月刊薬事 2025年7月増刊号(Vol.67 No.10)
ハイリスク薬のリスクマネジメント インシデント・医療事故を防ぐための管理と記録
●重大インシデントを未然に防ぐ、現場ですぐに役立つ実践マニュアル!
インシデントや医療事故を防止し、安全な薬物療法を支援することは、薬剤師の基本的な業務です。特に、ハイリスク薬については、薬剤師による積極的な管理と他職種への情報提供が非常に重要です。
本増刊号では、インシデントや医療事故を防ぐための薬剤管理の基本、注意が必要な局面でのハイリスク薬の管理方法、そして他職種への情報提供や記録のポイントについて紹介します。
臨床栄養 147巻6号
これからの精神科栄養
これからの精神科栄養
●精神疾患と栄養に関する研究が進み,精神科領域でも栄養や食事への関心が高まっています.
●一定のスキルを持つ管理栄養士・栄養士を対象に,精神科認定栄養士制度が創設され,専門性を活かした支援が広がっています.
●本特集では,精神栄養学の最新情報をはじめ,急性期病院,精神科病院,社会復帰支援など多様な現場での栄養支援を紹介します.
月刊薬事 2025年10月臨時増刊号(Vol.67 No.14)
緩和ケア薬ケースファイル がん・非がん患者の症状緩和と薬剤選択の勘所
●各論×症例解説で患者背景に合わせた処方提案ができる!
緩和医療において、薬剤師はオピオイドの使用による効果と副作用のバランス調整や、患者一人ひとりの背景にあわせた薬剤選択など、専門的な判断が求められます。
本臨時増刊号では、緩和ケアが必要ながん患者、および非がん患者における各症状の原因や、患者背景を考慮した症状緩和のための治療方針、薬剤の使い方、モニタリングのポイントなどを解説します。
臨床栄養 147巻4号
臨時増刊号
重症心身障害児者・医療的ケア児者の食と栄養ケア実践ガイド
重症心身障害児者・医療的ケア児者の食と栄養ケア実践ガイド
重症心身障害児者・医療的ケア児者への栄養ケアアプローチを網羅的に解説
―多職種連携で実現する最適な栄養サポート
●栄養管理は重症心身障害児者の全身管理に重要であり,栄養管理方法や栄養剤の発展,各種疾患ガイドラインの充実にともない,重症心身障害児者・医療的ケア児者の栄養管理・ケアに関する研究・実践はさらに進んでいる.
●本書では基礎的なアセスメント方法から,経腸栄養の実際,合併症への対応,NST活動まで多職種の視点で解説し,事例から学ぶ特別な状態における栄養管理や,最新のトピックスも併せて網羅的に取り上げている.
Nutrition Care(ニュートリションケア)2025年10月号
2025年10月号
特集:実践! コンビニ食を活用した栄養食事指導
特集:実践! コンビニ食を活用した栄養食事指導 患者を支える栄養の「知識」と「技術」を追究する
臨床における栄養療法の試行錯誤を取り上げ、その試みを共有し、蓄積できる専門誌です。臨床栄養学だけにとどまらず、栄養管理の実践的な知識と技術を提供します。
あらゆる栄養療法を駆使し、患者にアプローチし続ける管理栄養士・栄養士を応援します。
臨床栄養 145巻3号
リハビリテーション・栄養・口腔の三位一体の取り組み
リハビリテーション・栄養・口腔の三位一体の取り組み
●国の政策方針である「骨太の方針2023」でリハビリテーション・栄養・口腔の三位一体の取り組みへの重点化が明確にされ,2024年度の診療・介護報酬改定では三位一体の取り組みに新しく点数が付与されました.
●リハビリテーションおよび栄養管理,口腔管理はいずれも高齢者や病者,機能障害者において欠かせないパーツであるものの,これまでは各アセスメントとケアが個別に実施されていましたが,それぞれの取り組みをより効果的に実施するためには,リハビリテーション,栄養,口腔の各分野の連携し,ADLや栄養状態,口腔・嚥下状態を多面的に評価し,専門家間での情報共有とケアの連携を行うことがより重要になります.
●本特集では近年注目されている,リハビリテーション・栄養・口腔の三位一体の取り組みについて,最新の情報およびエビデンスを踏まえ,この領域の第一人者にご解説いただきます.
月刊薬事 2025年4月臨時増刊号(Vol.67 No.6)
抗がん薬治療のrecipe(処方) レジメン+支持療法薬のクイックガイド
●業務ごとの注意点一覧付きレジメンチャートがすぐに使える!
●各がん種の治療をアルゴリズムで解説!
●合併症・併存疾患発症時の対応法を症例解説で学べる!
がん薬物療法は、手術、放射線療法と並ぶ、がんの3大治療の一つとなっています。抗がん薬は、既存抗がん薬の適応症拡大だけでなく、新規抗がん薬の発売など、新たな治療選択肢が増えているようでも、実際には、臨床現場で使用頻度の高いレジメンは、以前よりある抗がん薬がメインであることが珍しくありません。
本臨時増刊号では、実績のあるレジメンを安全に、より効果的にがん患者に提供できるよう、がん患者を担当したらこれだけは押さえておきたい各がん種のがん薬物療法の初回治療~進行・再発治療を軸に、レジメンだけでなく、抱き合わせとなる前治療薬や解毒薬、支持療法薬など、がん患者に処方される薬剤全般の使いどころについて、ポイントを絞って解説します。
「臨床栄養」別冊 食品成分表まるわかり活用ガイド 基礎知識から栄養計算まで
Q&Aでまるわかり!食品成分表がもっとわかる,もっと好きになるガイド
●長年にわたり「日本食品標準成分表」の編纂に携わってきた著者が,食品成分表の基本から,あまり知られていない背景情報までをQ&A形式で丁寧にガイド.
●数字の裏側に隠された考え方や,収載項目の意味づけ,収載食品の情報などを読み解くことで,成分表への理解が深まり,食品や栄養の見方や成分表の活用の仕方が変わっていきます.成分表との新しいつきあい方を提案する一冊です.
臨床栄養 144巻2号
神経難病の栄養療法UPDATE
神経難病の栄養療法UPDATE
●神経難病,とくに神経変性疾患における栄養障害と栄養療法への関心が急速に高まっています.筋萎縮性側索硬化症(ALS)やパーキンソン病などは各疾患に特有の栄養障害があり,栄養療法が重要だという認識が高まってきたのはここ10数年ほどです.
●神経変性疾患の多くは進行性であり,経過中に食べる楽しみが奪われ,患者は体重減少や栄養不良を経験します.また,誤嚥性肺炎も生命にかかわる大きな問題です.これらの問題に対して,医療者は常にエビデンスのある有効な対策を模索していかねばなりません.
●本特集では,「神経難病の栄養療法UPDATE」と題して,神経難病における栄養障害と栄養療法の意義のほか,ALS,パーキンソン病,多系統萎縮症などの栄養療法に関する知見と今後の展望,食支援の実際などについて各領域のエキスパートの執筆陣が詳しく解説しています.
臨床栄養 146巻6号
臨時増刊号
がんの栄養治療・栄養指導 いま改めて考え,拓く
がんの栄養治療・栄養指導 いま改めて考え,拓く
がんの栄養介入は栄養療法から栄養“治療”へ.
積極的栄養介入のための,進歩するがん治療の栄養治療を学ぶ.
●近年大きく進展したがん治療では,治療開始と同時に栄養介入も進める“攻め”の栄養療法(=栄養治療)が求められている.
●本書では,治療成績をさらに向上させるための栄養治療とそのための栄養指導について解説.前半でがん治療全般に求められる栄養に関するテーマを取り上げ,後半でがん治療領域ごとやがん種別での栄養治療の実際を解説した.
臨床栄養 144巻3号
フレイル最新動向2024 ―多彩に広がるアプローチに学ぶ
フレイル最新動向2024 ―多彩に広がるアプローチに学ぶ
●フレイルは,2014年に日本老年医学会から提唱された概念です.加齢や慢性疾患,老年症候群が積み重なることにより脆弱となり,ストレスや疾患により要介護や死亡などに陥りやすい状態である一方,適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像とされます.
●フレイルの要素は,身体的フレイル,精神・心理的フレイル,社会的フレイルが広く知られていますが,オーラルフレイル,ウロフレイル,アイフレイル,スキンフレイルといった概念も近年,提唱されています.フレイルをきたしやすい疾患や老年症候群が個人に同時に複数存在し,互いに悪影響を及ぼし,要介護や死亡のリスクの増加させていることが明らかになってきています.
●本特集では,このように近年広がりをみせているフレイルの多面性に着目し,老年期に起こりやすいさまざまな機能の低下や症状からフレイルをとらえるアプローチについて,各領域の専門家よりご解説をいただきます.
臨床栄養 145巻6号
糖尿病治療・支援の最新情報 ―併存疾患へのアプローチを中心に
糖尿病治療・支援の最新情報 ―併存疾患へのアプローチを中心に
●令和4年国民健康・栄養調査によると,「糖尿病が強く疑われる者」の割合は男性18.1%,女性9.1%であり年齢が高いほど糖尿病有病者の割合が高くなることから,今後,糖尿病有病者は高いレベルで維持されることが予想されます.一方で,治療や支援の進歩を背景に糖尿病有病者の平均死亡時年齢は延伸しています.
●また,糖尿病有病者の主要死因において血管障害の比率は一貫して低下していることから,糖尿病有病者において糖尿病に併存する疾患の治療の重要性が高まっていることがうかがわれます.
●本特集では,はじめに「糖尿病診療ガイドライン2024」における食事療法のポイントや,糖尿病有病者にとくに多い併存疾患である心不全,糖尿病関連腎臓病,がん,肥満症などに焦点を当て,糖尿病に併存するときの治療と栄養支援のポイントについてご解説いただきます.そのほか,行動科学・社会医学的視点を踏まえた支援やケアのポイントと,低栄養を合併する糖尿病や予防のための時間栄養学の視点,能登震災における栄養支援についてご解説いただきます.
臨床栄養 142巻2号
時間栄養学UPDATE―最新研究が明らかにする健康との多彩なかかわり
時間栄養学UPDATE―最新研究が明らかにする健康との多彩なかかわり
時間栄養とは,私たちの体内の時計遺伝子のリズムからできる概日リズム,概日時計を考慮した食事・栄養のことで,クロノニュートリションともいわれる.いつ,何を,どのくらい食べると健康によいか,すなわち,1日のうち実際に食事を摂取するタイミングや1日の食事回数,食事中のたんぱく質,脂質,炭水化物の割合,1日3食の食事の量について考慮して食事をすることで,疾病発症を予防し,健康を維持して健康寿命の延伸をめざすものである.
この分野の研究は近年精力的に進められており,実験動物を用いた時計遺伝子の乱れがどのようなメカニズムでさまざまな病態を引き起こすのかといった研究のほか,ヒトを対象とした疫学研究,介入研究も進んでおり,報告は年々増加している.
今回の特集は「時間栄養学UPDATE―最新研究が明らかにする健康との多彩なかかわり」と題し,総論を田原 優先生,食事摂取と血糖変動について今井佐恵子先生,運動と時間栄養学について畑本陽一先生,睡眠と時間栄養学について志内哲也先生,腸内細菌と時間栄養学について佐々木裕之先生,生活習慣の季節変動で考える時間栄養学について吉村英一先生,と第一線で活躍されている先生方にご執筆をお願いした.疾患と時間栄養学に関しては筆者が執筆した.
本特集が,時間栄養という考え方を知っていただき,自分のリズムを感じながら健康に過ごせる毎日につながることを期待する.(特集にあたって)
臨床栄養 146巻5号
ICU・Post ICU栄養の最前線 ─ひろがる重症患者の栄養管理
ICU・Post ICU栄養の最前線 ─ひろがる重症患者の栄養管理
●重症患者における栄養管理の重要性は,ICU内に留まらず,ICU退室後(Post ICU)まで広がりをみせています.PICSやICUAWといったICUでの治療後に生じる身体的・精神的な合併症への介入と継続的なアプローチの重要性が注目される中,ICU入室中から退室後に至るまで多職種が連携して包括的な栄養管理を実施することで,急性期の生存率向上だけでなく回復期における機能改善や合併症予防にも寄与し,患者のQOL(生活の質)の向上が期待されています.
●本特集では,ICUおよびPost ICU期における最新の栄養管理の動向を整理し,実践的なアプローチについて紹介します.小児重症患者への栄養管理,ICU内でのリハビリテーション栄養の実践,ICU退室後の栄養管理と病棟間連携の重要性など,各領域の専門家による解説を通じて,管理栄養士が果たすべき役割を深く掘り下げていきます.さらに,重症患者の栄養アセスメントのための間接熱量測定など,最新のトピックも取り上げます.
Nutrition Care(ニュートリションケア)2025年11月号
2025年11月号
特集:利用者のための栄養ケア計画書
特集:利用者のための栄養ケア計画書 患者を支える栄養の「知識」と「技術」を追究する
臨床における栄養療法の試行錯誤を取り上げ、その試みを共有し、蓄積できる専門誌です。臨床栄養学だけにとどまらず、栄養管理の実践的な知識と技術を提供します。
あらゆる栄養療法を駆使し、患者にアプローチし続ける管理栄養士・栄養士を応援します。
臨床栄養 147巻5号
味覚障害・味覚異常の最新情報
味覚障害・味覚異常の最新情報
●日本口腔・咽頭科学会の調査によると、味覚障害は60歳以上の高齢者に多く、男女比は2:3. 患者数は過去30年で2倍に増加し、診療体制の整備が急務とされています. QOL低下の観点からも、対応の重要性が高まっています.
●亜鉛補充療法が知られる一方で、効果がないケースも存在. 味覚機能の低下だけでなく、感覚統合や情動の関与による味覚認知機能の歪みが原因となることもあり、フレイルやうつとの関連も指摘されています.
●本特集では、味覚障害の多面性を理解し、患者の「食べる楽しみ」を支えるための栄養指導や食事工夫の実践例を紹介. 栄養士・管理栄養士に向けた、現場で役立つ知識が詰まった一冊です.
Nutrition Care(ニュートリションケア)2025年9月号
2025年9月号
特集:GLIM基準による低栄養診断の実際
特集:GLIM基準による低栄養診断の実際 患者を支える栄養の「知識」と「技術」を追究する
臨床における栄養療法の試行錯誤を取り上げ、その試みを共有し、蓄積できる専門誌です。臨床栄養学だけにとどまらず、栄養管理の実践的な知識と技術を提供します。
あらゆる栄養療法を駆使し、患者にアプローチし続ける管理栄養士・栄養士を応援します。
「臨床栄養」別冊 はじめてとりくむ身体活動支援Ver.2 健康寿命延伸のための栄養と運動
栄養と運動,両面からアプローチ! 管理栄養士が導く,最新の身体活動支援
●管理栄養士が運動の質問を受けたら,どうしたらいいの?―そんな疑問に答える好評書が待望の改訂!
●「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」や最新の疾患ガイドライン等の内容を反映して,栄養指導の現場で「すぐに使える」実践的な知識をまとめました.
●ヨガや筋トレのポーズも多数紹介.仕事の合間のリフレッシュにも.
●「座りすぎ」「座りっぱなし」がもたらす健康リスクとそのエビデンスも詳説.日々の生活習慣を見直すヒントが満載です.
臨床栄養 147巻3号
女性の低体重/低栄養症候群とは何か?
女性の低体重/低栄養症候群とは何か?
●日本の若年女性において,「痩せ」や「細さ」が美の基準とされる傾向が根強く残っている.その一方で,低体重や低栄養に起因する健康問題が顕在化し,将来の骨粗鬆症,サルコペニア,月経異常,不妊など,多岐にわたる影響が指摘され,単なる個人の問題に留まらず,次世代の健康リスクにもつながる社会的課題となっている.
●本特集では,2025年4月に発表された「女性の低体重/低栄養症候群(female underweight/undernutrition syndrome:FUS)」の概念を軸に,糖脂質代謝,骨密度,筋肉量,産婦人科・小児科的視点,さらにはボディイメージの問題など,多様な観点から現状と課題を整理する.学際的な知見の集積を通じて,この問題への理解を深めることが期待される.
Nutrition Care(ニュートリションケア)2025年8月号
2025年8月号
特集:認知症と栄養のカンケイ徹底解説
特集:認知症と栄養のカンケイ徹底解説 患者を支える栄養の「知識」と「技術」を追究する
臨床における栄養療法の試行錯誤を取り上げ、その試みを共有し、蓄積できる専門誌です。臨床栄養学だけにとどまらず、栄養管理の実践的な知識と技術を提供します。
あらゆる栄養療法を駆使し、患者にアプローチし続ける管理栄養士・栄養士を応援します。
