
精神疾患をもつ人を,病院でない所で支援するときにまず読む本
“横綱級”困難ケースにしないための技と型
病院以外の場所で支援する人が、対人関係的な困難さを乗り越えて、利用者を自立、卒業へ導くための具体的ノウハウ。在宅時代に必須のテキスト。

あなたにもできる スピリチュアルケア
死を前にした人が穏やかになるために、誰もができることがあります。
「もう死んでしまいたい」「迷惑をかけてばかり」──死を前にした人の言葉に、応え続けることができますか。そこでは励ましも説明も、力を持ちません。私たちにできるのは、相手にとって「わかってくれる人」として対話を重ね、大切な「支え」を強めること。それが “スピリチュアルケア”です。スピリチュアルケアは、一部の人だけができる難しいケアではありません。わかりやすい言葉で、真似しやすい方法で、すぐに実践できるスピリチュアルケアがここにあります。

慢性痛のサイエンス 第2版
脳からみた痛みの機序と治療戦略
慢性痛のメカニズムを解き明かす。国際的潮流を踏まえた最新版
「痛みの定義」の改訂、Nociplastic Pain(「痛覚変調性疼痛」)の定義といった、国際的な潮流を反映して全面改訂。慢性痛のメカニズムを脳科学的視点から丁寧に解き明かす。第7章「神経変性疾患と慢性炎症」では慢性痛を訴える難病患者の脳を、また新規8章「腸の痛み、腸と脳の連関」では腸が脳に与える影響といった、慢性痛のミッシングピースを大胆に考察して大幅加筆。慢性痛患者に携わるすべての医療者必読の書。

よくある50シーン別 高次脳機能障害のある人に“伝わる説明”便利帖
注意障害や記憶障害、遂行機能障害などがある高次脳機能障害の人にうまく伝えるための11のメソッドを紹介。リハビリ・生活・就労・学校など、よくある50場面別で使える説明テクニックやコツを、図とイラストでわかりやすくまとめた。支援者や家族の具体的な参考となる一冊。

在宅ケアの悩みごと解決マップ ケースで現場の問題「見える化」します
“悩みごと”16ケースから考える,在宅医療・ケアにおける「尊厳」と「倫理」!
●在宅医療・ケアの倫理的課題を,医師・看護師と倫理学者がコラボして,現場に役立つようコンサルテーション!
●在宅現場で遭遇する尊厳や倫理をめぐる問題を「見える化」して,「考えるためのヒント」を分かりやすく提示.
●さらに多職種にわたる医療者が情報を共有し話し合い,共に考える方法論を教育学者らがコンパクトに解説.

介護保険制度の解説 [解説編+法令編] 令和6年度版
改正後の介護保険制度を理解し、考えるための「わかりやすい」決定版!
◆介護保険は,高齢者の介護を社会全体で支えあうしくみです。どのような人が,どのような手続を経て,どのようなサービスをうけられるのか,そしてその費用はどのようにまかなわれ,どのように制度が運営されるのかについて,全体像を見通しつつ,詳細に解説しています。
◆解説編では、法令・資料にもとづいて、介護保険の内容を丁寧に解説しています。図表を豊富に掲載することにより、理解しやすい構成になっています。
◆法令編は介護保険法を左欄に、関係する規定(施行令・施行規則等)を右欄に配置し、体系的に整理された総覧としてまとめています。

対話のことば
オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得
私たちは家庭、学校、職場、地域など、さまざまな人とかかわりながら暮らしています。そのなかで起こる誤解やすれ違い、衝突は、時に人を追い詰め、深刻な問題に発展させてしまうことがあります。このような問題を解消する方法のひとつに「対話」があります。本書では、問題を解消する力をもつ対話として実績のある「オープンダイアローグ」をもとに、対話の心得を30の「ことば」で紹介しています。

新 イラストによる 安全な動作介助のてびき 第3版
豊富なイラストで安全・快適な移動介助がよくわかる!
定評あるマニュアルが最新の知見により全面改訂!
●移動の際の介助に重点を置き,対象者の身体能力に留意し,安全を考慮した方法を多数のわかりやすいイラストを用いて解説.
●現代にマッチした道具,介助用具を最大限利用し,日常ですぐ役立つ技術や介助法を中心に紹介した実践的な内容.

障害福祉サービス報酬の解釈 令和6年4月版
障害福祉サービス・障害児支援の報酬算定がすべてわかる決定版
単位数表と指定基準は通知と組み合わせて掲載
障害者総合支援法および児童福祉法にもとづく障害福祉サービス等の基準について、とくに報酬算定と請求にねらいをあて、必要な情報を実務上役立てることができるよう編集しています。算定のしくみを根拠とともに示しています。
第Ⅰ編「サービスのしくみ」では、障害者・障害児をささえるしくみの全体像や、電子請求受付システムによる請求といった、事業所が知っておきたいしくみを解説しています。
第Ⅱ編「費用算定基準(単位数表)」では、対応するサービスの費用算定基準(単位数表)告示・関係告示と留意事項通知を見開きで配置することにより、使いやすい構成となっています。障害福祉サービスのほか、計画相談支援、地域相談支援、障害児相談支援、児童通所支援、児童入所支援の費用算定基準も掲載しています。
第Ⅲ編「指定基準」は、各サービスの指定基準省令とその解釈通知により構成しています。事業所を新規に立ち上げて指定を受ける際にはじまり、日々の事業所運営や指導に対応する際にも必要となる情報をまとめています。基準省令と基準通知はそれぞれひと目で区別でき、見落とすことなく指定基準が体系的に理解できるように編集しています。
第Ⅳ編「関係告示・通知」では、単位数表や指定基準を補足し、実務の根拠となる告示や通知等を、事務処理に必要な様式例・手順例も含めて掲載しています。
第Ⅴ編「疑義解釈」では、厚生労働省から発出された、請求事務の疑問に答える主なQ&A(疑義解釈)を掲載しています。
障害者・障害児の暮らしを支えるサービス事業所や施設の職員、相談支援専門員あるいは介護保険のケアマネジャー、また、社会福祉法人、医療機関、関連事業者、行政担当者・審査支払機関等、障害福祉サービスに携わる皆様に必携の一冊です。

誤嚥予防,食事のためのポジショニングPOTTプログラム[Web動画付]
食事姿勢を整えるためのポイントは7つだけ! 姿勢が変わると「食べる」につながる!
食事の際の適切な姿勢を整えるポジショニングについて解説する1冊。POTTプログラム〔ポジショニングで(PO)食べるよろこびを(T)伝える(T)プログラム〕は食事の際の適切なポジショニングをとりやすくするために開発された技術。その技術は7つのポイントに分かれており、実践しやすく、それによって食事姿勢が整えやすくなり好循環を生みだします。そのコンセプト、技術をわかりやすく解説しています。

看取りの心得と作法17カ条
病院、施設、在宅を問わず、ターミナル期にある人へのケアにおいて、より日本的な視点が大切になってきている。本書は、意識的・無意識的にもっている日本人のこころの在りように沿い、最後の3カ月から死亡後の心構え(心得)、ケアの実際(作法)を具体的に記している。
具体的には、「看取りの基本姿勢」「看取りの対象とニーズ」「看取りの期間の各段階とその特徴」「いわゆる“病名告知”について」「看病・看死・葬送」「末期患者とその家族の苦痛・苦悩への対応」「“痛み”という苦痛の緩和」「最後の瞬間の救い」「生死観とは何か」「看取りの評価の実際」「臨終・死亡時のケア」「死後処置の実施方法」「残される家族のニーズとケア」など、日常的に遭遇する出来事の意味と心構えが説かれている。
より日本的な看取りやケアの在りようと実際を17の柱に則して解く、最後の生を支える医療・福祉に携わる方、一般の関係者にとっての待望の一冊である。

摂食嚥下訓練の基本を動画でひとつひとつやさしく学ぶ本
高品質でわかりやすい解説動画で
摂食嚥下リハビリテーション訓練の進め方がスルスルと頭に入る!
●摂食嚥下リハビリテーションの訓練法 基本28項目を網羅.
●19点,計72分の充実した訓練法解説動画がスマホやタブレット,PCからいつでもどこでも再生可能.
●第1章は動画をひとつひとつ紙面で再現.動画と本で何度も繰り返し訓練法を学習できる.
●第2章の症例解説は評価から問題点の整理,訓練法の選択へと臨床でのプロセスに沿って提示.症例ごとのまとめには,簡潔に疾病の解説もあり.
●訓練法と症例が双方向に参照できるよう,それぞれに該当ページを掲載.多くの訓練法が複数症例に適用されているので症例を通して訓練法を繰り返し復習できる.

インターライ方式 看取りケアのためのアセスメントとケアプラン
看取りケアのアセスメントとケアプランをこの一冊で!
看取り介護加算などで高齢者施設での看取りが推進される中、介護の現場にはさらに質の高い看取りケアへの対応が期待されている。本書は国際的なケアアセスメントツールであるインターライシリーズの「看取りケア」版。アセスメントの記入要綱(マニュアル)とケア指針(CAP)で構成され、記入要綱に沿ってアセスメントすると、アドバンス・ケア・プランニングが実践できる。看取りケアに関わる医療・介護スタッフ必携の一冊。

がん専門相談員のための学習の手引き 第4版
実践に役立つエッセンス
がん専門相談員を対象とした研修テキスト.
本書はあらゆる場面で活用できる相談支援の基本姿勢について細かに記載し,相談対応に必要な知識について網羅的に記載されている.
がん患者や家族等に対応をするあらゆる立場の人々にとっても有用な冊子である.

高齢者施設のリハビリテーション 第2版
施設で取り組めるリハビリテーションを網羅!
介護職員からリハ専門職まで役立つヒントが満載
高齢者施設での寝たきり予防・認知症予防の手引き書として、初版(1995年)から30年以上も読み継がれてきた実践書が待望の大改訂!
昨今、介護の常識や法律は大きな変化を遂げてきましたが、「施設に入るのは嫌だ」というイメージはいまだに払拭されていません。施設に入ることになった高齢者が、人生におけるその劇的な変化を受け入れ、自分らしい暮らしを取り戻し、続けていくために、施設は何ができるのでしょうか。
本書は、「リハビリテーション=その人らしい生活を取り戻すさまざまな取り組み」と考え、施設生活の随所にリハを展開することで、入所者も施設も生き生きと変わっていくことを実践例とともに紹介しています。経験豊富な作業療法士・理学療法士が、専門的な知識を元に、入所者とのつきあい方、日々の介助をしながらできるリハ、認知症への対応、口腔ケア、グループ活動の運営、多職種で協力する方法など、施設職員にできる多くの取り組みを解説しています。
わかりやすい文と豊富なイラストで理解しやすく、これから介護分野に取り組む人にも最適です。高齢者介護に関わるすべての職種に役立つ知識がつまっており、施設の管理者、責任者にもぜひ読んで欲しい一冊。知りたかった施設の可能性が見えてきます!

誇り高き老健の専門職
介護職さんは宝だ
介護施設を必要とする人、介護施設に携わる人のために
●この本は、大学や病院で長く勤めてきた一人の医師が、定年後新たに赴いた老人保健施設での日常を、ていねいに切り取って編み上げた、介護職員への賛美とエールです。
●著者(医師)の目に映った老健の日常、そこで奮闘する介護職員に寄せる著者の温かい眼差しと、老健が抱えるさまざまな課題に対する思い、それらをストレートな言葉で投げかけます。

本人の視点に基づく介護技術ハンドブック
介護を必要とする側(本人)の視点から介護技術を学ぶ一冊。本書では、移動・移乗、食事、排泄、入浴等の介護技術の手順を写真とともに示し、4つの本人視点(本人主体、本人の安心、本人の生活習慣、本人の意欲)をもちいて、介護の動作の一つひとつの意味について解説する。

価値と倫理を根底に置いたソーシャルワーク演習
ソーシャルワーカーになくてはならないもの、「知識」「技術」そして「価値と倫理」。本書は身近な〈物語〉を織りまぜ、価値基盤を養うための演習を数多く紹介。30のテーマから導き出される倫理原則はすぐに役立つ多くの示唆に富む。

ケアマネジメントにおける多職種連携実践事例集
地域包括ケアシステムの要であるケアマネジャーに向けた多職種連携の実践事例集。多職種連携の視点で修正したケアプランを通して、連携の課題・ポイントを学ぶ。チームマネジメントや関係職種・サービスの基礎知識も解説。各研修のカリキュラムに対応した10事例を収載。

改訂 脳からわかる発達障害
多様な脳・多様な発達・多様な学び
発達障害の子どもたちの「なんでできないの?」を理解するためのガイドブック。専門職、学生、保護者など、発達障害にかかわるすべての人が最新の知見を学ぶのに最適な一冊。医学、心理学、教育学など、多領域にまたがる研究を踏まえ、知識をどう支援に活かすか解説する。