
看護師・理学療法士のためのリンパ浮腫の手技とケア
リンパ浮腫の治療は,今後,医師から看護師が主体となることが期待されている.リンパ浮腫のすべてがわかる本書はお勧めである.
リンパとは/浮腫とは/リンパ浮腫の分類と診断
リンパ浮腫の保存的治療(用手的リンパドレナージ)/リンパ浮腫患者の日常生活の援助(セルフリンパドレナージ)/社会的資源の活用・今後の課題 など

がん診療レジデントマニュアル 第9版
医療者の診療の一助となり、がん患者の診療へ還元されることを切に願って。
国立がん研究センター中央病院・東病院のレジデントが中心となり、最新のエビデンスに基づき、3年毎に改訂しているマニュアルの第9版。分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬、抗体薬物複合体の導入により、近年各がん種の治療が大幅に変わってきているが、まずは腫瘍内科の知識の幹となる情報を学んで頂きたい。最新知見の全てを盛り込むことはできなかったが、基本的な知識を学ぶための土台として大いに活用頂きたい。
*「レジデントマニュアル」は株式会社医学書院の登録商標です。

がん疼痛緩和の薬がわかる本 第4版
なぜこの薬? 副作用は? アセスメントのポイントは? 第4版ではさらにわかる!
好評書として定着した本書が、取りあげる薬剤をさらに充実させた。がん疼痛緩和の薬の効用や副作用、アセスメント、選択・使用の考え方がわかりやすく解説され、症例が豊富にあげられているので、より理解が進む。がんの痛みの理解から、非オピオイド鎮痛薬、オピオイド、鎮痛補助薬まで取りあげた、臨床のエッセンス満載の1冊。

がん化学療法レジメン管理マニュアル 第4版
安全で効果的な治療をサポートする心強い相棒!
がん化学療法で役立つ情報を凝縮したマニュアル、大好評の第4版! 使用頻度の高いレジメンを111本掲載し、それぞれの臨床上のポイントをしっかり解説しました。「支持療法薬を含む投与スケジュール」(医師・薬剤師・看護師がすべきこと)と「副作用の発現時期」(患者に起こること)が1つの表で一目瞭然、概要の把握に便利です。エビデンスに基づく減量・中止規定、具体的な介入事例(症例)の情報もさらに充実しました。

放射線治療計画ガイドライン 2024年版
今回の改訂では、新規項目として総論に「即時適応放射線治療」、泌尿器章に「腎癌」、緩和・転移章に「オリゴ転移」、「緊急照射:消化管出血」、付表に体幹部定位照射における正常組織耐容線量基準としてAAPM_TG101を追加しました。
また、2022年にガイドライン委員会で施行した2020年版の実施状況に関する「放射線治療計画ガイドラインモニタリング指標に関する研究」の結果を各項目に記載しています。

患者さんとご家族のための子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん治療ガイドライン 第3版
「どんな検査や治療法があるの?」「ロボット手術って何?」「副作用は予防できる?」「遺伝するって本当?」「性生活はどうなるの?」―。
子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんの治療にあたって知りたい69の疑問について、婦人科がん治療を専門とする医師が最新の情報をQ&A方式でわかりやすく解説しています。患者さんとそのご家族にとって、安心して治療を受けられる道しるべとなる一冊です。

≪YORi-SOUがんナーシング2025年春季増刊≫
がん薬物療法の薬-抗がん薬・ホルモン剤・分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬-はや調べノート2025・2026年版
【7度目の改訂はひと味違う!】今回の2025・2026年版では薬剤の使用頻度、注目度をあらためて見直し、重要な薬剤は2ページで掲載。各薬剤の掲載内容についても必要な情報のみに絞って、使いやすさがパワーアップ。※本製品は電子書籍版のみの商品となり、ミニブック2冊は付属しておりません。

がん薬物療法レジメンまるわかりBOOK
都立駒込病院の医師・看護師・薬剤師で検討を重ねて、とにかく看護師の使いやすさにこだわりました!
検索性
・アルファベット順の掲載で、がん種別にこだわらず気になるレジメンをさっと調べる。
・さまざまな略語・呼称に対応!施設ごとの呼び方にも対応した「早引きリスト」つき。
内容
・使用頻度の高いレジメン73点を選抜し、最新のレジメン(内服レジメンを含む)を収載。
・投与の流れごとにポイントをまとめた表形式で、読みやすく、注意点がわかりやすい。

JASCCがん支持医療ガイドシリーズ
がん治療に伴う皮膚障害アトラス&マネジメント 第2版
近年のがん治療ではさまざまな作用機序の薬剤を使用するため、その副作用として生じる皮膚障害も多様化している。皮膚障害への対応の遅れは薬物療法の完遂率低下や患者さんのQOL低下につながる可能性もあり早期の対応が求められる。
本書では各治療で生じる皮膚障害を初版と同様にアトラスを用いてわかりやすくまとめるとともに、新たに放射線皮膚炎、感染症、支持療法の副作用についても記載した。
予定通りのがん治療の完遂と患者さんのQOL維持・向上のために、臨床現場で役立つ一冊。

リンパ浮腫診療ガイドライン 2024年版
癌治療に伴い生じる続発性リンパ浮腫の診療ガイドライン、6年ぶりの改訂版。
四肢の原発性リンパ浮腫に関するCQも含め計23のCQについて、科学的根拠をもとに診療指針を分かりやすく解説。推奨グレード表記がそぐわないCQでは、エビデンスグレード表記を使用した。
より質の高いリンパ浮腫診療・ケアを患者に提供するために、リンパ浮腫診療に携わる医療者必携の一冊。

子宮体がん治療ガイドライン 2023年版
5年ぶりの改訂となる2023年版では、切除不能または再発子宮体がんに対する薬物療法のCQが大幅にアップデートされた。
また、高齢者の手術療法、肥満患者の減量を目的とした手術待機、がん遺伝子パネル検査、治療後の生活指導やリンチ症候群といった新たなテーマに関するCQも加わり、計39のCQを収載。
「推奨」の決定に至るまでに作成委員会内で議論があったCQについては、「最終会議の論点」としてその内容が記載されている。

知識をギュッ!
がん薬物療法のキホンとマネジメント
困ったときに絶対役立つお守り本
がん薬物療法の現場に初心者マークで出るあなたに,腫瘍内科医・がん薬物療法認定看護師・がん薬物療法専門薬剤師が協力して,ぴったりの一冊を作りました! 本書を相棒にすれば,絶対知っておきたいこと,大事なことをざっくりと押さえて学べます。
薬剤の特徴や起こりやすい副作用などがパッと現場でひらめくようになるまで,これ1冊でまるっとサポート。理解しやすいイメージイラストや図解も豊富。
「早調べレジメンリスト」もついています。

がん医療におけるこころのケアガイドラインシリーズ4
がん患者における気持ちのつらさガイドライン 2024年版
現在のがん医療では、がんの診断や治療の過程で患者に生じる精神心理的苦痛の緩和も重要な課題とされている。
本ガイドラインでは、そのような「気持ちのつらさ」の緩和に関する9件の臨床疑問を設定し、推奨と解説を提示した。総論の章ではがん患者における気持ちのつらさの定義や疫学、評価法、薬物療法・非薬物療法などに関する知見を包括的に解説した。
明日からの臨床に役立つことを目指した、充実した内容の一冊。

がん患者診療のための栄養治療ガイドライン 2024年版 総論編
がん患者の多くは、侵襲的な治療による栄養障害や、がんそのものの炎症や異化亢進などによる栄養障害を経験する。栄養障害は合併症の増加やQOL低下などさまざまな影響を及ぼすが、がん種やステージなどによって必要となる栄養治療は多様であり標準化に課題がある。
本診療ガイドラインではMindsの方式に準拠し、4件の臨床疑問(CQ)についてエビデンスに基づく推奨を提示した。
また、「背景知識」の章ではがん患者に対する栄養治療の基礎知識から最新の知見までを解説し、患者・家族向けのQ&Aもコラムとして収載している。
本診療ガイドラインは、それぞれのがん種ではなく、さまざまながん種を広く対象とし、栄養治療に関する推奨、知識、情報を提供する。

がん化学療法看護 はじめの一歩
「抗がん薬の知識」「投与時の技術」「副作用の観察・ケア」「患者支援」など、がん化学療法にかかわる看護師が知っておきたい情報と知識を簡潔に解説しました。
日常ケアにすぐに活かせる「ナースの視点」「技術のコツ」「注意点」がよくわかります。

患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2023年版
納得のいく医療を受けるためには、患者さんが標準治療(=最善の治療)や診療方法について正しく理解したうえで、医師と相談し、ご自身に合った治療を選択すること(=Shared Decision Making)が重要です。
本書では、乳がんの患者さんやそのご家族が、いま知りたいことについて、正しい情報をわかりやすく得られるよう、最新の情報をもとに、患者さんからの計65の質問(Q)に対する回答(A)と解説を掲載しています。

がん専門病院のエキスパートが書いた
がん看護のきほん
がん患者にかかわる看護師が知っておくべき知識と技術を幅広くまとめました。
日本では2人に1人が、がんにかかるといわれています。早期発見すれば治る病気ですが、がん=死のイメージは色濃く、診断されたときから患者の不安と苦痛は始まります。
がん看護の基本は、その苦痛を理解し、やわらげ、とり除くこと。病態や治療、起こり得る症状など、幅広い専門知識も求められます。
本書では、認定・専門看護師などがん看護のエキスパートが集結し、豊富な経験をもとに執筆しました。看護を中心に、がん診療の全体像、過程が見える1冊です。

がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン 2020年版
緩和ケアの重要課題である「がん疼痛」に対する治療法のうち、最も使用頻度が高い薬物療法についてのガイドライン。6年ぶりの改訂となった本書では、この間に上市された新たな薬剤の情報や、海外ガイドラインの最新情報などを十分に取り込んだ。推奨では、前版の構成と臨床疑問を全面的に改訂し、より現場の状況に即した指針を提示している。緩和ケアに携わる医療者必携の一冊。

看護者が行う意思決定支援の技法30
患者の真のニーズ・価値観を引き出すかかわり
治療法に療養場所、症状マネジメントや家族への伝え方――病とともに生きていくプロセスの中で幾度となく迫られる意思決定。看護者として、“患者が納得できる意思決定”を支えるにはどうすればよいのか? 著者のがん相談支援員としての経験から体系化されたNSSDM(意思決定プロセスを支援する共有型看護相談モデル)に含まれる9つのスキルと30の技法を紹介。意思決定支援のガイドとなる1冊!

がん患者の皮膚障害アトラス
がん患者に起こる皮膚障害のすべてがここに。テキスト400頁超、症例写真555枚。
臨床での実用性とアトラスの網羅性。両方を兼ね備えた、がん関連皮膚障害の決定版。1章では皮膚障害に対する考えかたと向き合いかたを解説し、「症候・症状編」の2章から6章、「薬剤編」の7章から10章の2つに分け、がん患者に起こる皮膚障害のほとんどをカバー。診療科を限定せず、がん診療に関わるすべてのひと(医療者・患者・家族)に向けた一冊です。