経腸栄養剤の選択とその根拠
・患者さんの病態・経過に合った栄養剤の選択をいかに適切に行うか。15の病態別に根拠に基づく経腸栄養剤の選択を詳解。さらに経腸栄養の代表的なトラブル8つについて原因・対処法を解説。
・巻末には18社148製品の標準組成表を医薬品・濃厚流動食・半固形状流動食の3つのカテゴリー別に収録。<序にかえて>より
数年前から,「胃瘻を造設すると安らかに死ねない」「胃瘻は悪」といった風潮が出現してきた。栄養管理の経路として絶対的に胃瘻が適応であるにもかかわらず経鼻胃管を選択する,あるいは,CVポートで静脈栄養を行うといったことも散見されるようになってきたのである。(中略)この傾向は,栄養管理の本質を著しく見誤った由々しき事態である。(中略)現在のPEG,胃瘻をめぐる間違った流れに対しては,真に栄養管理の重要性,意義についての正しい理解を普及させるしかない。
このように思い極めて,このたび本書の編纂にあたらせていただいた。本書は好評をいただいた拙著「経腸栄養剤の種類と選択」(2005年初版,2009年改訂)を土台としながら,最新のエビデンスに基づく病態ごとの経腸栄養剤の選択の実際についてまとめられたものである。執筆陣はわが国屈指の臨床栄養の第一人者の先生方であり,最新の理論的根拠を示しながら,現場目線による,栄養療法・管理の実際とそのフィロソフィーをも綴っていただいた渾身の1冊である。(後略)
読者のみなさまにはぜひとも,本書から「経腸栄養剤の選択の科学」だけでなく,「栄養療法の根源的な使命・意義」を読み取って,日々の臨床に生かしていただきたい。(井上 善文)
血管超音波テキスト 第2版
●急速な発展を遂げる血管超音波検査のノウハウ,検査の進め方,判読法などをまとめた,日本超音波検査学会監修の好評テキスト改訂版!
●改訂では,各種ガイドラインや診断基準など,更新情報を盛り込んで全体をアップデート.腎動脈やバスキュラーアクセス,経頭蓋超音波などの新項目も収載し,臨床的に必要な血管エコー検査を網羅.
●豊富な写真や見やすいシェーマ,カラードプラ画像などを駆使した理解しやすい内容.周辺知識や走査のコツ,注意すべき点などは,ひとくちメモ,ワンポイントアドバイスとして掲載.
産婦人科内視鏡手術ガイドライン 2024年版
5年ぶりの改訂となる今版はMinds 2020に準拠、14のBQ、40のCQ、7つのコラムとともに、新設のFRQ(future researchが推奨される臨床疑問)2つが収載される。保険収載あるいは先進医療の術式を原則としながら、国外で施行され質の高いエビデンスが得られた術式についても紹介。
「帝王切開瘢痕症」「遺伝的素因を有する卵巣がん未発症者」「再発婦人科がん」「組織切除回収法」などに関するCQが追加された必読の一冊。
心原性ショック 最強の教科書
心原性ショックを循環器医と集中治療医双方の視点から解説し,最新で最良かつ最適な知識をキャッチアップ。心原性ショックの定義や指標を明瞭に整理し、全身の状態がどう変わっていくのかを網羅的に展開。心電図診断や胸部X線写真から心拍出量計まで、新旧の評価方法を凝集。循環器の治療についてだけでなく、心肺蘇生から、呼吸、脳保護、腎臓、感染、血液、腸管理に至るまで、全身管理の方法を詳解。ICU acquired weakness、ACPや緩和など、ショックチーム形成にかかわるトピックも網羅。最終章「症例検討」では、基本の考え方で読み解けない部分をエキスパートはどう考えるかを解説し、より深い理解の定着を促すアドバンスな内容も盛り込んだ。日本を代表するエキスパートたちが送る、最新にして唯一無二の決定版。
EP大学 心電図検定対策問題集
ついに出た! EP大学が贈る心電図検定対策問題集! 厳選120問で合格を勝ち取ろう!
ついに出た! EP大学が贈る心電図検定対策問題集!心電図マイスター・不整脈専門医を中心に作成し、監修はマイスターチャンネルでおなじみの新井陸先生。珠玉の120問を解いて、合格を勝ち取ろう!
レジデントノート増刊 Vol.22 No.5
【特集】改訂版 糖尿病薬・インスリン治療 基本と使い分けUpdate
【特集】改訂版 糖尿病薬・インスリン治療 基本と使い分けUpdate
大好評号を全面改訂し,欧米と国内の最新ガイドラインに対応!新たに登場した薬剤やインスリンデバイスも加えた,糖尿病治療薬の特徴と使い方を基本から詳しく理解できる!初学者にも初版を読んだ方にも注目の一冊!
頭痛の診療ガイドライン2021 ダイジェスト版
頭痛に携わる医療者必携の診療指針、最新のエビデンスをもとに大幅改訂!
頭痛診療のバイブル『慢性頭痛の診療ガイドライン2013』が8年ぶりの改訂。二次性頭痛についてのCQが加わり、頭痛に携わる医療者のニーズにさらに幅広く対応。
エキスパートナース Vol.41 No.14
2025年11月臨時増刊号
入退院支援&社会資源の最新ポイント
退院後の生活を支える25の制度・サービスに関する解説つき!
・病院での治療から在宅療養までを、切れ目のないものとするために
・院内の多職種や地域の医療従事者と連携していくために
→病棟の看護師が知っておきたい入退院支援&社会資源の最新知識を徹底解説!
PART1 最新の動向&入退院支援の流れをつかもう
PART2 社会資源の制度・サービスについておさえよう
PART3 入退院支援を行うにあたっておさえたい患者対応の要点
入退院支援&社会資源の最新ポイント
退院後の生活を支える25の制度・サービスに関する解説つき!
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PART1 最新の動向&入退院支援の流れをつかもう
PART2 社会資源の制度・サービスについておさえよう
PART3 入退院支援を行うにあたっておさえたい患者対応の要点
基礎医学統計学 改訂第7版
数学的な証明を大胆に省き、例題を解きながら統計手法を学ぶことで、実践的な能力を身につけられるロングセラー教科書の改訂第7版。医学統計で用いられるほとんどの手法をカバー。今改訂では、導入として「統計学を学ぶために」の章を新設したほか、キャラクターを活用しより親しみやすい紙面構成に刷新。むずかしいと思われがちな統計学を、苦手意識を持つことなく学習できる。これから統計を学ぶ学生必読の一冊。
内科当直 意識障害診療指南
医師を長時間労働から解放し、患者に最良の医療として還元すべく始まる全科当直・内科当直。そのために、意識障害に特化した当直マニュアルを作成しました。今は違う科にいる医師にもわかりやすいように、また、過去の学習を思い出してもらえるように疾患名、鑑別、検査、治療案の提示などを記しています。ただ、専門科でなければ太刀打ちできない場面も実際には多々あるので、そこは「専門医コールポイント」として明示しています。必要なときは専門医を頼って限界を表明できる体制こそ、患者の安全につながる真の働き方改革をもたらします。
序文
長時間労働が美徳とされるこの国にも、働き方改革の波が訪れた。医師に関しては導入が先延ばしにされたことで、医師の労働問題の複雑さが逆に際立ってしまった。1週間のうちのどこかで療養型病院など寝当直の日を設けて睡眠不足を補う、それ以外は多忙な当直に明け暮れる、という医局員の派遣プランは、別に声高に語るまでもないごく普通の勤務体制であった。表向きの当直日数が週1回程度と少ない病院では、「担当医制度」が取られ、当直医ではなく担当医が24時間365日呼び出しに応じる生活があった。もちろんこうした呼び出しは任意であり、時間外手当はない。
もっと古い話だと、かつて総合病院の隣には雀荘やバーがあり、医師たちは当直以外の夜間・休日でも任意で集まり、ついでに病院内の回診をしたり呼び出しに応じていた。もちろんただ集まって遊んでいるだけであり給料は出ない。大先輩方から逸話として聴取した。滅私奉公の美しさの片鱗がないとは言えないこのような逸話も、やがて失われていくだろう。これらを過去の話として語る一方で、執筆現在においても、たった数年前には希望にあふれていた者が、燃え尽き症候群によって最前線を辞退していく現状がある。
世間への医療情報の提供は、とかく病院受診を促す方向で行われてきた。結果、国民医療費は44兆円、経済活動としての医療は右肩上がりの成長を続けている。経済的に著しい成長分野でありながら、末端の担い手・医師は相応の増員をしておらず、対価としての給与が年々上がっている事実もない。
働き方改革によって何か変わるのか。労働基準法の8時間に限定してしまうと多くの病院で医師の数は充分ではない。一人一人が膨大な数の患者さんを交代で担当し、雀荘やバーでのようなつながりもないならば症例のちょっとした相談をすることもできない。逆に医師を適正な数に増やせたとして、経営者は対価を払えない。この国の病院の数と医師の数のバランスは、総合病院や大学病院での無償の奉仕を前提として成り立ってきた。
医療はこれまで、専門性を高めることで進歩し、科の垣根は高く積み上がるばかりであった。今後、医師の育成段階から、科や地域の分配を行う、専門に偏らず幅広い知識を持つ総合内科の医師を増やす、など改革が行われていく。この先はきっと今より明るい。ただ、それらの抜本的な対策が奏効するのはまだ先のことだ。救援人員が現場に届けられないまま、いきなり始まる働き方改革に伴い、医師一人あたりの当直回数を減らす方法が模索されている。なんとか工夫を凝らした方法のうちの一つとして、全科当直や内科合同当直が挙げられる。
慢性的な医師不足にある総合病院で行われてきたこれらの当直体制が、専門分化した病院でも行われる。全科当直は小児科、外科、産婦人科、内科、精神科、いずれの科の医師でも、病院の標榜科すべての夜間・休日診療を病棟・外来で行う体制のことである。内科合同当直とは血液内科、脳神経内科、内分泌科などの各内科系の専門科の垣根を超えて夜間・休日診療を病棟・外来で行う体制のことである。全科や内科合同の組み合わせはそれぞれの病院で異なるが、これまで以上に、医師一人一人に総合内科的な知識と、各々の科のコモンディジーズに関する知識のアップデートが求められている。
いまこそ、それぞれの科が、夜間当直で出合う頻度の高い疾患や、緊急性が高くその場で処置や検査を進めていくべき疾患の知識を出し合う時である。リウマチ科からの生物学的製剤の注意点解説や、血液・腫瘍内科からの抗癌剤TIPSなど、全科当直にあたって知りたいものだ。さしあたって神経内科専門医の私からは「意識障害診療のまとめ」を提出する。夜間・休日の意識障害診療で、脳神経内科医以外の医師も時間外診療で慌てず落ち着いて全力を発揮できるよう、意識障害におけるコモンを要約した。
Heart View Vol.30 No.4
2026年4月号
【特集】Physical Examination~診療上達のための必須知識~
【特集】Physical Examination~診療上達のための必須知識~
褥瘡・創傷・スキンケア
WOCナースの知恵袋
●病院や施設あるいは在宅では、環境や物品、風土の違いなどから、マニュアルどおりのケアを提供することが難しいことが少なくありません。
●本書は、豊富な知識と経験をもつ認定看護師が、現場で使えるワザ、ケアのポイントを、写真を多用して、具体的にわかりやすく解説しました。
ここに気をつける!誘発電位ナビ
はじめの一歩から臨床と研究のヒントまで
誘発電位検査はどのように解釈するか,どのように使うかがわかりにくい.本書は基本をわかりやすく記述しているだけではなく,著者の長年の経験を基にこれからの臨床での検査や研究のヒントまで書かれており,中身の濃い一冊となっている.随所にちりばめられたミニコラムも必見.
臨床泌尿器科 Vol.79 No.3
2025年 03月号
特集 シン・泌尿器科当直医マニュアル 〈入院編〉
特集 シン・泌尿器科当直医マニュアル 〈入院編〉 泌尿器科診療にすぐに使えるヒントを集めた「特集」、話題のテーマを掘り下げる「綜説」、そして、全国から寄せられた投稿論文を厳選して紹介する。春に発行する書籍規模の増刊号は、「外来」「処方」「検査」「手術」などを網羅的に解説しており、好評を博している。 (ISSN 0385-2393)
月刊、増刊号を含む年13冊
小児神経の画像診断 改訂第2版
―脳脊髄から頭頸部・骨軟部まで―
発生・病理から先天代謝・腫瘍、脊髄・頭頸部・骨軟部の疾患まで日常診療に役立つ様々な疾患を・豊富な画像とあわせて丁寧に解説.
改訂版では疾患概念の変化・遺伝子バリアントの関わりなど新しい知見を取り入れた.
小児神経領域の画像診断に必携の1冊.
腎臓内科診療の掟
研修医・若手専門医が真っ先におさえておくべき診断・治療・患者管理に重要な「掟」をマスター!
実際の診療を行うにあたって,教科書とレジデント用マニュアルからステップアップするために知っておくべきことを各疾患のエキスパートがわかりやすく解説!
Commonな50の疾患・病態について診療の基本,最新のエビデンス,実際の症例で「掟」がどう役立つか学べる,研修医・若手専門医のための必読書.
診療の柱となる5つの「掟」をおさえておけば日々の臨床に自信が持てる!
ベーチェット病診療ガイドライン2020
ベーチェット病は,全身に多様な症状が出現する難治性炎症性疾患で,特異的な検査所見がないために診断に苦慮することも少なくありません.本書では多臓器にわたる症状を横断的に理解できるよう,治療に限らず症状や所見に関するアルゴリズム・CQを豊富に収録し,ベーチェット病の多彩な症状・所見・治療すべてを網羅.ベーチェット病専門外の一般医にも使いやすい1冊です.
ERで闘うための手技
好評書『ERで闘うためのクスリの使い方』に続く「手技」編.基本から応用まで,救急科専門医取得に必要となる50の手技をピックアップ.日々,現場で修羅場をくぐる名人たちが,実体験を踏まえて分かりやすく解説する. CareNeTV(株式会社ケアネット)にて,本書掲載の一部手技を動画で解説する新番組「ERで闘うための手技」をタイアップ配信!
NICU 100のコツ
新生児医療にかかわるすべての人へ。コツとピットフォールが満載の”超”実践的テキスト
NICUにおける新生児の適切な治療やケア,そして更なる予後改善のために役立つ超実践的ハンドブックが登場.厳選した100のコツやピットフォールについて,オリジナルの図版を豊富に盛り込み,都度エビデンスを紹介しながら各分野のエキスパートが考え方や工夫を明解に示す.新生児医療にかかわる中で,現状に満足せず,日々少しでも診療のクオリティを向上させたいと願うすべての医療スタッフに満足いただける内容だ.
ねころんで読める病院・高齢者施設の環境整備
【科学的根拠×実践が融合した清掃・環境整備】
環境整備に関する知識や技術は、日々の臨床現場では見過ごされがち。本書では科学的な根拠に基づきつつも、使いやすさ、継続可能性、マンパワーや時間などの現実的な要素も含めた「明日からすぐ使える知識」が満載。巻末には医療・介護施設向け清掃チェックリスト集付き!
