療・脳卒中診療・ICU管理・リハビリテーションに関わるすべての医療従事者に役立つ必読書.

肝臓の外科解剖 第2版

門脈segmentationに基づく新たな肝区域の考え方

竜 崇正(編著)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2011/10

肝臓の手術に不可欠な区域解剖において、従来のCouinaudの肝区域に替わり、門脈など静脈系に着目した新たな考え方を呈示。2004年の初版以後の、最新の立体画像構築による新知見とともに、「肝門板」の新たな視点を提唱。腹腔鏡下肝切除術式も加えて、手術書としても大幅リニューアル。

腹腔鏡下大腸手術公式テキスト

日本内視鏡外科学会教育委員会(監修)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2023/11

日本内視鏡外科学会による公式テキスト.「大腸」領域の内視鏡技術認定に必要とされる,結腸~直腸において模範的な手術手技と陥りやすい悪い例(ピットフォール)をコンパクトに解説.腹腔鏡下手術のみならずロボット支援下手術もカバーした充実の内容で,円滑かつ安全に大腸手術を完遂する力を身につけられる最適のテキストである.

手術の前に読みたい

骨盤拡大手術のすべて

上原 圭(編集)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2022/04

直腸癌で難度の高い骨盤拡大手術について,第一線で活躍する大腸外科医が徹底解説。
基本となる骨盤拡大手術に加えて,手術のバリエーション(他臓器合併切除や仙骨合併切除など)ごとに詳細に説明し,難しい操作のポイントや再建,合併症対策についても実症例を挙げて解説。さらに,子宮摘出や尿路再建,皮弁再建,ダブルストーマ造設については婦人科医,泌尿器科医,形成外科医,認定看護師の視点から詳しく解説。
イラストと鮮明な術中写真を多数掲載し,手技動画も視聴可能な,骨盤拡大手術のすべてをビジュアルに理解できる一冊!

MMT・針筋電図ガイドブック

園生 雅弘(著)

出版社:中外医学社

印刷版発行年月:2018/05

徒手筋力テスト(MMT)と針筋電図検査について同時に解説されており、神経内科医や脊柱・末梢神経外科医がこれらの検査法を用いて神経疾患や脊椎脊髄疾患の診断を行うために最適なガイドブック。針筋電図とMMTは密接に関係しており、特に神経生理検査の計画を立てる際の神経診察の中核はMMTである。各論では写真をふんだんに用い、各筋ごとに診察-検査の流れに沿って解説。この一冊で筋電図室での神経診察の習熟に大いに役立つ本となった。

臨床心臓構造学

不整脈診療に役立つ心臓解剖

井川 修(著)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2011/04

豊富な剖検例の考察をもとに、EPS、造影写真、CT、CARTOなどのデータと比較しながら、不整脈の局在を心臓の3次元イメージから明らかにしていく。心臓の発生や正常像を抑えた上で、不整脈の局在となる部位別に症例をあげて解説。カテーテル・アブレーションなど不整脈の非薬物療法において、心臓の構造的な特性から何に注意して手技を進めればよいのかが一目で分かり、明日の治療戦略にいかせる。

肺がん診療のリアル この1冊で肺がん診療がまるごとわかる

野口 哲男(著)

出版社:金芳堂

印刷版発行年月:2024/10

著者は,日本呼吸器学会指導医・専門医,日本内科学会指導医・総合内科専門医で,呼吸器疾患一般を幅広く診療されています.また一般の方や医療関係者向けに,呼吸器疾患に関する情報をホームページ,アメブロ,YouTube等で発信をされています.本書は,著者のYouTube『呼吸器ドクターNの肺がんチャンネル』と連動した内容となっており,肺がん診療の現在(リアル)がわかる一冊.

≪画像診断別冊 KEY BOOKシリーズ≫

これだけは知っておきたい心臓・血管疾患の画像診断

宇都宮 大輔(編著)

出版社:学研メディカル秀潤社

印刷版発行年月:2016/03

心臓の画像診断を学びたい人にオススメ!
CT・MRI・核医学等の画像と多くの疾患を掲載,
教育的な内容から最新の画像診断法までわかりやすく解説した.
研修医・放射線科医・画像を見る機会のある各科医師の日常診療や読影時に身近にあると必ず役立つ.

看護師・研修医・臨床工学技士のための実践!カテーテルアブレーション治療とケア

「むずかしい」が「おもしろい」に変わる!/「カテ室再現会話」とひと目でわかる「疾患別診断・治療のポイント」で予習はカンペキ!

中川 義久(監修) 貝谷 和昭(編著) 柴田 正慶(編著)

出版社:メディカ出版

印刷版発行年月:2017/04

【最前線の現場から生まれた本当に使える本】

心カテ室の新人さんはまず、聞きなれない言葉にとまどうかもしれない。でも、大丈夫!本書で、よく使われる言葉・薬剤を確認でき、“疾患別の診断・治療”もさっと予習できる。電気生理学的検査やアブレーション治療の実際については、会話形式で臨場感たっぷりに紹介。

時間経過で診るNICUマニュアル 第5版

西巻/滋(責任編集)

出版社:東京医学社

印刷版発行年月:2018/12


未熟児医療を専門とはしない若い医局員ための一冊

イラストレイテッド 脳波1・2・3 波形の診かた、考え方

飛松 省三(著)

出版社:金芳堂

印刷版発行年月:2022/11

現在、脳波判読を学ぶ実践的なアトラスは十数年前に作られたアトラスが中心となっていますが、この度、1952年にGibbs & Gibbsが出版した脳波アトラスの日本版的書籍が完成しました。

本書の脳波のサンプルについては、できるだけ原寸大に近い8秒間(3cm/秒、50µV/5mm)にて掲載されており、臨床現場で目にするような、より臨場感あふれる脳波アトラスとなるよう、心がけて作成されています。

脳波は読み解くことが難しいという先入観を捨てて、脳波判断に自信をもって取り組めるよう、一読をお薦めします。てんかん、意識障害、変性疾患を中心に、本書のタイトル通り、豊富なイラストから脳波の1・2・3を学べます。

序にかえて

近年の脳波計測装置の進歩は目覚ましいものがあります。多チャンネル化が進み、256チャンネルの計測装置も研究用に開発され、脳機能マッピングに必要不可欠となっています。しかしながら、頭皮上19チャンネルのルーチン脳波ですら、初心者には謎多き波形に見えます。脳MRIやCTが普及した現在では、脳神経内科医ですら、脳波判読を疎んじる傾向があります。しかし、脳波は画像で写らない脳機能を可視化できる貴重な手段です。てんかんや意識障害の診断には不可欠です。

21世紀に入り、デジタル脳波計が脳波計測の主流になりました。デジタル脳波計は、アナログ脳波計(ペン書き脳波)とは異なり、脳波データをアナログ信号からデジタル信号へ変換し、電子媒体でデータ管理と保管を行う脳波計です。機器が小型化され、ペーパーレスとなり、コストが削減されました。電子データはネットワークでも判読できます。アナログ脳波計を使った脳波記録では、紙送りスピード3cm/秒、感度50lV/5mm、周波数帯域0.5〜60Hz、モンタージュ固定でした。一方、デジタル脳波計の特徴は、リモンタージュ機能とリフィルタリング機能です。前者はシステムリファレンスを用いて脳波を記録するため、基準電極導出や双極導出など必要に応じてモンタージュを選択できる機能です。てんかん性放電や徐波の局在決定にこのリモンタージュ機能は欠かせません。後者は、時定数(低周波数フィルタ)や高周波数フィルタを変えることにより、動きによる基線の揺れや、体動などの筋電図を除去することにより脳波の判読をしやすくする機能です。必要に応じて、紙送りスピードや感度を変更でき、位相逆転やてんかん発作の放電パターンを見やすくすることも可能です。

我が国では多数の優れた脳波テキストが出版されています。私もこれまでに初心者・中級者向けの脳波に関するテキストを3冊出版し、幸いにも好評でした。しかしながら、我が国には脳波学のパイオニアであるGibbs & Gibbsが1952年に出版した脳波アトラス的なものがありません。なんとか脳波アトラスを世に出せないかと思い、今回アトラスとしてまとめました。本書にある脳波サンプルは、できるだけ実寸大に近い8秒間(3cm/秒、50lV/5mm)を提示しています。これにより、より臨場感あふれる脳波アトラスになるよう心がけました。また、脳血管障害や脳腫瘍などの脳占拠性病変では、脳波の診断能は脳CTやMRIに比べて遙かに劣り、急性期に臨床の場で記録されることはほとんどありません。そのため、本書ではてんかんや意識障害、変性疾患に重点を置きました。

脳波は周波数分析、波形分析です。豊富なイラストから脳波の1・2・3を学んでいただければ幸いです。本書には「脳波=難解」という先入観を捨て、脳波の部屋の扉を開け、脳波の部屋を覗いて、脳波判読を楽しむようになっていただきたいと期待を込めています。最後に九州大学病院(脳神経内科、小児科、中検脳波室)および福岡中央病院(脳神経内科、検査室)諸氏のご協力に深謝します。

2022年晩秋
飛松省三

ビギナーのための胸部画像診断 Q&Aアプローチ

髙橋 雅士(著)

出版社:学研メディカル秀潤社

印刷版発行年月:2016/04

研修医が胸部画像診断で一番教えて欲しいことを中心に、質問を設定。
その質問に答えるような形式で解説した好評の画像診断誌の特集号に新規項目を追加し、より充実させて単行本化。
日常臨床での素朴な疑問に答えられる一冊です。

経橈骨動脈脳血管内治療(TRN)超入門

小山 淳一(編著)

出版社:メディカ出版

印刷版発行年月:2024/12

【時代は「手首」へ。さらなる低侵襲治療を】脳血管障害の手術では、低侵襲の血管内治療が急速に普及しているが、最も普及している大腿動脈からの治療では、穿刺部合併症などが問題となる。経橈骨動脈脳血管内治療(TRN)のパイオニアである著者らが、豊富な症例を用いて、安全・確実な治療法を基礎からレクチャーする。

心臓血管外科手術虎の巻

山口 敦司(編著)

出版社:中外医学社

印刷版発行年月:2023/02

各種手術を安全に行うためのコツから術後管理まで心臓血管手術のすべてを1冊で学べる! これから心臓血管外科の修練を控えているすべての若手医師に! 自治医科大学附属さいたま医療センター心臓血管外科が受け継いできた秘伝の基本手技マニュアル.TAVIやTEVAR・MICS手術など基礎から難易度の高い術式まで網羅.著者らが描いた詳細なイラストで手技のポイントがよくわかる!

専門医のための消化器病学 第3版

下瀬川 徹(他監)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2021/11

「病態の理解を軸に消化器疾患を総合的に捉える」というコンセプトはそのままに、内容を刷新。消化器専門医が知っておきたい最新知見を各領域のエキスパートが解説。上部・下部消化管、肝、胆、膵を網羅した内容は、専門医を志す若手医師はもちろん、消化器全般の知識のブラッシュアップを目指す読者にも最適。病態のメカニズム、臨床研究の動向から診断・治療上のポイントまで、一歩先を行く専門医に必携の書。

今すぐ身につけたい もっと自信がもてる

新 子どもの救急手技マニュアル

井上 信明(編)

出版社:診断と治療社

印刷版発行年月:2024/08

今すぐ身につけたい救急手技の「小児と成人との違い」に焦点をあて,満載のイラスト・写真と動画を用いて,スペシャリストが具体的にわかりやすく解説.新しい知見が得られた手技も盛り込んでいる.
うまく手技を完遂させるための知恵となる「ポイント」「コツ」に加え,「介助する看護師からのひとこと」を参考にすれば,手技にもっと自信がもてる.
日々子どもたちに手技を行う医師と看護師が協力して書き上げた,現場必携の1冊.

しびれが診える エキスパートのアプローチ

鈴木 則宏(編)

出版社:中外医学社

印刷版発行年月:2020/03

Commonな訴えのひとつであるしびれ感.一見単純だが実は複雑な症状のため,アプローチに難渋することがあるのではないだろうか.本書では、部位による鑑別診断を整理し,各領域のエキスパートが,しびれ感の正確な理解と適切な対応を解説した.日常診療に役立つ知識が網羅された充実の一冊だ.

血管内治療のための血管解剖 外頸動脈

清末 一路(編著)

出版社:学研メディカル秀潤社

印刷版発行年月:2013/09

これまでに類書のない「外頸動脈」の血管画像解剖を画像やイラストでわかりやすく解説。複雑な血管走行を3次元的に理解できるように血管造影と断層像を併せて掲載した最新アトラス。
脳神経外科・循環器科・放射線科など各科の医師必携!

≪がん研スタイル 癌の標準手術≫

食道癌

渡邊 雅之(編集)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2016/04

「がん研有明病院」で行われている癌の標準手術手技を豊富なイラストで解説するシリーズ。本書では,食道癌を取り上げ,手術の手順に沿って,各場面でのポイントをイラストで示しながら手技上の注意点・コツをわかりやすく解説。コマ送りのイラストを追うことで,手術の映像を前に執刀医から直接説明を受けているように理解できる,臨場感溢れる紙面構成。癌の基本的な手技を学ぼうとする若手外科医にとっては,どこにいても現在トップレベルの癌専門施設での手技が学べる書籍である。

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