理学療法35巻5号
2018年5月号
摂食嚥下障害に対する理学療法アプローチ
摂食嚥下障害に対する理学療法アプローチ
基礎と臨床をつなぐ
物理薬剤学・製剤学
物理薬剤学・製剤学は,安定的に薬の効果を発揮させるために重要な学問である.薬剤で使用されている材料の性質を理解することで,適切な保存方法や使用方法を裏打ちし,将来,臨床現場で調剤を行う際の礎としても力を発揮するものとなる.また,基礎薬学的な知識が臨床現場でどのように役に立つのかを“clinical”という形で記しており,基礎と臨床を結び付けやすく構成している.また,これまで紙面だけでは表現しきれなかった測定機器や製剤機器については,動画を使用して解説したおすすめの一冊である.
周産期医学49巻6号
2019年6月号
【特集】周産期感染制御の最新情報
【特集】周産期感染制御の最新情報
臨床画像 Vol.40 No.13
2024年4月増刊号
【特集】絶対苦手分野にしない 悪性リンパ腫の画像診断
【特集】絶対苦手分野にしない 悪性リンパ腫の画像診断
誰も教えてくれなかった胸部画像の見かた・考えかた
見えかたのメカニズムから理解する目からウロコの胸部画像診断の入門書がついに登場! 胸部X線写真は、その仕組み、陰影の写り方、見方がわかれば、たった1枚の画像からより多くの情報を取り出すことができる。本書では、「疾患ありきではなく、どうしてその陰影・線が見えるのか?」「反対にどうして見えないのか?」などから紐解き解説。医学生、研修医をはじめ、すべての臨床医必読書。読影に役立つポケットシート付き。
≪Crosslink basic リハビリテーションテキスト≫
人間発達学
理学療法士(PT),作業療法士(OT),言語聴覚士(ST)の養成校の専門基礎科目に対応したテキストシリーズ。
学習内容と国家試験を結びつける[学習の要点],実習や臨床現場にリンクする[臨床に役立つアドバイス]など,「なぜそれを勉強するのか」「将来にどのようにつながるのか」をイメージしやすい知識を補足し,用語解説なども適宜追加。項目末の[まとめ]では,学習の理解度を確認するために簡単な問題を掲載。噛み砕いた表現と多数の図表で,評価・治療方法について視覚的にも理解しやすい紙面に加え,各見出しごとの[POINT]で,どこに重点を置いて学習すべきかが一目でわかる構成となっている。
本巻では,胎児期から成人・老年まで,人間の生涯における心身の正常発達(変化)について幅広い観点から解説し,運動や遊び,ADLの発達といったPT・OT向けの内容に加えて,言語,嚥下の発達などST向けの内容も網羅。
リハビリテーションを学ぶ学生がさまざまな知識と臨床とのつながりをイメージしやすく,また最新の研究知見に基づいた記載も充実しておりハイレベルな内容まで学べるテキスト。
経鼻内視鏡検査のためのアトラス
鼻,咽・喉頭,食道の病変で困ったら
経鼻内視鏡検査で遭遇する,鼻腔?咽頭?喉頭?食道における病変の所見判読のポイントをわかりやすく解説.経鼻内視鏡発祥の地である島根大学消化器内科・耳鼻咽喉科により,貴重な症例を厳選しアトラスとして提供.正常例や解剖など,経鼻内視鏡検査に欠かせない知識も網羅.これから経鼻内視鏡を始める医師に必携の書とした.
あらゆる診療科で役立つアトピー性皮膚炎アトラス
典型疹から間違えやすい皮疹まで243点の症例写真で「これってアトピー?」に答える!
アトピー性皮膚炎に典型的な皮疹のほか,アトピー性皮膚炎と間違えやすい皮疹,合併しやすい皮膚疾患など243点の症例写真を掲載!アトピーの多彩な皮疹の特徴がわかり,日常診療でよくみる皮疹の鑑別にも役立つ!
一歩進んだ
腹部エコーの使い方
エコーが役立つとき・役立たないとき
いまや臨床医にとって必須のスキルとなった腹部エコーだが,再現性に乏しく苦手意識をもつ医師は多い.そこで本書は,診断を下すときにエコーが役に立つ状況,あるいは逆に役立たない状況をとりあげ,臨床医のニーズに応える内容とした.さらに,意外と知らない知識,見落としがちな所見を紹介し,エコーの思わぬ落とし穴についても解説を加え,“一歩進んだ”エコーの知識を存分に披露した内容となっている.
この1冊で極める腹痛の診断学
腹痛への苦手意識を減らすためのガイドブック
いろいろと多くの鑑別疾患をあげながらも最終的に確定診断がつかず,謎に包まれたままになることも多い「腹痛」について,診療の基本から,リスキーなものからコモンなものまで含めた鑑別疾患,病歴からのアプローチ法,身体所見からのアプローチ法,検査の組み立てと評価,ケーススタディと,腹痛の診断に至るまでの考え方や知識をすみずみまで解説.腹痛への苦手意識を減らすためのガイドブック.
いちばんやさしい 痛みの治療がわかる本
腰痛・膝痛・首痛・頭痛・・・
あらゆる痛みに対応する治療の考え方を学ぼう!
「はじめてのトリガーポイント鍼治療」でおなじみの伊藤和憲氏による、治療家のための「痛み治療」の書籍がついに完成!
痛みとは何か、急性痛と慢性痛の違いなど今さら聞けない基礎情報から、痛みに対して有効な治療メカニズムまでしっかり学ぶことができる。
2章では、痛みに対する問診・所見・検査を通して、原因と治療方針を導き出す7Stepの手順を紹介。これまで臨床経験からしか学ぶことができないとされてきた流れを、最新エビデンスを元にマニュアル化している。痛み患者と日々対峙している治療家はもちろん、痛みの治療が苦手な方は初学者でも診察・治療に役立てられる、痛み治療の必読書。
糖尿病プラクティス 39巻2号
糖尿病性腎臓病:守りから攻めへ-ネフロン回復への号砲が鳴る-
糖尿病性腎臓病:守りから攻めへ-ネフロン回復への号砲が鳴る-
糖尿病臨床の領域において,もとより腎障害は究極のテーマであるが,最近の新たな治療手法の開発によって格別に関心の高い領域になっているといって間違いないであろう.ことにSGLT2 阻害薬やミネラルコルチコイド受容体拮抗薬に関する近年の臨床研究の成果は,まさに新時代への時を告げたともいえ,Nrf2 活性化薬の開発とも相俟って,治療スキームの急転回への号砲が鳴っているともいえるであろう.
今回の企画は,このような状況下で,糖尿病における腎障害というすこぶる重要な命題に対して,いずれも各分野に造詣の深い先生方に執筆をお願いした.一読してご理解いただけるように,各論文とも,基礎的な概念から実際の治療の方策に至るまで,広く,かつ掘り下げて論述されており,味読すべき内容となっている.
まず冒頭では,伊藤麻里江先生と南学正臣先生に,糖尿病性腎臓病において酸化ストレスが作用する機序を皮切りに,Nrf2 活性化薬について,その基礎から臨床までを詳細に論考していただいた.次いで,福田顕弘先生と柴田洋孝先生に,ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬について,糸球体の血行動態の変化を含め,豊富なデータを展開していただき,また,久米真司先生には尿細管再吸収の観点から,SGLT2 阻害薬のさまざまなエビデンスについて,具体的な情報を手際よくおまとめいただいている.
後半では,内田啓子先生に,腎性貧血の病態と治療について,日本腎臓学会のHIF-PH 阻害薬の適正使用に関するrecommendation もふまえてわかりやすく情報発信していただき,辻本吉広先生と繪本正憲先生には,深化を続ける腎代替療法について,その現在地とチーム医療の到達点を幅広にご解説いただいた.最後に本田佳子先生には,糖尿病性腎症の栄養食事療法について,微量アルブミン尿期から保存期,腎不全期を俯瞰するかたちで,最新の知見に立脚した治療プラニングを明瞭にご提示いただいている.
さらに,今回の企画を担当した編者の一人である植木は,糖尿病に関するわが国の代表的な臨床研究の一つであるJ-DOIT3 からみたわが国の糖尿病性腎臓病の重症化予防について,特集冒頭の“特別寄稿”で論じている.
本特集の執筆陣は,深い見識と専門性を有する方々であり,それぞれに糖尿病における腎障害の側面に光を当てていただいている.ご執筆の先生方のご尽力を多とするとともに,格好の話題を提供する今回の解説群によって,読者諸賢の本領域への理解がさらに深まり,得られたものを臨床の現場にフィードバックしていただければ,編者としてこのうえない喜びである.〔(扉)特集にあたって 植木浩二郎,野田光彦〕
Dr.大津の誰でもわかる医療用麻薬
選べる・使える・説明できる
医療者、患者双方にまだ誤解の多い医療用麻薬。「患者は医療用麻薬の服用にあたりどういった心配をするのか」「その際に、どのように患者に説明すればよいのか」「果たしてどの薬剤がいいのか」など、緩和医療・ケアにかかわる医師や医療スタッフが臨床上直面する問題に対し、Q&A方式で平易に回答し、さらには具体的な指示例、処方例に至るまで紹介することで、明日からの正しい医療用麻薬治療へとつなげられる。
整形外科 SURGICAL TECHNIQUE(サージカルテクニック) 2016年3号
2016年3号
特集: 膝関節周囲の骨折 脛骨近位部骨折の手術治療
特集: 膝関節周囲の骨折 脛骨近位部骨折の手術治療 整形外科領域の「手術」を徹底して取り上げる専門誌『整形外科サージカルテクニック』
教科書には載っていない手術のコツ、ピットフォール、リカバリー法が満載。各手術のエキスパートの技と知恵を凝縮した「手術が見える・わかる専門誌」です。
本誌で取り上げた手術動画を専用WEBページでチェックでき、誌面と動画でしっかり確認できます。
精神医学 Vol.67 No.6
2025年 06月号
特集 時代とともに変わる精神疾患 その変化の本質を理解する
特集 時代とともに変わる精神疾患 その変化の本質を理解する 精神医学領域のさまざまなテーマを毎号特集形式で取り上げ、第一線の執筆陣による解説をお届けする。5月号は増大号として領域横断的なテーマや、1つのテーマを幅広い視点から掘り下げる充実の内容。日々の臨床から生まれた「研究と報告」「短報」など原著論文も掲載している。 (ISSN 0488-1281)
月刊、増大号を含む年12冊
心エコー 2023年1月号
心エコー計測を極める~精度と再現性を高める技術と工夫とは?
心エコー計測を極める~精度と再現性を高める技術と工夫とは?
特集は「心エコー計測を極める~精度と再現性を高める技術と工夫とは?」.心エコー計測の精度はなぜ重要なのか?精度を高めるための準備とは?/大動脈弁輪径と大動脈径の計測/左室容積と左室駆出率の計測/左房容積の計測/パルスドプラ法による心拍出量とQp/Qsの計測/推定収縮期肺動脈圧の計測と右房圧の推定/PISA法による僧帽弁逆流の重症度評価/右室面積変化率とTAPSEの計測/心エコー計測精度と再現性の管理 などを取り上げる.
子宮体癌取扱い規約 病理編 第5版
WHO組織分類(2020年)に基づき病理学的な取扱いを一新。これまでの組織学的予後因子に加えて分子遺伝学的予後因子が登場し、治療効果判定(ホルモン療法)、リンパ節転移の扱いや術中迅速組織診断についても適宜アップデートされた。巻末には精選された110枚の組織図譜や、付録として免疫組織化学に用いる抗体/マーカーの一覧表が収載されている。
画像診断 Vol.38 No.10(2018年9月号)
【特集】肝の画像診断update
【特集】肝の画像診断update 本特集では、知っておきたい肝臓の発生学や解剖学的変異、新しい疾患概念やその他「肝画像診断」に関する最新のトピックをカバーし、肝臓画像診断に関する知識のブラッシュアップに役立つ特集!実臨床で役立つ一歩踏み込んだ知識や診断の秘訣も紹介!
改定 DEDSIGN-R2020 コンセンサス・ドキュメント
日本褥瘡学会による、新しくなった褥瘡状態評価スケールDESIGN-R®の付け方・使い方ガイド。
■2大変更点
1.深さ(D)の項目に「DTI(深部損傷褥瘡)疑い」が追加
2.炎症・感染(I)の項目に「臨界的定着疑い」が追加
より精度が向上したアセスメント方法を、具体的な写真をもとに展開。DTI(deep tissue injury)と臨界的定着(critical colonization)を、どう見て、どう採点するかをくわしく解説しました。
レジデントのための画像診断の鉄則
「CT、MRI、超音波…モダリティの使い分けはどうする?」、「押さえておくべき胸部CTのサインは?」といった画像診断のギモンに答える1冊がついに登場! 著者がこれまで研修医や医学生との読影カンファレンスで語ってきた画像診断のコツやピットフォールを、最低限押さえておくべき“鉄則”としてまとめて披露する。好評発売中の『医学生・研修医のための画像診断リファレンス』と合わせて読みたい1冊!
