シャルコーノート -新講釈 火曜講義-
舞台は19世紀末パリ,サルペトリエール病院
神経学の巨人・Charcot(シャルコー)のファンブックが爆誕.火曜講義といえば,“講義するシャルコーと気を失っている女性の絵画”を見たことのある方も多いと思います.即興性が重視されたシャルコーの“火曜講義”では,生き生きとした,かつ生々しいシャルコーの姿を垣間見ることができます.現代の臨床神経学がいかにして成り立ってきたのか,その萌芽について新たな講釈を施し現代に蘇らせます.
本書の楽しみ方は大きく2つあります.1つは,シャルコーの思考回路をたどることで現代の神経疾患診療との共通点・相違点を明確にし,シャルコーの超越的な先見性を体感することです.またこの営為によって,批判にさらされることの多いシャルコーの機能性神経障害・催眠研究の真意をも浮かび上がらせるかもしれません.もう1つは,火曜講義の節々に出現する“現代の見地からみた違和感”に対する,著者の即興的注釈を味わうことです.シャルコーを多角的に論じる一冊.医療者はもちろん, “歴史好き”“パリ好き”など多くの方々が楽しめる内容となっています.
THE 分娩
【生涯使える助産師のための新実践書】
分娩の解剖・生理、正常/異常経過、介助技術、産痛緩和ケア、急変対応、帝王切開術、無痛分娩など全てを網羅。コマ送り写真解説や「アセスメントのPoint」、コラム「先輩助産師からのアドバイス」、事例集で構成し、実践に即した知識・技術・ケアが学べる。
こんなときどうする?実践皮膚科診療マニュアル
症状×疾患から導く“はじめの一手”
診療の「はじめの一手」に迷わない―皮膚科医必携のマニュアル書.「症状編」と「疾患編」の二部構成で,状況に応じて知りたい情報を素早く参照できる.「症状編」ではフローチャートを用いて患者の症状から適切な診断手順を示し,「疾患編」では各疾患への初期対応・治療について体系的かつ具体的に解説.若手医師はもちろん,皮膚科診療の第一線を担うすべての方におすすめ.
Key所見からよむ肝胆膵脾の画像診断 胆膵脾編
本書は,若手医師が実臨床での画像読影において役立てられるように,Keyとなる特徴的所見を網羅し,所見から診断にアプローチできるように構成されている。また,消化器内科・外科医師など,画像所見の読み方を学びたいという他科の先生方にも広く利用できる内容となっている。日々の読影の際に,熟練医師が若手の医師に伝える「所見を読む技」を学べる書籍である。
≪関節拘縮シリーズ≫
股関節拘縮の評価と運動療法
「拘縮」を深く理解し、臨床の実践で追求していくと、疼痛とのかかわりが診られるようになり、多くの病態を理解できるようになります。
この林典雄先生の言葉は、運動器疾患を診る上であまりに重要な意味を持っているんです!
股関節疾患を良くするためには、硬くなっている組織を見つけて、それを改善していかなければいけません。
なぜなら、関節拘縮が股関節疾患の基盤となっているからです。
評価をしっかりとして硬くなっている組織を見つけなければ、いくら動きにくい方向にストレッチしても動くようにはなりません。
しかし、評価をしていないと言うと、よく言われることがあります。
「評価ぐらいしていますよ。毎回、角度や痛みのでる動作を確認して、動作分析もしています。」と。
確かに、評価はしているかもしれません。
しかし、その評価は関節可動域を測ったり、筋力を確認したり、痛みの出る動きを確認する程度にとどまっています。
それも確かに大切です。
しかし、医療機関に来る股関節疾患の患者は主に痛みがあるために来院します。
そのため、痛みの原因となっている組織を特定して、なぜその組織が痛みを出してしまっているのかを評価しないといけないのです。
動きにくい方向に関節可動域練習やストレッチを、筋力が低下している筋の筋トレを行っていればいいというわけではないのです。
まずは原因となっている組織を特定しなければいけません。
そのためには、機能解剖、バイオメカニクスなどの基礎知識をもとに、疼痛、拘縮、異常歩行など様々な評価をもとに解釈しなければなりません。
その中でも、拘縮は他に及ぼす影響か大きい為、「関節拘縮の評価と治療」は特に重要といっても過言ではありません。「関節拘縮の評価と治療」を行うためには、解剖学と運動学を熟知すると共に、正確な触診技術や関節操作が必要です。
だからそれをしっかり学ぶ必要があります。
股関節のことをしっかり学びたい・・・
拘縮を改善して痛みを改善したい・・・と思った、 あなたに、
ぜひ『股関節拘縮の評価と運動療法』を読んで頂きたいです!!
ユマニチュード入門
「この本には常識しか書かれていません。しかし、常識を徹底させると革命になります。」――認知症ケアの新しい技法として注目を集める「ユマニチュード」。攻撃的になったり、徘徊するお年寄りを“こちらの世界”に戻す様子を指して「魔法のような」とも称されます。しかし、これは伝達可能な《技術》です。「見る」「話す」「触れる」「立つ」という看護の基本中の基本をただ徹底させるだけですが、そこには精神論でもマニュアルでもないコツがあるのです。開発者と日本の臨床家たちが協力してつくり上げた決定版入門書!
看護師国試2026 必修問題完全予想550問
国試合格のカギとなる必修問題について、最新の出題基準に沿った予想問題を分野別にまとめて掲載。
国試合格に必要な知識が身につけられるよう、問題の解説とその周辺知識を、図表をふんだんに使って解説。
別冊付録として模試を5セット付き。
・最新の出題基準の小項目の全範囲を網羅しており、知識の確認に最適
・“必修問題対策のポイント”で傾向と対策を確認できる
・550問すべて予想問題なので、過去問と重複せずに実力がつけられる
・必修模試50問×5セットは、使いやすい別冊付録
・必修模試の解答・解説も、図表を多用して充実
この本の使い方[1]…必修予想問題300問を解く
必修問題出題基準の全小項目を網羅しています。
まずこの300問を解いて解説を読むことで、国試合格に必要な知識を身につけます。
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この本の使い方[2]…別冊付録 必修模試にチャレンジ!
必修模試50問×5セットを、解答用紙を使って試験本番のつもりで解いて、
必修模試解答・解説で答え合わせをしましょう。
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この本の使い方[3]…繰り返し解いて知識を確実に!
使い方[1]、[2]で間違ってしまった問題など、苦手なところは繰り返し解いて、
解説をじっくり読んで知識を確実にしましょう。
関節外科 基礎と臨床 Vol.44 No.12
2025年12月号
【特集】整形外科医の関節リウマチ診療
【特集】整形外科医の関節リウマチ診療
超音波でわかる運動器疾患
診断のテクニック
超音波は器械の進歩により,その解像度は以前に比してはるかに鮮明になり“骨”, “筋”, “靱帯”, “血管(ドプラー使用)”という運動器分野の特徴が十二分に理解できるようになってきている。解像度がアップしたことで読影法も平易になり,超音波本来の利点であった“被爆ゼロ”, “外来の場で即座に診断できる簡便さ”, “ハンディータイプの利用によりスポーツ現場に持ち込める手軽さ”がさらなる特徴となり,現在その注目度は上昇し,かつ広く活用されるようになってきた。
本書は,実際に超音波検査を行うためのマニュアルとなるように構成されている。上肢:肩関節,肘関節,手関節,手指,下肢:股関節・大腿,膝関節,下腿・足関節の7章から成り,各章は4方向からのアプローチ(掌側走査,背側走査,橈側走査,尺側走査)で構成されている。各アプローチは“検査体位(肢位)”, “検査手順”に分かれ,検査手順では「どの部位をどのように描出するか」がStep 1,Step 2〜の順で解説されている。また,見たい部位を的確にとらえるにはプローブの扱い方が最大のポイントになるので,超音波画像には常に“プローブの動き”が明記されている。さらに“Q&A形式”による整形外科疾患の診断法,プラス情報として“超音波検査に役立つ実際の解剖写真”も掲載されている。
局所皮弁 第3巻
下肢・足
大好評「局所皮弁シリーズ」最後の3冊目。この部位における再建で、局所皮弁だけに着目して基本をまとめた本はこれまで見当たらない。血行から採取できる皮弁を分類し、部位別に解説した。このシリーズの特徴通り、手技は写真と絵のコマ送りで説明している。
局所皮弁 第2巻
上肢・手指
局所皮弁シリーズ創刊。本巻では、上肢・手指の治療法をまずすべて挙げ、局所皮弁に限って、その手技を写真と絵のコマ送りで説明した。
臨床外科 Vol.80 No.13
2025年 12月号
特集 Advanced LECSを安全に導入するためのバイブル〔特別付録Web動画付き〕
特集 Advanced LECSを安全に導入するためのバイブル〔特別付録Web動画付き〕 一般外科・消化器外科を中心とした外科総合誌。手術で本当に役立つ臨床解剖の知識や達人の手術テクニックを、大きい判型とカラー写真でのビジュアルな誌面で解説。術中・術後のトラブル対処法、集学的治療・周術期管理法の最新情報など、臨床に根ざした“外科医が最も知りたいこと”に迫る。手技を中心にweb動画も好評配信中。 2026年より全面リニューアルし、隔月刊化と同時に1冊のページ数を大幅にボリュームアップ。さらに充実した特集と連載をお届けします。 (ISSN 0386-9857)
2025年:月刊、増刊号を含む年13冊 2026年:隔月刊(偶数月)、年6冊
≪ニュースタンダード整形外科の臨床 1≫
整形外科の病態と診察・診断
整形外科の実臨床に真に役立つテキストシリーズ.本巻では,整形外科の病態と診察法・診断法について各分野のエキスパートが執筆.
第1章では骨・関節・靱帯・関節包・筋肉・末梢神経の病態生理と治癒機転を,第2章では体表解剖で痛みやしびれのある部位から想定される病態を,第3章では診察法を動画などを交えて解説.第4章では整形外科で代表的な障害・疾患と重要な周辺領域を含めて構成.臨床に役立つ動画多数.
≪赤ちゃんを守る医療者の専門誌 with NEO2024年秋季増刊≫
新生児の呼吸管理 超ビジュアルガイド
【複雑な新生児の呼吸管理がパッと見てわかる】新生児の呼吸の適応生理から、注意すべき呼吸器疾患、人工呼吸器の換気モード、トラブル時の対応まで、新生児の呼吸に関する必須知識を豊富なイラストを用いて徹底解説。初学者にはもちろん、ベテラン看護師・医師にとっても知識のアップデートに使える1冊!
看護管理 Vol.35 No.8
2025年 08月号
特集 看護管理者のためのEBP入門 質改善の組織文化を加速させるリーダーシップ
特集 看護管理者のためのEBP入門 質改善の組織文化を加速させるリーダーシップ 社会の変化を的確にとらえながら、看護管理者として直面するさまざまな問題について解決策を探る月刊誌。看護師長を中心に主任から看護部長まで幅広い読者層に役立つ情報をお届けします。 (ISSN 0917-1355)
月刊、年12冊
非器質性・心因性疾患を身体診察で診断するためのエビデンス
●意識障害、筋力低下、めまい、腹痛などの症状に応対した時に、身体診察で非器質性・心因性疾患を診断できるようになるためのエビデンスを解説しています。
●総合内科医、一般内科医はもちろん、眼科・整形外科医、精神科・心療内科医まで、すべての医師の臨床に直結する内容です。
●オールカラーページ。グラフや表が活用され、特に表はエビデンスの質に応じた色付けがされており、エビデンスが「見える」ようになっています。
間質性肺炎合併肺癌に関するステートメント2025 改訂第2版
日本呼吸器学会 腫瘍学術部会・びまん性肺疾患学術部会の編集による,わが国における間質性肺炎合併肺癌の診療と現状の課題を整理した臨床に役立つ手引書の改訂版.今改訂では,薬物療法や放射線治療に加えて外科治療についての項目を追加したほか,免疫チェックポイント阻害薬をはじめとして最新の重要エビデンスを反映しつつ,これまでにわかっていること・今後明らかにすべきポイントを整理し,現状における診療のステートメントへとアップデート.間質性肺炎合併肺癌診療に携わる医師には押さえておきたい一冊.
ひとりでこなす 外科系外来処置ガイド
日常で多々起きる小さな怪我や事故。専門外の患者が来ても困らないよう,外来で行う最低限の怪我の処置法・治療法を,豊富なカラーイラストと写真を用いて具体的に解説。また,処置後の具体的な処方例や,さらに,救急を要するときの最低限すべきこと,他科(専門医)へのコンサルトのタイミングなどもわかりやすく解説。
当直のときや,たまたま自分しか診療する人がいないときに,外科医だけでなく内科医,当直医,開業医の方々にも役立つ一冊。
G-CSF適正使用ガイドライン 2022年10月改訂 第2版
Web版としては4年ぶり、書籍としては7年ぶりの全面改訂となる第2版は、Minds 2014および2017に準拠して作成された。世界の多くのガイドラインで科学的根拠に乏しい「FN発症率20%」のカットオフを前提に推奨が決められてきた歴史があるが、今回議論を重ね「FN発症率20%」の前提を捨て、個々のQuestionに対して科学的にエビデンスを評価した。エビデンスに乏しく明確な推奨ができないがん種やレジメンにおいても、それぞれの状況でリスクとベネフィットのバランスを評価する際の参考になるように作成した。目の前の患者さんに最適な医療を行うためにご活用いただきたい。
人体のメカニズムから学ぶ
放射線治療学
専門科目「放射線治療技術学」および「放射線腫瘍学」の講義はもちろん,臨床で放射線治療に携わるスタッフ必携のテキスト。
1章では腫瘍について,2章では放射線治療学を理解するうえで必要な放射線生物学・放射線物理学などの基礎を踏まえて各照射技術を解説。3章では部位別に解剖生理,疾患別の放射線治療,技術的解説,看護(一部リハも含む)について解説したほか,小児,良性疾患,緩和についても項目を設けた。
多数の症例画像とともに,照射技術(どう照射するか)だけでなく,各部位別・腫瘍ごとの特徴とそれに適した放射線治療(なぜその治療法なのか)を学び,実際の治療にスムーズに活かせるような構成となっている。
