
画像診断 Vol.45 No.8(2025年7月号)
【特集】臨床所見から考える呼吸器画像診断
【特集】臨床所見から考える呼吸器画像診断 呼吸器領域の実際の症例を通して、初学者向けに放射線診断医の診断プロセスを丁寧に解説。画像所見に加えて、どのような臨床情報、検査所見を参考にしながら診断に至るのか,その診断過程を追体験できる実践的な特集!

レジデントのための これだけ心電図
みんながつまずくポイントを「わかりやすさ最優先」で解説
初学者のことを徹底的に考えて作られた入門書。「大事なところだけ」を簡潔にまとめました。短時間で効率的に心電図の読み方を身に付けることができます。
◎細かい理論には深入りしない。
◎緊急な心電図はパターン認識で判別する。
◎病態から心電図を思い浮かべる。
◎心電図と治療をセットで覚える。

ICU実践ハンドブック改訂版
病態ごとの治療・管理の進め方
ICUに必須の知識,重症患者の治療・管理の進め方がわかる定番書.各エキスパートが“実践”重視で解説.コントロール目標値,薬剤投与量など具体的な数値を明記.ガイドラインやエビデンス,臨床経験をもとに役立つ情報を提示

≪こういうことだったのか 3≫
こういうことだったのか!! CHDF
ますます筆が冴え渡る小尾口先生の「こういうことだったのか」シリーズ第3弾。CHFの濾過原理と、CHDの透析
原理をしっかりマスターすればとっつきにくいCHDFも驚くほど簡単に理解できる。

レジデントのための これだけ抗菌薬
研修医に必要な最低限の知識をコンパクトにまとめた入門書
「本当に“これだけ”にしてしまい、すみません」
抗菌薬はもちろん、抗真菌薬、抗ウイルス薬、それらを使いこなすための土台となる感染症診療の基本的な考え方、臨床で出会う主要な微生物のまとめなど、この本一冊でベッドサイドで抱えがちな感染症診療の悩みの大部分を解消できるのではないか、という自負があります。(まえがきより)

異常値の出るメカニズム 第8版
おなじみ『異常メカ』の第8版。検査で得られた情報を適切な診療につなぐ力をつける本
検査値が異常になるメカニズムの理解に焦点をあてた臨床検査の教科書。日常診療で広く使われる検査や、患者に負担の少ない検査から得られる医療情報を資源として病態の実情をとらえ、診療に活かす方策に到達するための知識と考え方を提供する。第8版では全体を再点検し、基本的検査と二次的検査の線引きを排し順序や解説量でメリハリをつけ、ページを増量した。医学生、研修医、臨床検査技師、生涯学習を続ける医療関係職向け。

レジデントのための心エコー教室
大好評レジデントシリーズ最新刊!
セミナー講師としての執筆陣による初学者のための入門書!
◆心エコーの計測法から評価法まで基礎的事項をわかりやすくまとめています。
◆救急外来で遭遇することの多い18の疾患を取り上げ、画像の解釈、病態把握のポイントを解説。
◆Web動画を200本収録。紙面と連動して理解を助けます!

胸壁症候群を「自信をもって」診療できる身体診察とエビデンス
さまざまな出版社でベストセラーをもつ、上田剛士医師による新刊!!
◎カラー図表でエビデンスが「見える」
◎コンパクトな知識で、臨床の悩みを解決
◎「胸壁症候群」は著者のレクチャーの定番テーマ
★本書は、シーニュ既刊本
『高齢者診療で身体診察を強力な武器にするためのエビデンス』
『非器質性・心因性疾患を身体診察で診察するためのエビデンス』
(いずれも上田剛士 編著)に続くシリーズ最新刊となります。

検査値を読むトレーニング
ルーチン検査でここまでわかる
検査値の推移と組み合わせから、「病態を読み解く力」を身につける本。「RCPC」の手法では、病歴や身体所見の情報なしで、検査所見のみから病態を推論する。本書はこれに時間軸と複数検査値の組み合わせを加え、患者の病態を13の基本項目に分け、全39症例の検査値の推移から病態の変化を読み解いていく。「患者の体に何が起こっているのか?」を推論する力を磨きたいすべての医師、臨床検査技師に。

≪レジデントマニュアル≫
血液病レジデントマニュアル 第4版
血液疾患全領域の知識を定期的に更新するために
研修医、内科医、血液専門医を目指す医師に向けて、血液領域の知識を1冊にまとめた定評あるマニュアル、5年ぶり改訂第4版。新規治療薬、診断基準や診療ガイドラインの改訂をふまえ全面的に記載内容を見直した。これまでと変わらず単独執筆によるもの。生成AIの進歩が著しい時代とは言え、今しばらくは本書を上回るマニュアルは出てこないであろう。限られた医療資源を有効活用するために、医療費についても記載。
*「レジデントマニュアル」は株式会社医学書院の登録商標です。

小児感染症のトリセツ 2025 抗菌薬編
あの『小児感染症のトリセツ』が帰ってきた! 前版の構成を一新し『抗菌薬編』と『疾患編』の2部作となってさらにバージョンアップ。
『抗菌薬編』では、小児感染症における問診・診察の方法、微生物検査の使い方や各抗微生物薬別の解説まで、抗菌薬の切り口で小児感染症を理解できる。
「薬剤」から小児感染症を学びたい方はまずはこちら。姉妹本の『疾患編』もあわせて読めばさらに盤石! 圧倒的な情報量と現場で何をすべきかを両立した小児感染症マニュアルの決定版。

急変・蘇生チェックリスト ―エキスパートが実践している秘密のレシピ―
すべてのResuscitationist(蘇生家)に捧げます
心停止,脳梗塞,重症外傷などからの蘇生において,最初の数分から数時間の治療が患者の予後を大きく左右します.そのため一刻一秒を争う蘇生の現場では,明確に「やるべきことのリスト」とその「優先順位」を瞬時に把握する必要があります.本書では,まず “目標”と“公式”が提示され,それぞれの病態における蘇生の概観が理解できます.その次のページは見開きのチェックリストとなっています.このチェックリストは,危機的状況で医療者がすべきことが一目で確認でき,さらに付属のインデックスシールを用いることで,現場での使用感も抜群です.アートな側面もある蘇生医療において,エキスパートが実践する新感覚のマニュアルをぜひご覧ください.

腹膜透析ハンドブック~安全・安心に行うために~
腹膜透析の導入から管理までこの1冊で!透析チームの共通マニュアルとして使える!
腹膜透析治療の基本的な知識から実際の管理方法,合併症への対応まで,経験豊富なエキスパートが具体的に解説!日本の腹膜透析黎明期から患者に寄り添い,常により安全な診療への向上に取り組んできた慈恵医大で実際に使われているメソッドをわかりやすく伝授.医師だけでなく看護師,薬剤師,栄養士,在宅すべてのスタッフに役立つ必携書です.

新 小児薬用量 改訂第10版
3年ごとに改訂される「小児薬用量」の最新版.初版発行から60年を迎える今回の改訂では,白衣に入るポケットサイズ,かつ成人量と小児量を並べてみることができる見開きの構成は引き継ぎつつ,新たに相互作用を追加しました!
薬物間相互作用一覧も掲載し,阻害薬や誘導薬が一目でわかる,より便利なポケットブックになっています.小児医療に携わる医師・薬剤師に,臨床の現場でぜひ活用いただきたい1冊です.

日本語版 サンフォード感染症治療ガイド2024(第54版)
チャレンジングな状況で指針となる1冊!
● ウイルス,細菌,寄生虫,真菌…あらゆる感染症をカバー&さまざまなケースに対応
● すべて最新のエビデンスに基づいた治療推奨
● 重症化リスクをおさえるための知識が身につく
☆2024年版の主な改訂ポイント☆
① 妊娠時リスク&授乳中の抗菌薬使用を徹底改訂
② 小児用量の対象薬剤を大幅拡充&承認薬のほとんどをカバー
③ 腎障害患者のSLED投与量を追加
④ 海外渡航時の米国のワクチン接種推奨を追加
抗菌薬適正使用(Antimicrobial Stewardship)は刊行以来の原則
医学生,研修医,一般臨床医,臨床検査技師,薬剤師をはじめ,医療関係者必携の書

レジデントのための腹部画像教室
腹部CTの見方がわかる! 急性腹症の鑑別診断が身につく!
・研修医1年目の先生方のために、腹部画像診断のエッセンスを一冊にまとめました。腹部CT・エコーの見方を、基礎から無理なく学べる入門書です。
・急性腹症を20のパターンに分け、それぞれの代表的疾患について、「典型的な画像所見」「典型所見がない場合の考え方」「初心者が間違えやすい画像所見」を提示しました。
・663画像を収載。多くの画像を見ることで「目」と「頭」を鍛え、鑑別診断のレパートリーを増やしましょう。

研修医メンタルヘルス解体心書
医師になって最初に学ぶべきは“自衛のスキル”
初期研修・後期研修において,体調の不良やメンタルヘルスの問題にどのように対処していますか? 社会人としてのファーストキャリアである臨床研修は,ファーストアタック(はじめての挫折)やダブルバインド(職場では新人,患者からは信頼される医師)など,未体験の事象に満ちています.また,クラッシャー上司につぶされたり,ブリリアント・ジャークに振り回されたり,個人の努力だけでは克服困難な問題にも直面します.そして,医療の世界を生き抜いてきた強者からのアドバイスは,ときに「生存バイアス」にあふれており事態を悪化させるかもしれません.本書には,これまでの惰性の常識を吹き飛ばし,真に自身を守るコツが満載されています.苦しくなる前に,ぜひ手に取ってみてください.

心電図ハンター 心電図×非循環器医
①胸痛/虚血編
「もっと早く呼びなさい」「これは緊急じゃない」と上級医から言われた事があるアナタへ.非循環器医が判断に迷う心電図の読み方とその後の対応がわかる最強のトリセツ.

食道癌診療ガイドライン 2022年版
5年ぶりの改訂となる今版では、新たに臨床病期別の詳細な治療アルゴリズムを策定し、アルゴリズムの分岐点に関与する重要なCQを追加・更新。また、患者の立場に立った益と害のバランスを重視し、CQ策定段階から患者と24もの協力学会へ意見を求め、多角的な視点から議論を重ねた。その他にもStageIVb食道癌に対する化学療法レジメンの表が追加、最新の食道癌取扱い規約第12版の内容が反映され、ますます使いやすくなった食道癌治療に必携の一冊。

J-IDEO (ジェイ・イデオ) Vol.9 No.4
2025年7月号
【Special Topic】抗菌薬の持続投与を再考する
【Special Topic】抗菌薬の持続投与を再考する Special Topic「抗菌薬の持続投与を再考する」
今号では,抗菌薬の「持続投与」について,薬物動態・薬力学(PK/PD)の視点から松元一明先生にご解説いただきました.持続投与により治療効果向上が見込まれる抗菌薬もあれば,理論上は有効でありながらエビデンスが蓄積されていない抗菌薬もあり,各薬剤について現時点の知見がわかりやすくまとまっています.OPAT(外来静注抗菌薬療法)についても取り上げていただき,今後の実臨床応用を見据えた内容になっています.最新の知見と実践的な示唆が詰まったSpecial Topic,是非ご一読ください.