
硬膜外無痛分娩 第4版
安全に行うために
お産の痛みを和らげてほしいという女性の欲求に応えたい,満足なお産を安全に実現させたいと願う麻酔科医と産科医とでまとめた「硬膜外無痛分娩」の実践書です.より効果的で安全なお産を行うために必要な無痛分娩の流れとそのポイント,トラブルが起きた際の対処法などを多くの写真や図を使い,目の前で実践しているかのように学べる1冊となっています.麻酔の母乳への影響や助産師が分娩介助を行う際の関わり方についても,さらにくわしく解説しています.

新版 乳幼児健診ハンドブック
成育基本法から健診の実際まで
乳幼児健診にあたっての心構えから診察の手順,見落としがちな症状,発達の診かた,母親の心の問題や事後フォロー,さらには,近年増加している児童虐待をめぐる問題まで,著者の豊富な経験をもとに詳細に解説.小児科医や保健師,栄養士,計画と設計を行う行政担当を含め,健診に携わるすべての人の必携の一冊である.新版では,成育基本法の成立をふまえた視点から大幅に手直しした.

小児科 Vol.62 No.10
2021年9月臨時増刊号
子どものコモンな微徴候・微症状
子どものコモンな微徴候・微症状
毎年役に立つテーマでお届けしている臨時増刊号、本年は「子どものコモンな微徴候・微症状」です。日々の診察で目にしたり、育児相談や乳幼児健診の際に保護者から相談されたりする微徴候・微症状と向き合えるのは、小児科医の醍醐味といえましょう。そんな「ちょっとした」事柄を56項目ピックアップし、それぞれの専門家に解説していただいたことで、本号は知識を更新し日々活用できる座右の書となりました。是非ご一読ください。

精神医学 Vol.67 No.2
2025年 02月号
特集 若者の自殺対策 精神保健の専門家としてリスクをどう捉えて対応するか
特集 若者の自殺対策 精神保健の専門家としてリスクをどう捉えて対応するか 精神医学領域のさまざまなテーマを毎号特集形式で取り上げ、第一線の執筆陣による解説をお届けする。5月号は増大号として領域横断的なテーマや、1つのテーマを幅広い視点から掘り下げる充実の内容。日々の臨床から生まれた「研究と報告」「短報」など原著論文も掲載している。 (ISSN 0488-1281)
月刊、増大号を含む年12冊

小児科 Vol.63 No.10
2022年10月号
小児科医に求められるスポーツ医学の知識
小児科医に求められるスポーツ医学の知識
実際に初期対応をすることのある筋挫傷や肘内障などの外傷、熱中症への対応のほか、部活動での新型コロナ対策、アレルギー・循環器疾患・糖尿病をもつ子どものスポーツ参加、小児科医が処方する可能性がある薬とドーピングの関わりなど「子どもとスポーツ」の知識を幅広くまとめました。特集のほか、乳児の突然死や炎症性腸疾患合併妊娠などの話題も掲載しています。

インソールマニュアル 第2版
姿勢と歩行を快適にする運動連鎖アプローチ
歩行・姿勢への運動連鎖アプローチを詳述
インソール(足底板)の評価・処方の決定版!
近年、インソール(足底板、足底挿板)は、足の操作を通じて、ヒトの動作を効率的に遂行できる「動的な姿勢制御」を行うツールとして注目されている。
なかでも、熱可塑性インソールは、局所加圧や全体加圧によって軟部組織の除圧や微調整が可能であり、誰でも簡単に、対象者にとって理想的な足構造を複製できる。
また、インソールを使用することで得られる足の安定性や機能向上は、運動連鎖によって、足関節から、膝関節や股関節、そして体幹の機能維持にもつながる。そのため、関節等の隣接する部位の連動した動きから捉える“運動連鎖アプローチ”は、インソールの評価・処方に欠くことができない視点である。
この“運動連鎖アプローチ”の考え方、その理論のすべてを詳述し、個別性の高い、より適切なインソールの作製方法について、わかりやすく丁寧に記した実用書。
本邦初のインソール作製マニュアルが待望の改訂。

心室頻拍のすべて
“心室頻拍”に焦点を当て、その機序から、病理学的所見、マッピングに役立つ画像診断、薬物治療、デバイス治療、進歩の著しいカテーテルアブレーション治療まで、診療のすべてを網羅した決定版。様々な頻拍の発生部位や背景疾患ごとに診療の考え方・ポイントを解説。症例も多数収載されており、多様な起源をもつ心室頻拍の実践的な診療が学べる。不整脈医、循環器医必携の一冊。

消化性潰瘍診療ガイドライン2020 改訂第3版
日本消化器病学会編集による診療ガイドライン。Mindsの作成マニュアルに準拠し、臨床上の疑問をCQ(clinical question)、BQ(background question)、FRQ(future research question)に分けて記載。消化性潰瘍の疫学、出血性胃潰瘍/出血性十二指腸潰瘍/薬物性潰瘍/非H.pylori・非NSAIDs潰瘍/残胃潰瘍の治療や予防、H.pylori除菌治療、非除菌治療、外科的治療、穿孔・狭窄に対する内科的(保存的)治療等について、エビデンスに基づき現時点の標準的な指針を示す。

精神疾患にかかわる人が最初に読む本
精神医学の必要最小限の知識を、イラストを用いながら、ひとめでわかるように解説した精神医学の入門書。
いろんな人とうまくかかわることが出来るようになるための精神症状と疾患がわかるようになる1冊。

Medical Technology 51巻7号
検査データと血液像から疾患を推測する
検査データと血液像から疾患を推測する
●血液検査は,血球数算定や血栓・止血検査などの機械化された検査と,顕微鏡を使った形態学的検査といった用手法検査とに大きく分かれますが,中規模以上の病院では現在は業務が細分化され,自動分析機と用手法を同時に担当し検査することは困難です.
●そのため,自動分析機が異常値を示した場合,血液疾患を見逃さないようすぐに血液形態を確認するためには,臨床検査技師間で連携し知識を共有する必要がありますし,同様に血液形態検査から「これは……」と思う細胞に遭遇した場合も,自動分析機での検査データを確認することにより,診断に直結するような情報が得られることが多々あります.検査データと血液形態は車の両輪のような関係であり,どちらか一方の知識があるだけでは正確な情報を臨床側へ提供できません.
●本特集は,「検査データと血液像から疾患を推測する」と題して,代表的な疾患から少々難しい疾患までを取りそろえ,検査データと細胞写真を提示し,そこから考えられる疾患を推測するクイズ形式の内容です.解答編では,検査データと細胞写真の着眼点を説明し,各疾患についてもていねいに解説しています.

Medical Technology 50巻7号
血液検査がわかる20の疑問
血液検査がわかる20の疑問
血液検査に関する素朴な疑問やお悩みについて,誌面上でわかりやすく解説!
現場から寄せられたさまざまな質問の中から,血液検査をより深く理解できる「20の疑問」としてピックアップ.「検体採取編」「血球検査編」「形態検査編」「血栓・止血関連検査編」に分けて答えていきます.(編集部)

緩和ケア Vol.32 増刊
2022年6月増刊号
【特集】すっきりしない症状 まれな症状の緩和ケアーどこまでやったら合格か?
【特集】すっきりしない症状 まれな症状の緩和ケアーどこまでやったら合格か?
痛みや呼吸困難,悪心のような代表的な症状には,教科書に詳細な記述があり、ガイドラインがあり,出版されているマニュアルにもとりあげられておおむね 行うべき治療が決まっている。しかし,しゃっくりがとまらない,耳がつまった感じがする、頭頸部がんやがん性髄膜炎のすっきりしない痛みや不快感,全身がかゆくてしかたない…などのガイドラインなど、はっきりした記述のない症状,遭遇する頻度は比較的少ないが難渋することが多い症状について,「どこまでやっていれば合格か」を専門家の立場から明らかにする。ひいては、すっきりしないつらい症状に対する理解を深める一助となり,患者さんのQOLの維持・向上につながることを願う。

新版 橈骨遠位端骨折
進歩と治療法の選択 The Cutting Edge
前版刊行から十余年の間に様々な新知見、治療機材の進歩と革新、さらには診療ガイドラインの発刊があった。これらを踏まえ、前版のエッセンスを引き継ぎつつ新たに企画・人選し、装いも新たとした。
進歩と治療法の選択に特化し、保存療法・手術療法はもとより小児・変形治癒・骨粗鬆症例への対応、リハビリテーション、合併症対策、治療成績評価等内容は多岐にわたる。橈骨遠位端骨折治療の新スタンダード、手外科専門医座右の書。

整形外科診療のためのガイドライン活用術
体幹・上肢・下肢の外傷・障害,骨粗鬆症,関節リウマチ,軟部腫瘍など,整形外科で扱う領域を幅広くカバーし,標準治療を行うためのガイドライン活用法を各領域の第一人者が指南.
国内のガイドラインが策定されていない領域は海外のガイドラインや臨床研究などを踏まえ,最新のコンセンサスを解説.
保存療法・手術療法を交えて典型例,難治例で紹介するとともに,患者説明のポイントも提示,整形外科医必携のガイド.

ヒアルロン酸注入治療 安全マニュアル
必須の知識と事故対策
ヒアルロン酸注入治療に関する医学情報が増え,合併症への考え方なども初版の6年前から大きく変化した。改訂第2版では筆者にわが国を代表する専門医が多数加わった!

研修医必携
エビデンス身体診察
これさえ押さえれば大丈夫
画像診断などの発達がめざましい今日でも,上手な身体診察は非常に有用であることは言うまでもない.本書は,各診察法について感度・特異度・尤度比などのevidenceを可能な限り提示し,有用な診察法を研修医にとって必要最小限の範囲に絞り込んで編集.各章の冒頭には身体診察のチェックリストを掲げ,本文で詳しい解説を施している.根拠に基づいた身体所見のとりかたをわかりやすくまとめた,日常診療に役立つミニマムエッセンシャル.

ゼロから始めて一冊でわかる!
みんなのEBMと臨床研究
新『人を対象とする医学系研究に関する倫理指針』に対応した、EBM・臨床研究の新しい入門書。長年診療に携わってきた著者が、“臨床医の視点”からEBMの基本を実践的かつやさしく解説。EBMの考え方と臨床研究の基礎的事項から論文発表までをこの一冊でマスターできる。これから臨床研究を学ぶ医師・臨床研究スタッフ必読の一冊!

理学療法41巻9号
2024年9月号
エビデンスも活用した下肢運動器疾患患者に対する理学療法ケーススタディ
エビデンスも活用した下肢運動器疾患患者に対する理学療法ケーススタディ 安全で効果的な理学療法を実践していくためには、
「①理学療法士の臨床能力」、「②施設の設備や環境」に,「③質の高い臨床研究の検証結果であるエビデンス」“も”加えて基本的な方針を立案し、「④対象者の意向や価値観」との折り合いを取りながら臨床的な方針を判断していくという根拠に基づく実践(evidence-based practice:EBP)の概念と手法を展開していくことが重要となります。
2020年の理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則の改正により、実習生が診療チームの一員として加わり、臨床実習指導者の指導・監督の下で「診療参加型臨床実習」を行うというスタイルの推奨・導入が始まっています。これにより、改正前のように同じ対象者を同じ実習生がサポートを続け全体像を捉えるという経験、つまり理学療法を展開する思考過程を学ぶ機会が少なくなり、他職種とのカンファレンスなどにおける対象者を中心としたゴール設定に難渋する若手理学療法士も多いのではないかと感じます。
そこで本特集では、上記の「診療参加型臨床実習」で不足しがちな視点を学ぶ機会を提供するという観点も含めて、症例の状況を総合的に勘案した上でのEBPの具体的な進め方についてケーススタディを通して学ぶ機会を提供することを目的として解説していただきます。
また、対象者が享受できる期間に関する制限(期間制限)と、理学療法士が提供できる週あたりの単位に関する制限(単位制限)についても触れ、上記の「ステップ1からステップ5まで」のEBPのプロセスに基づいて述べていただきます。

理学療法41巻6号
2024年6月号
疾患別・病期別の心臓リハビリテーションにおける理学療法の進め方
疾患別・病期別の心臓リハビリテーションにおける理学療法の進め方 心臓リハビリテーション(以下,心リハ)の効果として、施行後の身体機能や最高酸素摂取量の改善が、その後の生命予後、生活の質の向上、そして再入院抑制などに寄与することが報告されています。
心リハにおける理学療法士の役割として、疾患特性に応じた評価、運動療法の組み立て、リスク管理、患者教育、生活指導が重要となります。また、対象者に対するシームレスなサポートという観点から、150日間の保険期間である急性期・回復期以降の維持期までを視野に入れた継続的な取り組みが重要となることが指摘されています。
そこで本特集は,心リハにおける疾患別・病期別の理学療法の実際について理解を深めていただくことを目的としました。

≪オペナーシング2022年秋季増刊≫
心臓血管外科手術実践マニュアル
【心臓血管外科手術をまるっとやさしく解説!】
MICS・TAVIなど、新しい手術も含む全18術式を解説。基本知識・流れ・オペナースの動きが写真とイラストでやさしくわかる!ほかにも手術の理解に役立つ解剖イラスト、実践に活かせる便利な略語一覧、補助手段の仕組みや麻酔の影響まで網羅した、活用度100%の1冊。